18 / 132
ようこそ異世界へ
ミーアも冒険者の仲間入りです。
しおりを挟む
「いったい君は何者なんだ?」
ホールドさんが真っすぐに俺を見つめている。
その目には畏怖も読み取れるけど、そんなことよりも興味深々ってとこだ。
これも気配察知能力のおかげ。
でもホールドさんって冒険者ギルドのトップでスタイロンさん達と一緒にドラゴンスレイヤーって呼ばれている人だよね。
俺なんかつい最近どころか数日前まで普通の中学生だったんだから、そんなに大したことは無いと思うんだけど。
あっ、もしかしたら俺って無自覚で無双なの?やっぱりラノベの定番の勇者なの?
俺が黙っていると、目の前に剣が突き出され、慌てて後ろに下がる。
俺もこれまでの戦闘で運ポイントがかなり上がっているから、高速演算能力の持続時間も、だいぶ伸びている。
「やっぱり見えているんだな。『稲妻の剣』と呼ばれた俺の剣撃が。」
『稲妻の剣』って厨二病じゃあるまいしって思うけど。
ただ、ホールドさんは本気だ。
俺に対する疑念が増えているみたいだよ。
ラノベの主人公だったらどうする?
正直に言うべきか、ごまかすべきか。
これまで読んだラノベの主人公達を思い浮かべながら俺は決断する。
正直に言おう。きっとその方が良いはずだ。
俺は正直に話すことにした。
「実は俺はこの世界の人間じゃないんです。元の世界の学校内で歩いていたら、狐の神様にこの世界に飛ばされて。」
「「「はあー?」」」
ホールドさん、ミルクさんはともかく、ミーアの頭にさえ?マークがついている。
ミーア、お前には王都までの途中で説明しただろう。
ミーアに突っ込むのは置いといて、ともかく説明をするのが先だ。
「俺、元の世界では榎木広志って名前でした。地球って星の日本っていう国に住む15歳の男です。
何故か突然ミケツカミって名前の狐の神様にこの世界に呼び出されたのです。
理由は教えてもらえなかったんですが、100年この世界で生きるようにって。
信じてもらえないかも知れませんが、これが俺達の世界の文字です。」
俺は、こちらの世界に来る時に持っていた説明会の案内書とノートを収納してあったカバンから取り出してホールドさん達に見せた。
「...ミケツカミ様、この文字...本当に?まさか。
ヒロシ君、君の話しは理解した。その会ったというミケツカミの姿をここに書いてみてくれないか?」
「わかりました。」
俺はミケツカミの絵を、差し出された紙のようなものに持っていた鉛筆で書いた。
2本足の狐が岩の上に立っている絵だ。
絵心はそんなに無いのだが、まずまずの出来か。
「こんな感じです。」
ホールドさんは懐から取り出した木板のようなものと俺の絵を見比べて驚いている。
「なぜ、君がこの絵を!そうか、君の話しが本当だとすれば確かに合点がいく。」
ミルクさんは、ホールドさんの反応を不思議そうに見ている。
「ギルマス、どうされたのですか?」
「ミルク君、このギルマス連絡板を見てくれ。ここに書いてある絵とヒロシ君が描いた絵が似ていないか。」
「ええ、ヒロシさんの絵の方が精緻だと思いますが。これが何か?」
「この絵は、昨日スワリング教国で見つかった壁画の絵だ。あの地方に伝わる伝説では、創造神ミケツカミ様がこの世界に降臨された地と言われている場所で発見されたそうだ。
昼前にこの情報が届いたばかりだから、君が知らなくても無理はない。」
「これがミケツカミ様のお姿なのですか!確かにヒロシさんの絵とよく似ています。えっ、ということはヒロシさんの言ってることは正しいってことですか?」
「そうだな、この情報は冒険者ギルドのギルマスでも各国1人づつくらいしか知らないはずだ。
それを知っていて、且つ、これだけ精緻に描けるということは。
それともう一つ。彼の持っている筆を見てみるのだ。
あんな筆は見たこともない。炭もつけずに描けるだけでなく、こんなに整った線を描ける筆を私は初めて見た。
ヒロシ君、それは君の世界の筆記具かい?」
「あっ、つい使っちゃった。そうです、私の世界で使われている鉛筆っていうものです。」
「ミルク君、ミケツカミ様の絵といい、この鉛筆という筆といい、これはヒロシ君の話しを信用するしかあるまい。」
「ええ、そうですね。それにギルマスがそうおっしゃるのであれば...」
「ヒロシ君、君の話しはあまりにも私達の常識を逸しているので完全に信じ切れているわけでは無いが、それでも私はこの世界で君が生きていくためのフォローをするつもりだ。
スタイロンやラスク同様、私も頼ってくれ。それとミルク君を君達の専属受付とする。
彼女はウチの副ギルマスなので、私同様信用してくれて大丈夫だ。
ただ、この国の人間は猜疑心が強く、悪意を持った者も多いので、気を付けるようにな。」
「はい、この世界に来てすぐに荒又の旦那とかいう奴に代官殺しの冤罪で処刑されましたから、身を持って知っていますよ。
ミケツカミ様に生き返らせて頂きましたが。」
「そうだったのか。もしかして数日前のことか?」
「そうです。ここから吸血蚊のたくさんいた草原を越えた向こう側ですね。」
「ミルク君、すぐに手配してくれるか!少しおかしいと思っていたんだ。
ヒロシ君、君のおかげで、カワス町代官殺害事件の真相が解けそうだ。ありがとう。」
ミルクさんが慌てて部屋を出ていった。
「ところで、ミーア君と言ったか。君は魔人なのにどうしてこの国へ?」
「お父様の大切な花瓶を割ったら、『武者修行に行ってシルベスタ兄様より強くなって帰って来い』と言われて、森の中にいたんだけど、ヒロシが来て、ちょっと寂しかったから、一緒に...」
「俺がラスクさんの依頼で森に採取に行ったとき、ミーアと知り合ったんです。」
緊張してか尻切れトンボになるミーアの言葉を補足する。
「シルベスタって、まさかあのシルベスタ・シュナウザーか!」
「兄様をご存じなんですか?」
「魔人、いやこの世界で最強と言われる剣士ではないか。とすると君のおばあ様はレーサ様では。」
「そうです。僕のおばあ様です。よくご存じですね。」
「レーサ様は我が祖国インデアナ神国の王女様で、はるか昔ポルトー王家に嫁がれた伝説の方なのだ。」
「そう言えば、前に母様に聞いたことがあるような。」
「シュナウザー家といえばポルトー魔国の公爵家だったな。全く、君らは。」
あきれ顔のホールドさんに俺は尋ねる。
「あのー、ところでミーアの冒険者登録はしてもらえますか?」
ホールドさんが真っすぐに俺を見つめている。
その目には畏怖も読み取れるけど、そんなことよりも興味深々ってとこだ。
これも気配察知能力のおかげ。
でもホールドさんって冒険者ギルドのトップでスタイロンさん達と一緒にドラゴンスレイヤーって呼ばれている人だよね。
俺なんかつい最近どころか数日前まで普通の中学生だったんだから、そんなに大したことは無いと思うんだけど。
あっ、もしかしたら俺って無自覚で無双なの?やっぱりラノベの定番の勇者なの?
俺が黙っていると、目の前に剣が突き出され、慌てて後ろに下がる。
俺もこれまでの戦闘で運ポイントがかなり上がっているから、高速演算能力の持続時間も、だいぶ伸びている。
「やっぱり見えているんだな。『稲妻の剣』と呼ばれた俺の剣撃が。」
『稲妻の剣』って厨二病じゃあるまいしって思うけど。
ただ、ホールドさんは本気だ。
俺に対する疑念が増えているみたいだよ。
ラノベの主人公だったらどうする?
正直に言うべきか、ごまかすべきか。
これまで読んだラノベの主人公達を思い浮かべながら俺は決断する。
正直に言おう。きっとその方が良いはずだ。
俺は正直に話すことにした。
「実は俺はこの世界の人間じゃないんです。元の世界の学校内で歩いていたら、狐の神様にこの世界に飛ばされて。」
「「「はあー?」」」
ホールドさん、ミルクさんはともかく、ミーアの頭にさえ?マークがついている。
ミーア、お前には王都までの途中で説明しただろう。
ミーアに突っ込むのは置いといて、ともかく説明をするのが先だ。
「俺、元の世界では榎木広志って名前でした。地球って星の日本っていう国に住む15歳の男です。
何故か突然ミケツカミって名前の狐の神様にこの世界に呼び出されたのです。
理由は教えてもらえなかったんですが、100年この世界で生きるようにって。
信じてもらえないかも知れませんが、これが俺達の世界の文字です。」
俺は、こちらの世界に来る時に持っていた説明会の案内書とノートを収納してあったカバンから取り出してホールドさん達に見せた。
「...ミケツカミ様、この文字...本当に?まさか。
ヒロシ君、君の話しは理解した。その会ったというミケツカミの姿をここに書いてみてくれないか?」
「わかりました。」
俺はミケツカミの絵を、差し出された紙のようなものに持っていた鉛筆で書いた。
2本足の狐が岩の上に立っている絵だ。
絵心はそんなに無いのだが、まずまずの出来か。
「こんな感じです。」
ホールドさんは懐から取り出した木板のようなものと俺の絵を見比べて驚いている。
「なぜ、君がこの絵を!そうか、君の話しが本当だとすれば確かに合点がいく。」
ミルクさんは、ホールドさんの反応を不思議そうに見ている。
「ギルマス、どうされたのですか?」
「ミルク君、このギルマス連絡板を見てくれ。ここに書いてある絵とヒロシ君が描いた絵が似ていないか。」
「ええ、ヒロシさんの絵の方が精緻だと思いますが。これが何か?」
「この絵は、昨日スワリング教国で見つかった壁画の絵だ。あの地方に伝わる伝説では、創造神ミケツカミ様がこの世界に降臨された地と言われている場所で発見されたそうだ。
昼前にこの情報が届いたばかりだから、君が知らなくても無理はない。」
「これがミケツカミ様のお姿なのですか!確かにヒロシさんの絵とよく似ています。えっ、ということはヒロシさんの言ってることは正しいってことですか?」
「そうだな、この情報は冒険者ギルドのギルマスでも各国1人づつくらいしか知らないはずだ。
それを知っていて、且つ、これだけ精緻に描けるということは。
それともう一つ。彼の持っている筆を見てみるのだ。
あんな筆は見たこともない。炭もつけずに描けるだけでなく、こんなに整った線を描ける筆を私は初めて見た。
ヒロシ君、それは君の世界の筆記具かい?」
「あっ、つい使っちゃった。そうです、私の世界で使われている鉛筆っていうものです。」
「ミルク君、ミケツカミ様の絵といい、この鉛筆という筆といい、これはヒロシ君の話しを信用するしかあるまい。」
「ええ、そうですね。それにギルマスがそうおっしゃるのであれば...」
「ヒロシ君、君の話しはあまりにも私達の常識を逸しているので完全に信じ切れているわけでは無いが、それでも私はこの世界で君が生きていくためのフォローをするつもりだ。
スタイロンやラスク同様、私も頼ってくれ。それとミルク君を君達の専属受付とする。
彼女はウチの副ギルマスなので、私同様信用してくれて大丈夫だ。
ただ、この国の人間は猜疑心が強く、悪意を持った者も多いので、気を付けるようにな。」
「はい、この世界に来てすぐに荒又の旦那とかいう奴に代官殺しの冤罪で処刑されましたから、身を持って知っていますよ。
ミケツカミ様に生き返らせて頂きましたが。」
「そうだったのか。もしかして数日前のことか?」
「そうです。ここから吸血蚊のたくさんいた草原を越えた向こう側ですね。」
「ミルク君、すぐに手配してくれるか!少しおかしいと思っていたんだ。
ヒロシ君、君のおかげで、カワス町代官殺害事件の真相が解けそうだ。ありがとう。」
ミルクさんが慌てて部屋を出ていった。
「ところで、ミーア君と言ったか。君は魔人なのにどうしてこの国へ?」
「お父様の大切な花瓶を割ったら、『武者修行に行ってシルベスタ兄様より強くなって帰って来い』と言われて、森の中にいたんだけど、ヒロシが来て、ちょっと寂しかったから、一緒に...」
「俺がラスクさんの依頼で森に採取に行ったとき、ミーアと知り合ったんです。」
緊張してか尻切れトンボになるミーアの言葉を補足する。
「シルベスタって、まさかあのシルベスタ・シュナウザーか!」
「兄様をご存じなんですか?」
「魔人、いやこの世界で最強と言われる剣士ではないか。とすると君のおばあ様はレーサ様では。」
「そうです。僕のおばあ様です。よくご存じですね。」
「レーサ様は我が祖国インデアナ神国の王女様で、はるか昔ポルトー王家に嫁がれた伝説の方なのだ。」
「そう言えば、前に母様に聞いたことがあるような。」
「シュナウザー家といえばポルトー魔国の公爵家だったな。全く、君らは。」
あきれ顔のホールドさんに俺は尋ねる。
「あのー、ところでミーアの冒険者登録はしてもらえますか?」
11
あなたにおすすめの小説
少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
オバちゃんだからこそ ~45歳の異世界珍道中~
鉄 主水
ファンタジー
子育ても一段落した40過ぎの訳あり主婦、里子。
そんなオバちゃん主人公が、突然……異世界へ――。
そこで里子を待ち構えていたのは……今まで見たことのない奇抜な珍獣であった。
「何がどうして、なぜこうなった! でも……せっかくの異世界だ! 思いっ切り楽しんじゃうぞ!」
オバちゃんパワーとオタクパワーを武器に、オバちゃんは我が道を行く!
ラブはないけど……笑いあり、涙ありの異世界ドタバタ珍道中。
いざ……はじまり、はじまり……。
※この作品は、エブリスタ様、小説家になろう様でも投稿しています。
『異世界ごはん、はじめました!』 ~料理研究家は転生先でも胃袋から世界を救う~
チャチャ
ファンタジー
味のない異世界に転生したのは、料理研究家の 私!?
魔法効果つきの“ごはん”で人を癒やし、王子を 虜に、ついには王宮キッチンまで!
心と身体を温める“スキル付き料理が、世界を 変えていく--
美味しい笑顔があふれる、異世界グルメファン タジー!
転生の水神様ーー使える魔法は水属性のみだが最強ですーー
芍薬甘草湯
ファンタジー
水道局職員が異世界に転生、水神様の加護を受けて活躍する異世界転生テンプレ的なストーリーです。
42歳のパッとしない水道局職員が死亡したのち水神様から加護を約束される。
下級貴族の三男ネロ=ヴァッサーに転生し12歳の祝福の儀で水神様に再会する。
約束通り祝福をもらったが使えるのは水属性魔法のみ。
それでもネロは水魔法を工夫しながら活躍していく。
一話当たりは短いです。
通勤通学の合間などにどうぞ。
あまり深く考えずに、気楽に読んでいただければ幸いです。
完結しました。
神様の忘れ物
mizuno sei
ファンタジー
仕事中に急死した三十二歳の独身OLが、前世の記憶を持ったまま異世界に転生した。
わりとお気楽で、ポジティブな主人公が、異世界で懸命に生きる中で巻き起こされる、笑いあり、涙あり(?)の珍騒動記。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
一緒に異世界転生した飼い猫のもらったチートがやばすぎた。もしかして、メインは猫の方ですか、女神様!?
たまご
ファンタジー
アラサーの相田つかさは事故により命を落とす。
最期の瞬間に頭に浮かんだのが「猫達のごはん、これからどうしよう……」だったせいか、飼っていた8匹の猫と共に異世界転生をしてしまう。
だが、つかさが目を覚ます前に女神様からとんでもチートを授かった猫達は新しい世界へと自由に飛び出して行ってしまう。
女神様に泣きつかれ、つかさは猫達を回収するために旅に出た。
猫達が、世界を滅ぼしてしまう前に!!
「私はスローライフ希望なんですけど……」
この作品は「小説家になろう」さん、「エブリスタ」さんで完結済みです。
表紙の写真は、モデルになったうちの猫様です。
『異世界庭付き一戸建て』を相続した仲良し兄妹は今までの不幸にサヨナラしてスローライフを満喫できる、はず?
釈 余白(しやく)
ファンタジー
毒親の父が不慮の事故で死亡したことで最後の肉親を失い、残された高校生の小村雷人(こむら らいと)と小学生の真琴(まこと)の兄妹が聞かされたのは、父が家を担保に金を借りていたという絶望の事実だった。慣れ親しんだ自宅から早々の退去が必要となった二人は家の中で金目の物を探す。
その結果見つかったのは、僅かな現金に空の預金通帳といくつかの宝飾品、そして家の権利書と見知らぬ文字で書かれた書類くらいだった。謎の書類には祖父のサインが記されていたが内容は読めず、頼みの綱は挟まれていた弁護士の名刺だけだ。
最後の希望とも言える名刺の電話番号へ連絡した二人は、やってきた弁護士から契約書の内容を聞かされ唖然とする。それは祖父が遺産として残した『異世界トラス』にある土地と建物を孫へ渡すというものだった。もちろん現地へ行かなければ遺産は受け取れないが。兄妹には他に頼れるものがなく、思い切って異世界へと赴き新生活をスタートさせるのだった。
連載時、HOT 1位ありがとうございました!
その他、多数投稿しています。
こちらもよろしくお願いします!
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/398438394
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる