76 / 128
2
しおりを挟む
それから数分もたった頃、イアニスが戻ってきた。早かったな。
「宿がご用意できました。どうぞ、ご案内します」
「おい。こいつらも追加だぞ」
「シマヤさんも?…あれ、それは?」
イアニスは俺が抱えてるペンや紙を見つけて、不思議そうに聞いてくる。
訳を説明すれば、一瞬だけ憐れむような間を開けてから「…じゃあ、もう一部屋空いてるか聞くね」と告げた。
部屋から出て廊下を戻ると、ギルドの中は人が半分くらい減っていた。冒険者たちは解散したのだろう。ふと一角にいる冒険者たちと目が合う。見覚えのあるムキムキ5人組が、まるで幽霊でも見るような顔でこちらを凝視していた。
あれ?確かこの人たちは、魔除けの魔法陣で休憩した時にいた冒険者さんじゃないか!あれから魔物退治を終えて、この街に来ていたんだ。
ほぼ何の接点も無かったけど、彼らも俺のことを覚えていたらしい。会釈して通り過ぎる。
その先でギルドカードを発行してくれた兄ちゃん職員が、やはり物問いた気にこちらを見ている。彼にも愛想笑いを返して、ギルドを後にした。
今日はもう従魔登録どころじゃないよな。部屋が取れたら、一泊するしかなさそうだ。
イアニスに連れて行かれたのは、来た道を戻った所にある宿屋だった。広場に面しており、俺が泊まった「花売りコカトリス亭」と同じくらいの規模だ。
看板には「泳ぐ虹色瓜亭」とある。うーん、やはり謎だ。
黒髪でがっしりとした恰幅の男が、店の入り口に立ち待っている。彼が店主のようだ。のっしのっしと一行に着いてくるオルトロスに顔を引き攣らせながらも、冷静な対応をする。
「らっしゃい。お連れの従魔さんは通り向こうの厩に繋いでもらうぞ。うちの厩じゃねぇんで、ちと離れるがな」
「こんばんわ、店主。心遣い感謝するぞ、世話になる」
「お、おう…」
ヴァレリアさんの美貌と迫力に店主は少しタジったようが、大きく頷いている。
「リヒャルトや、お腹減っていないか?」「問題ありません。お祖母様は…」とスタスタ入っていく二人を尻目に、俺は厩へ向かうイアニスについて行く。上着の裾にぶら下がるおはぎへ声をかけた。
「本当に大丈夫か?あいつと一緒で…」
「キィ」
おはぎは相変わらず呑気に構えてる。「怒らせるなよ、大人しくしてろよ」と念を押せば、ハイハイ、とおざなりな返事をした。頼むよほんと。
「さ、こちらへどうぞ」
「トホホ。しゃーないけど、馬扱いかよぉ。田舎町はつらいぜ」
「主人と離れるのが少々気になりますが、こちらでゆっくり休みましょう」
「キィー」
厩には他に馬は見当たらなかった。囲いの一つにおさまって藁の上に寝そべるガムドラドさんのもとへ、おはぎがパタパタと飛んでいく。心配だ。
「あ、あのー、うちのおはぎが迷惑をかけたらすみません。一晩一緒にいてやってください」
「なんだぁ?兄ちゃんは心配性だな、さっきからよぅ」
「ではお前もここで一緒に寝ますか?我々は構いませんよ、ねぇ?」
「キィ!(別にいいよ!)」
「…おやすみなさい」
俺は両手を振って大いに遠慮した後、踵を返して宿へ向かった。イアニスが可笑しそうに笑ってついてくる。
その後無事に俺の部屋がとれて、同じ宿に一泊できる事となった。
あてがって貰えた部屋は、やはり花売りコカトリスと同じくらいの広さだ。はじめは不満しか抱かなかった俺も、快適そうなベットを目の当たりにした途端「まぁいいか」と思えてしまうのだった。奢りだしね。
仕方ないので、翻訳始めよう。
デスクの上に紙と手帳を広げて、俺は日本語の文字をこちらの言葉で書き写していった。
ちょくちょく休憩を挟みながら作業していると、ふいにドアがノックされる。ん?誰だ。
「はい」
「イアニスだ。食事を持ってきたよ」
「えっ!」
朝にサンドイッチを食べたきりの俺は歓喜した。ドアを開けると、湯気の立つお盆を両手にイアニスが立っている。
盆の上には、とろりと美味しそうなスープとパンに葉野菜。俺が顔を輝かせるのを見て彼は笑った。久々だな、その菩薩の笑み。
「イアニスもまだ食ってないだろ」
「まぁね。僕は後でいいよ…それよりも、貴方に話があってね」
「はなし…」
ホカホカの夕飯に浮き足だった気持ちが、キュッと萎んでしまった。
なんじゃそら……嫌な予感しかしないんだが。
「長くなりそう?」
「手短に済ますつもりだよ。僕も休みたいから」
「ふーん…」
何でも、明日は早くから実家に帰るそうだ。いい加減心配してるかもしれないからと。そりゃそうだよな。
せっかくのうまそうなメシだ。温かいうちにゆっくり味わいたくて、俺はお疲れ気味の糸目くんに声をかけた。
「イアニスもここで飯食う?」
「良いのかい?」
「その方が早く済むでしょ」
「おっしゃ。取ってくるよ」
貴族らしからぬ言葉遣いと表情でニッとすると、イアニスは下に向かった。程なくして、同じ盆を持ち戻ってくる。
くたくただが、それは相手も同じだ。今度こそ俺は流されんぞ、この糸目男子め。
そう気合いを入れつつ、イアニスと共に宿の夕食に舌鼓をうつ。うめー。カブとベーコンのスープだ。美味すぎる!
「美味しそうに食べるなぁ」
「そりゃ腹減ってますから」
食べながら、ギルドや街の様子を軽く話す。
街人はまだ大勢がオルトロスに怯えているが、ギルド職員と冒険者たちはとりあえずの警戒を解いたそうだ。見た目はあんなにおっかないのに、やはり従魔というだけである程度信頼されるのだな。
ギルドではガムドラドさんが睨みを聞かせたおかげで、レダーリア山にダンジョンもどきが発生したことや、俺が異世界から来たことなどはバレずに済んだらしい。
どうやらあの部屋に、音を拾うスクロール…いわゆる盗聴器が仕掛けてあったようだ。おっかないが、街の人からしたら、それほど警戒すべき事だったのだろうなとも思う。突然凶悪な魔物を従えた魔族が、街の者を除け者にして密談しはじめたのだ。そりゃほっとけないよ。
「では、シマヤさん。街の様子はこれくらいにして、本題に入ろうか」
炒り卵をスプーンで寄せながら、やがてイアニスがそう切り出す。
きやがったな。俺もやや塩からい炒り卵を頬張りながら、彼の言葉を待った。
「宿がご用意できました。どうぞ、ご案内します」
「おい。こいつらも追加だぞ」
「シマヤさんも?…あれ、それは?」
イアニスは俺が抱えてるペンや紙を見つけて、不思議そうに聞いてくる。
訳を説明すれば、一瞬だけ憐れむような間を開けてから「…じゃあ、もう一部屋空いてるか聞くね」と告げた。
部屋から出て廊下を戻ると、ギルドの中は人が半分くらい減っていた。冒険者たちは解散したのだろう。ふと一角にいる冒険者たちと目が合う。見覚えのあるムキムキ5人組が、まるで幽霊でも見るような顔でこちらを凝視していた。
あれ?確かこの人たちは、魔除けの魔法陣で休憩した時にいた冒険者さんじゃないか!あれから魔物退治を終えて、この街に来ていたんだ。
ほぼ何の接点も無かったけど、彼らも俺のことを覚えていたらしい。会釈して通り過ぎる。
その先でギルドカードを発行してくれた兄ちゃん職員が、やはり物問いた気にこちらを見ている。彼にも愛想笑いを返して、ギルドを後にした。
今日はもう従魔登録どころじゃないよな。部屋が取れたら、一泊するしかなさそうだ。
イアニスに連れて行かれたのは、来た道を戻った所にある宿屋だった。広場に面しており、俺が泊まった「花売りコカトリス亭」と同じくらいの規模だ。
看板には「泳ぐ虹色瓜亭」とある。うーん、やはり謎だ。
黒髪でがっしりとした恰幅の男が、店の入り口に立ち待っている。彼が店主のようだ。のっしのっしと一行に着いてくるオルトロスに顔を引き攣らせながらも、冷静な対応をする。
「らっしゃい。お連れの従魔さんは通り向こうの厩に繋いでもらうぞ。うちの厩じゃねぇんで、ちと離れるがな」
「こんばんわ、店主。心遣い感謝するぞ、世話になる」
「お、おう…」
ヴァレリアさんの美貌と迫力に店主は少しタジったようが、大きく頷いている。
「リヒャルトや、お腹減っていないか?」「問題ありません。お祖母様は…」とスタスタ入っていく二人を尻目に、俺は厩へ向かうイアニスについて行く。上着の裾にぶら下がるおはぎへ声をかけた。
「本当に大丈夫か?あいつと一緒で…」
「キィ」
おはぎは相変わらず呑気に構えてる。「怒らせるなよ、大人しくしてろよ」と念を押せば、ハイハイ、とおざなりな返事をした。頼むよほんと。
「さ、こちらへどうぞ」
「トホホ。しゃーないけど、馬扱いかよぉ。田舎町はつらいぜ」
「主人と離れるのが少々気になりますが、こちらでゆっくり休みましょう」
「キィー」
厩には他に馬は見当たらなかった。囲いの一つにおさまって藁の上に寝そべるガムドラドさんのもとへ、おはぎがパタパタと飛んでいく。心配だ。
「あ、あのー、うちのおはぎが迷惑をかけたらすみません。一晩一緒にいてやってください」
「なんだぁ?兄ちゃんは心配性だな、さっきからよぅ」
「ではお前もここで一緒に寝ますか?我々は構いませんよ、ねぇ?」
「キィ!(別にいいよ!)」
「…おやすみなさい」
俺は両手を振って大いに遠慮した後、踵を返して宿へ向かった。イアニスが可笑しそうに笑ってついてくる。
その後無事に俺の部屋がとれて、同じ宿に一泊できる事となった。
あてがって貰えた部屋は、やはり花売りコカトリスと同じくらいの広さだ。はじめは不満しか抱かなかった俺も、快適そうなベットを目の当たりにした途端「まぁいいか」と思えてしまうのだった。奢りだしね。
仕方ないので、翻訳始めよう。
デスクの上に紙と手帳を広げて、俺は日本語の文字をこちらの言葉で書き写していった。
ちょくちょく休憩を挟みながら作業していると、ふいにドアがノックされる。ん?誰だ。
「はい」
「イアニスだ。食事を持ってきたよ」
「えっ!」
朝にサンドイッチを食べたきりの俺は歓喜した。ドアを開けると、湯気の立つお盆を両手にイアニスが立っている。
盆の上には、とろりと美味しそうなスープとパンに葉野菜。俺が顔を輝かせるのを見て彼は笑った。久々だな、その菩薩の笑み。
「イアニスもまだ食ってないだろ」
「まぁね。僕は後でいいよ…それよりも、貴方に話があってね」
「はなし…」
ホカホカの夕飯に浮き足だった気持ちが、キュッと萎んでしまった。
なんじゃそら……嫌な予感しかしないんだが。
「長くなりそう?」
「手短に済ますつもりだよ。僕も休みたいから」
「ふーん…」
何でも、明日は早くから実家に帰るそうだ。いい加減心配してるかもしれないからと。そりゃそうだよな。
せっかくのうまそうなメシだ。温かいうちにゆっくり味わいたくて、俺はお疲れ気味の糸目くんに声をかけた。
「イアニスもここで飯食う?」
「良いのかい?」
「その方が早く済むでしょ」
「おっしゃ。取ってくるよ」
貴族らしからぬ言葉遣いと表情でニッとすると、イアニスは下に向かった。程なくして、同じ盆を持ち戻ってくる。
くたくただが、それは相手も同じだ。今度こそ俺は流されんぞ、この糸目男子め。
そう気合いを入れつつ、イアニスと共に宿の夕食に舌鼓をうつ。うめー。カブとベーコンのスープだ。美味すぎる!
「美味しそうに食べるなぁ」
「そりゃ腹減ってますから」
食べながら、ギルドや街の様子を軽く話す。
街人はまだ大勢がオルトロスに怯えているが、ギルド職員と冒険者たちはとりあえずの警戒を解いたそうだ。見た目はあんなにおっかないのに、やはり従魔というだけである程度信頼されるのだな。
ギルドではガムドラドさんが睨みを聞かせたおかげで、レダーリア山にダンジョンもどきが発生したことや、俺が異世界から来たことなどはバレずに済んだらしい。
どうやらあの部屋に、音を拾うスクロール…いわゆる盗聴器が仕掛けてあったようだ。おっかないが、街の人からしたら、それほど警戒すべき事だったのだろうなとも思う。突然凶悪な魔物を従えた魔族が、街の者を除け者にして密談しはじめたのだ。そりゃほっとけないよ。
「では、シマヤさん。街の様子はこれくらいにして、本題に入ろうか」
炒り卵をスプーンで寄せながら、やがてイアニスがそう切り出す。
きやがったな。俺もやや塩からい炒り卵を頬張りながら、彼の言葉を待った。
21
あなたにおすすめの小説
特に呼ばれた記憶は無いが、異世界に来てサーセン。
黄玉八重
ファンタジー
水無月宗八は意識を取り戻した。
そこは誰もいない大きい部屋で、どうやら異世界召喚に遭ったようだ。
しかし姫様が「ようこそ!」って出迎えてくれないわ、不審者扱いされるわ、勇者は1ヶ月前に旅立ってらしいし、じゃあ俺は何で召喚されたの?
優しい水の国アスペラルダの方々に触れながら、
冒険者家業で地力を付けながら、
訪れた異世界に潜む問題に自分で飛び込んでいく。
勇者ではありません。
召喚されたのかも迷い込んだのかもわかりません。
でも、優しい異世界への恩返しになれば・・・。
キャンピングカーで走ってるだけで異世界が平和になるそうです~万物生成系チートスキルを添えて~
サメのおでこ
ファンタジー
手違いだったのだ。もしくは事故。
ヒトと魔族が今日もドンパチやっている世界。行方不明の勇者を捜す使命を帯びて……訂正、押しつけられて召喚された俺は、スキル≪物質変換≫の使い手だ。
木を鉄に、紙を鋼に、雪をオムライスに――あらゆる物質を望むがままに変換してのけるこのスキルは、しかし何故か召喚師から「役立たずのド三流」と罵られる。その挙げ句、人界の果てへと魔法で追放される有り様。
そんな俺は、≪物質変換≫でもって生き延びるための武器を生み出そうとして――キャンピングカーを創ってしまう。
もう一度言う。
手違いだったのだ。もしくは事故。
出来てしまったキャンピングカーで、渋々出発する俺。だが、実はこの平和なクルマには俺自身も知らない途方もない力が隠されていた!
そんな俺とキャンピングカーに、ある願いを託す人々が現れて――
※本作は他サイトでも掲載しています
祝・定年退職!? 10歳からの異世界生活
空の雲
ファンタジー
中田 祐一郎(なかたゆういちろう)60歳。長年勤めた会社を退職。
最後の勤めを終え、通い慣れた電車で帰宅途中、突然の衝撃をうける。
――気付けば、幼い子供の姿で見覚えのない森の中に……
どうすればいいのか困惑する中、冒険者バルトジャンと出会う。
顔はいかついが気のいいバルトジャンは、行き場のない子供――中田祐一郎(ユーチ)の保護を申し出る。
魔法や魔物の存在する、この世界の知識がないユーチは、迷いながらもその言葉に甘えることにした。
こうして始まったユーチの異世界生活は、愛用の腕時計から、なぜか地球の道具が取り出せたり、彼の使う魔法が他人とちょっと違っていたりと、出会った人たちを驚かせつつ、ゆっくり動き出す――
※2月25日、書籍部分がレンタルになりました。
大学生活を謳歌しようとしたら、女神の勝手で異世界に転送させられたので、復讐したいと思います
町島航太
ファンタジー
2022年2月20日。日本に住む善良な青年である泉幸助は大学合格と同時期に末期癌だという事が判明し、短い人生に幕を下ろした。死後、愛の女神アモーラに見初められた幸助は魔族と人間が争っている魔法の世界へと転生させられる事になる。命令が嫌いな幸助は使命そっちのけで魔法の世界を生きていたが、ひょんな事から自分の死因である末期癌はアモーラによるものであり、魔族討伐はアモーラの私情だという事が判明。自ら手を下すのは面倒だからという理由で夢のキャンパスライフを失った幸助はアモーラへの復讐を誓うのだった。
異世界ビルメン~清掃スキルで召喚された俺、役立たずと蔑まれ投獄されたが、実は光の女神の使徒でした~
松永 恭
ファンタジー
三十三歳のビルメン、白石恭真(しらいし きょうま)。
異世界に召喚されたが、与えられたスキルは「清掃」。
「役立たず」と蔑まれ、牢獄に放り込まれる。
だがモップひと振りで汚れも瘴気も消す“浄化スキル”は規格外。
牢獄を光で満たした結果、強制釈放されることに。
やがて彼は知らされる。
その力は偶然ではなく、光の女神に選ばれし“使徒”の証だと――。
金髪エルフやクセ者たちと繰り広げる、
戦闘より掃除が多い異世界ライフ。
──これは、汚れと戦いながら世界を救う、
笑えて、ときにシリアスなおじさん清掃員の奮闘記である。
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
【村スキル】で始まる異世界ファンタジー 目指せスローライフ!
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕の名前は村田 歩(ムラタアユム)
目を覚ますとそこは石畳の町だった
異世界の中世ヨーロッパの街並み
僕はすぐにステータスを確認できるか声を上げた
案の定この世界はステータスのある世界
村スキルというもの以外は平凡なステータス
終わったと思ったら村スキルがスタートする
【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~
石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。
ありがとうございます
主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。
転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。
ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。
『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。
ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする
「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる