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街が半壊だと!?

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PvPが終わり、何日か経ったあと噂で聞いた話では。
あの金髪野郎は、侮辱罪やら何やらで捕まったらしい。
まぁ、あそこまで言っておいて何にもないのは、おかしいと思うけどね。
いや、それより俺に何もないのもおかしいけど。気絶させちゃったしハゲにしちゃったし。
そんな感じの事を考えながら寝ていた。

バゴォォォォーーンドゴゴゴゴゴォーン!
「キャーーーー!!」
「うわぁーーーー!」
「ギャーーーー!!」


「ユウキさん、大変ですよ!」
「なんだ!何事だ?」
「街が、襲われています!」
「何だってぇぇぇぇ!サンとウィルとフラシアは?」
「起きて、準備しています!」
「よし!分かった、俺も準備したら行くからリビングに集合!」
「はい!」
装備が弱いな、やっぱり!
階段を降りて、リビングに着くとみんなが集合していた。
「お前ら、おはよう。行くぞ。ご飯は、我慢してね!」
「はい!」
「わかりました。」
「うっす!」
「はい。」


「グォォォォォォォォ!」
「ゴァアアアアアアアーー!」
「ウォォォォォォォォ!」

「クリスタル・ドラゴンとサイクロプスと何だあれ?」
「ユウキさん、あれは、テオレウスです。
神族の王様ですよ!」
「神族の王様だと!?」
最上級のモンスターじゃないか!
更にクリスタル・ドラゴンだと!?
ここは、街の中だぞ!?
「サン、能力強化魔法使ってサイクロプス頼む!フラシア、サンの回復任せる!
ウィル俺の、回復頼む!カレン一緒にクリスタル・ドラゴンやるぞ。」
「はい!」
「わかりました。」
「うっす!」
「はい。」
「行くぞ!」

「能力強化魔法アタックアップ、スピードアップ」
ギュオーーン!
「炎よ来い!敵を燃やし尽くせ!
フレイアナックル!」
キュイーン、バン、バゴォォォォーーン!
「グォォォォォォォォ!」
バタン
「あれ?ワンパン出来た!?
なら、ユーキさん手伝わないと!」
「ゴァアアアアアアアーー!」
バゴォォォォーーンドゴゴゴゴゴォーン!
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
クリスタル・ドラゴンの攻撃で、吹っ飛んで家の屋根の上まで飛んでしまった!
「ユウキさん!大丈夫ですか?」
「ギリギリな、ウィル回復魔法頼む!」
「スーパーヒール!」
ポヮヮヮヮヮヮーー!
「よっしゃー!サンキューな!
ライト装備バーンソード!
レフト装備ブラックソード!」
「爆炎よ来い!全てを破壊する一撃!
エクスプロージョン!」
ギュオーーン、バゴォォォォーーン
「ゴァアアアアアアアーー!」
よし、皮膚が取れた!
「死を覚悟して、ここで朽ちろ!
キルブレード!」
ズババババァーン、ズババババァーン!
「ゴァアアアアアアアーー!」
目の色が変わった!
「もう一発行くぜー!
死を覚悟して、ここで朽ちろ!
キルブレード!」
ズババババァーン、ズババババァーン!
「ゴァアアアアアアアーー!」
バタン
「とりあえずあとは、テオレウスだけだな!カレン魔法頼むぞ!サン行くぞ!」
「わかりました!」
「うっす!」
「くらえ!」
ズババババァーン!
スパッスパッスパッスパーンスパーン!
あれ?
攻撃が、通らない!?
「ウォォォォォォォォ!」
ドゴゴゴゴゴォーン!
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
「ウォォォォォォォォ!」
スドドドドォーーーーンバゴォォォーーン
「キャーーーー!!」
「うわぁぁぁぁぁぁぁ!」
「サン、カレン大丈夫か?」
「ユウキさん、す、すいません。」
「ユーキさんごめんなさい」
「サン!カレン!フラシア蘇生!」
「あっ、はい!
レザレクショ」
「グォォォォォォォォ!」
バゴォォォォーーン!
「「キャーーーー!!」」
「フラシア、ウィル!」
「ウォォォォォォォォ!テオレウス!
許さねぇぇぇぇぇぇ!!!」
その瞬間、ユウキが光に包まれた!
「蘇生しろ、フルレザレクション」
ポワヮヮヮヮヮヮヮ
「ユウキさん。」
「ユーキさん」
「ユーさん」
「ユウキ様」
「そこで見てろ。死ね。テオレウス。
光よ来い。俺の一撃でチリになれ
ホーリースラッシュ」
スパッァァァァァァーーーーーーン!
瞬きした瞬間だった。
ユウキがすでに、テオレウスの後で剣を
しまっていた。
パカッ
バタァァァーーーン!
テオレウスが半分に切れた。
「お前ら大丈夫か?」
バタン
「ユウキさーーーーーん!!!」




「んっ、俺の部屋?」
「ユウキさん、大丈夫ですか?」
「カレン、ありがとう」
「良かったです。怪我は?」
「特に何ともないよ!」
「そうですか!」
「みんなは?」
「全員無事ですよ!」
「なら、良かったよ。」

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