45 / 130
酔いどれ精霊様のお導き
驚いて振り向くと、酔っ払い老人が目を覚ましていた。酒に焼けたダミ声で、しかし口調は厳かに語りかける。
「我が願いを聞き入れし、魔族の若者よ。困っているようじゃの。其方の語りし魔族としての矜持、聞かせて貰ったぞ」
起き上がった老人は、ゆったりと後ろでに手を組む。さっきまでずぶ濡れだったはずなのに、身に纏った見事な衣服はどういう訳かパリッとしている。
ていうか、喋り方がさっきと全然違うな爺さん。「イヨォッ、大将!」とか言ってたくせに…今は素面なのかな?
「中々、今どき珍かなことよ」
「な、なんだ……貴様、は……?やっと、起きたのか…」
「我が名はシャムドフ。この地にゆかりのある、あー…酒好きの爺様である。其方が我の願いを聞き、酒をしこたま供えてくれたおかげで、今年も遺憾無く愛するこの地の酒を堪能することができた」
シャムドフって、さっきイアニスが言ってた精霊様の名前では?
俺は呆れ返った。素面と思いきや、この爺様まだ酔っ払ってるよ。
「褒美として、ちょっとした導きを授けようぞ」
「い、いらんわ……この、酔っ払いが…さっさと…家に帰れ」
「なーんと。自分でこの様な所へ閉じ込めておきながら、随分じゃのう。我とて急いで戻らなければ、女神様に叱られてしまう身じゃ。心配せずともすぐに帰る故、今しばし我の言葉に耳を傾けるのじゃ」
リヒャルトも驚いた様子だったが、老人の胡散臭い言動を聞いて冷めた顔つきをしている。
その側ではおはぎコウモリが、トマトに見向きもせず老人を凝視してプルプルしていた。なんだか怯えているみたいだ。
「魔境や魔王をなんちゃらかんちゃら、という其方の野望を叶えてやる事はできぬ。下界で民としこたま呑んだくれた上、そんなことに手を貸そうものなら、女神様よりどんなお仕置きをくらうか……」
そう呟いた老人が一瞬、おはぎコウモリよろしくプルプルと怯えの形相を見せた。しかし、気を取り直して再び口を開く。
「其方が見つけ出した、かの地の話をしよう。そこはかつて、人や魔族、魔物から半神まで、皆が訪れる素晴らしき憩いの場であった。しかし管理をする者が寿命を迎えいなくなると、時の移ろいと共に寂れいつしか打ち捨てられてしもうた。今は見る影もない……。かの地を見出した其方の手で再び興し、一財築くが良い」
「……なんだ、それは……ダンジョンもどきの、ことか…?貴様、何故それを……」
こくり、と厳かに頷く老人を見上げ、リヒャルトは混乱しているようだ。
リヒャルトが魔王ガチ勢であることだけでなく、彼が見つけ出したダンジョンもどきに関してすら老人は何かを知っている様子だ。憩いの場とは、どういう事なんだ?ダンジョンで憩うなよ。
リヒャルトと共に「???」となっていると、老人はとんでもない爆弾発言をかました。
「今一度、そこを訪れるのだ。其方の友と、そこにいる異世界人も連れて行け。最奥に、かの場所の主人である証となる装束がある。それを手に入れよ。さすればかの場所は、其方のものだ」
おいおいおいおいっ!
『いせかいびと』っつたか今…?何でそれを知ってんだよこの人!?
ショックで思考が止まる俺を尻目に、リヒャルトは老人へ尋ねる。
「装束…?主人……?どういう、事だ」
「かつてその地を管理していた者が羽織っていた、いわゆる『制服』じゃ。ダンジョンとなりつつある影響で、今それは取り込まれ失われようとしておる。そうなる前に見つけ出すのじゃ。其方の友と、そこの男のスキルが力になるであろう」
そう言うと、謎の老人は俺の方を向いた。しわしわの顔を更にくしゃりとさせ声をかけてくる。
「異世界からの稀人よ。其方の持つスキルで、この若者を助けてやるのだ。なぁに、減るもんでもなし。其方にとっては馴染みのある場所であろうから、ひとめ物見に行くがよい」
「ど、ど、どうして…」
「ふぉっふぉ。今年は心無い不届者によって、供えの酒が雀の涙ほどしかなくてのう。どうしてももう一杯やりたくて久方ぶりに下界へ来たらば、親切な若者に巡り会えたのよ」
その恩返しがしたくての、と老人は言う。
だが俺には意味がわからなかった。親切な若者というのは、リヒャルトの事なんだろうが……それと、言われのない俺の身バレにどんな関係があるのだ。
「かの地の名は『メグリユ・サンカヨウ』という。地名が分かれば、其方も導きやすかろう。覚えたな?」
「え、えと……めぐり?」
「めぐりゆ、さんかよう」
老人が繰り返す。ダンジョンの名前らしいが、やっぱり意味がわからない…。もはや一周まわって日本語に聞こえるぞ。
「そろそろ戻ろうかの。よいか、魔族の若者よ。魔王の到来を夢見るのは結構。しかし、この世には時代の流れというものがある。神々でさえ、おいそれと覆すことの叶わぬ流れだ。そういうものに抗う生き様は、不毛で辛いばかりよ…我武者羅に固執するのではなく、今この時代に生まれた意味を少しだけ考えてみるのじゃ……うまい酒でも呑みながら」
老人はもう一度くしゃりと笑いかけながら、リヒャルトへそう語る。
そうして、淡い光とともに消えてしまった。
俺は呆気に取られて、老人の居なくなった床の上を見つめた。どんなに眺めても、もう影も形もない。
リヒャルトも無言で同じ場所を睨んでいたが、やがて俺の荷物を掴むと再びパッとしまい込んでしまった。
「ああっ!」
「おい…説明しろ。……異世界だと?」
ゲェーッ!おのれジジイ!いうだけ言って消えおって…どうしよう!?
「さ、さぁ?知らないよ俺は。あんな爺さんの言うことなんか真に受けられても困るし…」
「ふん…ものを知らない、アホめ……あのように、一瞬で…転移できる、人間など…いるわけが、ない」
「いやぁ、だって…」
俺は実際に見たぞ。ベラトリアの少女ボスだってパッと消えたり現れたりしたのを……と思ったが、あの人は魔境のボスで悪魔だったな。バッチリ人外だ。
え?ということは…
「…今の爺さん、本当に精霊様だっていうのか?」
コスプレじゃなくて、ご本人!?そんな馬鹿な。あんなだらしなく酔っ払うものなのか、精霊とやらは。
「俄には…信じがたいが……実際に、目の当たりにした…のだから……」
「んな事言ったって、あんたも普通の人間だと思ってここに閉じ込めてたんだろ?気づかずにさ」
「ああして、まともに話したのは…あれが初めてで……気配が、それまでと…まるで違っていた…」
リヒャルトは最早あの老人が人では無いと確信しているようだった。
確かにイリュージョンみたく消えていったし、何故か俺を異世界の人間だと気づいていたけど……。だからってアレが精霊様かねぇ!?
「我が願いを聞き入れし、魔族の若者よ。困っているようじゃの。其方の語りし魔族としての矜持、聞かせて貰ったぞ」
起き上がった老人は、ゆったりと後ろでに手を組む。さっきまでずぶ濡れだったはずなのに、身に纏った見事な衣服はどういう訳かパリッとしている。
ていうか、喋り方がさっきと全然違うな爺さん。「イヨォッ、大将!」とか言ってたくせに…今は素面なのかな?
「中々、今どき珍かなことよ」
「な、なんだ……貴様、は……?やっと、起きたのか…」
「我が名はシャムドフ。この地にゆかりのある、あー…酒好きの爺様である。其方が我の願いを聞き、酒をしこたま供えてくれたおかげで、今年も遺憾無く愛するこの地の酒を堪能することができた」
シャムドフって、さっきイアニスが言ってた精霊様の名前では?
俺は呆れ返った。素面と思いきや、この爺様まだ酔っ払ってるよ。
「褒美として、ちょっとした導きを授けようぞ」
「い、いらんわ……この、酔っ払いが…さっさと…家に帰れ」
「なーんと。自分でこの様な所へ閉じ込めておきながら、随分じゃのう。我とて急いで戻らなければ、女神様に叱られてしまう身じゃ。心配せずともすぐに帰る故、今しばし我の言葉に耳を傾けるのじゃ」
リヒャルトも驚いた様子だったが、老人の胡散臭い言動を聞いて冷めた顔つきをしている。
その側ではおはぎコウモリが、トマトに見向きもせず老人を凝視してプルプルしていた。なんだか怯えているみたいだ。
「魔境や魔王をなんちゃらかんちゃら、という其方の野望を叶えてやる事はできぬ。下界で民としこたま呑んだくれた上、そんなことに手を貸そうものなら、女神様よりどんなお仕置きをくらうか……」
そう呟いた老人が一瞬、おはぎコウモリよろしくプルプルと怯えの形相を見せた。しかし、気を取り直して再び口を開く。
「其方が見つけ出した、かの地の話をしよう。そこはかつて、人や魔族、魔物から半神まで、皆が訪れる素晴らしき憩いの場であった。しかし管理をする者が寿命を迎えいなくなると、時の移ろいと共に寂れいつしか打ち捨てられてしもうた。今は見る影もない……。かの地を見出した其方の手で再び興し、一財築くが良い」
「……なんだ、それは……ダンジョンもどきの、ことか…?貴様、何故それを……」
こくり、と厳かに頷く老人を見上げ、リヒャルトは混乱しているようだ。
リヒャルトが魔王ガチ勢であることだけでなく、彼が見つけ出したダンジョンもどきに関してすら老人は何かを知っている様子だ。憩いの場とは、どういう事なんだ?ダンジョンで憩うなよ。
リヒャルトと共に「???」となっていると、老人はとんでもない爆弾発言をかました。
「今一度、そこを訪れるのだ。其方の友と、そこにいる異世界人も連れて行け。最奥に、かの場所の主人である証となる装束がある。それを手に入れよ。さすればかの場所は、其方のものだ」
おいおいおいおいっ!
『いせかいびと』っつたか今…?何でそれを知ってんだよこの人!?
ショックで思考が止まる俺を尻目に、リヒャルトは老人へ尋ねる。
「装束…?主人……?どういう、事だ」
「かつてその地を管理していた者が羽織っていた、いわゆる『制服』じゃ。ダンジョンとなりつつある影響で、今それは取り込まれ失われようとしておる。そうなる前に見つけ出すのじゃ。其方の友と、そこの男のスキルが力になるであろう」
そう言うと、謎の老人は俺の方を向いた。しわしわの顔を更にくしゃりとさせ声をかけてくる。
「異世界からの稀人よ。其方の持つスキルで、この若者を助けてやるのだ。なぁに、減るもんでもなし。其方にとっては馴染みのある場所であろうから、ひとめ物見に行くがよい」
「ど、ど、どうして…」
「ふぉっふぉ。今年は心無い不届者によって、供えの酒が雀の涙ほどしかなくてのう。どうしてももう一杯やりたくて久方ぶりに下界へ来たらば、親切な若者に巡り会えたのよ」
その恩返しがしたくての、と老人は言う。
だが俺には意味がわからなかった。親切な若者というのは、リヒャルトの事なんだろうが……それと、言われのない俺の身バレにどんな関係があるのだ。
「かの地の名は『メグリユ・サンカヨウ』という。地名が分かれば、其方も導きやすかろう。覚えたな?」
「え、えと……めぐり?」
「めぐりゆ、さんかよう」
老人が繰り返す。ダンジョンの名前らしいが、やっぱり意味がわからない…。もはや一周まわって日本語に聞こえるぞ。
「そろそろ戻ろうかの。よいか、魔族の若者よ。魔王の到来を夢見るのは結構。しかし、この世には時代の流れというものがある。神々でさえ、おいそれと覆すことの叶わぬ流れだ。そういうものに抗う生き様は、不毛で辛いばかりよ…我武者羅に固執するのではなく、今この時代に生まれた意味を少しだけ考えてみるのじゃ……うまい酒でも呑みながら」
老人はもう一度くしゃりと笑いかけながら、リヒャルトへそう語る。
そうして、淡い光とともに消えてしまった。
俺は呆気に取られて、老人の居なくなった床の上を見つめた。どんなに眺めても、もう影も形もない。
リヒャルトも無言で同じ場所を睨んでいたが、やがて俺の荷物を掴むと再びパッとしまい込んでしまった。
「ああっ!」
「おい…説明しろ。……異世界だと?」
ゲェーッ!おのれジジイ!いうだけ言って消えおって…どうしよう!?
「さ、さぁ?知らないよ俺は。あんな爺さんの言うことなんか真に受けられても困るし…」
「ふん…ものを知らない、アホめ……あのように、一瞬で…転移できる、人間など…いるわけが、ない」
「いやぁ、だって…」
俺は実際に見たぞ。ベラトリアの少女ボスだってパッと消えたり現れたりしたのを……と思ったが、あの人は魔境のボスで悪魔だったな。バッチリ人外だ。
え?ということは…
「…今の爺さん、本当に精霊様だっていうのか?」
コスプレじゃなくて、ご本人!?そんな馬鹿な。あんなだらしなく酔っ払うものなのか、精霊とやらは。
「俄には…信じがたいが……実際に、目の当たりにした…のだから……」
「んな事言ったって、あんたも普通の人間だと思ってここに閉じ込めてたんだろ?気づかずにさ」
「ああして、まともに話したのは…あれが初めてで……気配が、それまでと…まるで違っていた…」
リヒャルトは最早あの老人が人では無いと確信しているようだった。
確かにイリュージョンみたく消えていったし、何故か俺を異世界の人間だと気づいていたけど……。だからってアレが精霊様かねぇ!?
あなたにおすすめの小説
人生初めての旅先が異世界でした!? ~ 元の世界へ帰る方法探して異世界めぐり、家に帰るまでが旅行です。~(仮)
葵セナ
ファンタジー
主人公 39歳フリーターが、初めての旅行に行こうと家を出たら何故か森の中?
管理神(神様)のミスで、異世界転移し見知らぬ森の中に…
不思議と持っていた一枚の紙を読み、元の世界に帰る方法を探して、異世界での冒険の始まり。
曖昧で、都合の良い魔法とスキルでを使い、異世界での冒険旅行? いったいどうなる!
ありがちな異世界物語と思いますが、暖かい目で見てやってください。
初めての作品なので誤字 脱字などおかしな所が出て来るかと思いますが、御容赦ください。(気が付けば修正していきます。)
ステータスも何処かで見たことあるような、似たり寄ったりの表示になっているかと思いますがどうか御容赦ください。よろしくお願いします。
アイテムボックスの最も冴えた使い方~チュートリアル1億回で最強になったが、実力隠してアイテムボックス内でスローライフしつつ駄竜とたわむれる~
うみ
ファンタジー
「アイテムボックス発動 収納 自分自身!」
これしかないと思った!
自宅で休んでいたら突然異世界に拉致され、邪蒼竜と名乗る強大なドラゴンを前にして絶対絶命のピンチに陥っていたのだから。
奴に言われるがままステータスと叫んだら、アイテムボックスというスキルを持っていることが分かった。
得た能力を使って何とかピンチを逃れようとし、思いついたアイデアを咄嗟に実行に移したんだ。
直後、俺の体はアイテムボックスの中に入り、難を逃れることができた。
このまま戻っても捻りつぶされるだけだ。
そこで、アイテムボックスの中は時間が流れないことを利用し、チュートリアルバトルを繰り返すこと1億回。ついにレベルがカンストする。
アイテムボックスの外に出た俺はドラゴンの角を折り、危機を脱する。
助けた竜の巫女と共に彼女の村へ向かうことになった俺だったが――。
優の異世界ごはん日記
風待 結
ファンタジー
月森優はちょっと料理が得意な普通の高校生。
ある日、帰り道で謎の光に包まれて見知らぬ森に転移してしまう。
未知の世界で飢えと恐怖に直面した優は、弓使いの少女・リナと出会う。
彼女の導きで村へ向かう道中、優は「料理のスキル」がこの世界でも通用すると気づく。
モンスターの肉や珍しい食材を使い、異世界で新たな居場所を作る冒険が始まる。
大学生活を謳歌しようとしたら、女神の勝手で異世界に転送させられたので、復讐したいと思います
町島航太
ファンタジー
2022年2月20日。日本に住む善良な青年である泉幸助は大学合格と同時期に末期癌だという事が判明し、短い人生に幕を下ろした。
死後、愛の女神アモーラに見初められた幸助は魔族と人間が争っている魔法の世界へと転生させられる事になる。
命令が嫌いな幸助は使命そっちのけで魔法の世界を生きていたが、ひょんな事から自分の死因である末期癌はアモーラによるものであり、魔族討伐はアモーラの私情だという事が判明。
自ら手を下すのは面倒だからという理由で夢のキャンパスライフを失った幸助はアモーラへの復讐を誓うのだった。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
コミカライズ企画進行中です!!
2巻2月9日電子版解禁です!!
紙は9日に配送開始、12日発売!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&2巻出版!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、コミカライズ決定いたしました!現在企画進行中!!そしてオリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
12日には、楽天koboにおいてファンタジー5位となりました!皆様のおかげです!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
オリコンランキングライトノベル 週間BOOKランキング 18位(2025年9月29日付)
異世界のんびり放浪記
立花アルト
ファンタジー
異世界に転移した少女リノは森でサバイバルしながら素材を集め、商人オルソンと出会って街アイゼルトヘ到着。
冒険者ギルドで登録と新人訓練を受け、採取や戦闘、魔法の基礎を学びながら生活準備を整え、街で道具を買い揃えつつ、次の冒険へ向けて動き始めた--。
よくある異世界転移?です。のんびり進む予定です。
小説家になろうにも投稿しています。
【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜
KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。
~あらすじ~
世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。
そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。
しかし、その恩恵は平等ではなかった。
富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。
そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。
彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。
あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。
妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。
希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。
英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。
これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。
彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。
テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。
SF味が増してくるのは結構先の予定です。
スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。
良かったら読んでください!
レベルを上げて通販で殴る~囮にされて落とし穴に落とされたが大幅レベルアップしてざまぁする。危険な封印ダンジョンも俺にかかればちょろいもんさ~
喰寝丸太
ファンタジー
異世界に転移した山田(やまだ) 無二(むに)はポーターの仕事をして早6年。
おっさんになってからも、冒険者になれずくすぶっていた。
ある日、モンスター無限増殖装置を誤って作動させたパーティは無二を囮にして逃げ出す。
落とし穴にも落とされ絶体絶命の無二。
機転を利かせ助かるも、そこはダンジョンボスの扉の前。
覚悟を決めてボスに挑む無二。
通販能力でからくも勝利する。
そして、ダンジョンコアの魔力を吸出し大幅レベルアップ。
アンデッドには聖水代わりに殺菌剤、光魔法代わりに紫外線ライト。
霧のモンスターには掃除機が大活躍。
異世界モンスターを現代製品の通販で殴る快進撃が始まった。
カクヨム、小説家になろう、アルファポリスに掲載しております。