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青い空の中を、車は走る。
道路も白線も、それどころか地面もない広大な空中は寒々しかったが、車内はポカポカと心地よい温かさだった。気分は春のドライブだ。
俺は気の赴くままにハンドルを動かす。雲海の向こうに浮かぶ雲の塊を発見して、そこへ向かう。道がないので、行きたい場所へは一直線だ。あっという間に辿り着くと、雲に沿って大きくカーブしてみる。
俺はすっかり楽しくなって、鼻歌を唄っていた。こりゃあいい。ここには物陰からフラーッと現れる人や自転車なんかいない。一方通行の標識やら停止線やらに煩わされる事もない。それどころか、100キロだそうが140キロ出そうがお咎め無しだ。
なんて自由なんだ!
「トマレ!トマレ!」
解放感に浸ってドライブしている俺の耳に、声が届いた。ギィギィと甲高く不快な声は窓のすぐ外からで、思わずギョッとする。
「ソコノクルマ!」「トマリナサイ!」「ソクドイハン!」「トリシマル!」「メンキョハクダツダ!」
それは無数のキラーバットだった。車の周りを団子のように一塊になって付き纏い、口々に鳴きわめく。俺は振り切ろうと慌ててアクセルを踏むが、キラーバット達も負けじとついてきた。
後ろを気にしすぎていた俺が前を向くと、驚くことにさっきまで無かった信号機がポツンと浮かんでいるではないか。
雲と太陽、そして青空しかなかった場所に、突然現れた信号機。遥か下からずっーと伸びていて、根本が全く見えない。
信号は赤だ。
「やっべ!」
勢いよくブレーキを踏みつける。何処でどうなっているのか、キキーーーッとタイヤが大きな音を立てた。
「あーっ、ダメダメ。ダメですよ。常識の範囲でって言ったでしょー」
突然、ハンドル横のナビから人の声がした。聞き覚えのあるおっさんの声だ。
「うわっ!?何だあんたは!」
「ルールの守れない人は免停ですよー。と言うわけで、あなたのスキルは直ちに取り消しましょう」
「ちょ、ちょっ、ちょっと!」
「メンテイダ!」「ザマーミロ!」「キケンウンテンハンタイ!」「イハンシャハシケイダ!」「オリロ!オリロ!」
キラーバット達から恨みと嘲笑のこもった野次が飛ぶ。浮かれたドライブから一転、俺は深い絶望に落とされた。免停くらった……そんな嘘だ…せっかく車買ったのに、これからどうすんだよ!?
ガクンッ、と俺の乗ってる車が大きく傾いた。
あ、落ちる。
そう理解したのと、重力が一気に消え去るのとが同時だった。恐怖の悲鳴を上げる。キラーバット達のギィギィという喚き声がそれを掻き消していった。
ーーー
ガバッと飛び起きると、そこは狭い軽の中だった。
冷や汗が未だに吹き出している。窓の外は空中などではなく、ラスタさんの家のある通りだ。昨日と同じ街の風景だった。
「………夢だ」
良かった。本当に。
シートを倒しても、軽の中は寝床にするには窮屈だ。早くベッドで寝たいな……そんな日が無事にくるかも分からないのが辛いとこだ。
ノソノソと起き上がり、ガソリンメーターをチェック。半分ほどしか回復していない。いつまでも続く昼日中に、慣れない車中泊を何日もしているのだ。充分に休めていない。
昨日は帰ってきてから、MPがすっからかんになるまで代行モード運転を試していた。2人曰く代行モード中は俺の姿も車も何処にもなく、生気のないキラーバットがちょこんと佇んでいるらしい。俺からはモード中の自分の様子が分からないので何とも実感しようがない。
生気があろうと無かろうと、空中を降りる手段は手に入った。問題は燃費だ。
試しにラスタさんの知っている町の名前をナビに設定してみた。ドルトナという街が、ここから一番近い人里らしかった。
代行車体が必要です。
代行操縦運転モードより、車体を選択してください。
そう表示が出て、例の魔物リスト画面に変わる。唯一選べるキラーバットを選択すると、ついにナビが地上までのルートを示した。
「おー、ほぼ一直線で………所要時間12時間47分!?」
代行より燃費の良いステルスモードですら、6時間しか保たないのに。MPスッカスカにしても無理じゃねーか!
いや、待てよ。
いくら天空に浮いているとはいえ、空から地上までそんなにかかるとは思えない。
そうだ、あくまでこのドルトナという町に到着するのにおよそ13時間掛かるという意味のはず。キラーバット状態で地上に降りたらモードを解除して、通常の軽で走れば不可能でない…のか?地上にさえ降りれれば、休息を取るなりしてMPを回復しながら進めばいいのか。時間はかかっても、MP切れの心配はなくなる。
あれこれ考え込みながら、画面の中の地図を食い入るように見つめる。危険地帯を意味する赤い色の現在地。そこからまっすぐ南西に伸びるルートのラインが、「ドルトナ市街」という1箇所に繋がっている。
これを見てると、ここからの脱出が「絶対に無理」から「理論的にはできる」になった気がした。とはいえ不安は尽きない。やはり空中でガス欠になってしまうのでは?無事に降り立てたとして、そこも凶暴な魔物の巣窟だったら?道中に休息をうまく取れずMPが枯渇したら?
「……もう少しレベル上げは続けた方がいいかもなぁ」
俺は助手席に転がったナイフに視線を移す。ラスタさんから借りっぱなしのナイフだ。途端に昨日のキラーバットの断末魔が思い出され、身震いした。
そんな昨日の有様で、ラスタさんも流石に協力する気が失せたかもしれない。一応目的は達成したのだし。
そんな風に考えながら、エンジンを切って伸びをする。悪夢のせいで休んだ気がしない。もう一眠りしたいなと思ってると、家からラスタさんが出てきた。
「おはようございます。鍛錬ですか?」
「おはよう。今日からは鍛錬代わりにシマヤと探索しようと思う。レベル上げがまだ必要だろう」
「え?」
鍛錬代わりに探索とは一体ナニ?昨日そんな話あったか?いや。昨日ひたすらキラーバット号で屋根の上を飛んでみせた時、そんな話は出てこなかったはず。「すごいな。もっと高く飛べるのか?」と窓に張り付いて後部座席ではしゃいでたくらいだよな。
「シマヤバットに変身できたし、いよいよ帰るんだろう?長旅になる」
シマヤバットって……そういう魔物がいるみたいになっとる。なんでや。
「レベル上げも兼ねてドロップアイテムや宝箱で物資を整えよう。そのための探索だ。勿論、無理しない程度にな」
休めたか?と聞いてくれるので、俺は正直に首を振った。
「まだ休みきれてないなら、これをつけておけ。遠慮はいらない。起きて調子が良いようだったら、出発しよう」
そうして何時ぞや見た魔力回復の指輪を手渡される。どうもこれ、消費アイテムらしい。
指輪とラスタさんの顔を交互に見やる俺は困惑しつつも、結局その後「お願いします…」と頭を下げた。
「いや。シマヤには無事に地上へ着いてほしいんだ。俺の為にも」
ぽつりと独り言のように呟いて、彼は畑の方へ向かってしまった。
そうだった、彼は訳ありなのだ。しかし、深く聞くような間柄でもないしそっとしておこう。俺は良識のあるファンだ。彼には感謝しないと。
でもやはり、ほんのちょっと……スパルタ気味なんだな。
チラッと頭の隅でそう思いながら、再び車のシートを倒して横になった。
道路も白線も、それどころか地面もない広大な空中は寒々しかったが、車内はポカポカと心地よい温かさだった。気分は春のドライブだ。
俺は気の赴くままにハンドルを動かす。雲海の向こうに浮かぶ雲の塊を発見して、そこへ向かう。道がないので、行きたい場所へは一直線だ。あっという間に辿り着くと、雲に沿って大きくカーブしてみる。
俺はすっかり楽しくなって、鼻歌を唄っていた。こりゃあいい。ここには物陰からフラーッと現れる人や自転車なんかいない。一方通行の標識やら停止線やらに煩わされる事もない。それどころか、100キロだそうが140キロ出そうがお咎め無しだ。
なんて自由なんだ!
「トマレ!トマレ!」
解放感に浸ってドライブしている俺の耳に、声が届いた。ギィギィと甲高く不快な声は窓のすぐ外からで、思わずギョッとする。
「ソコノクルマ!」「トマリナサイ!」「ソクドイハン!」「トリシマル!」「メンキョハクダツダ!」
それは無数のキラーバットだった。車の周りを団子のように一塊になって付き纏い、口々に鳴きわめく。俺は振り切ろうと慌ててアクセルを踏むが、キラーバット達も負けじとついてきた。
後ろを気にしすぎていた俺が前を向くと、驚くことにさっきまで無かった信号機がポツンと浮かんでいるではないか。
雲と太陽、そして青空しかなかった場所に、突然現れた信号機。遥か下からずっーと伸びていて、根本が全く見えない。
信号は赤だ。
「やっべ!」
勢いよくブレーキを踏みつける。何処でどうなっているのか、キキーーーッとタイヤが大きな音を立てた。
「あーっ、ダメダメ。ダメですよ。常識の範囲でって言ったでしょー」
突然、ハンドル横のナビから人の声がした。聞き覚えのあるおっさんの声だ。
「うわっ!?何だあんたは!」
「ルールの守れない人は免停ですよー。と言うわけで、あなたのスキルは直ちに取り消しましょう」
「ちょ、ちょっ、ちょっと!」
「メンテイダ!」「ザマーミロ!」「キケンウンテンハンタイ!」「イハンシャハシケイダ!」「オリロ!オリロ!」
キラーバット達から恨みと嘲笑のこもった野次が飛ぶ。浮かれたドライブから一転、俺は深い絶望に落とされた。免停くらった……そんな嘘だ…せっかく車買ったのに、これからどうすんだよ!?
ガクンッ、と俺の乗ってる車が大きく傾いた。
あ、落ちる。
そう理解したのと、重力が一気に消え去るのとが同時だった。恐怖の悲鳴を上げる。キラーバット達のギィギィという喚き声がそれを掻き消していった。
ーーー
ガバッと飛び起きると、そこは狭い軽の中だった。
冷や汗が未だに吹き出している。窓の外は空中などではなく、ラスタさんの家のある通りだ。昨日と同じ街の風景だった。
「………夢だ」
良かった。本当に。
シートを倒しても、軽の中は寝床にするには窮屈だ。早くベッドで寝たいな……そんな日が無事にくるかも分からないのが辛いとこだ。
ノソノソと起き上がり、ガソリンメーターをチェック。半分ほどしか回復していない。いつまでも続く昼日中に、慣れない車中泊を何日もしているのだ。充分に休めていない。
昨日は帰ってきてから、MPがすっからかんになるまで代行モード運転を試していた。2人曰く代行モード中は俺の姿も車も何処にもなく、生気のないキラーバットがちょこんと佇んでいるらしい。俺からはモード中の自分の様子が分からないので何とも実感しようがない。
生気があろうと無かろうと、空中を降りる手段は手に入った。問題は燃費だ。
試しにラスタさんの知っている町の名前をナビに設定してみた。ドルトナという街が、ここから一番近い人里らしかった。
代行車体が必要です。
代行操縦運転モードより、車体を選択してください。
そう表示が出て、例の魔物リスト画面に変わる。唯一選べるキラーバットを選択すると、ついにナビが地上までのルートを示した。
「おー、ほぼ一直線で………所要時間12時間47分!?」
代行より燃費の良いステルスモードですら、6時間しか保たないのに。MPスッカスカにしても無理じゃねーか!
いや、待てよ。
いくら天空に浮いているとはいえ、空から地上までそんなにかかるとは思えない。
そうだ、あくまでこのドルトナという町に到着するのにおよそ13時間掛かるという意味のはず。キラーバット状態で地上に降りたらモードを解除して、通常の軽で走れば不可能でない…のか?地上にさえ降りれれば、休息を取るなりしてMPを回復しながら進めばいいのか。時間はかかっても、MP切れの心配はなくなる。
あれこれ考え込みながら、画面の中の地図を食い入るように見つめる。危険地帯を意味する赤い色の現在地。そこからまっすぐ南西に伸びるルートのラインが、「ドルトナ市街」という1箇所に繋がっている。
これを見てると、ここからの脱出が「絶対に無理」から「理論的にはできる」になった気がした。とはいえ不安は尽きない。やはり空中でガス欠になってしまうのでは?無事に降り立てたとして、そこも凶暴な魔物の巣窟だったら?道中に休息をうまく取れずMPが枯渇したら?
「……もう少しレベル上げは続けた方がいいかもなぁ」
俺は助手席に転がったナイフに視線を移す。ラスタさんから借りっぱなしのナイフだ。途端に昨日のキラーバットの断末魔が思い出され、身震いした。
そんな昨日の有様で、ラスタさんも流石に協力する気が失せたかもしれない。一応目的は達成したのだし。
そんな風に考えながら、エンジンを切って伸びをする。悪夢のせいで休んだ気がしない。もう一眠りしたいなと思ってると、家からラスタさんが出てきた。
「おはようございます。鍛錬ですか?」
「おはよう。今日からは鍛錬代わりにシマヤと探索しようと思う。レベル上げがまだ必要だろう」
「え?」
鍛錬代わりに探索とは一体ナニ?昨日そんな話あったか?いや。昨日ひたすらキラーバット号で屋根の上を飛んでみせた時、そんな話は出てこなかったはず。「すごいな。もっと高く飛べるのか?」と窓に張り付いて後部座席ではしゃいでたくらいだよな。
「シマヤバットに変身できたし、いよいよ帰るんだろう?長旅になる」
シマヤバットって……そういう魔物がいるみたいになっとる。なんでや。
「レベル上げも兼ねてドロップアイテムや宝箱で物資を整えよう。そのための探索だ。勿論、無理しない程度にな」
休めたか?と聞いてくれるので、俺は正直に首を振った。
「まだ休みきれてないなら、これをつけておけ。遠慮はいらない。起きて調子が良いようだったら、出発しよう」
そうして何時ぞや見た魔力回復の指輪を手渡される。どうもこれ、消費アイテムらしい。
指輪とラスタさんの顔を交互に見やる俺は困惑しつつも、結局その後「お願いします…」と頭を下げた。
「いや。シマヤには無事に地上へ着いてほしいんだ。俺の為にも」
ぽつりと独り言のように呟いて、彼は畑の方へ向かってしまった。
そうだった、彼は訳ありなのだ。しかし、深く聞くような間柄でもないしそっとしておこう。俺は良識のあるファンだ。彼には感謝しないと。
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