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本編
エピローグ
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あの日から俺は慶のところに住み着いた。
昼過ぎに起きて一緒に飯を食い、俺のバイトに慶もついてきて、夜バイトが終わると一緒に帰る。
帰ったらすぐにシャワーを浴びて、セックスして、一緒に眠る。
あきれるほど単調で幸せな毎日を、泣きだしてしまわないように。俺は笑う。
「修二、俺、お前の笑った顔すげえ好き」
うん、知ってる。
「けど、お前が他のやつと笑ってんのはムカつく」
うん、それも知ってる。
「好きだよ、修二」
うん、俺も好き。
「すげえ好き」
俺のがもっと好き。
「ずっと一緒にいような」
そうだね。
ずっと一緒にいるよ。
慶が俺のことをいらなくなる日まで、ずっと一緒に。
「笑ってばっかいねえで、なんか言えよ」
「ふふっ……」
「ふふっじゃねえよ」
「あははは……」
「ったく……」
慶には俺の笑ってた顔だけを覚えていてほしいから。
俺は今日も笑っている。
昼過ぎに起きて一緒に飯を食い、俺のバイトに慶もついてきて、夜バイトが終わると一緒に帰る。
帰ったらすぐにシャワーを浴びて、セックスして、一緒に眠る。
あきれるほど単調で幸せな毎日を、泣きだしてしまわないように。俺は笑う。
「修二、俺、お前の笑った顔すげえ好き」
うん、知ってる。
「けど、お前が他のやつと笑ってんのはムカつく」
うん、それも知ってる。
「好きだよ、修二」
うん、俺も好き。
「すげえ好き」
俺のがもっと好き。
「ずっと一緒にいような」
そうだね。
ずっと一緒にいるよ。
慶が俺のことをいらなくなる日まで、ずっと一緒に。
「笑ってばっかいねえで、なんか言えよ」
「ふふっ……」
「ふふっじゃねえよ」
「あははは……」
「ったく……」
慶には俺の笑ってた顔だけを覚えていてほしいから。
俺は今日も笑っている。
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