1 / 1
恋愛とは迷宮である
しおりを挟む
「イヤーッ!」
悦子はまるで痴漢に襲われたような奇声を上げて、泣きじゃくった。
「どうして、どうして、どうして、どうし…」
婚約…それは男女が結婚を前提に誓う厳かな儀式だ。
しかし、その儀式を経たとしても、必ずしも身を結ぶとは限らない。
何故なら、結婚というゴールにたどり着く前に何かが変化するかも知れないからだ。
さて、変化と呼んでいいのか分からないが、悦子の場合、婚約者が突然失踪してしまったのである。
悦子は失意のどん底にいた…彼はどこへ行ってしまったの?
しかし、ただ時間は過ぎていくだけで、彼は現れなかった。
やがて悦子は何もかも忘れるため、旅に出ることにした。
体というより心を癒すためであったが、まさかの事態が悦子を待っていようとは誰が予想し得ただろうか。
悦子は駅へ向かっていたのだが、途中、住宅街に入り込み、迷子になってしまった。
「あら、えっと…このお家はさっき見たような…あ!」
焦る悦子に光明が見えたのは、少し先にスーツ姿の男性の姿が見えたからだ。
悦子は足早に男性に近寄り、申し訳なさそうに尋ねた。
「あの、恥ずかしい話ですが、駅に行こうと思って歩いていると、迷ってしまいまして…駅に行くにはどうすればいいか、分か、あ!」
悦子は再び叫んだ。
そこに立っていたのは、婚約者の彼だった。
悦子は何も言えなかった。
すると、彼の方から口を開いた。
「…ああ、君か、済まないが、婚約を解消してくれ」
さらに悦子は唖然として、全く言葉が出て来なかった。
すると、彼から意外な話を聞くことになった。
「…僕は君の家に行く途中、この住宅街に入り込んでしまったんだが、どうしても抜け出せず、行ったり来たり…時計は止まるし、携帯電話も動かない。不思議なことに全ての家の、いや、全てかは確実ではないけど、チャイムを鳴らしたが、一向に出て来る気配がないし、物音一つしない。ほら、今も何も聞こえないだろう?僕は頭がおかしくなりそうになったよ。ただ、空き地があってね、不思議なことにその空き地には小屋が建っていて、中に入ると、冷蔵庫も洗濯機もテレビも置いてあって、冷蔵庫の中には食料も入ってて…まるで、あらかじめ住むのに困らないようになっていたみたいで…で、一人、昼は歩き続けて、一人、夜は寝るという生活を送っていたら、何だか一人に慣れてしまい、結婚はどうでもよくなって…君のことは好きだけど、結婚はやめることに決めたんだ」
悦子は彼の話を聞いているうちに涙があふれてきた。
そして彼が話し終わると、反射的に抱き付いてしまった。
初め、彼は振りほどこうとしたが、悦子の抱擁が強く、断念した。
すると、彼にも変化が現れて、無性に悦子が愛おしくなり、悦子の力よりさらに強く抱きしめた。
いつの間にか二人は抱き合いながらキスを交わしていたが、やがて離れると、真顔で彼は言った。
「きっとさ、僕らが結婚生活を死ぬまで続けられるか、誰かが試してるんじゃないか?だから、この迷宮から出られることが出来れば、問題ないと思うんだけど…」
悦子も真剣な眼差しだった。
「出られなければ、結婚出来ないってことね…」
彼は頷き、悦子も彼に習った。
ここから出られれば結婚、出られなければ婚約解消…二人は身を引き締めた。
とりあえずは、彼が住む小屋に行くことにした。
しかし、またもや試練が彼らを襲った。
空き地が全く現れないのである。
「どこまで追い詰めるんだ…」
誰に対してか分からないが、つい彼の口から出る愚痴。
よく見ると、彼はだいぶやつれていた。
ただ、本当に小屋には何でも揃っているとみえて、服は綺麗だし、頭や体も洗っているようだし、ヒゲも生えていないといったように、清潔感は漂っていた。
そんな彼の姿から悦子が目を離すと、いつの間にか辺りは暗くなっていた。
悦子は彼に尋ねた。
「ねぇ、ライターある?」
彼はタバコを吸うので、持っていると思ったのだが、案の定、ズボンのポケットから取り出してみせて、カチッとつけると、明るい炎が現れた。
彼同様、悦子の携帯電話も使えなくなっていたので、懐中電灯のアプリも起動出来ず、ライターの火に頼らざるを得なかった。
すると、悦子はある考えが浮かんだ。
「そうだわ、ねえ、何か燃えそうな物、持ってない?…あ、それは?」
彼は少し不思議そうな顔をしながら、悦子が指差した背広のポケットを見ると、たまたま入れてあったスポーツ新聞を手に取った。
「あった!競馬の記事を読みたくて、駅の売店で買ったんだけど、ずっとポケットに入れていたのを忘れていたよ。はみ出していたはずなのに、何故か気にならなかった…で、何をするの?」
「うん、ものは試しよ…」
すると、悦子はライターとともに受け取った新聞に火をつけた。
彼は少し慌てたが、紙を燃やせば、周りがよく見えると思い、納得した。
「確かに、ライターの火より明るいね。でも、そのうち消えちゃうよ」
「そうなの、だから急ぐわよ」
悦子は彼と腕を組み、燃えている新聞をオリンピックの聖火リレーのトーチのように上にかかげると、次第に火が揺れ始め、やがて、ハッキリと一方向へと煙が流れた。
悦子は目を輝かせた。
「やっぱり!ほんの少し風を感じた気がしていたんだけど、思った通りだわ!」
彼も悦子の考えていることが分かり、手を叩いた。
「そうか!風の流れる方向へ行けば、出られるかも知れないということだね?」
悦子は笑みを浮かべながら頷くと、やはりニッコリ笑う彼とともに、小走りを始めた。
明らかに煙は動いていた…先には道が続いている。
だが、しばらく進んだが、行けども闇だった。
やがて、新聞は大きな炎の塊と化し、悦子は手放さざるを得なくなろうとしたが、その時…。
「あ!」
そこに現れたのは、何と教会だった。
それほど大きくはないが、間違いなく白壁の教会が建っていて、鐘の姿も見え、しかも中からは明かりがもれていた。
悦子は新聞を道に捨てると、彼とともに教会に駆け込んだ。
すると、祭壇があり、その横に上に昇る階段があった。
さらに祭壇の前の机の上には火のついたロウソクが立っている燭台が置いてあった。
「さぁ、行こう!」
今度は燭台を持った彼に腕を組まれた悦子は、彼とともに階段を駆け上がり、鐘を目指した。
鐘を鳴らさなくては…何故か、二人は同じことを考えていた。
だが、行けども行けども、鐘にたどり着かない…そんなはずはないのだが。
階段は螺旋状になっていて、ずっとグルグル回り続けるだけだった。
すると、ロウソクの火が消えそうになり、一か八かに彼は賭けた。
手を上げて、鐘を照らすと、鐘目掛けて、思い切り燭台を投げた。
直後、辺りは真っ暗になったが、燭台は何かにぶつかり、その何かは音を鳴らした。
まさしく鐘だ、鐘の音だ!
二人は飛び上がって喜んだが、足を滑らせて、今度は階段をグルグルと転げ落ちていった。
二人の意識は遠退いた。
目を覚ました二人は横たわっていた場所から起き上がると、目の前には都会の喧騒の中に建つ教会がそびえ立っていて、そこは教会前の道路端だった。
するといつの間にか、悦子はウェディングドレスを、彼はタキシードを着ていた。
道行く人たちは二人の姿に驚きの様子だったが、やがて祝福の拍手を贈った。
「これで婚約は無しだな、つまり、結婚てこと!」
「うん!」
二人はニッコリと笑い合い、腕を組みながら、教会に入って行った。
見事、迷宮から抜け出した二人は、この先の様々な山も谷も、協力して乗り越えて行くことだろう。
悦子はまるで痴漢に襲われたような奇声を上げて、泣きじゃくった。
「どうして、どうして、どうして、どうし…」
婚約…それは男女が結婚を前提に誓う厳かな儀式だ。
しかし、その儀式を経たとしても、必ずしも身を結ぶとは限らない。
何故なら、結婚というゴールにたどり着く前に何かが変化するかも知れないからだ。
さて、変化と呼んでいいのか分からないが、悦子の場合、婚約者が突然失踪してしまったのである。
悦子は失意のどん底にいた…彼はどこへ行ってしまったの?
しかし、ただ時間は過ぎていくだけで、彼は現れなかった。
やがて悦子は何もかも忘れるため、旅に出ることにした。
体というより心を癒すためであったが、まさかの事態が悦子を待っていようとは誰が予想し得ただろうか。
悦子は駅へ向かっていたのだが、途中、住宅街に入り込み、迷子になってしまった。
「あら、えっと…このお家はさっき見たような…あ!」
焦る悦子に光明が見えたのは、少し先にスーツ姿の男性の姿が見えたからだ。
悦子は足早に男性に近寄り、申し訳なさそうに尋ねた。
「あの、恥ずかしい話ですが、駅に行こうと思って歩いていると、迷ってしまいまして…駅に行くにはどうすればいいか、分か、あ!」
悦子は再び叫んだ。
そこに立っていたのは、婚約者の彼だった。
悦子は何も言えなかった。
すると、彼の方から口を開いた。
「…ああ、君か、済まないが、婚約を解消してくれ」
さらに悦子は唖然として、全く言葉が出て来なかった。
すると、彼から意外な話を聞くことになった。
「…僕は君の家に行く途中、この住宅街に入り込んでしまったんだが、どうしても抜け出せず、行ったり来たり…時計は止まるし、携帯電話も動かない。不思議なことに全ての家の、いや、全てかは確実ではないけど、チャイムを鳴らしたが、一向に出て来る気配がないし、物音一つしない。ほら、今も何も聞こえないだろう?僕は頭がおかしくなりそうになったよ。ただ、空き地があってね、不思議なことにその空き地には小屋が建っていて、中に入ると、冷蔵庫も洗濯機もテレビも置いてあって、冷蔵庫の中には食料も入ってて…まるで、あらかじめ住むのに困らないようになっていたみたいで…で、一人、昼は歩き続けて、一人、夜は寝るという生活を送っていたら、何だか一人に慣れてしまい、結婚はどうでもよくなって…君のことは好きだけど、結婚はやめることに決めたんだ」
悦子は彼の話を聞いているうちに涙があふれてきた。
そして彼が話し終わると、反射的に抱き付いてしまった。
初め、彼は振りほどこうとしたが、悦子の抱擁が強く、断念した。
すると、彼にも変化が現れて、無性に悦子が愛おしくなり、悦子の力よりさらに強く抱きしめた。
いつの間にか二人は抱き合いながらキスを交わしていたが、やがて離れると、真顔で彼は言った。
「きっとさ、僕らが結婚生活を死ぬまで続けられるか、誰かが試してるんじゃないか?だから、この迷宮から出られることが出来れば、問題ないと思うんだけど…」
悦子も真剣な眼差しだった。
「出られなければ、結婚出来ないってことね…」
彼は頷き、悦子も彼に習った。
ここから出られれば結婚、出られなければ婚約解消…二人は身を引き締めた。
とりあえずは、彼が住む小屋に行くことにした。
しかし、またもや試練が彼らを襲った。
空き地が全く現れないのである。
「どこまで追い詰めるんだ…」
誰に対してか分からないが、つい彼の口から出る愚痴。
よく見ると、彼はだいぶやつれていた。
ただ、本当に小屋には何でも揃っているとみえて、服は綺麗だし、頭や体も洗っているようだし、ヒゲも生えていないといったように、清潔感は漂っていた。
そんな彼の姿から悦子が目を離すと、いつの間にか辺りは暗くなっていた。
悦子は彼に尋ねた。
「ねぇ、ライターある?」
彼はタバコを吸うので、持っていると思ったのだが、案の定、ズボンのポケットから取り出してみせて、カチッとつけると、明るい炎が現れた。
彼同様、悦子の携帯電話も使えなくなっていたので、懐中電灯のアプリも起動出来ず、ライターの火に頼らざるを得なかった。
すると、悦子はある考えが浮かんだ。
「そうだわ、ねえ、何か燃えそうな物、持ってない?…あ、それは?」
彼は少し不思議そうな顔をしながら、悦子が指差した背広のポケットを見ると、たまたま入れてあったスポーツ新聞を手に取った。
「あった!競馬の記事を読みたくて、駅の売店で買ったんだけど、ずっとポケットに入れていたのを忘れていたよ。はみ出していたはずなのに、何故か気にならなかった…で、何をするの?」
「うん、ものは試しよ…」
すると、悦子はライターとともに受け取った新聞に火をつけた。
彼は少し慌てたが、紙を燃やせば、周りがよく見えると思い、納得した。
「確かに、ライターの火より明るいね。でも、そのうち消えちゃうよ」
「そうなの、だから急ぐわよ」
悦子は彼と腕を組み、燃えている新聞をオリンピックの聖火リレーのトーチのように上にかかげると、次第に火が揺れ始め、やがて、ハッキリと一方向へと煙が流れた。
悦子は目を輝かせた。
「やっぱり!ほんの少し風を感じた気がしていたんだけど、思った通りだわ!」
彼も悦子の考えていることが分かり、手を叩いた。
「そうか!風の流れる方向へ行けば、出られるかも知れないということだね?」
悦子は笑みを浮かべながら頷くと、やはりニッコリ笑う彼とともに、小走りを始めた。
明らかに煙は動いていた…先には道が続いている。
だが、しばらく進んだが、行けども闇だった。
やがて、新聞は大きな炎の塊と化し、悦子は手放さざるを得なくなろうとしたが、その時…。
「あ!」
そこに現れたのは、何と教会だった。
それほど大きくはないが、間違いなく白壁の教会が建っていて、鐘の姿も見え、しかも中からは明かりがもれていた。
悦子は新聞を道に捨てると、彼とともに教会に駆け込んだ。
すると、祭壇があり、その横に上に昇る階段があった。
さらに祭壇の前の机の上には火のついたロウソクが立っている燭台が置いてあった。
「さぁ、行こう!」
今度は燭台を持った彼に腕を組まれた悦子は、彼とともに階段を駆け上がり、鐘を目指した。
鐘を鳴らさなくては…何故か、二人は同じことを考えていた。
だが、行けども行けども、鐘にたどり着かない…そんなはずはないのだが。
階段は螺旋状になっていて、ずっとグルグル回り続けるだけだった。
すると、ロウソクの火が消えそうになり、一か八かに彼は賭けた。
手を上げて、鐘を照らすと、鐘目掛けて、思い切り燭台を投げた。
直後、辺りは真っ暗になったが、燭台は何かにぶつかり、その何かは音を鳴らした。
まさしく鐘だ、鐘の音だ!
二人は飛び上がって喜んだが、足を滑らせて、今度は階段をグルグルと転げ落ちていった。
二人の意識は遠退いた。
目を覚ました二人は横たわっていた場所から起き上がると、目の前には都会の喧騒の中に建つ教会がそびえ立っていて、そこは教会前の道路端だった。
するといつの間にか、悦子はウェディングドレスを、彼はタキシードを着ていた。
道行く人たちは二人の姿に驚きの様子だったが、やがて祝福の拍手を贈った。
「これで婚約は無しだな、つまり、結婚てこと!」
「うん!」
二人はニッコリと笑い合い、腕を組みながら、教会に入って行った。
見事、迷宮から抜け出した二人は、この先の様々な山も谷も、協力して乗り越えて行くことだろう。
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
お前は要らない、ですか。そうですか、分かりました。では私は去りますね。あ、私、こう見えても人気があるので、次の相手もすぐに見つかりますよ。
四季
恋愛
お前は要らない、ですか。
そうですか、分かりました。
では私は去りますね。
真実の愛の祝福
詩森さよ(さよ吉)
恋愛
皇太子フェルナンドは自らの恋人を苛める婚約者ティアラリーゼに辟易していた。
だが彼と彼女は、女神より『真実の愛の祝福』を賜っていた。
それでも強硬に婚約解消を願った彼は……。
カクヨム、小説家になろうにも掲載。
筆者は体調不良なことも多く、コメントなどを受け取らない設定にしております。
どうぞよろしくお願いいたします。
【完結】誕生日に花束を抱えた貴方が私にプレゼントしてくれたのは婚約解消届でした。
山葵
恋愛
誕生日パーティーの会場に現れた婚約者のレオナルド様は、大きな花束を抱えていた。
会場に居る人達は、レオナルド様が皆の前で婚約者であるカトリーヌにプレゼントするのだと思っていた。
夫が運命の番と出会いました
重田いの
恋愛
幼馴染のいいなづけとして育ってきた銀狼族の族長エーリヒと、妻ローゼマリー。
だがエーリヒに運命の番が現れたことにより、二人は離別する。
しかし二年後、修道院に暮らすローゼマリーの元へエーリヒが現れ――!?
〈完結〉だってあなたは彼女が好きでしょう?
ごろごろみかん。
恋愛
「だってあなたは彼女が好きでしょう?」
その言葉に、私の婚約者は頷いて答えた。
「うん。僕は彼女を愛している。もちろん、きみのことも」
冷酷騎士様の「愛さない」は一分も持たなかった件
水月
恋愛
「君を愛するつもりはない」
結婚初夜、帝国最強の冷酷騎士ヴォルフラム・ツヴァルト公爵はそう言い放った。
出来損ないと蔑まれ、姉の代わりの生贄として政略結婚に差し出されたリーリア・ミラベルにとって、それはむしろ救いだった。
愛を期待されないのなら、失望させることもない。
契約妻として静かに役目を果たそうとしたリーリアは、緩んだ軍服のボタンを自らの銀髪と微弱な強化魔法で直す。
ただ「役に立ちたい」という一心だった。
――その瞬間。
冷酷騎士の情緒が崩壊した。
「君は、自分の価値を分かっていない」
開始一分で愛さない宣言は撤回。
無自覚に自己評価が低い妻に、激重独占欲を発症した最強騎士が爆誕する。
以後、
寝室は強制統合
常時抱っこ移動
一秒ごとに更新される溺愛
妻を傷つける者には容赦なし宣言
甘さ過多、独占欲過剰、愛情暴走中。
さらにはリーリアを取り戻そうとする実家の横槍まで入り――?
自己評価ゼロの健気令嬢と愛が一分も我慢できなかった最強騎士。
溺愛が止まらない、契約結婚から始まる甘すぎる逆転ラブコメ
ある愚かな婚約破棄の結末
オレンジ方解石
恋愛
セドリック王子から婚約破棄を宣言されたアデライド。
王子の愚かさに頭を抱えるが、周囲は一斉に「アデライドが悪い」と王子の味方をして…………。
※一応ジャンルを『恋愛』に設定してありますが、甘さ控えめです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる