料理人はSランク冒険者よりも強かったそうです。

浮浪人

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料理人で冒険者もやってるお話 ~準備編~

まずは冒険者ギルドに行こう。

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新章突入!頑張って書いていくぜ!応援よろしく!


△△△△△△△△△△△△△


「着いたぞ。」

俺の案内係である騎士がそう言う。俺達二人の目の前には大きめの家がある。そこ家の入り口の上に冒険者ギルドと書かれていた。ここに来たのには理由がある。そう、冒険者になる為だ。

なぜ冒険者になるかと言うと、ダモス王に頼まれた為だ。ダモス王は俺が冒険者になると言うと、さっそく冒険者ギルドに行って新規登録して来るがよい。と言って、騎士に案内を命じた。こうして俺達は今、冒険者ギルドの前にいる。

「おい、何を立ち止まっている?早く入るぞ。」

案内係の騎士はどうもせっかちらしい。俺は騎士の後を追って冒険者ギルドに入る。

ドアを開けた瞬間、がやがやわいわいと騒がしい声が彼方此方から聞こえた。冒険者ギルドの中には鎧を着込んで剣を持っている戦士風の男女、ローブを被って杖を持っている魔法使い風の男女がいて、何やら熱心に話していた。

「おお!」

俺はこのいつもの生活とは無縁な雰囲気に興奮する。昔見たカッコ良いいと思った冒険者がここに集まっている。自分は弱いし、臆病だからと、冒険者になることを諦めたこともあった。そんな場所に俺は今来ている。

「おい、ぐずぐずするな!新規登録はこのカウンターだ!」

騎士が俺に向かって叫ぶ。

別に良いじゃないか。ここは俺の憧れの場所なんだぞ?もう少し中の様子を見させろよ。

俺は渋々騎士の指差している方にあるカウンターに行く。

「初めまして。私はギルド員のアリナと言います。今回はどのようなご用事でしょう?」

カウンターに行くと、カウンターに座っていた女性に話しかけられる。俺は手に持っている封筒を渡して、

「ええと、冒険者の新規登録に来たんですが、ちょっと事情がありましてね。この封筒をここのギルドの一番偉い人に渡して貰えます?」

と言う。ちなみにこのまま封筒は王様の専属冒険者としておれが選ばれたこと。そして、初めからランクをSランクにして欲しいということが書かれている。なぜSランクにするのかというと、ギルドで受けられるクエストや危険地帯にはランク制限というのがある。俺は世界中の色々な地域を回らないといけない為、危険地帯でも行けるようにSランクにするらしい。

危険地帯に行く前提だった事に少し不安になるが、まあ良いとしよう。

ちなみにSランク冒険者とは最高ランクの冒険者であって、すべての冒険者の憧れである。国では英雄として讃えられたりもする。

そんなランクにいきなりなるのだ。国王直々の手紙無しには不可能だろう。

受け付けの女性は、すこしお待ちください。と言い、どこかに行ってしまう。封筒を渡しに行ったのだろう。

しばらくすると女性は慌てた様子で走って戻って来て、

「はあ、はあ、す、すいません。国王専属冒険者と聞いて多少取り乱してしました。・・・ごほん!では、手続きを開始します。この羊皮紙にお名前、年齢、種族、職業を書いてください。」

羊皮紙が渡されると遠くにいた騎士が俺に寄って来た。

「書き方を手短に説明する。名前、年齢、種族はそのままだ。職業は貴様の場合は、戦士ファイター兼、料理人と書いておけ。わかったら早く書き終えろ。俺は冒険者ギルドが嫌いなんだ!」

なるほど。だからさっき遠くにいた時もイライラしてたのか。騎士はそれだけ言うとまたどこかに行ってしまった。俺は騎士に言われた通り、クロキ・グレシャム、18歳、人族ヒューマン戦士ファイター兼、料理人と書く。そしてその羊皮紙を受け付けの女性に渡す。

「はい、ギルドリングを作成したしますので少しお待ちください。・・・ん?あ、あの、この料理人ってのはどういう・・・?」

受け付けの女性が疑問に思うのも同然だろう。なんせ冒険者の職業に料理人だ。場違いにも程がある。

「ええ、実は私は王様に世界中の食材を採って料理する役目があるのです。」

俺のその言葉に、受け付けの女性はわかりました。と言い、羊皮紙を何やら怪しい機械の中に入れる。俺の後ろに誰もいなかったので、俺はそのままカウンターで待つ。

少し経つと、

「お待たせしました。こちらがギルドリングです。真ん中の宝石の色はランクを、メダルの部分には先ほど書きました情報を表しております。それでは、ようこそ!冒険者ギルドへ!」

と、お姉さんが言った。俺はギルドリングを受け取り騎士の場所に戻る。戻る途中にギルドリングを左手うでに嵌める。ギルドリングは金属のリングにダイヤモンドみたいな宝石が埋め込まれていて、プラチナみたいな色のメダルが取り付けられていた。

俺が騎士のところに着くと、

「以上で登録方法は終了だ。もし望んでいるなら武器えらび等も付き合っても良いが・・・。」

そう騎士は言った。ありがたいが俺はじっくりと自分の武器を選びたかったので、遠慮しといた。騎士はそうかと言い、先に冒険者ギルドを出て行った。

さあ、次は武器屋(包丁屋)だっ!!
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