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43話
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4人で、じりじりと見つめ合うこと……3分。
そうです。
カップラーメンが出来ますね!!!(ドヤァ
……………………………
…………………
……………
マジでお願い。
誰か来て…!!!(切実)
てかさ、双子と先輩でこれからやり合うんでしょ?
拳同士のやりとりでしょ?
青春でしょ?!
俺、いらなくね??
むしろ、俺の任務を遂行させてくれ!!
「…風紀委員長まで来ちゃってるよ、空」
「だね、海」
「「ここで、2人とも沈めちゃおう!!」」
さも楽しそうに。
ニヤリと同じ顔で笑った双子は、俺と皆川先輩をターゲットにしたようだ。
ちょっと待ちたまえ!!
君達、聞いていたのかね?!
俺は、俺の任務を遂行させてくれと言っているんだよ!
…………
むろん、心の中でな!!!!!!
…………そして、俺はつくづく悟ったんだ…
俺の味方なんぞ、ここには居はしない………!!!と。
どうにかこうにかここをうまく、軽やかにくぐり抜けられぬかー…と、俺が必死こいて考えてんのに、この目の前に居る阿呆共はドンパチやり出した!
そう、やり出したのだ!
皆川先輩に蹴りを繰り出す、双子その1。
それをニヤニヤしながら交わし、カウンターを仕掛ける皆川先輩。
そして、こちらに走ってきている、双子その2。
……走ってきている、双子その2?!
ちょ、マジかよマジかよマジかよマジかよ!!!!!(涙目)
「俺を巻き込むなぁぁぁあ!!!!」
俺は例の物を地面に置き、双子その2から逃げるべく全力疾走!
「逃げないでよー!」
あははは、と。
あきらかに弱者を追いかけるその様は、ネズミを追いかける猫!
その場から完全に逃げるのは、残り時間を考えてロスになるので(せっかくここまできたんだし!)、俺は小猿くん達の捕獲場所をぐるぐると走り回る。
それを楽しげに追いかけてくる、双子その2。
あのやろう、本気で追いかけてねぇな!
完全に馬鹿にしてやがる!!
今に見ていろよ…、「窮鼠猫を噛む」って言葉がある通りに、俺だってやるときゃあ、やる男なんだぜっっ!!!!!!
……………
いつかな!!!!←←
ばかやろう!
へ、ヘタレじゃねーよ!
その時が今じゃないだけであって……
そ、そう!
後数分したら、俺だってあの双子の1人や2人を、俺が今まで培ってきた護身術でポーンと、ちぎっては投げてちぎっては投げてって……………
あぁ、違った!
あと、数十分後にね!
(違う!断じてヘタレじゃない!!)
今はとりあえず……
「やっべ、もう、疲れ…た……げふんげふん!!!!」
「あれー!もう追いかけっこは終わり?」
走り回る体力が、もうゼロになりました。
ずしゃぁっと、その場に膝をつき肩で息をしていると、遊ぶように追いかけていた双子その2も、なぜか止まってこっちを見ていました。
「えー、もう終わり?つまんないじゃーん!」
えーーー………
こいつ、完全に遊んでやがる。
俺の必死こいた走りを返してっっ!!!
てかさ、もうマジで疲れたよ……
本当は、時間ギリギリにしなきゃあんま意味ない任務を、もう遂行してもいいかな?
いいよね?
俺が決めたんだから、もういいよね??←投げやり
うん、と。
自己完結した俺は、背後にいる双子その2を無視して(もう勝手にしてっ!!)、「例の物」の場所を確認した。
あー、あったあった。
のっそりと立ち上がった俺に、双子その2は首を傾げた。
今更だけども、君は俺に対して敵としての認識はないのかね?
ふつーに、見てるんだけども。
あげくに、
「何すんの?」
話しかけてくるし-。
えー、君は一体何なんだね?!
皆川先輩と殴りあってる双子その1を見習えよ-。
ちゃんと、自分の立場を理解してー……、いや。見習わなくて大丈夫です。
殴り合わなくて、大丈夫です。
てかさ、双子その1と合流して、2人で皆川先輩を相手にしろよ。
うん、それが1番良い!
「うっわ、シカトだし」
「ばかやろう、脳内会議をしてたんだよ」
うっかりと、双子その2と会話してしまった。
「もう逃げるの終わり?つまんなーい!」
「面白さは求めてない」
「風紀委員長ってつまんないね」
「どこがだ?!このボキャブラリーに溢れている俺が、つまらないだと?!」
「えー?そんなの知らないし。唯ちゃんよりも面白いの?」
「唯ちゃん?その唯ちゃんとやらがどれほど面白いか知らんが、俺は風紀委員長だぞ?!そんじょそこらの小坊主よりは格上だ!!」
「おぉー…!!」
双子その2に、パチパチと拍手された。
なんだこの会話は?
俺はその時、墓穴と言う名の穴を自ら掘り出したことに気付かなかった。
その音を聞いた双子その1が、皆川先輩への攻撃を止めて、こっちを見ていた。
それらを見ている皆川先輩の口元に、笑みが浮かんでいた。
それらにも、気付かなかった……
そして、奴は現れた。
タイミングの神様でも付いてんじゃないのか?!
「見つけたぁぁぁぁぁーーーー!!!!!」
はいー、小猿くんのご登場でございますー。
next
そうです。
カップラーメンが出来ますね!!!(ドヤァ
……………………………
…………………
……………
マジでお願い。
誰か来て…!!!(切実)
てかさ、双子と先輩でこれからやり合うんでしょ?
拳同士のやりとりでしょ?
青春でしょ?!
俺、いらなくね??
むしろ、俺の任務を遂行させてくれ!!
「…風紀委員長まで来ちゃってるよ、空」
「だね、海」
「「ここで、2人とも沈めちゃおう!!」」
さも楽しそうに。
ニヤリと同じ顔で笑った双子は、俺と皆川先輩をターゲットにしたようだ。
ちょっと待ちたまえ!!
君達、聞いていたのかね?!
俺は、俺の任務を遂行させてくれと言っているんだよ!
…………
むろん、心の中でな!!!!!!
…………そして、俺はつくづく悟ったんだ…
俺の味方なんぞ、ここには居はしない………!!!と。
どうにかこうにかここをうまく、軽やかにくぐり抜けられぬかー…と、俺が必死こいて考えてんのに、この目の前に居る阿呆共はドンパチやり出した!
そう、やり出したのだ!
皆川先輩に蹴りを繰り出す、双子その1。
それをニヤニヤしながら交わし、カウンターを仕掛ける皆川先輩。
そして、こちらに走ってきている、双子その2。
……走ってきている、双子その2?!
ちょ、マジかよマジかよマジかよマジかよ!!!!!(涙目)
「俺を巻き込むなぁぁぁあ!!!!」
俺は例の物を地面に置き、双子その2から逃げるべく全力疾走!
「逃げないでよー!」
あははは、と。
あきらかに弱者を追いかけるその様は、ネズミを追いかける猫!
その場から完全に逃げるのは、残り時間を考えてロスになるので(せっかくここまできたんだし!)、俺は小猿くん達の捕獲場所をぐるぐると走り回る。
それを楽しげに追いかけてくる、双子その2。
あのやろう、本気で追いかけてねぇな!
完全に馬鹿にしてやがる!!
今に見ていろよ…、「窮鼠猫を噛む」って言葉がある通りに、俺だってやるときゃあ、やる男なんだぜっっ!!!!!!
……………
いつかな!!!!←←
ばかやろう!
へ、ヘタレじゃねーよ!
その時が今じゃないだけであって……
そ、そう!
後数分したら、俺だってあの双子の1人や2人を、俺が今まで培ってきた護身術でポーンと、ちぎっては投げてちぎっては投げてって……………
あぁ、違った!
あと、数十分後にね!
(違う!断じてヘタレじゃない!!)
今はとりあえず……
「やっべ、もう、疲れ…た……げふんげふん!!!!」
「あれー!もう追いかけっこは終わり?」
走り回る体力が、もうゼロになりました。
ずしゃぁっと、その場に膝をつき肩で息をしていると、遊ぶように追いかけていた双子その2も、なぜか止まってこっちを見ていました。
「えー、もう終わり?つまんないじゃーん!」
えーーー………
こいつ、完全に遊んでやがる。
俺の必死こいた走りを返してっっ!!!
てかさ、もうマジで疲れたよ……
本当は、時間ギリギリにしなきゃあんま意味ない任務を、もう遂行してもいいかな?
いいよね?
俺が決めたんだから、もういいよね??←投げやり
うん、と。
自己完結した俺は、背後にいる双子その2を無視して(もう勝手にしてっ!!)、「例の物」の場所を確認した。
あー、あったあった。
のっそりと立ち上がった俺に、双子その2は首を傾げた。
今更だけども、君は俺に対して敵としての認識はないのかね?
ふつーに、見てるんだけども。
あげくに、
「何すんの?」
話しかけてくるし-。
えー、君は一体何なんだね?!
皆川先輩と殴りあってる双子その1を見習えよ-。
ちゃんと、自分の立場を理解してー……、いや。見習わなくて大丈夫です。
殴り合わなくて、大丈夫です。
てかさ、双子その1と合流して、2人で皆川先輩を相手にしろよ。
うん、それが1番良い!
「うっわ、シカトだし」
「ばかやろう、脳内会議をしてたんだよ」
うっかりと、双子その2と会話してしまった。
「もう逃げるの終わり?つまんなーい!」
「面白さは求めてない」
「風紀委員長ってつまんないね」
「どこがだ?!このボキャブラリーに溢れている俺が、つまらないだと?!」
「えー?そんなの知らないし。唯ちゃんよりも面白いの?」
「唯ちゃん?その唯ちゃんとやらがどれほど面白いか知らんが、俺は風紀委員長だぞ?!そんじょそこらの小坊主よりは格上だ!!」
「おぉー…!!」
双子その2に、パチパチと拍手された。
なんだこの会話は?
俺はその時、墓穴と言う名の穴を自ら掘り出したことに気付かなかった。
その音を聞いた双子その1が、皆川先輩への攻撃を止めて、こっちを見ていた。
それらを見ている皆川先輩の口元に、笑みが浮かんでいた。
それらにも、気付かなかった……
そして、奴は現れた。
タイミングの神様でも付いてんじゃないのか?!
「見つけたぁぁぁぁぁーーーー!!!!!」
はいー、小猿くんのご登場でございますー。
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