2 / 2
第一章 二式艦上戦闘機『風翔』
第二話 配属先は...
しおりを挟む
1942年4月3日空母鳳炎
「海軍航空隊戦闘一〇八一番機 岩本徹三まいりました!」
「同じく二番機 鴛淵孝」
「全員そろったな。君たち、幕末諸隊を招集したのはほかでもない。われら鳳炎は、急遽マジュロ沖に急行することになった。そのため、ミッドウェーに参加する君たちは、装甲空母 鳳水にいってくれ。詳しいことは、鳳水航空隊戦闘四七〇の隊長の坂井に尋ねろ!以上解散!」
「せっかく、鳳炎に配属が決まったのに」
岩本が残念そうに呟く。
「まぁまぁ。ミッドウェーのときだけだし」
鴛淵が慰めるように言い返す。
「そういえば、鳳水といえば白虎隊!坂井が隊長だっけな?」
「そうですよ」
「敵機三時の方向!」
四番機から、無線音が響く。そして、四番機が火を噴く。
「P-38か」
「戦闘一〇八戦闘態勢!戦闘はじめ!」
ダダダダ!
「くそ!当たらない」
鴛淵が珍しく苛立つ。
「操縦ってものはよ、こうするんだよ!!」
こうして、岩本がとんでもない操縦をする。
ヒューン!
「上へあがった?岩本さん、何をするつもりだ?」
「上からの、攻撃に耐えれるか?」
「まさか!」
ヒューン
岩本機が急降下し、その真下に飛んでいた、ペロハチを撃墜する。
「なんとかなったな」
状況は、一段落する。
ちなみに、四番機搭乗員は、たまたま近くに来ていた、駆逐艦『晴風』に救助された。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー「どうだ?四番機に乗っていたやつは、生きてたか?」
「晴風に救助された模様で、只今、本土から、風翔で帰還するとのことです」
「よかった」
「岩本」
岩本に一つの声が聞こえた。
「坂井!」
「話は聞いている。頼んだぞ」
「任しとけ」
「海軍航空隊戦闘一〇八一番機 岩本徹三まいりました!」
「同じく二番機 鴛淵孝」
「全員そろったな。君たち、幕末諸隊を招集したのはほかでもない。われら鳳炎は、急遽マジュロ沖に急行することになった。そのため、ミッドウェーに参加する君たちは、装甲空母 鳳水にいってくれ。詳しいことは、鳳水航空隊戦闘四七〇の隊長の坂井に尋ねろ!以上解散!」
「せっかく、鳳炎に配属が決まったのに」
岩本が残念そうに呟く。
「まぁまぁ。ミッドウェーのときだけだし」
鴛淵が慰めるように言い返す。
「そういえば、鳳水といえば白虎隊!坂井が隊長だっけな?」
「そうですよ」
「敵機三時の方向!」
四番機から、無線音が響く。そして、四番機が火を噴く。
「P-38か」
「戦闘一〇八戦闘態勢!戦闘はじめ!」
ダダダダ!
「くそ!当たらない」
鴛淵が珍しく苛立つ。
「操縦ってものはよ、こうするんだよ!!」
こうして、岩本がとんでもない操縦をする。
ヒューン!
「上へあがった?岩本さん、何をするつもりだ?」
「上からの、攻撃に耐えれるか?」
「まさか!」
ヒューン
岩本機が急降下し、その真下に飛んでいた、ペロハチを撃墜する。
「なんとかなったな」
状況は、一段落する。
ちなみに、四番機搭乗員は、たまたま近くに来ていた、駆逐艦『晴風』に救助された。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー「どうだ?四番機に乗っていたやつは、生きてたか?」
「晴風に救助された模様で、只今、本土から、風翔で帰還するとのことです」
「よかった」
「岩本」
岩本に一つの声が聞こえた。
「坂井!」
「話は聞いている。頼んだぞ」
「任しとけ」
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
1
この作品の感想を投稿する
1 / 4
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる