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そして、結果発表
しおりを挟む後日、体育館にて先日の文化祭の模擬店の結果発表が行われました。
上位3クラスには素敵なご褒美が与えられ、5位までのクラスには校長先生からのポケットマネーのお小遣いが与えられるという、大盤振る舞い。
我が学校だからこそ、出来ることなのですわ!
そう思うと、校長先生もなかなかのお金持ちなんですのね。
「それでは、発表します。第5位は……」
次々と呼ばれていく中、まだ呼ばれません。許婚様のクラスも、まだ呼ばれておりませんわ。
これは意外と、勝てるのでは……!
「では、第2位は……2年A組!」
と思った矢先に……呼ばれてしまいましたわ。
さようなら、ファンタジーランド。またお会い出来る日を夢に見て……
ということは───
「えー、では栄えある第1位は……2年E組!」
やはり、許婚様のクラスでしたわ。クラスの方たちは歓声を挙げたり、泣いて喜んだりしていますわ。
とても悔しいですけれど、結果は結果。仕方ありませんわ。
許婚様の圧倒的な力には及ばなかった……まだまだ修行が足りん!ということなのでしょう。
また次、来年を目指して頑張りますわ!
「優勝、おめでとうございます」
「ん、あぁ。ありがとう」
「あら、嬉しくないんですの?ファンタジーランド、貸し切りご招待ですわよ?」
「別に、そういうのは好きではないからな」
「そうなのですか……でも、楽しまないと損ですわ」
「別に、損しても構わん。気にすることでもない」
「ダメですよ!ダーメー!優勝したからには、ちゃんと楽しんできてくださいな」
「そういえば桜、土産は何が良いんだ。買ってきてやる」
「良いのですか!?そうですわねぇ……」
調べてリクエストします、とウフウフしながら返事すると、許婚様は
「ははは、かなり多そうだな」
と笑っていらっしゃいました。それはそれは、とっても素敵な笑顔で。
私がリクエストをしてから数日後、許婚様はファンタジーランドへ行かれました。
「はぁ……今頃、怜さんクラスはファンタジーランド……」
「羨ましいですわね、本当に」
「でも俺ら準優勝でも、隣のメルヘンランドのディナー&パレード、貸し切りだぞ?」
「でも、メルヘンよりファンタジーの方が人気なのでは……」
「まぁ、そうだけどさ!」
「おーい、お前ら。今、授業中ってこと忘れてないか?」
「あっ、忘れてました!すみませーん」
「オイ!」
クスクスと皆の笑いで和やかな雰囲気の中、授業が中途半端なままチャイムが鳴ってしまいました。
「あぁ!また、中途半端なところでチャイムが鳴ってしまった……」
「センセー、よくここの教師になれましたわね」
「確かに」
「学級委員長、怖ええ!」
「まぁまぁまぁ!頑張ってんだから、大目に見ようではないか」
「上から目線かよ、お前ら……」
最後には、クラスの皆から励まされた先生なのでした。
許婚様、リクエストしたお土産を楽しみにして、お待ちしておりますわ……♪
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