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1章【巨人の湖編】
第22話・交差する思惑
しおりを挟む『5月9日』
今日は対集団を想定した訓練を行った。
魔法使用無しでもセイカイのタックルを受け止められる事ができたのは進展だ。盾生成の基準が分かってきた。
改善点は、相変わらずサスケとサイゾウの気配を消した攻撃への対処がワンテンポ遅れる事。次回からは魔力感知の範囲を絞る事に焦点を合わせよう。
反省点は加減を覚える事。
「⋯よし、今日はこんな所か。皆!付き合ってくれてありがとうな!今日はゆっくり休んでくれ!」
メモ帳を閉じ、俺は号令をかけた。
その場の全員が一斉にぐったりとその場に倒れ込んだ。どうやら修行に付き合わせすぎてしまったらしい。
俺は一人一人激励しながら、怪我を負った者には回復をしてまわった。5月を過ぎ、目標の8月11日まで残り3ヶ月程になった。ここギフェルタは目標1ヶ月前に出発しようと考えている。つまり、7月だ。
残りの1月はベルトンに向かう所要時間で数日間を覗いて、この世界の人間について『勉強』の時間を挟みたいと思っている。勉強っていっても、ある程度のマナーとか、この世界の通貨などの基本知識についてだ。
最初は修行と同時進行で勉強、という形でやろうと思ったんだが、俺の性格上、集中する事が2つあると、片方に身が入らないという致命的な欠点があるからな⋯。
治らないんだよな、コレが。
全く困ったもんだ。
「長殿、少しお時間よろしいですか?」
「⋯ん?ロクロウか。」
腕組みをしながら頭を捻っていると、ロクロウが控え気味に話し掛けてきた。かなり疲労が見えるが、他の皆と比べると比較的大丈夫そうだ。
⋯因みに、昨日の行った集会での取り決めにより、俺を呼ぶ際は『長殿』で一貫する事になったらしいんだが、問題はその集会に俺は参加していなかった事なんだよな。
割と恥ずかしいからやめて欲しいと遠回しに伝えたつもりだったんだが、伝わらなかったみたいだな⋯⋯まぁいい。
要件を聞くと、自身の能力について相談があるとの事。
「わたしの毒⋯効き目はある程度の自信があるのですが、効果が本格的になるまでに相当な時間がかかってしまうんです。」
「成程、毒の扱いは詳しくないが⋯要するに毒の効き目を早くしたいんだな?」
「ぁ、いえ⋯違います。⋯すいません。」
俺が(ドヤ顔で)先を読んで返答すると、困った様に小声で否定を入れてから、謝罪された。
恐らく、要件を先に伝えずにすいません、というニュアンスなのだろうが、ロクロウよ⋯そこで謝られても俺の心が抉られるだけだぞ⋯
いや俺が勝手に口開いて、勝手に恥ずかしい思いしてるだけだが。気を使わせてしまってやるせない。やるせないが無言では気まずいので誤魔化そう。
「⋯フッ、冗談だ。本当の要件は?」
完璧なエスケープだな、コレは。
もうそうだと思い込もう。ロクロウは⋯うん、納得してるっぽいし、これでいいか。
「それなんですが─⋯」
話を聞くと、毒発現の時間の短縮ではなく、本格的に発現するまで持ち堪える為の立ち回りをレクチャーして欲しいとの事。しかし、発現時間の短縮自体は考えに無かったようで、感謝された。結果オーライである。⋯⋯結果オーライである。
「まぁどうせなら両立できた方がいいが、自分のペースで無理なく練習するのが1番だな。」
「成程ぉ⋯」
コーチングの定型文の様な言葉を掛けると、深く頷いた。
どうせなら、毒を命中させたら1度身を隠してしまえば楽に終わるのでは?とも伝えたが、彼女曰く、この身体では全身を隠すのに十分な物陰と、時間が必要だと言う。
成程、理にかなっている。
確かに彼女の図体を隠しきるには、どちらも必要だ。特に時間がかかるというのは致命的だ。例えば小さな穴に頭から隠れた場合、尻尾の状況は確認出来ない。掴まれでもしたらかなりマズい。そのまま引きずり出されてブチッ⋯なんて事もありえる。
⋯しかし、この身体での立ち回り方とは難しい質問だ。
なんせ一撃で致命傷どころか絶命する恐れがある。相手の攻撃に対して『受け』ができない。全て避け切るしかないからだ。
彼女が今生きてある事も、あの時、俺の鉤爪が腹を掠った程度で済んだからこそだ。ロクロウにとって、ほぼ全ての斬撃に両断される危険が伴っている。
「立ち回りを教わりたいというのなら、俺はできる限りを尽くすつもりだ。⋯が、」
「⋯が?」
「俺はここで出会ってヤツらには死んで欲しくない。物凄く。そしてそれは、ロクロウも同じだ。」
死んで欲しくないからこそ、彼女が本気なら俺も本気で稽古をつける。そんな俺の意図を汲んだのか、ロクロウは力強い眼差しで俺に向き合った。
改めて、彼女が美しい瞳を持っている事に俺は気が付いた。
肩を叩いて、気持ちを理解したという意志を示したかったが、相手は蛇なので肩は無い。俺は代わりに額を撫でてやる事で、意思表示を行った。
彼女が『シュルル』と一声発する。
その様子に妙な愛着を覚えたが、俺は直ぐに手を離して後ろを向いた。
「⋯まぁ今日はもう俺も疲れたし、稽古は明日からだ。」
「⋯!はい!」
かくして、彼、燗筒 紅志の弟子1号生がここギフェルタに誕生したのであった。そして、この事を知った者達が次々弟子に立候補していったのは言うまでもないだろう。
引き寄せたのか、それとも引き寄せられたのか。
彼を取り巻く数々の者達は、遠い未来において何かを成すのであろうか──⋯
NOW LOADING⋯
某国。
裏路地に入り、迷路の様に入り組んだ道を抜けた先にて。
「解析、急げッ!」
「ただいま行っております!ですがこれは⋯」
行き止まりの、廃れた物置き場の壁に無造作に立て掛けてあるボロボロのソファ。それに隠される様に、南京錠の壊された扉があった。
「⋯~~ッ!やはり、見間違いではないか⋯!」
「えぇ⋯恐らく、この書類を発行したギルド側も気付いてはいないかと⋯」
その扉を開き、薄暗い廊下を進んだ所にある最奥の一室から、興奮気味の男の野太い声と、それに返答する1つの細い声が響いていた。
部屋の中では2人の人物が、巨大な水晶に映し出されたとある魔物の画像を凝視していた。1人は大柄な男性で、うなじの下辺りまで伸びた茶色の髪を、雑に束ねている。荒れた髪から、ロクに手入れをしていないのが容易に伺えた。
全身に黒鉄製の防具を身に付け、背中には人が扱うには不向きと思われる大剣が担がれていた。防具と武器、どちらも年季が見られる破損ぶりだが、汚れが1つもない所を見ると、手入れが行き届いているのは想像に難しく無かった。
「大発見ですよコレは⋯」
そしてもう1人⋯今の男とは正反対に、背丈は一般男性より低く、髪型も坊主に近いものだった。⋯恐らくだが、黒髪だろう。
先程の男性の格好から察せるが、彼らは冒険者だ。
しかし、この男は重量のある防具や武器は装備していない。見た目に違わず、非力である為だ。
その代わり、この男の右手には木製の棒が握られていた。
勿論、ただの棒ではない。言うなれば『魔法の杖』。一般的に思い浮かべられるものと言えば、30cm物差し程のサイズ感だが、彼が握っているのは松葉杖程の大きな物だった。
RPGではお馴染みの、杖の頭部に青水晶がくっついてるアレであふ。この水晶の正体は魔力石である。
魔力石とは文字通り魔力が凝固した石の事で、人間が魔法を使う際、補助的な役割を果たしてくれる。
ちなみにだが、魔力石の魔力が空っぽになると、ただの石になって砕け散る。そして新たに魔力石をはめ込む事で、再び魔法の杖として活躍するのだ。
「⋯行くぞリック、準備しろ。⋯金儲けの時間だ。」
「えぇ⋯ちゃんと手柄分配してくださいよゴルザ総長?」
ゲヘゲヘと下品な笑みを浮かべ、部屋を出る2人。
彼らが立ち去った後の水晶は電源が落ちた様に光が薄れていった。
隙間風に煽られ、水晶の下にあった紙がなびく。
【特別監視個体について】
あの銀槍竜の姿が捉えられたあの書類が、静かに中に舞ったのであった─⋯
⋯─「しっかし、銀槍竜か⋯厄介だな。」
「確かに、この魔物はギルドから情報が回ってくる度に強力になっていますね。しかし⋯」
リックと呼ばれた男は、言葉を区切りってニヤリと笑った。
それを見たゴルザも、同じ表情を浮かべた。2人は大きな扉の前で止まり、リックが即座に扉の取っ手に手を掛けた。
「ゴルザ総長⋯始めましょう。」
「あぁ、わかってる。」
大扉を開いたその先には、体育館程の広い部屋が。
薄暗い部屋の中には、100人は下らないであろう数の人影が屯していた。酒と煙草の匂いと煙が充満する部屋で、全員が大扉が開く音に振り返った。
⋯ここで1つ問題を出したい。
ゴルザと呼ばれる男が、何故『総長』と呼ばれているかについて。冒険者は基本的な少人数でクエストに赴く。数人程度のパーティでリーダーを務めるなら、そのまま『リーダー』『隊長』の方が相応しいだろう。
では、『総長』と『隊長』の違いは何か。
それは、ごく単純な『束ねる人間の数』の違い。
⋯ここまでで、答えを出すのは難しいだろう。
「さぁ!テメェら!仕事の時間だぜ!」
彼の言葉に、全員が反応した。
ある者は武器を担ぎ、ある者はお手玉の様に魔法を操り、またある者は静かに煙草の火を消した。
彼が総長と呼ばれているのか。
これは決して大袈裟に呼んでいるのではない。もう一度、先程の言葉に目をやって欲しい。
彼の言葉に反応したのは、誰か。
さて、もうお分かりだろう。
彼が何故『総長』と呼ばれているかについて。仮にこの時点で分からずとも、まもなく理解できるだろう。
彼の次の発言で。
「今回の標的はコイツだ。⋯コイツは年々個体数が減っている。極めて希少だ。今ではその価値は数百倍⋯いや数千倍は下らない。」
「「「「⋯⋯⋯⋯⋯。」」」」
それを聞いて、低く掠れた笑い声が点々と溢れ始める。
笑い声は次第に大きくなり、1つの唸り声の様になって部屋中に響いた。
『違法ギルド』
主に希少価値の高い魔物を標的として、正式なギルドの規定を無視して乱獲、及び売買を行う組織の総称である。
違法ギルド【ゲシュペト】
己らを幻影と名乗り活動する、悪の組織である。その巧妙かつ迅速な手口から、総長である男が名付けたのだ。
そう、総長ゴルザが。
「行くぞクソ野郎共ォ!美味い酒飲もうぜッ!」
「「「「シャアァアアアアアアアア──ッ!!!」」」」
なにゆえ、彼らの手口が迅速か?
それは凄腕の冒険者の存在ではなく、天才的な作戦があるからでもない。短時間で捕獲が完了するのは、単純に人海戦術によるゴリ押しで乗り切っているからだ。
いつかの日と同じ様に。
銀槍竜に新たな災難が振りかかろうとしているのであった──⋯
▶???視点◀
「ハッ⋯ハッ⋯⋯ふぅ─⋯危なかったぜ⋯」
ある男が呼吸を荒らげながら、1人呟いた。
何故この男がこんなにも呼吸が乱しているのか、詳細は半刻ほど前に遡る─⋯
(⋯─チッ⋯成程な。コイツらの手口が分かってきたぜ⋯)
俺はギルドから派遣された、しがない冒険者調査員だ。
今は依頼があって、違法ギルド【ゲシュペト】に潜入中だ。
昨日、ようやく総長を名乗る男⋯ゴルザのツラを確認する事ができた。今後、俺の身の安全が保証されるとも分からないのでここに日誌として記しておく事にする。
『どうやら今回の標的は銀槍竜らしい。
最近話題に上がるが、そこまで希少価値の高い魔物では無かった気がするが⋯
今はその事はいい。
重要なのはヤツらの手口についてだ。これに関しては情報通り、ギルド規定以上の人数で行っている様だ。数は100人程。
そして今日、長年の不可解点だった問題が解けた。
どうしてそんな大人数でクエストに赴けのか、だ。一時期、ギルド側にヤツらと通じている者がいるとも考えられたが、それは違った。
ヤツら、一般人に偽装して現地に向かっていたんだ。
しかも、一般人が魔物が生息する地域⋯通称『フィールド』に向かう際には冒険者1人以上が付き添うのが決まりだ。
そして現地で集合してコトを起こす。
これが詳細だ。
周到なのは、一斉にフィールドに向かうのではなく、別々のギルド会場から分散している事だ。これならギルド側も怪しまない。短時間で戻っ』
(⋯っと、誰か来やがったな⋯)
俺は急いで日誌を腕防具の隙間に隠した。
この腕の防具の隙間は、敢えて空けてあるものだ。小物を隠すのにサイズで、俺みたいな捜査員はここに日誌や或いは拘束具などをしまう。
「クッソォ~!あの女、高い酒呑ませやがって~!」
「お前、毎度あのネェちゃんに良い様に使われてんな!」
「うるせェ~!顔とケツは最高なんだぜ~⋯ヒック!」
俺は奥から歩いてきた2人組と、何食わぬ顔ですれ違った。
かなり酒臭く、まだ昼間だと言うのに完全に出来上がっていた。ここの治安はお世辞にも良いとは言えぬもので、アイツらも、あくまで金儲けの為に集まっているだけだ。
その証拠に⋯
「オラッ!」
「がッ!?⋯っテメェ、コラ何しやがる⋯!」
「アイツはいい女なんだあーー!!」
「死んだぞテメェ⋯!!」
あーあー、また殴り合いだ。
酔っぱらい相手に何ムキになってんだよアイツは。全く、こんな所さっさと出ていきたいぜ。
溜息をつき、頭を横に振りながらさっさと外に出る。
俺は後ろのポケットから煙草を取り出し、咥えた。
(やれやれ⋯取り敢えず、主犯の顔は確認した。後は犯行現場を押さえることが出来れば⋯)
兎に角、今はこの日誌を信頼出来る誰かに渡すのが最優先か。
⋯ックソ、火ィつかねぇな。火魔法は加減が難しいから嫌いなんだよ。一歩間違えたら折角の煙草が灰になっちまうし⋯
「ほらよ。」
「あぁ⋯すまん。」
火を出すため指先と格闘していると、視界の端に何者かの親指が入り込んだ。蝋燭程度の火が指先に灯っている。俺は有難く煙草に火を付け、礼を言った。
空を仰ぎながら、煙草を吸う。
全く、こんな組織でもこーゆー人間味があるヤツもいるから世の中わかんねぇな。どんなツラしてんだか、さぞ良いツラして⋯
「よォ新入り。俺にも1本くれよ。」
「⋯⋯⋯あぁ。」
落ち着け俺。
目の前に悪の首領がいても、平静を崩すな。反射的だが、さりげなく煙草を渡す事ができた。⋯よし、問題はナイ。
「フ─⋯⋯コイツぁ、ランスロットか。」
「⋯そうだ、気に入ってるんだ。」
ランスロット、俺が好んで選ぶ煙草だ。
一吸いで分かるとはやるな。⋯と、冗談を言うのはやめておこう。俺の立ち位置として、コイツに少しでも関わるのはマズい。
互いに煙草を吸い、数刻ほど二人の間は静寂に包まれた。
俺から特に話すことも聞きたい事もないので、早めに吸い終わり、屈んで煙草を地面に擦り付けていた時、ゴルザが動いた。
俺は曲がりなりにも冒険者だ。
嫌な予感、というのは物質として感じられる程に強く察知できる。それが今、粘り気のある煙の様にヤツから感じ取れた。
あまりに自然な時間が過ぎた為、思わず背後を空けてしまったのだ。この体勢からはヤツの動作は確認できなせいで、不安感が全身を包む。俺の額に冷や汗が流れた。
距離が、徐々に、近付いている。
心臓が鼓動する度に、それが脳裏に浮かぶ。
幸い、ヤツから見て俺の両手は胴体で隠れている。この体勢なら、多少腕を動かしても不自然には思われまい。
「⋯⋯⋯⋯おい、」
あと少し、手を腕の防具に手を掛けれれば、撤退時に使用するけむり玉を取り出せる。
「新入り。」
(あと⋯ホンの⋯⋯数秒⋯!!)
更に粘り気を増す気配に、額の冷や汗はますます大粒になって流れ落ちた。⋯このタイミングでの撤退は予定外だったが、顔は割れたし、次の標的も把握できている。対応のしようは幾らでもある筈だ。
けむり玉を取り出した俺は、悟られぬ様⋯しかし確実に破裂させ煙幕を張るために、ゆっくりと見えない位置で振りかざした。それと同時に、ゴルザの手が俺の右肩を叩いた。
(⋯⋯ッ!!)
「吸殻を地面で消火するな。灰の跡がつくだろ。⋯悪いが、潔癖なんだ。」
フッと、粘り気があった筈の煙が、オレの横を流れていくのが分かった。俺は即座にけむり玉を戻し、何事も無かった様に『すまん』と言い、地面に付着した灰の跡を素手で払ってから、その場を立ち去った。
そして⋯
「ハッ⋯ハッ⋯⋯ふぅ─⋯危なかったぜ⋯」
日が届く場所に出た俺は、一気に疲労に襲われた。
嫌な予感がしたのは、ヤツが潔癖で俺の行為に不快感を覚え、注意しようとして発せられたものだったか。
やれやれ、これじゃあどっちが悪者なんだか。
俺はポケットに両手を突っ込んで歩き始めた。
(さて⋯これでまだ潜入は続行できる。完全に流れだったが⋯これでヤツらの縄張りから一時離脱できた。後はこの日記を書き切って、渡す事ができれば⋯)
男が歩き去るその背後⋯裏路地に通じる道の壁に寄り掛かり、煙草を吸う人影が一つ。人影は吸っていた煙草を吐き捨て、足で踏み付けた。躙る様に、ゆっくりと。
事件は、この日から音を立てて動き始めたのだった。
そして⋯当事者である彼は──⋯
「クエッ!クエッ!」
「よーし、出来たぞ虎徹。ギフェルタで採れた山菜と肉のスープとキノコのステーキだ!」
⋯──まだ、この事を知る由はなかったのであった。
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