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27-2 触れ合いの終わり…
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「はっ、あっ、んっ」
セルヴィが胸を弄るディークの手に自分の手を重ねると、その手を取ったディークは手のひらを舐めた。
「んんっ」
そしてセルヴィの人差し指を咥え、チュパチュパと舌を絡める。ねっとりとしたディークの舌がセルヴィの指の先を、指の腹を撫でていく。セルヴィはぞわぞわと腰が震える。指から口を離すと再び下半身へと降りて行くディークの唇。セルヴィのズボンを素早い動作で剥ぎ取り、腰を撫で、臍に舌を這わせ、舐めたその先には下着からブルンと飛び出たセルヴィのモノがそそり立っていた。
そっとセルヴィのモノを握ったディークはゆっくりとしごき出す。
「んんあっ、あっ」
ディークはセルヴィのモノをしごきながら、内腿に吸い付いていく。セルヴィの片脚を肩に掛け、腰と尻を撫で、内腿を舐める。そして、セルヴィのモノの先端を親指でクニッと押した。
セルヴィはビクンと背中を仰け反らせ震える。
「あぁ!」
ヌラヌラと光り出した先端はディークの親指で押されるたびにクチュクチュと水音が溢れ出す。竿の裏筋に舌を這わせ、ゆっくりと舐め上げると、セルヴィはびくびくとさらに身体を震わせる。
「はっ! はっ! あぁ! だ、駄目! それ以上したらで……」
「出して良いですよ」
裏筋を舐め上げながらディークは言う。セルヴィのモノはガチガチになり、血管が浮き出ている。
先端をクニクニと押され、裏筋を舐め上げられ、セルヴィは一気に欲を吐き出してしまった。
「あぁぁ!! ハァ、ハァ、ハァ……」
ディークの手のひらにはセルヴィから吐き出された欲がグチュッと音を立てて広がっていた。それを素早く拭き取ったディークは、再びセルヴィのモノをしごく。
「!? ディ、ディーク!?」
そしてディークはしごきながら、セルヴィのモノを口に咥えた。欲を吐き出したばかりのセルヴィのモノは独特の匂いと味がする。しかしそれを不快に思うことがないということに、ディークは笑う。
舌で先端の小さな穴をぐりぐりと刺激し、ねっとりと舐め回す。しごく手はさらに早く強く動き、セルヴィは耐えられないとばかりにジタバタと暴れ出す。
「ディーク!! ディーク!! む、無理!! イッたばかりだからぁ!! だ、駄目!! 駄目!! 駄目だから!! やっ!! はん!! あぁん!! ディーク!! ま、また出る!! 出るから離して!!」
セルヴィは暴れ、ディークの髪を掴むが、ディークの力は強い。暴れる脚を抑えつけ、セルヴィのモノを咥える口は締め付けながらも、舌は先端をグニグニと弄り続ける。しごく手の勢いは増し、先程出したばかりのセルヴィのモノはディークの口内に再び欲を吐き出してしまった。
「あぁぁぁあ!!」
ディークは口内に広がったセルヴィの欲をゴクリと飲み干した。セルヴィのなかにあった最後の呪いの欠片と思われる『それ』がディークのなかへと入っていくのが分かり、ディークは満足げに自身の唇をペロリと舐めた。
「ディ、ディークぅ……ま、まさか……飲んだのか!?」
ゼィゼィと荒い息のまま、自身の下半身に目をやるセルヴィは涙目になっていた。そんな姿にディークはやり過ぎたか、と思いつつも、子供のように涙目で拗ねるセルヴィのあまりの可愛さにプッと噴き出した。
「気持ち良かったですか?」
そうニコリと微笑み、身体を起こしたディークはセルヴィの頬に手を伸ばし、額に口付けた。そしてセルヴィに布団を掛け、頭を撫でた。
「疲れたでしょ? 寝て良いですよ」
「ディークは良いのか?」
セルヴィがチラリとディークの下半身に目をやった。ディークは結局服も脱がず、出してもいない。セルヴィをひたすら丁寧に愛しただけだ。
「良いんですよ。もう寝てください」
そう優しく微笑まれ、頭を撫でられ、疲れ果てたセルヴィはそのまま眠りに就いてしまった。
穏やかに眠るセルヴィの横でディークは愛おしい目を向け、セルヴィの頭を撫でる。身体を眺めてみても、もうすっかりと痣は見当たらない。
「そろそろこの関係も終わりですね……殿下……」
ディークは眉を下げる。呪いがなくなり嬉しい、それは確かなのに寂しさも込み上げる。そんな自身の複雑な心境に溜め息交じりに苦笑する。
そして眠るセルヴィの額に優しく口付けると、そっと部屋を後にした……。
セルヴィが胸を弄るディークの手に自分の手を重ねると、その手を取ったディークは手のひらを舐めた。
「んんっ」
そしてセルヴィの人差し指を咥え、チュパチュパと舌を絡める。ねっとりとしたディークの舌がセルヴィの指の先を、指の腹を撫でていく。セルヴィはぞわぞわと腰が震える。指から口を離すと再び下半身へと降りて行くディークの唇。セルヴィのズボンを素早い動作で剥ぎ取り、腰を撫で、臍に舌を這わせ、舐めたその先には下着からブルンと飛び出たセルヴィのモノがそそり立っていた。
そっとセルヴィのモノを握ったディークはゆっくりとしごき出す。
「んんあっ、あっ」
ディークはセルヴィのモノをしごきながら、内腿に吸い付いていく。セルヴィの片脚を肩に掛け、腰と尻を撫で、内腿を舐める。そして、セルヴィのモノの先端を親指でクニッと押した。
セルヴィはビクンと背中を仰け反らせ震える。
「あぁ!」
ヌラヌラと光り出した先端はディークの親指で押されるたびにクチュクチュと水音が溢れ出す。竿の裏筋に舌を這わせ、ゆっくりと舐め上げると、セルヴィはびくびくとさらに身体を震わせる。
「はっ! はっ! あぁ! だ、駄目! それ以上したらで……」
「出して良いですよ」
裏筋を舐め上げながらディークは言う。セルヴィのモノはガチガチになり、血管が浮き出ている。
先端をクニクニと押され、裏筋を舐め上げられ、セルヴィは一気に欲を吐き出してしまった。
「あぁぁ!! ハァ、ハァ、ハァ……」
ディークの手のひらにはセルヴィから吐き出された欲がグチュッと音を立てて広がっていた。それを素早く拭き取ったディークは、再びセルヴィのモノをしごく。
「!? ディ、ディーク!?」
そしてディークはしごきながら、セルヴィのモノを口に咥えた。欲を吐き出したばかりのセルヴィのモノは独特の匂いと味がする。しかしそれを不快に思うことがないということに、ディークは笑う。
舌で先端の小さな穴をぐりぐりと刺激し、ねっとりと舐め回す。しごく手はさらに早く強く動き、セルヴィは耐えられないとばかりにジタバタと暴れ出す。
「ディーク!! ディーク!! む、無理!! イッたばかりだからぁ!! だ、駄目!! 駄目!! 駄目だから!! やっ!! はん!! あぁん!! ディーク!! ま、また出る!! 出るから離して!!」
セルヴィは暴れ、ディークの髪を掴むが、ディークの力は強い。暴れる脚を抑えつけ、セルヴィのモノを咥える口は締め付けながらも、舌は先端をグニグニと弄り続ける。しごく手の勢いは増し、先程出したばかりのセルヴィのモノはディークの口内に再び欲を吐き出してしまった。
「あぁぁぁあ!!」
ディークは口内に広がったセルヴィの欲をゴクリと飲み干した。セルヴィのなかにあった最後の呪いの欠片と思われる『それ』がディークのなかへと入っていくのが分かり、ディークは満足げに自身の唇をペロリと舐めた。
「ディ、ディークぅ……ま、まさか……飲んだのか!?」
ゼィゼィと荒い息のまま、自身の下半身に目をやるセルヴィは涙目になっていた。そんな姿にディークはやり過ぎたか、と思いつつも、子供のように涙目で拗ねるセルヴィのあまりの可愛さにプッと噴き出した。
「気持ち良かったですか?」
そうニコリと微笑み、身体を起こしたディークはセルヴィの頬に手を伸ばし、額に口付けた。そしてセルヴィに布団を掛け、頭を撫でた。
「疲れたでしょ? 寝て良いですよ」
「ディークは良いのか?」
セルヴィがチラリとディークの下半身に目をやった。ディークは結局服も脱がず、出してもいない。セルヴィをひたすら丁寧に愛しただけだ。
「良いんですよ。もう寝てください」
そう優しく微笑まれ、頭を撫でられ、疲れ果てたセルヴィはそのまま眠りに就いてしまった。
穏やかに眠るセルヴィの横でディークは愛おしい目を向け、セルヴィの頭を撫でる。身体を眺めてみても、もうすっかりと痣は見当たらない。
「そろそろこの関係も終わりですね……殿下……」
ディークは眉を下げる。呪いがなくなり嬉しい、それは確かなのに寂しさも込み上げる。そんな自身の複雑な心境に溜め息交じりに苦笑する。
そして眠るセルヴィの額に優しく口付けると、そっと部屋を後にした……。
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