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リヒャルトのお祖母様
イアニスがすぐそばの門兵へ声をかける。
「みなは避難させているのかい?」
「は、はい。建物の中へ」
「ただ、まだ全体へ情報を伝えきれておりません。従魔の主人がギルドに留まるといってくれたので、その周辺にだけ警備を回している状態で…」
「そうか、よくやったね。済まないが、急いで行ってくるよ」
「は。3人…いや、5人だ。同行する。いくぞ」
「は、はい!」
うわぁ、路銀だなんていってられない雰囲気だこれは。
2歩、3歩と門の外へ戻ろうとする俺を、何故かイアニスががっしとふん捕まえる。見た目以上の剛力で腕を引っ張られ、恐ろしい魔物の後へ連行されていった。
「え、え…何で?」
「良いから良いから」
「よくねぇ!あんた何企んでんだよ?!」
「リヒャルトがここで手紙を出したのを覚えてるかい?要件は例の『サンカヨウ』についてで、宛先は彼のお祖母様…つまり、リヒャルトの手紙を受けて、遥々魔族の国から飛んできたという事さ」
突然の話に俺は面食らう。
確かに昨日の朝方、ドルトナのギルドで手紙を出してた。…手紙着くの速くない?魔族の国とやらはそんなに近いってのか。
「孫に会いにくるにしても、異常なスピードだよ。十中八九、サンカヨウについて聞かれるのだろう。となればどの道、貴方の話も聞こうって事になりそうだろう?ニホンの温泉だもの」
「俺に関係なくない?」
「まあまあそう言わずに」
腑に落ちない。非常に、とても凄く。
何でも、この国に魔境となり得るダンジョンがあるという情報をリヒャルトに与えたのは、そのおばあちゃんなのだという。
て事は何だ、今度はリヒャルトLv100みたいな頑固老人が、魔境だ魔王だなどと言いにくるのか?想像するだけで嫌だな…!
このまま流されてはいけないと頭の中で警鐘がなっているのに、すごすごと着いて行くしかなかった。力強いなこいつ。武装した付き添い門兵の方々も、こいつ何?という訝しげな顔でこっちを見ている。
因みにおはぎはオルトロスさんを目の当たりにした途端、上着の裾に潜り込んでブルブル縮こまってしまった。知ってたけど、俺の従魔ざっこ…。
人っ子ひとりいない街並みや物々しい付き添いの兵士を全く意に介さず、巨大狼は悠然と道を先導した。当のリヒャルトはすっかり押し黙り、どこか緊張した面持ちで狼の背を見つめてる。
辿り着いたギルドに入ると、のしのしと乗り込んできたオルトロスさんに屋内の空気が張り詰めた(あんなにでかいのに、人間サイズのドアをどうやって通り抜けたのだろう…)。
幾度か訪れた際はいつもまばらだった人が、今は20人はいるだろうか。武装した冒険者たちだ。
「あんた方は?」
「僕はイアニス・レダート。レダート家の次男だ。あのオルトロスはこちらのリヒャルトの知人の従魔だよ」
「…それが本当なら嬉しいね。ここにゃ、オルトロスを叩っ斬る自信のある奴なんていないもんで」
「心配いらない」
イアニスが強張った顔の周囲にそう説明している間にも、オルトロスさんとリヒャルトは気に留めずさっさとギルドの奥へ足を進めてしまう。
ざわざわ、と驚きの声が上がる中、イアニスが穏やかに続けた。
「これから話を聞いてくる。皆はいつも通りに。なぁに、こちらから手を出さなければ、危険な相手ではないよ。ただ街人の不安を煽っては事を荒立てかねないから、くれぐれも対応を慎重にね」
見覚えのあるお兄ちゃん職員と、落ち着いた中年職員が「は、はい」「わかりました」と返答した。門兵たちも頷いて、イアニスの指示で戻っていく。
しかめ面や心配気な顔に見送られて、ギルドの奥まった廊下を進む。オルトロスさんは一つのドアの脇でお座りをすると、「こちらへどうぞ」と告げた。
リヒャルトは丁寧にノックをして、ドアを開ける。
ローテーブルとソファが並んだ応接間には、眼鏡をかけた背の高いおじさんと、これまた見覚えのあるおっとり美人さん職員がソファの脇に立っている。そしてただ一人、くつろいだ様子でソファへ腰掛けている長髪の女性がいた。
「お祖母様……!」
リヒャルトの目線の先を見て、俺はあんぐりと口を開けた。
こんな綺麗な人を見たことがなかった。波打つ豊かな金の髪はまるで光を帯びているかのようで、赤と黒のドレスを無造作に彩っている。口元にうっすらと妖美な笑みを浮かべた彼女は、リヒャルトの姿を見上げるなりぱっと目を輝かせた。鮮やかな黄緑色の瞳に喜びが見て取れる。
「あんれまぁ~、リルファ!元気そうだがや!おばあちゃん会えて嬉しいわぁ。しばらく見んうちにすーっかり変わっちまっただなぁ~」
その場の空気が、ピシッと固まった。見目麗しいキラキラ美女の口から、どこかの田舎弁のような言葉が飛び出す。
その容姿はとても孫がいるとは思えない若さだが、魔族は長生きらしいからきっと普通のことなのだろう…ギャップで風邪引きそう。
美女はちょいちょいと気さくに手招きをし、恐る恐る近づいたリヒャルトを捕まえて、ぎゅ!と抱きしめた。「んぶっ」とリヒャルトが美女の胸の中で間抜けな声を上げる。
ハッキリ言って、羨ましいんだが…?
「まぁまぁ、髪もこんな短こくしただか?もったいねーなぁ。んでも、これはこれでよう似合っとーよ」
「もまーまま、ももむめもんまもももめ…」
「ウフフ、驚いただや?おめが人間の国で何年も頑張っとるっちゅーんで…おばあちゃんもなー、人間の貴族の喋り方、勉強したんよ!どうさね、完璧ずら?」
「むまま…」
美女はにっこりと華やかな笑みを向けながら、そう話した。どうやらこのきつい訛りを、人間の貴族の喋り方だと思っているようだ。
リヒャルトは世界一羨ましい締め技から逃れると、かくかくしかじかと誤解を解いている。
「あれーっ、そうなのけ?貴族っちゅうても人間だらば、こんくらい田舎っぺ丸出しな喋り方しちょるとばかり思っとったがや!ウフフフ」
うっかりさんと思いきや、彼女はナチュラルに人間を侮っているのだった。さすがリヒャルトの祖母としか言いようがない。
ていうか…リルファって何だ?確かオルトロスさんにもそう呼ばれていたが、リヒャルトの家族内の愛称だろうか。
「みなは避難させているのかい?」
「は、はい。建物の中へ」
「ただ、まだ全体へ情報を伝えきれておりません。従魔の主人がギルドに留まるといってくれたので、その周辺にだけ警備を回している状態で…」
「そうか、よくやったね。済まないが、急いで行ってくるよ」
「は。3人…いや、5人だ。同行する。いくぞ」
「は、はい!」
うわぁ、路銀だなんていってられない雰囲気だこれは。
2歩、3歩と門の外へ戻ろうとする俺を、何故かイアニスががっしとふん捕まえる。見た目以上の剛力で腕を引っ張られ、恐ろしい魔物の後へ連行されていった。
「え、え…何で?」
「良いから良いから」
「よくねぇ!あんた何企んでんだよ?!」
「リヒャルトがここで手紙を出したのを覚えてるかい?要件は例の『サンカヨウ』についてで、宛先は彼のお祖母様…つまり、リヒャルトの手紙を受けて、遥々魔族の国から飛んできたという事さ」
突然の話に俺は面食らう。
確かに昨日の朝方、ドルトナのギルドで手紙を出してた。…手紙着くの速くない?魔族の国とやらはそんなに近いってのか。
「孫に会いにくるにしても、異常なスピードだよ。十中八九、サンカヨウについて聞かれるのだろう。となればどの道、貴方の話も聞こうって事になりそうだろう?ニホンの温泉だもの」
「俺に関係なくない?」
「まあまあそう言わずに」
腑に落ちない。非常に、とても凄く。
何でも、この国に魔境となり得るダンジョンがあるという情報をリヒャルトに与えたのは、そのおばあちゃんなのだという。
て事は何だ、今度はリヒャルトLv100みたいな頑固老人が、魔境だ魔王だなどと言いにくるのか?想像するだけで嫌だな…!
このまま流されてはいけないと頭の中で警鐘がなっているのに、すごすごと着いて行くしかなかった。力強いなこいつ。武装した付き添い門兵の方々も、こいつ何?という訝しげな顔でこっちを見ている。
因みにおはぎはオルトロスさんを目の当たりにした途端、上着の裾に潜り込んでブルブル縮こまってしまった。知ってたけど、俺の従魔ざっこ…。
人っ子ひとりいない街並みや物々しい付き添いの兵士を全く意に介さず、巨大狼は悠然と道を先導した。当のリヒャルトはすっかり押し黙り、どこか緊張した面持ちで狼の背を見つめてる。
辿り着いたギルドに入ると、のしのしと乗り込んできたオルトロスさんに屋内の空気が張り詰めた(あんなにでかいのに、人間サイズのドアをどうやって通り抜けたのだろう…)。
幾度か訪れた際はいつもまばらだった人が、今は20人はいるだろうか。武装した冒険者たちだ。
「あんた方は?」
「僕はイアニス・レダート。レダート家の次男だ。あのオルトロスはこちらのリヒャルトの知人の従魔だよ」
「…それが本当なら嬉しいね。ここにゃ、オルトロスを叩っ斬る自信のある奴なんていないもんで」
「心配いらない」
イアニスが強張った顔の周囲にそう説明している間にも、オルトロスさんとリヒャルトは気に留めずさっさとギルドの奥へ足を進めてしまう。
ざわざわ、と驚きの声が上がる中、イアニスが穏やかに続けた。
「これから話を聞いてくる。皆はいつも通りに。なぁに、こちらから手を出さなければ、危険な相手ではないよ。ただ街人の不安を煽っては事を荒立てかねないから、くれぐれも対応を慎重にね」
見覚えのあるお兄ちゃん職員と、落ち着いた中年職員が「は、はい」「わかりました」と返答した。門兵たちも頷いて、イアニスの指示で戻っていく。
しかめ面や心配気な顔に見送られて、ギルドの奥まった廊下を進む。オルトロスさんは一つのドアの脇でお座りをすると、「こちらへどうぞ」と告げた。
リヒャルトは丁寧にノックをして、ドアを開ける。
ローテーブルとソファが並んだ応接間には、眼鏡をかけた背の高いおじさんと、これまた見覚えのあるおっとり美人さん職員がソファの脇に立っている。そしてただ一人、くつろいだ様子でソファへ腰掛けている長髪の女性がいた。
「お祖母様……!」
リヒャルトの目線の先を見て、俺はあんぐりと口を開けた。
こんな綺麗な人を見たことがなかった。波打つ豊かな金の髪はまるで光を帯びているかのようで、赤と黒のドレスを無造作に彩っている。口元にうっすらと妖美な笑みを浮かべた彼女は、リヒャルトの姿を見上げるなりぱっと目を輝かせた。鮮やかな黄緑色の瞳に喜びが見て取れる。
「あんれまぁ~、リルファ!元気そうだがや!おばあちゃん会えて嬉しいわぁ。しばらく見んうちにすーっかり変わっちまっただなぁ~」
その場の空気が、ピシッと固まった。見目麗しいキラキラ美女の口から、どこかの田舎弁のような言葉が飛び出す。
その容姿はとても孫がいるとは思えない若さだが、魔族は長生きらしいからきっと普通のことなのだろう…ギャップで風邪引きそう。
美女はちょいちょいと気さくに手招きをし、恐る恐る近づいたリヒャルトを捕まえて、ぎゅ!と抱きしめた。「んぶっ」とリヒャルトが美女の胸の中で間抜けな声を上げる。
ハッキリ言って、羨ましいんだが…?
「まぁまぁ、髪もこんな短こくしただか?もったいねーなぁ。んでも、これはこれでよう似合っとーよ」
「もまーまま、ももむめもんまもももめ…」
「ウフフ、驚いただや?おめが人間の国で何年も頑張っとるっちゅーんで…おばあちゃんもなー、人間の貴族の喋り方、勉強したんよ!どうさね、完璧ずら?」
「むまま…」
美女はにっこりと華やかな笑みを向けながら、そう話した。どうやらこのきつい訛りを、人間の貴族の喋り方だと思っているようだ。
リヒャルトは世界一羨ましい締め技から逃れると、かくかくしかじかと誤解を解いている。
「あれーっ、そうなのけ?貴族っちゅうても人間だらば、こんくらい田舎っぺ丸出しな喋り方しちょるとばかり思っとったがや!ウフフフ」
うっかりさんと思いきや、彼女はナチュラルに人間を侮っているのだった。さすがリヒャルトの祖母としか言いようがない。
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