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学食でゲイビ予告編
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トイレで一回出したらすっきりして腹が減ったので学食にやって来た。
窓際の奥の席が俺らの定位置で、いつもは他のやつらも何人かいるんだけど、今日はまだ誰も来ていないようだ。ちょうどいいので俺と圭介はゲイビの話題で盛り上がっていた。もちろんヒソヒソ声で。
「え、予告編?」
「ああ、昨日送ってきた。見る?」
「見たい見たい、見して」
圭介のイヤフォンをシェアして携帯の画面に見入る。
『今月のお勧めAV!!!Jニーズ系イケメンノンケ大学生同士の初ガチセックス』
真っ黒い画面に白い文字でタイトルが出た後は……
インタビューを受ける俺。
完勃ちしてる俺の勃起ちんぽ。
圭介のでかすぎちんぽをフェラしてる俺の顔。
顔射されてザーメンで汚れた俺の顔のアップ。
大股開きのM字開脚でアナル晒してる俺。
圭介にアナル弄られて泣き出す俺。
にゃんこな俺。
・
・
・
「なにこれ、俺ばっかじゃね?」
一分経っても俺俺俺。編集偏り過ぎじゃね?
「こういうのはネコが主役だからだろ?」
「あー、そういうこと。AVでも男は脇役だもんな」
「なになに、AVが何だって?」
「うわぁっ」
横から急に声を掛けられて、俺は文字通り飛び上がった。
「なんだよ、祥吾。ビクつきすぎ」
「お前ら、やっぱAV見てたんだろ?」
「二人してこそこそして、やーらし」
「み、見てねえし」
まだ心臓がどくんどくんいってる。
「祥吾、別にいいだろ? 隠さなくたって」
「な、な、圭介、なに言って……」
圭介に冷ややかな目を向けられて俺は愕然とする。
隠すに決まってんじゃん。
まさかバラすんなて言わねえよな?!
「ほらやっぱ見てたんじゃん」
「てか祥吾はともかく圭介がAV見るなんて珍しいな」
「確かに。圭介はモテモテだからAVなんて見る暇ねえもんな」
「今のは超可愛い子が出てたんだよ」
「まじで?」
「圭介が超可愛いっていう子がどんなのか気になる」
「俺らにも見せろよ」
「いいけど?」
「ダ、ダメっ!」
俺は慌てて圭介の手から携帯を奪い取った。
ニャーニャーニャー
「え……」
白くてふわふわした子猫が映し出された携帯の画面を見て目が点になる。
「な? 可愛いだろ?」
しれっとした顔で肩を竦める圭介。
「なんだ猫かよ」
「AVじゃねえじゃん」
「つまんねー」
「AV見てたなんて一言も言ってねえし」
「そうだけどさー」
「絶対何か隠してんだろ?」
「祥吾のリアクション変だし」
「祥吾が変なのはいつもだろ?」
「まあな」
「そりゃそうだけど」
「確かに」
そんなことねえよ! と反論したいところだけど、口を挟むとボロが出そうなので黙っておくことにする。
「大体、AV見てたからって祥吾が隠すわけねえだろ?」
「まあ、それもそうだよな」
「今月のお勧めAVはこれ! とか言っていつも騒いでんの祥吾だもんな」
「そうそう、祥吾はAVマニアだから」
マニアじゃねえけど……
とりあえず丸く収まったみたいでよかった。
ほっと安堵の息を吐いた俺は、まさかこのあと圭介にお仕置きされることになるなんて考えもしなかった。
窓際の奥の席が俺らの定位置で、いつもは他のやつらも何人かいるんだけど、今日はまだ誰も来ていないようだ。ちょうどいいので俺と圭介はゲイビの話題で盛り上がっていた。もちろんヒソヒソ声で。
「え、予告編?」
「ああ、昨日送ってきた。見る?」
「見たい見たい、見して」
圭介のイヤフォンをシェアして携帯の画面に見入る。
『今月のお勧めAV!!!Jニーズ系イケメンノンケ大学生同士の初ガチセックス』
真っ黒い画面に白い文字でタイトルが出た後は……
インタビューを受ける俺。
完勃ちしてる俺の勃起ちんぽ。
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顔射されてザーメンで汚れた俺の顔のアップ。
大股開きのM字開脚でアナル晒してる俺。
圭介にアナル弄られて泣き出す俺。
にゃんこな俺。
・
・
・
「なにこれ、俺ばっかじゃね?」
一分経っても俺俺俺。編集偏り過ぎじゃね?
「こういうのはネコが主役だからだろ?」
「あー、そういうこと。AVでも男は脇役だもんな」
「なになに、AVが何だって?」
「うわぁっ」
横から急に声を掛けられて、俺は文字通り飛び上がった。
「なんだよ、祥吾。ビクつきすぎ」
「お前ら、やっぱAV見てたんだろ?」
「二人してこそこそして、やーらし」
「み、見てねえし」
まだ心臓がどくんどくんいってる。
「祥吾、別にいいだろ? 隠さなくたって」
「な、な、圭介、なに言って……」
圭介に冷ややかな目を向けられて俺は愕然とする。
隠すに決まってんじゃん。
まさかバラすんなて言わねえよな?!
「ほらやっぱ見てたんじゃん」
「てか祥吾はともかく圭介がAV見るなんて珍しいな」
「確かに。圭介はモテモテだからAVなんて見る暇ねえもんな」
「今のは超可愛い子が出てたんだよ」
「まじで?」
「圭介が超可愛いっていう子がどんなのか気になる」
「俺らにも見せろよ」
「いいけど?」
「ダ、ダメっ!」
俺は慌てて圭介の手から携帯を奪い取った。
ニャーニャーニャー
「え……」
白くてふわふわした子猫が映し出された携帯の画面を見て目が点になる。
「な? 可愛いだろ?」
しれっとした顔で肩を竦める圭介。
「なんだ猫かよ」
「AVじゃねえじゃん」
「つまんねー」
「AV見てたなんて一言も言ってねえし」
「そうだけどさー」
「絶対何か隠してんだろ?」
「祥吾のリアクション変だし」
「祥吾が変なのはいつもだろ?」
「まあな」
「そりゃそうだけど」
「確かに」
そんなことねえよ! と反論したいところだけど、口を挟むとボロが出そうなので黙っておくことにする。
「大体、AV見てたからって祥吾が隠すわけねえだろ?」
「まあ、それもそうだよな」
「今月のお勧めAVはこれ! とか言っていつも騒いでんの祥吾だもんな」
「そうそう、祥吾はAVマニアだから」
マニアじゃねえけど……
とりあえず丸く収まったみたいでよかった。
ほっと安堵の息を吐いた俺は、まさかこのあと圭介にお仕置きされることになるなんて考えもしなかった。
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