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第3章: 三人の精霊と俺の時空ラビリンス
時と空間の狭間
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三人の精霊たちの唇に触れた感触が合った瞬間に記憶が一瞬飛んだーーーー。
目の前が真っ暗になったと思ったら、見た事のない不思議な空間にいた。
そこは無重力で身体がふわふわと浮かんでいる。
上下左右の感覚が無く不思議な感じがする。
三人の精霊たちも一緒に同じ空間にいた。
「アーサー様、あれ?」
首を傾げながらリサが指差す方向に巨大な物体がそびえ立っていた。
それにしてもデカい・・・
サラサラと音を立てて落ちる砂。
上下左右の感覚が無い中でも、
その物体だけは決して方向を変えずに維持している。
周りを縁取る装飾に何らかの魔法が付与されているのか。
「これは・・・砂時計ですかね?」
シルフィーがじーーっと巨大な物体を見つめる。
「ああ、多分そうだと思う」
アーサーが質問に答えた時、
「その通り、これが時の砂よ」
その声は突然聞こえたーー。
振り返ると、目線より少し高い位置でマーリンがふわふわと浮いてる。
「マーリン・・・生きていたのか」
チッチッと人差し指を立てながら、
「伊達に永くは生きてないわよ」
と、笑みを浮かべた。
「ここはどこですの?」
シルフィーが眼鏡を押し上げながら周りを見渡す。
「ここは、時間と空間の狭間の世界よ」
「時間と空間の狭間ってマーリンの二つ名」
リサのその言葉に微笑むマーリン。
「みんなにここへ来てもらったのには、
理由があるの。色々説明させてちょうだい」
マーリンは巨大な砂時計を見つめながら、
少し悲しそうな表情を浮かべ話した。
☆
ここは、時間と空間を司る時の砂が安置されている場所。
時の砂とは、巨大な砂時計の中にある特殊な砂でこの世の全ての時の流れを砂で表しているらしい。
この砂が全て落ち切った時がこの世の終わりだと言われている。
「私の時の砂の魔法は、この砂時計を反転させ時間を戻しているのよ。
落ちた砂を元に戻すだけしか出来ない。
つまり過去に戻る事しか出来ないのよ」
「なるほど、だから未来へは行けないのか」
「落ちる砂のスピードは変えられないですからね」
アーサーとシルフィーは納得した表情を見せていた。
リサとエルザは砂時計が気になるのか、
そちらばかりに目を奪われていてマーリンの話は上の空になっている。
ーーマーリンは続ける。
「私は何度も世界の終わりを見てきた。
そして、今回も最終的には世界の崩壊を招いた。今までに無い手応えを感じながらやはり最終的には同じ結末となった」
マーリンは悔しさを前面に出して地団駄を踏んでいる。
「なあ、あまり覚えていないんだが・・・
俺は死んだのか?」
その言葉に三人の精霊達は涙を浮かべて、
「もうあんな思いするのは嫌だよ!」
「アーサー様もういなくならないで」
「二度と離しませんわ」
三人の反応を見れば一目瞭然だ。
俺は確実に死んだんだな。
「アーサーあなたは確かに死んだ。
しかし、私の時の砂の魔法であなたが現れたのは今回が初めてなのよ。
何百回と繰り返してきた時の砂の魔法で無数にある選択肢の中で見つけ出した希望があなたと三人の精霊たちなの」
「私たちも希望なの?」
エルザは嬉しそうに自分を指差す。
「ええ、あなた達は私がやっと辿り着いた確かな答え。それはあなた達にしか扱えない最強の剣があるからよ」
「最強の剣・・・もしかして」
アーサーは目を丸くする。
「はい。聖剣エクスカリバーよ」
ーーだが、アーサーは顔を曇らせる。
前回の世界でローゼンクロイツ・ルシファーには聖剣エクスカリバーで倒しきれなかったからだ。
アーサーが悔しさで唇を噛んでいると、マーリンが大丈夫と微笑んだ。
「聖剣エクスカリバーの本当の力は、
全属性である五属性の力が揃って初めて発揮されるのよ」
「今までのエクスカリバーは不完全だったってことか」
「ええ。あの日私が完全に消されないで済んだのは、四属性で不完全だったからよ。
そのおかげで助かったのもあるけど」
「完全体のエクスカリバーならローゼンクロイツやルシファーを打ち破ることは可能なのか?」
マーリンは首を横に振りながら、
「分からないわ。ただ、可能性はかなり上がるわ。何の柵も無いまま戦うよりは一つ強力な武器を持って挑むのとでは、大違いよ」
「ーーしかし、五属性はかなり厳しいんじゃないか?今回の世界も魔女狩り後の世界だろ?水属性の精霊は極端に少ないはずだ」
リサが顎に人差し指を置いて、上目遣いに思い出しながら、
「確かにそうだよ。私たちの精霊学校でも水属性の子は委員長以外にいなかったような気がするもん」
「その辺の心配は無いわ。あなた達以外にも、パトロクロスとオルレインにも記憶の一部を継承しているわ。きっとあなた達に会えば思い出してくれるはずよ」
「そっか、なら安心だ。
パトロクロスとオルレインに会ってーー、
待てよ。契約してしまってからだと遅いんだ。パトロクロスとオルレインが契約する前に会って事情を説明しなければならないんじゃないか?」
アーサーは自分の導き出した答えに焦る。
シルフィーもアーサーの出した答えに、
「アーサー様の言う通りですわ。
他人の契約後の精霊と契約するには、契約者の死亡のみですわ。前回ルナと契約出来たのはアクセルさんが死亡していたからですわ」
「光の精霊はルナがいいの」
「うん。私もルナが良い!
ルナならきっと分かってくれるもん」
「確かルナはアクセルさんと契約したのは、ホーエンハイムがクルセーダーズに襲われた時だったと聞いてますわ」
「ーーなら、今はまだホーエンハイムは襲われる前でルナは契約前だ」
「ルナに会いに行こう!!」
リサは右手の拳を突き上げた。
何かに気付いたのかシルフィーが
「チョット待って」と、
「前回ならルナはメルルとミーナの喫茶店で偶然私たちに会って、そこでホーエンハイムの件を聞きましたわ。ルナからホーエンハイムの協力をお願いされて初めて仲良くなるのですわ」
「うん。そーだったよね」
「なの」
「ーーーーですから、今私たちがこのままホーエンハイムへ行ってもルナは私たちの知っているルナでは無い可能性がありますわ」
シルフィーは眼鏡を押し上げながら説明する。
シルフィーの説明は筋が通っている。
マーリンもシルフィーの説明に頷きながら、
「さすがシルフィーちゃんね。全くその通りよ。あなた達は前回の記憶の一部を持っているから知ってるだけで相手はリセットされているわ。前回の記憶の常識はこちらでは通用しないわ。同じ事を繰り返すか、別の道を選択するかはあなた達次第よ」
マーリンは身振り手振りを交えて説明する。
マーリン自身が身をもって何百年と時空を超えて旅をして来た経験談だ。
「万が一選択を間違っても私は責任を取れないわよ。よく考えて道を選ぶ事ね」
リサが何も考えずに軽い感じで、
「ん?また時の砂の魔法でリセットしてくれれば良いじゃない」
マーリンは溜息を吐きながら、
「時の砂の魔法を使うたびに少しずつ捻れが生じる。つまり新しい世界では何かしらの変化があるのよ。簡単には使えないのよ」
「それは前の世界では無かったことがこの世界ではあるってことか」
「そうよ。現にアーサー君の金色の瞳と三人の精霊の誕生。魔女狩り、デーモンズゲート、悪魔の憑依などは今まで一度もなかったわ。今回が初めてのケースよ」
「今回も新しい世界で変化があるかもしれないな」
「どちらにせよ、選択肢は今のところ二つですわ」
「ああ。ルナに会うか、オルレインに会うかだな」
マーリンはアーサーと三人の精霊の顔をじっと見つめると、
「私もやっと頼れる人間に出会えた」
微笑みながらスッと空間に溶け込むように消えて行ったーーーー。
そして、アーサー達はふたたび目の前が真っ暗になった。
ーー 目が覚めた先にあるのは ーー
目の前が真っ暗になったと思ったら、見た事のない不思議な空間にいた。
そこは無重力で身体がふわふわと浮かんでいる。
上下左右の感覚が無く不思議な感じがする。
三人の精霊たちも一緒に同じ空間にいた。
「アーサー様、あれ?」
首を傾げながらリサが指差す方向に巨大な物体がそびえ立っていた。
それにしてもデカい・・・
サラサラと音を立てて落ちる砂。
上下左右の感覚が無い中でも、
その物体だけは決して方向を変えずに維持している。
周りを縁取る装飾に何らかの魔法が付与されているのか。
「これは・・・砂時計ですかね?」
シルフィーがじーーっと巨大な物体を見つめる。
「ああ、多分そうだと思う」
アーサーが質問に答えた時、
「その通り、これが時の砂よ」
その声は突然聞こえたーー。
振り返ると、目線より少し高い位置でマーリンがふわふわと浮いてる。
「マーリン・・・生きていたのか」
チッチッと人差し指を立てながら、
「伊達に永くは生きてないわよ」
と、笑みを浮かべた。
「ここはどこですの?」
シルフィーが眼鏡を押し上げながら周りを見渡す。
「ここは、時間と空間の狭間の世界よ」
「時間と空間の狭間ってマーリンの二つ名」
リサのその言葉に微笑むマーリン。
「みんなにここへ来てもらったのには、
理由があるの。色々説明させてちょうだい」
マーリンは巨大な砂時計を見つめながら、
少し悲しそうな表情を浮かべ話した。
☆
ここは、時間と空間を司る時の砂が安置されている場所。
時の砂とは、巨大な砂時計の中にある特殊な砂でこの世の全ての時の流れを砂で表しているらしい。
この砂が全て落ち切った時がこの世の終わりだと言われている。
「私の時の砂の魔法は、この砂時計を反転させ時間を戻しているのよ。
落ちた砂を元に戻すだけしか出来ない。
つまり過去に戻る事しか出来ないのよ」
「なるほど、だから未来へは行けないのか」
「落ちる砂のスピードは変えられないですからね」
アーサーとシルフィーは納得した表情を見せていた。
リサとエルザは砂時計が気になるのか、
そちらばかりに目を奪われていてマーリンの話は上の空になっている。
ーーマーリンは続ける。
「私は何度も世界の終わりを見てきた。
そして、今回も最終的には世界の崩壊を招いた。今までに無い手応えを感じながらやはり最終的には同じ結末となった」
マーリンは悔しさを前面に出して地団駄を踏んでいる。
「なあ、あまり覚えていないんだが・・・
俺は死んだのか?」
その言葉に三人の精霊達は涙を浮かべて、
「もうあんな思いするのは嫌だよ!」
「アーサー様もういなくならないで」
「二度と離しませんわ」
三人の反応を見れば一目瞭然だ。
俺は確実に死んだんだな。
「アーサーあなたは確かに死んだ。
しかし、私の時の砂の魔法であなたが現れたのは今回が初めてなのよ。
何百回と繰り返してきた時の砂の魔法で無数にある選択肢の中で見つけ出した希望があなたと三人の精霊たちなの」
「私たちも希望なの?」
エルザは嬉しそうに自分を指差す。
「ええ、あなた達は私がやっと辿り着いた確かな答え。それはあなた達にしか扱えない最強の剣があるからよ」
「最強の剣・・・もしかして」
アーサーは目を丸くする。
「はい。聖剣エクスカリバーよ」
ーーだが、アーサーは顔を曇らせる。
前回の世界でローゼンクロイツ・ルシファーには聖剣エクスカリバーで倒しきれなかったからだ。
アーサーが悔しさで唇を噛んでいると、マーリンが大丈夫と微笑んだ。
「聖剣エクスカリバーの本当の力は、
全属性である五属性の力が揃って初めて発揮されるのよ」
「今までのエクスカリバーは不完全だったってことか」
「ええ。あの日私が完全に消されないで済んだのは、四属性で不完全だったからよ。
そのおかげで助かったのもあるけど」
「完全体のエクスカリバーならローゼンクロイツやルシファーを打ち破ることは可能なのか?」
マーリンは首を横に振りながら、
「分からないわ。ただ、可能性はかなり上がるわ。何の柵も無いまま戦うよりは一つ強力な武器を持って挑むのとでは、大違いよ」
「ーーしかし、五属性はかなり厳しいんじゃないか?今回の世界も魔女狩り後の世界だろ?水属性の精霊は極端に少ないはずだ」
リサが顎に人差し指を置いて、上目遣いに思い出しながら、
「確かにそうだよ。私たちの精霊学校でも水属性の子は委員長以外にいなかったような気がするもん」
「その辺の心配は無いわ。あなた達以外にも、パトロクロスとオルレインにも記憶の一部を継承しているわ。きっとあなた達に会えば思い出してくれるはずよ」
「そっか、なら安心だ。
パトロクロスとオルレインに会ってーー、
待てよ。契約してしまってからだと遅いんだ。パトロクロスとオルレインが契約する前に会って事情を説明しなければならないんじゃないか?」
アーサーは自分の導き出した答えに焦る。
シルフィーもアーサーの出した答えに、
「アーサー様の言う通りですわ。
他人の契約後の精霊と契約するには、契約者の死亡のみですわ。前回ルナと契約出来たのはアクセルさんが死亡していたからですわ」
「光の精霊はルナがいいの」
「うん。私もルナが良い!
ルナならきっと分かってくれるもん」
「確かルナはアクセルさんと契約したのは、ホーエンハイムがクルセーダーズに襲われた時だったと聞いてますわ」
「ーーなら、今はまだホーエンハイムは襲われる前でルナは契約前だ」
「ルナに会いに行こう!!」
リサは右手の拳を突き上げた。
何かに気付いたのかシルフィーが
「チョット待って」と、
「前回ならルナはメルルとミーナの喫茶店で偶然私たちに会って、そこでホーエンハイムの件を聞きましたわ。ルナからホーエンハイムの協力をお願いされて初めて仲良くなるのですわ」
「うん。そーだったよね」
「なの」
「ーーーーですから、今私たちがこのままホーエンハイムへ行ってもルナは私たちの知っているルナでは無い可能性がありますわ」
シルフィーは眼鏡を押し上げながら説明する。
シルフィーの説明は筋が通っている。
マーリンもシルフィーの説明に頷きながら、
「さすがシルフィーちゃんね。全くその通りよ。あなた達は前回の記憶の一部を持っているから知ってるだけで相手はリセットされているわ。前回の記憶の常識はこちらでは通用しないわ。同じ事を繰り返すか、別の道を選択するかはあなた達次第よ」
マーリンは身振り手振りを交えて説明する。
マーリン自身が身をもって何百年と時空を超えて旅をして来た経験談だ。
「万が一選択を間違っても私は責任を取れないわよ。よく考えて道を選ぶ事ね」
リサが何も考えずに軽い感じで、
「ん?また時の砂の魔法でリセットしてくれれば良いじゃない」
マーリンは溜息を吐きながら、
「時の砂の魔法を使うたびに少しずつ捻れが生じる。つまり新しい世界では何かしらの変化があるのよ。簡単には使えないのよ」
「それは前の世界では無かったことがこの世界ではあるってことか」
「そうよ。現にアーサー君の金色の瞳と三人の精霊の誕生。魔女狩り、デーモンズゲート、悪魔の憑依などは今まで一度もなかったわ。今回が初めてのケースよ」
「今回も新しい世界で変化があるかもしれないな」
「どちらにせよ、選択肢は今のところ二つですわ」
「ああ。ルナに会うか、オルレインに会うかだな」
マーリンはアーサーと三人の精霊の顔をじっと見つめると、
「私もやっと頼れる人間に出会えた」
微笑みながらスッと空間に溶け込むように消えて行ったーーーー。
そして、アーサー達はふたたび目の前が真っ暗になった。
ーー 目が覚めた先にあるのは ーー
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