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第二十五話:緑女王・彩胡
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巨大な縦穴。
じっと見ていると吸い込まれてしまいそうな。
落ちたら二度と、この世に戻ってこられないだろう深い、深い闇。
そのすぐ上を、屈強な椿象の蟲間・椿毅に横抱きにされた真宵は飛んで越えていく。
縦穴の直径は、軽く町ひとつ分はある。
椿毅の緑色の胸当てをトントンと叩き、こちらを向かせて真宵は口を動かした。
『あの中へ行ったことはある?』
しばらく間があった。無視されたのかなと真宵が思ったころ、「申し訳ございません。お言葉がわかりません」と返ってきた。立羽や翠鎌のように読唇ができる蟲間のほうが稀なのかもしれない。あるいは彼らが力ある色つき蟲間だからなせる技なのか。
ほかにも聞きたいことはあったけれど、あまり話しかけると彼を困らせてしまうので、真宵は黙っていることにした。
フオオオオウ、とまるで縦穴が呼吸しているかのように、下からぬるい風が吹き上げてくる。反射的に身震いが生まれた。すると、椿毅が敏感にそれを察知して真宵に目を移す。
「不快では、ございませんか」
あまり感情の読めない低い声。しかし、その言動は確かに真宵を気遣ってのものだ。真宵は『大丈夫』と口を動かしながら、彼にも伝わるよう頷いて見せる。
「太陽が……近くにございます」
『うん。でも大丈夫。ありがとう』
椿毅はずっと、ほとんど真上から差す陽光をその巨体で遮るように飛んでくれている。だから眩しくはないし、身体のだるさも頭がぼうっとする感じも酷くはなっていない。なくなったわけではないけれど。
ひと際強い風が吹きつけてきて、真宵は咄嗟に目を閉じた。横抱きで運ばれる感覚と相まって不意に思い出す。小さいころ、ソファやこたつで寝入ってしまった夜、父がこうして運んでくれたっけ。本当は途中で起きていたけれど、抱いて運ばれるのが心地よくて、眠ったふりをしていたっけ。
「お疲れでしたらお休みください」
低く言われて、『うん』と頷く。意識は不思議なほど安らかに、現実から遠ざかっていった。
「真宵様」
名を呼ばれて目を開けると、辺りは暗かった。椿毅はどこかに降り立っている。空には正円に近い月が煌々と輝いていた。緑国に着いたのだろうか。
「お立ちになれますか」
『うん』
横抱きの状態からゆっくりと降ろされて木張りの床に立つ。その場所は高台にある建物のバルコニーのようだった。中華風の装飾が美しい手すりの向こうには、黒緑色をした夜の森が広がっている。
「椿毅でございます」
椿毅は閉じられた掃き出し窓へ向き、跪く。
間もなく、窓の内側で小さな明かりが点いた。明かりは徐々に近づいてきて、やがて掃き出し窓がキィと開く。
現れたのは、手燭を持った二十代後半と見える女だった。ウェーブがかった緑の髪は肩のあたりまで伸びていて、涼やかな瞳は磨き抜かれた翡翠玉のように美しい。降り注ぐ月光が、彼女を淡く神秘的に輝かせている。
「おかえりなさい、椿毅。長旅ご苦労様でした」
女の目が、後ろに立つ真宵へと向けられる。
「あなたが噂の夜華さんですね。初めまして。わたくしは緑国女王、彩胡と申します」
今の真宵はサークレットについた赤い変石のせいで赤国の民に見えるはずだが、それでも緑女王には真宵が夜華だとわかるらしい。
真宵は返答の代わりに小さく会釈した。緑女王は柔らかく目を細める。
上品で穏やかそうな女性だと思った。同じ女王でも赤女王は、鍛え抜かれた身体のあちこちに小さな傷があって、戦場を駆ける青年のようだったが、緑女王は対照的に深窓の令嬢のようなおっとりとした雰囲気がある。
「中へお入りくださいな。お茶でも飲みながらお話しましょう」
招かれて入った先は、緑女王の寝室のようだった。緑女王は真宵と椿毅に四人掛けの丸テーブルを勧めると、手燭の火を室内の燭台に移していく。そうして部屋を明るくしたあと、「お茶を淹れてきますね」と言って踵を返した。椿毅が「私が」と立ち上がるが、「駄目ですよ。椿毅はお湯の量が適当なんですもの」と軽くあしらって出ていく。
やがて茶器を乗せた盆を手に緑女王は戻ってきて、三人分の茶を手際よく注いでいく。
「どうぞ」
濃い緑色をした、濁りのある茶だった。緑茶だろうか。
真宵は汲み出し茶碗に唇をつけて、ひと口含む。
うっ、と思わず顔が歪んだ。お世辞にも美味しいと言える味じゃない。とんでもなく苦いうえに、漢方薬じみた独特の風味がある。例えるならば、道端の草と芋虫をすり潰して子ども用咳止めシロップで練ったあと、にがりとハッカ水で割ったような味だ。
「全部飲んでくださいね」
茶碗を置こうとした真宵へ、正面に腰掛けた緑女王が笑顔で言う。
「お話は、それを飲み終わってからです」
普通は飲みながら話すのではないか。というのはさておき、この謎の茶を飲み切るなんて真宵には考えられなかった。バラエティ番組の罰ゲームで出てくる青汁だってもっとマシな味だろう。
隣を見ると、椿毅の前の汲み出し茶碗は空になっていた。いつの間にか飲んだらしい。椿毅は涼しい顔をしている。
緑女王も真宵の目の前で、見本のようにこくこくと白い喉を鳴らした。飲み慣れているのか、彼女も表情は変わらない。むしろ美味しそうに飲んでいる。
もしかすると、緑国の民は味覚が特殊なのかもしれないと真宵は思った。
「さあ、早くお飲みくださいな。飲まなくてはお話できませんよ」
やや強めに急かされて、真宵は覚悟を決めた。息を止めて茶碗の中身を一気に飲み干す。勢いづけたせいで少し気管に入った。
「ゴホッゲホッ……うえっ。あっ、違います、不味いわけじゃなくて」
真宵は慌てて言い訳をする。緑女王は特に気分を害した様子はなく、表情を明るくして言った。
「ああよかった。その調合で正解でしたね」
「えっ?」
「声が出るようになったでしょう?」
言われて真宵はハッと気づく。
「あー、あー……ほんとだ。治った」
立羽の毒鱗粉で奪われていた言葉が戻っていた。真宵は人差し指をテーブルに置き、『あいう』と動かす。文字も元通り書ける。
「すごいです。立羽は解毒法がないと言っていたのに」
緑女王はにっこりと微笑む。
「解毒法はありませんでしたよ、今この瞬間まで。そのお茶は、夜華さんの様子を見てわたくしが今、調合したものですから」
「そうなんですか!? ありがとうございます。話せなくて不便だったので助かりました」
「ふふ。それもわたくしの仕事ですので」
優しげに目を細める緑女王になんだか照れてしまい、真宵は視線を下げてテーブルを見つめた。
じっと見ていると吸い込まれてしまいそうな。
落ちたら二度と、この世に戻ってこられないだろう深い、深い闇。
そのすぐ上を、屈強な椿象の蟲間・椿毅に横抱きにされた真宵は飛んで越えていく。
縦穴の直径は、軽く町ひとつ分はある。
椿毅の緑色の胸当てをトントンと叩き、こちらを向かせて真宵は口を動かした。
『あの中へ行ったことはある?』
しばらく間があった。無視されたのかなと真宵が思ったころ、「申し訳ございません。お言葉がわかりません」と返ってきた。立羽や翠鎌のように読唇ができる蟲間のほうが稀なのかもしれない。あるいは彼らが力ある色つき蟲間だからなせる技なのか。
ほかにも聞きたいことはあったけれど、あまり話しかけると彼を困らせてしまうので、真宵は黙っていることにした。
フオオオオウ、とまるで縦穴が呼吸しているかのように、下からぬるい風が吹き上げてくる。反射的に身震いが生まれた。すると、椿毅が敏感にそれを察知して真宵に目を移す。
「不快では、ございませんか」
あまり感情の読めない低い声。しかし、その言動は確かに真宵を気遣ってのものだ。真宵は『大丈夫』と口を動かしながら、彼にも伝わるよう頷いて見せる。
「太陽が……近くにございます」
『うん。でも大丈夫。ありがとう』
椿毅はずっと、ほとんど真上から差す陽光をその巨体で遮るように飛んでくれている。だから眩しくはないし、身体のだるさも頭がぼうっとする感じも酷くはなっていない。なくなったわけではないけれど。
ひと際強い風が吹きつけてきて、真宵は咄嗟に目を閉じた。横抱きで運ばれる感覚と相まって不意に思い出す。小さいころ、ソファやこたつで寝入ってしまった夜、父がこうして運んでくれたっけ。本当は途中で起きていたけれど、抱いて運ばれるのが心地よくて、眠ったふりをしていたっけ。
「お疲れでしたらお休みください」
低く言われて、『うん』と頷く。意識は不思議なほど安らかに、現実から遠ざかっていった。
「真宵様」
名を呼ばれて目を開けると、辺りは暗かった。椿毅はどこかに降り立っている。空には正円に近い月が煌々と輝いていた。緑国に着いたのだろうか。
「お立ちになれますか」
『うん』
横抱きの状態からゆっくりと降ろされて木張りの床に立つ。その場所は高台にある建物のバルコニーのようだった。中華風の装飾が美しい手すりの向こうには、黒緑色をした夜の森が広がっている。
「椿毅でございます」
椿毅は閉じられた掃き出し窓へ向き、跪く。
間もなく、窓の内側で小さな明かりが点いた。明かりは徐々に近づいてきて、やがて掃き出し窓がキィと開く。
現れたのは、手燭を持った二十代後半と見える女だった。ウェーブがかった緑の髪は肩のあたりまで伸びていて、涼やかな瞳は磨き抜かれた翡翠玉のように美しい。降り注ぐ月光が、彼女を淡く神秘的に輝かせている。
「おかえりなさい、椿毅。長旅ご苦労様でした」
女の目が、後ろに立つ真宵へと向けられる。
「あなたが噂の夜華さんですね。初めまして。わたくしは緑国女王、彩胡と申します」
今の真宵はサークレットについた赤い変石のせいで赤国の民に見えるはずだが、それでも緑女王には真宵が夜華だとわかるらしい。
真宵は返答の代わりに小さく会釈した。緑女王は柔らかく目を細める。
上品で穏やかそうな女性だと思った。同じ女王でも赤女王は、鍛え抜かれた身体のあちこちに小さな傷があって、戦場を駆ける青年のようだったが、緑女王は対照的に深窓の令嬢のようなおっとりとした雰囲気がある。
「中へお入りくださいな。お茶でも飲みながらお話しましょう」
招かれて入った先は、緑女王の寝室のようだった。緑女王は真宵と椿毅に四人掛けの丸テーブルを勧めると、手燭の火を室内の燭台に移していく。そうして部屋を明るくしたあと、「お茶を淹れてきますね」と言って踵を返した。椿毅が「私が」と立ち上がるが、「駄目ですよ。椿毅はお湯の量が適当なんですもの」と軽くあしらって出ていく。
やがて茶器を乗せた盆を手に緑女王は戻ってきて、三人分の茶を手際よく注いでいく。
「どうぞ」
濃い緑色をした、濁りのある茶だった。緑茶だろうか。
真宵は汲み出し茶碗に唇をつけて、ひと口含む。
うっ、と思わず顔が歪んだ。お世辞にも美味しいと言える味じゃない。とんでもなく苦いうえに、漢方薬じみた独特の風味がある。例えるならば、道端の草と芋虫をすり潰して子ども用咳止めシロップで練ったあと、にがりとハッカ水で割ったような味だ。
「全部飲んでくださいね」
茶碗を置こうとした真宵へ、正面に腰掛けた緑女王が笑顔で言う。
「お話は、それを飲み終わってからです」
普通は飲みながら話すのではないか。というのはさておき、この謎の茶を飲み切るなんて真宵には考えられなかった。バラエティ番組の罰ゲームで出てくる青汁だってもっとマシな味だろう。
隣を見ると、椿毅の前の汲み出し茶碗は空になっていた。いつの間にか飲んだらしい。椿毅は涼しい顔をしている。
緑女王も真宵の目の前で、見本のようにこくこくと白い喉を鳴らした。飲み慣れているのか、彼女も表情は変わらない。むしろ美味しそうに飲んでいる。
もしかすると、緑国の民は味覚が特殊なのかもしれないと真宵は思った。
「さあ、早くお飲みくださいな。飲まなくてはお話できませんよ」
やや強めに急かされて、真宵は覚悟を決めた。息を止めて茶碗の中身を一気に飲み干す。勢いづけたせいで少し気管に入った。
「ゴホッゲホッ……うえっ。あっ、違います、不味いわけじゃなくて」
真宵は慌てて言い訳をする。緑女王は特に気分を害した様子はなく、表情を明るくして言った。
「ああよかった。その調合で正解でしたね」
「えっ?」
「声が出るようになったでしょう?」
言われて真宵はハッと気づく。
「あー、あー……ほんとだ。治った」
立羽の毒鱗粉で奪われていた言葉が戻っていた。真宵は人差し指をテーブルに置き、『あいう』と動かす。文字も元通り書ける。
「すごいです。立羽は解毒法がないと言っていたのに」
緑女王はにっこりと微笑む。
「解毒法はありませんでしたよ、今この瞬間まで。そのお茶は、夜華さんの様子を見てわたくしが今、調合したものですから」
「そうなんですか!? ありがとうございます。話せなくて不便だったので助かりました」
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