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1章【暗黒討伐編】
第146話・五大神将。
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【闘神・アルマ】
・物理格闘を得意とした最上位黒異人。
オーガの能力である『攻撃転送』の劣化版を所有している。
「──我は、必ずやオーガ様のお役に立って見せましょう!」
3m程もある大男が、自身の胸を力強く叩く。
彼が着る純白の袴には、紅と金の稲妻模様が描かれており、身に纏う者の荒々しさを表現している。
頭は丸刈りにしているが、薄く生えた髪の色から赤色である事が見て取れる。
その格好と与えられた二つ名から、武闘派である事は誰の目にも明らかであった。
【魔神・ラート】
・魔力戦闘を得意とした最上位黒異人。
オーガの能力である『攻撃転送』の劣化版を所有している。
「──ご期待以上の活躍を、私が約束致します」
静かな声色で言い、女がお辞儀をする。
アルマと比べると半分程の身長で、尚且つかなりの細身である者だ。
身に纏う純白の羽衣には淡い桃色のラインが入っており、流麗で雅な雰囲気が漂っている。
服色から一転して、美しい紺色の長髪は束ねずに腰下まで伸し、水流の様に風に靡(なび)かせる。
上品で端麗な顔立ちから、女神と呼ぶに相応しい神将なのであった。
【狂神・ギオス】
・ トリッキーな魔力格闘を得意とする最上位黒異人。
オーガの能力である『攻撃転送』の劣化版を所有している。
ヴィルジールが住むアリオンの街を襲った神将。
「──ギギャ⋯⋯ウギギ⋯⋯」
身体を金色(こんじき)の鎖に繋がれたギオスは、それから抜け出そうと全身を捩る。
先の二名の神将と比べると、かなり通常の黒異人に近い姿をしているのが本個体である。
通常黒異人との違いがあるならば、純白の包帯の様な布が全身に巻き付いてる点だ。
両肘の先や両肩から伸びる布の切れ端は、焦げて千切れた状態になっている。
包帯の隙間で光る赤い瞳は、ギョロリと周囲を睨み付ける。
その異端な姿に違わず、未だに知性の獲得が叶っていないが故に、こうして拘束されている訳だ。
【迅神(じんしん)・ゼト】
・速度を活かした戦闘を行う最上位黒異人。
オーガの能力である『攻撃転送』の劣化版を所有している。
「──敵が瞬きする間も無く、滅して御覧にいれます」
一歩前に出たゼトは、堂々とした態度で言う。
セミロングの紫色の髪と金の瞳を持った、好青年の様な見た目の彼だが、最たる特徴となるのはその脚だ。
上半身には何も身に付けず漆黒の裸体が顕になっているが、それに対して下半身。主に膝から下には、分厚い装甲を装着している。
一見すると文字通りの足でまといの様にも感じるが、その実は速度の大幅な増幅効果を持っている装束だ。
まさに“神器”と呼ぶに相応しい装備だが、それの最大の性能はゼト本人さえ知らない程であった。
【天神・セラフ】
・オーガに絶対の忠誠を誓う最上位黒異人。
オーガの能力である『攻撃転送』の劣化版を所有している。
最初の襲撃の際、アリアと出会った黒異人。
「──オーガ様のご意志のままに。私は、それに従うのみです」
純白のキャソックを揺らし、男が口を開く。
同じく純白の髪はマッシュの形で、その頂点は髪の艶が極めて良い事によってが光が円形に反射していた。
初めに創られた神将である彼は、他の個体と比べて“異質”である。
ある意味では“それ”は弱みであり、ある意味では“それ”が強みともなる。
だが創られた本人でさえ、その事実は知らない。
オーガ曰く、『教えてやる必要は無い』と──。
「お前達は、この先の未来で生まれる新たなる世界に於(お)いて、神威の代行者となってもらう。
くれぐれも。くれぐれも、忘れてくれるなよ? お前達の役目は、アルノヴィアを打ち倒し、魔王ゼルを打ち倒し、ようやく始まるのだと」
「「「「はっ!!!!!」」」」
片膝を付き、神将達は力強く返事をする。
神も、神に付き従う者も。人を導く存在である筈の者達が、“全て”を殲滅せんと動き始める。
黒の神、魔の王、星の龍。──そして、紅色の意志。
噛み合う歯車は、刻一刻と秒針と世界を廻し続けているのだった。
・物理格闘を得意とした最上位黒異人。
オーガの能力である『攻撃転送』の劣化版を所有している。
「──我は、必ずやオーガ様のお役に立って見せましょう!」
3m程もある大男が、自身の胸を力強く叩く。
彼が着る純白の袴には、紅と金の稲妻模様が描かれており、身に纏う者の荒々しさを表現している。
頭は丸刈りにしているが、薄く生えた髪の色から赤色である事が見て取れる。
その格好と与えられた二つ名から、武闘派である事は誰の目にも明らかであった。
【魔神・ラート】
・魔力戦闘を得意とした最上位黒異人。
オーガの能力である『攻撃転送』の劣化版を所有している。
「──ご期待以上の活躍を、私が約束致します」
静かな声色で言い、女がお辞儀をする。
アルマと比べると半分程の身長で、尚且つかなりの細身である者だ。
身に纏う純白の羽衣には淡い桃色のラインが入っており、流麗で雅な雰囲気が漂っている。
服色から一転して、美しい紺色の長髪は束ねずに腰下まで伸し、水流の様に風に靡(なび)かせる。
上品で端麗な顔立ちから、女神と呼ぶに相応しい神将なのであった。
【狂神・ギオス】
・ トリッキーな魔力格闘を得意とする最上位黒異人。
オーガの能力である『攻撃転送』の劣化版を所有している。
ヴィルジールが住むアリオンの街を襲った神将。
「──ギギャ⋯⋯ウギギ⋯⋯」
身体を金色(こんじき)の鎖に繋がれたギオスは、それから抜け出そうと全身を捩る。
先の二名の神将と比べると、かなり通常の黒異人に近い姿をしているのが本個体である。
通常黒異人との違いがあるならば、純白の包帯の様な布が全身に巻き付いてる点だ。
両肘の先や両肩から伸びる布の切れ端は、焦げて千切れた状態になっている。
包帯の隙間で光る赤い瞳は、ギョロリと周囲を睨み付ける。
その異端な姿に違わず、未だに知性の獲得が叶っていないが故に、こうして拘束されている訳だ。
【迅神(じんしん)・ゼト】
・速度を活かした戦闘を行う最上位黒異人。
オーガの能力である『攻撃転送』の劣化版を所有している。
「──敵が瞬きする間も無く、滅して御覧にいれます」
一歩前に出たゼトは、堂々とした態度で言う。
セミロングの紫色の髪と金の瞳を持った、好青年の様な見た目の彼だが、最たる特徴となるのはその脚だ。
上半身には何も身に付けず漆黒の裸体が顕になっているが、それに対して下半身。主に膝から下には、分厚い装甲を装着している。
一見すると文字通りの足でまといの様にも感じるが、その実は速度の大幅な増幅効果を持っている装束だ。
まさに“神器”と呼ぶに相応しい装備だが、それの最大の性能はゼト本人さえ知らない程であった。
【天神・セラフ】
・オーガに絶対の忠誠を誓う最上位黒異人。
オーガの能力である『攻撃転送』の劣化版を所有している。
最初の襲撃の際、アリアと出会った黒異人。
「──オーガ様のご意志のままに。私は、それに従うのみです」
純白のキャソックを揺らし、男が口を開く。
同じく純白の髪はマッシュの形で、その頂点は髪の艶が極めて良い事によってが光が円形に反射していた。
初めに創られた神将である彼は、他の個体と比べて“異質”である。
ある意味では“それ”は弱みであり、ある意味では“それ”が強みともなる。
だが創られた本人でさえ、その事実は知らない。
オーガ曰く、『教えてやる必要は無い』と──。
「お前達は、この先の未来で生まれる新たなる世界に於(お)いて、神威の代行者となってもらう。
くれぐれも。くれぐれも、忘れてくれるなよ? お前達の役目は、アルノヴィアを打ち倒し、魔王ゼルを打ち倒し、ようやく始まるのだと」
「「「「はっ!!!!!」」」」
片膝を付き、神将達は力強く返事をする。
神も、神に付き従う者も。人を導く存在である筈の者達が、“全て”を殲滅せんと動き始める。
黒の神、魔の王、星の龍。──そして、紅色の意志。
噛み合う歯車は、刻一刻と秒針と世界を廻し続けているのだった。
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