ゲイビに出演してアナルセックスに嵌っちゃったノンケ大学生って俺だけじゃないよね？

空き教室でお仕置き

人気のない空き教室の片隅で、俺は圭介からエロいお仕置きをされていた。

「あァ、……けす、け……、ゃ、ま……んんっ」
「んなエロい顔、俺が他のやつに見せるとでも思った？」
「ごめ、……ぁ、ん……、そこ、ゃ、……やぁっ」

確かにさっきの俺は挙動不審すぎた。圭介が俺らのビデオを誰かに見せるかもしれないなんて少しでも疑ったのも悪かった。だからって、なんでお仕置き？

「やじゃねえだろ？　ん？　よさそうな声出しやがって」
「だ、ぁ……、アっ、……っく」

空き教室とはいえ偶に廊下を行きかう人の足音がするし、いつ人が入ってくるかもわからない。教室の隅にまとめて置いてある移動式テーブルがちょうど衝立の役割を果たしているから、誰かが入って来たとしても俺らの存在にすぐ気付くことはないと思うけど、バレない保証もない。そんなところで俺は後ろから啓に羽交い絞めされ、Ｔシャツをたくし上げられて乳首を弄られ、半パンを膝までずり降ろされてちんぽを扱かれているのだ。興奮しないわけがない。

「ここに俺のちんぽ咥えて喘いでるとこ、ホントはあいつらに見てもらいたかったんだろ？」
「ちが、……違うっ、……ぅアア」
「こことろとろにしてさ、おマンコして？　って俺におねだりしてた祥吾、見てもらおうか？」
「や、やだっ、……だめぇ」

圭介の指が俺のアナルをつんつんと突く。そんな小さな刺激にさえ、体がぶるりと震える。

「祥吾、ここ、自分で弄ったりした？」
「してな、ァ……、ぁ、ぁ、ぁ」
「でもほら、ひくひくしてる。あ、指、入っちゃう」
「あ、まっ……」

くるくるとアナルの周りを刺激していた指先が入口にぐぐっと押し当てられる。

「なーんてね。そんな簡単に挿れてやんねえよ」
「う゛ぅぅ……」

ホントはずっと期待してた。学食でゲイビの予告編を見たときからずっと。だからお仕置きにも抵抗しなかったのに……、圭介はアナルにもちんぽにも乳首にも中途半端な刺激しかくれない。情けなくて泣けてくる。

「お仕置き……、も、やだぁ……」
「さっきまでノリノリでお仕置きされてたくせに」
「だっ、て……」
「だって何？　祥吾はどうして欲しい？」

耳元をくすぐる圭介の熱い吐息にさえ感じて身震いする。

「ちんぽ、欲し……」
「ここに？」
「ふ、ぅ……ん」
「誰のでもいいの？」
「やだっ、圭介の、……圭介のがいい、圭介じゃなきゃや、」

そんなの決まってる。
こんな醜態、圭介の前でしか晒せるわけねえよ。