71 / 130
2
「お祖母様、その、お祖母様もお元気そうで何よりです。…わざわざこの様な、薄汚れた人間どもの巣窟などへご足労をさせてしまい、申し訳ありません。お呼びたてしてくだされば、喜んで馳せ参じましたのに」
「良い良い。わたくしがいても立っても居られず赴いたまでのこと。お前の顔を見たかった、というのもあるしね」
美女の口調が、何事も無かったかのように標準語へ切り替わった。おお、しっくり。常に仏頂面だったリヒャルトも、彼女相手にはしおらしく照れている。別人と言われてもおかしくないほどの変貌ぶりだ。
「お祖母様…わ、私もお会いしたかったです」
「ウウッ……!ま、孫がカワイイ…!!」
照れて歯切れ悪くなりながらも、リヒャルトが思わずといった風にそう話すと、キラキラ美女は力強い叫びと共に彼の頭をヨシヨシした。口調のギャップが取り払われたと思いきや、突然のご乱心である。
「ああ、わたくしも歳をとったこと。若い頃は子供などなんとも思っていなかったのに。あの子たちはあちこちでこさえまくった上、今やすっかり育ち切って可愛げのカケラも無いけれど……孫は別格ねぇ」
ペリドットのような瞳に感涙を浮かべ、リヒャルトの頬を愛しげに撫でる美女。
それを受けてか、俺の隣から「……わかるッ」と小さくも熱のこもった同意の声が上がった。そんな場合か、爺さん。
そんなイアニス爺さんは、ソファのそばで手持ち無沙汰気味に立っている眼鏡おじさんと美人職員さんへ頷いてみせる。
二人は顔を見合わせると、イアニスへ会釈を返して部屋を出て行った。リヒャルトが来るまで、あの二人が彼女の対応をしていたようだ。
「ところでお祖母様。私はグウィストン家から離れた身として家訓に乗っ取り、今はリヒャルトと名乗っております。どうかこの場では、お祖母様もそうお呼びください」
「はて…家訓とな?」
リヒャルトの言葉に、美女は首を傾げた。そのまま二人でヒソヒソ…まぁまぁそれで…と家族の団欒が続いている。
俺はそっとイアニスに近寄り、気になっていた事を尋ねた。
「なぁ、魔族の国ってここから近いのか?どうしてギルドから出した手紙が、こんなに速く着くんだ?」
「ああ。あれは転移便で送ったからね。ドルトナのギルドには、転移の魔道具があるんだ」
イアニスは何故か少しだけ誇らしげに説明してくれた。
この世界で言う速達は、転移の魔道具によってワープで運ばれる。つまり国を跨ぐような距離であっても、物や書面がeメールのごとく一瞬でお届けできるのだ。ただし大きさの制限がある上、大変高額だと。
そうだったのか…手紙を届けるのも難儀な世界かと思いきや、そんな裏技があるとは。格差えぐいな。
「貴重で大掛かりなものだから、普通はこんな小さな街のギルドにはないんだけどね。ここはグリフォンの群生地や魔境べラトリアから最も近い支部だ。有事の際、即座に報告ができるよう置かれてるのだよ」
「ギルドから直接、あの人の家に送られたってこと?」
「いやいや、対応した魔道具のある場所にしか転移はできない。ドルトナのギルドから彼の国のギルドへ転送されてから、家へ届けられたはずだ」
「ふーん。…なら、それで手紙を受け取って、今日ここに到着したって、おかしくないか?」
「僕はよく知らないけど…グウィストン家はかつて高名な貴族だったというから、同じ経由の転移でやって来たのかもね」
「……人も転移できるの?」
「できなくはないよ。少々非常識だけど」
「この無礼者が!!口を慎めっ!」
「あら、わたくしはここに飛竜できたのよ。人間共のお手紙や荷物と一緒に運ばれるのはちょっとねぇ…」
烈火のごとく怒ってイアニスへ叫ぶリヒャルトに対し、美女は気分を害した様子もなく美しい微笑みを浮かべてこちらを見上げた。
「ウフフ!リル…じゃなかった、リヒャルトがこれっぽっちしか怒らぬとは……。随分と我が孫に気に入られているようでないか」
「なっ…!?」
「気を楽にするが良い。名は?」
微笑みの上にわずかな圧をのせて、リヒャルトの祖母はイアニスと俺に話しかけた。風貌も相まって、思わず傅きたくなる。
「はい。私はこの地を治めるルーシェン・レダート子爵が次男、イアニス・レダートと申します。隣りの人間は遥々異世界より転移してきた者で、名をシマヤと」
「ほぉ…?」
「は、初めまして」
「リヒャルトとは王立学院で知り合い、以来6年程でしょうか。親しくさせて貰っています」
「あ、お、俺は昨日知り合ったばかりです。はい」
「これは面白い。人間の貴族となった魔族に、異世界人とはな。わたくしの名はヴァレリア・グウィストン。この国ではそうだな、ただの孫想いのおばあちゃんよ。これからも、リヒャルトと仲良くしておくれ」
勿論です、と穏やかに返すイアニスに対し、俺は曖昧に頷いた。それをぐぐぐ…と何か言いたげにして睨みつけるリヒャルトだが、祖母の言葉に盾突く気はないようだ。
「さて。お前たちには聞きたいことがあってな。その前に、ガムドラド?」
「はい」「うーっす」
扉の前へ姿勢よくお座りしていたオルトロスーーガムドラドさんが、突如ぐにゃりと歪んで姿を消した。驚いて目を剥いたとたん、廊下の向こうからくぐもった声が聞こえてくる。
「おおっとぉ~?こいつは何だい、おっさんよぉ」
「わが主は、家族とそのお友達との水入らずなひと時をお望みです」
「そうそう。あ、因みにおれ様は男の背肉みたいなサッパリした部位がお望みだぜ?!ここんとこ脂っこいもん続きでよぉ…」
「次は無い。いいですね?」
「クククク…」「きひひひひっ」
どう考えても脅してる…大丈夫かこれ。
「ああ、しまった…きちんと警告しておくべきだった」
「何の前触れもなく飛竜でやってきて、オルトロスを使役する見ず知らずの魔族。当然の警戒だ。わたくしへの無礼には目をつぶろう」
「それはどうも」
どうやら、ギルド職員がここでの会話を盗み聞きしようとしていたらしい。心配だったのだろう。
イアニスが慌てたが、ヴァレリアさんはそれを自分への配慮だと思ったのか、「かまへんがな」と言って嗤った。彼女曰く、人間の貴族の口調だ。
絶対ギルド側に対しての配慮の方が大きい発言だと思うが、イアニスはただ苦笑するのみで何も言わなかった。
ああ。リヒャルトの血縁だ、こりゃ。
「良い良い。わたくしがいても立っても居られず赴いたまでのこと。お前の顔を見たかった、というのもあるしね」
美女の口調が、何事も無かったかのように標準語へ切り替わった。おお、しっくり。常に仏頂面だったリヒャルトも、彼女相手にはしおらしく照れている。別人と言われてもおかしくないほどの変貌ぶりだ。
「お祖母様…わ、私もお会いしたかったです」
「ウウッ……!ま、孫がカワイイ…!!」
照れて歯切れ悪くなりながらも、リヒャルトが思わずといった風にそう話すと、キラキラ美女は力強い叫びと共に彼の頭をヨシヨシした。口調のギャップが取り払われたと思いきや、突然のご乱心である。
「ああ、わたくしも歳をとったこと。若い頃は子供などなんとも思っていなかったのに。あの子たちはあちこちでこさえまくった上、今やすっかり育ち切って可愛げのカケラも無いけれど……孫は別格ねぇ」
ペリドットのような瞳に感涙を浮かべ、リヒャルトの頬を愛しげに撫でる美女。
それを受けてか、俺の隣から「……わかるッ」と小さくも熱のこもった同意の声が上がった。そんな場合か、爺さん。
そんなイアニス爺さんは、ソファのそばで手持ち無沙汰気味に立っている眼鏡おじさんと美人職員さんへ頷いてみせる。
二人は顔を見合わせると、イアニスへ会釈を返して部屋を出て行った。リヒャルトが来るまで、あの二人が彼女の対応をしていたようだ。
「ところでお祖母様。私はグウィストン家から離れた身として家訓に乗っ取り、今はリヒャルトと名乗っております。どうかこの場では、お祖母様もそうお呼びください」
「はて…家訓とな?」
リヒャルトの言葉に、美女は首を傾げた。そのまま二人でヒソヒソ…まぁまぁそれで…と家族の団欒が続いている。
俺はそっとイアニスに近寄り、気になっていた事を尋ねた。
「なぁ、魔族の国ってここから近いのか?どうしてギルドから出した手紙が、こんなに速く着くんだ?」
「ああ。あれは転移便で送ったからね。ドルトナのギルドには、転移の魔道具があるんだ」
イアニスは何故か少しだけ誇らしげに説明してくれた。
この世界で言う速達は、転移の魔道具によってワープで運ばれる。つまり国を跨ぐような距離であっても、物や書面がeメールのごとく一瞬でお届けできるのだ。ただし大きさの制限がある上、大変高額だと。
そうだったのか…手紙を届けるのも難儀な世界かと思いきや、そんな裏技があるとは。格差えぐいな。
「貴重で大掛かりなものだから、普通はこんな小さな街のギルドにはないんだけどね。ここはグリフォンの群生地や魔境べラトリアから最も近い支部だ。有事の際、即座に報告ができるよう置かれてるのだよ」
「ギルドから直接、あの人の家に送られたってこと?」
「いやいや、対応した魔道具のある場所にしか転移はできない。ドルトナのギルドから彼の国のギルドへ転送されてから、家へ届けられたはずだ」
「ふーん。…なら、それで手紙を受け取って、今日ここに到着したって、おかしくないか?」
「僕はよく知らないけど…グウィストン家はかつて高名な貴族だったというから、同じ経由の転移でやって来たのかもね」
「……人も転移できるの?」
「できなくはないよ。少々非常識だけど」
「この無礼者が!!口を慎めっ!」
「あら、わたくしはここに飛竜できたのよ。人間共のお手紙や荷物と一緒に運ばれるのはちょっとねぇ…」
烈火のごとく怒ってイアニスへ叫ぶリヒャルトに対し、美女は気分を害した様子もなく美しい微笑みを浮かべてこちらを見上げた。
「ウフフ!リル…じゃなかった、リヒャルトがこれっぽっちしか怒らぬとは……。随分と我が孫に気に入られているようでないか」
「なっ…!?」
「気を楽にするが良い。名は?」
微笑みの上にわずかな圧をのせて、リヒャルトの祖母はイアニスと俺に話しかけた。風貌も相まって、思わず傅きたくなる。
「はい。私はこの地を治めるルーシェン・レダート子爵が次男、イアニス・レダートと申します。隣りの人間は遥々異世界より転移してきた者で、名をシマヤと」
「ほぉ…?」
「は、初めまして」
「リヒャルトとは王立学院で知り合い、以来6年程でしょうか。親しくさせて貰っています」
「あ、お、俺は昨日知り合ったばかりです。はい」
「これは面白い。人間の貴族となった魔族に、異世界人とはな。わたくしの名はヴァレリア・グウィストン。この国ではそうだな、ただの孫想いのおばあちゃんよ。これからも、リヒャルトと仲良くしておくれ」
勿論です、と穏やかに返すイアニスに対し、俺は曖昧に頷いた。それをぐぐぐ…と何か言いたげにして睨みつけるリヒャルトだが、祖母の言葉に盾突く気はないようだ。
「さて。お前たちには聞きたいことがあってな。その前に、ガムドラド?」
「はい」「うーっす」
扉の前へ姿勢よくお座りしていたオルトロスーーガムドラドさんが、突如ぐにゃりと歪んで姿を消した。驚いて目を剥いたとたん、廊下の向こうからくぐもった声が聞こえてくる。
「おおっとぉ~?こいつは何だい、おっさんよぉ」
「わが主は、家族とそのお友達との水入らずなひと時をお望みです」
「そうそう。あ、因みにおれ様は男の背肉みたいなサッパリした部位がお望みだぜ?!ここんとこ脂っこいもん続きでよぉ…」
「次は無い。いいですね?」
「クククク…」「きひひひひっ」
どう考えても脅してる…大丈夫かこれ。
「ああ、しまった…きちんと警告しておくべきだった」
「何の前触れもなく飛竜でやってきて、オルトロスを使役する見ず知らずの魔族。当然の警戒だ。わたくしへの無礼には目をつぶろう」
「それはどうも」
どうやら、ギルド職員がここでの会話を盗み聞きしようとしていたらしい。心配だったのだろう。
イアニスが慌てたが、ヴァレリアさんはそれを自分への配慮だと思ったのか、「かまへんがな」と言って嗤った。彼女曰く、人間の貴族の口調だ。
絶対ギルド側に対しての配慮の方が大きい発言だと思うが、イアニスはただ苦笑するのみで何も言わなかった。
ああ。リヒャルトの血縁だ、こりゃ。
あなたにおすすめの小説
人生初めての旅先が異世界でした!? ~ 元の世界へ帰る方法探して異世界めぐり、家に帰るまでが旅行です。~(仮)
葵セナ
ファンタジー
主人公 39歳フリーターが、初めての旅行に行こうと家を出たら何故か森の中?
管理神(神様)のミスで、異世界転移し見知らぬ森の中に…
不思議と持っていた一枚の紙を読み、元の世界に帰る方法を探して、異世界での冒険の始まり。
曖昧で、都合の良い魔法とスキルでを使い、異世界での冒険旅行? いったいどうなる!
ありがちな異世界物語と思いますが、暖かい目で見てやってください。
初めての作品なので誤字 脱字などおかしな所が出て来るかと思いますが、御容赦ください。(気が付けば修正していきます。)
ステータスも何処かで見たことあるような、似たり寄ったりの表示になっているかと思いますがどうか御容赦ください。よろしくお願いします。
アイテムボックスの最も冴えた使い方~チュートリアル1億回で最強になったが、実力隠してアイテムボックス内でスローライフしつつ駄竜とたわむれる~
うみ
ファンタジー
「アイテムボックス発動 収納 自分自身!」
これしかないと思った!
自宅で休んでいたら突然異世界に拉致され、邪蒼竜と名乗る強大なドラゴンを前にして絶対絶命のピンチに陥っていたのだから。
奴に言われるがままステータスと叫んだら、アイテムボックスというスキルを持っていることが分かった。
得た能力を使って何とかピンチを逃れようとし、思いついたアイデアを咄嗟に実行に移したんだ。
直後、俺の体はアイテムボックスの中に入り、難を逃れることができた。
このまま戻っても捻りつぶされるだけだ。
そこで、アイテムボックスの中は時間が流れないことを利用し、チュートリアルバトルを繰り返すこと1億回。ついにレベルがカンストする。
アイテムボックスの外に出た俺はドラゴンの角を折り、危機を脱する。
助けた竜の巫女と共に彼女の村へ向かうことになった俺だったが――。
優の異世界ごはん日記
風待 結
ファンタジー
月森優はちょっと料理が得意な普通の高校生。
ある日、帰り道で謎の光に包まれて見知らぬ森に転移してしまう。
未知の世界で飢えと恐怖に直面した優は、弓使いの少女・リナと出会う。
彼女の導きで村へ向かう道中、優は「料理のスキル」がこの世界でも通用すると気づく。
モンスターの肉や珍しい食材を使い、異世界で新たな居場所を作る冒険が始まる。
大学生活を謳歌しようとしたら、女神の勝手で異世界に転送させられたので、復讐したいと思います
町島航太
ファンタジー
2022年2月20日。日本に住む善良な青年である泉幸助は大学合格と同時期に末期癌だという事が判明し、短い人生に幕を下ろした。
死後、愛の女神アモーラに見初められた幸助は魔族と人間が争っている魔法の世界へと転生させられる事になる。
命令が嫌いな幸助は使命そっちのけで魔法の世界を生きていたが、ひょんな事から自分の死因である末期癌はアモーラによるものであり、魔族討伐はアモーラの私情だという事が判明。
自ら手を下すのは面倒だからという理由で夢のキャンパスライフを失った幸助はアモーラへの復讐を誓うのだった。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
コミカライズ企画進行中です!!
2巻2月9日電子版解禁です!!
紙は9日に配送開始、12日発売!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&2巻出版!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、コミカライズ決定いたしました!現在企画進行中!!そしてオリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
12日には、楽天koboにおいてファンタジー5位となりました!皆様のおかげです!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
オリコンランキングライトノベル 週間BOOKランキング 18位(2025年9月29日付)
異世界のんびり放浪記
立花アルト
ファンタジー
異世界に転移した少女リノは森でサバイバルしながら素材を集め、商人オルソンと出会って街アイゼルトヘ到着。
冒険者ギルドで登録と新人訓練を受け、採取や戦闘、魔法の基礎を学びながら生活準備を整え、街で道具を買い揃えつつ、次の冒険へ向けて動き始めた--。
よくある異世界転移?です。のんびり進む予定です。
小説家になろうにも投稿しています。
【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜
KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。
~あらすじ~
世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。
そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。
しかし、その恩恵は平等ではなかった。
富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。
そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。
彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。
あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。
妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。
希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。
英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。
これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。
彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。
テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。
SF味が増してくるのは結構先の予定です。
スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。
良かったら読んでください!
レベルを上げて通販で殴る~囮にされて落とし穴に落とされたが大幅レベルアップしてざまぁする。危険な封印ダンジョンも俺にかかればちょろいもんさ~
喰寝丸太
ファンタジー
異世界に転移した山田(やまだ) 無二(むに)はポーターの仕事をして早6年。
おっさんになってからも、冒険者になれずくすぶっていた。
ある日、モンスター無限増殖装置を誤って作動させたパーティは無二を囮にして逃げ出す。
落とし穴にも落とされ絶体絶命の無二。
機転を利かせ助かるも、そこはダンジョンボスの扉の前。
覚悟を決めてボスに挑む無二。
通販能力でからくも勝利する。
そして、ダンジョンコアの魔力を吸出し大幅レベルアップ。
アンデッドには聖水代わりに殺菌剤、光魔法代わりに紫外線ライト。
霧のモンスターには掃除機が大活躍。
異世界モンスターを現代製品の通販で殴る快進撃が始まった。
カクヨム、小説家になろう、アルファポリスに掲載しております。