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四章 呪いと反乱
87.食事と薬
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食事、それは生物にとって欠かせない行動です。
犬さんも、
猫さんも、
馬さんも、
鳥さんも。
もちろん、私たちも食べないと死んでしまいます。
飢えの苦しみは幾度なく味わいましたが、なかなかに辛いものです。
ーーふふっ、『飢え』を『味わう』というのは皮肉な言葉の組み合わせですね。
自分で思いついて、笑ってしまいました。
おっと、お話がそれてしまいました。
食べ物が大事、というお話です。
食事は毎日必ず行われます。
つまり、特段の理由がなければ、確実に一定量体内に取り込まれるということです。
だから、この病に効果があるような、圧倒的な栄養を所有する料理を作り出して提供すれば、病を治癒することが可能ではないのでしょうか、というお話です。
「チャンドラさんには、この奇病への対策料理を作成していただこうと思っています」
「そんなこと、お医者様でも無理なのに、料理人如きが手を出すべき領域ではないようなーー」
「自身の職業を卑下しないでください。お医者さんも立派ですが、料理人さんもとっても立派です」
そう言って、私は彼を励まします。
私としては、どの職業も平等に無価値だと思ってますけれど。
領主も、
商人も、
兵士も、
農民も、
医者も、
料理人も、
何もしていない人も。
みんな同じ。
ただの人です。
誰がいても、
誰がいなくても、
私は何も気にしません。
何なら、全て消え去ってしまっても、それでも構いません。
それはそれで綺麗な世界です。
だけれど、私の描く物語上では、そんな本音は言ってはいけません。
みんな平等に価値があるとした方が、考えた方が都合がいいのです。
国を救い、滅ぼすという私の物語としては。
「オルテシア様っーー」
チャンドラさんは目を潤ませ、顔を皺々にします。
それは悲しみではなく、喜び故のように思えます。
私の予想通り望み通りの流れです。
犬さんも、
猫さんも、
馬さんも、
鳥さんも。
もちろん、私たちも食べないと死んでしまいます。
飢えの苦しみは幾度なく味わいましたが、なかなかに辛いものです。
ーーふふっ、『飢え』を『味わう』というのは皮肉な言葉の組み合わせですね。
自分で思いついて、笑ってしまいました。
おっと、お話がそれてしまいました。
食べ物が大事、というお話です。
食事は毎日必ず行われます。
つまり、特段の理由がなければ、確実に一定量体内に取り込まれるということです。
だから、この病に効果があるような、圧倒的な栄養を所有する料理を作り出して提供すれば、病を治癒することが可能ではないのでしょうか、というお話です。
「チャンドラさんには、この奇病への対策料理を作成していただこうと思っています」
「そんなこと、お医者様でも無理なのに、料理人如きが手を出すべき領域ではないようなーー」
「自身の職業を卑下しないでください。お医者さんも立派ですが、料理人さんもとっても立派です」
そう言って、私は彼を励まします。
私としては、どの職業も平等に無価値だと思ってますけれど。
領主も、
商人も、
兵士も、
農民も、
医者も、
料理人も、
何もしていない人も。
みんな同じ。
ただの人です。
誰がいても、
誰がいなくても、
私は何も気にしません。
何なら、全て消え去ってしまっても、それでも構いません。
それはそれで綺麗な世界です。
だけれど、私の描く物語上では、そんな本音は言ってはいけません。
みんな平等に価値があるとした方が、考えた方が都合がいいのです。
国を救い、滅ぼすという私の物語としては。
「オルテシア様っーー」
チャンドラさんは目を潤ませ、顔を皺々にします。
それは悲しみではなく、喜び故のように思えます。
私の予想通り望み通りの流れです。
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