19 / 382
第1章 キンコー王国は行政改革で大忙し
19【農村のお母さんは偉大だ】
しおりを挟む
<<リズ視点>>
村に到着したわたしは、村人から大歓迎を受けた。
昔この村が大量の魔物に襲われた時に、お父さん達の赤いイナズマが救ってくれたとの事だ。
本当にお父さんお母さんには、いくら感謝してもし足りない。
その晩の歓迎会は物凄く盛り上がって深夜までやっていた。
翌日、二日酔いで頭を抱えるマサルさんを見て、憤慨していたら、マサルさんたら浄化魔法を使って、二日酔いを治しちゃった。
他にも大量の二日酔い患者がいたんだけど、片っ端からマサルさんが治していく。
高級な浄化魔法をこんな使い方するのは、マサルさんだけだろうと、ちょっと呆れちゃった。
ただ、マサルさんを見るみんなの目が変わっていったので、これはこれで良かったのだろうけどね。
わたしは、料理研究チームに入った。
行商でいろんなところに行っていろんな物を食べてきた経験もあるし、貴族が食べる物もちょっとだけ知ってるからって、村長の娘さんであるマリーさんが誘ってくれたの。
マリーさんは、まだ若いのに村の女性を上手くまとめているみたい。
頭も良くって、今回のプロジェクトでの役割をしっかり理解していた。
自分のお母さんの様な人達を3チームに分けて作業を割り振っている。
白いパンを焼こう班は、パンを柔らかくする為に必要な 『酵母』?よくわからないけどマサルさんが教えてくれたものを見つけるのが役割。
リンゴを水に浸けて、砂糖を少し入れるらしいんだけど、量と時間の加減が難しいらしい。
気温や湿度によっても出来具合いが変わってくるので、その辺りも記録して欲しいってマサルさんが言ってた。
気温や湿度ってよくわからないけど、測る為の機械をマサルが作ってくれた。
砂糖は、高級品なので、領主様から大量にもらってきたけど、無駄使いは出来ない。
少しづつ分量を計りながら確実にサンプルを作っていく。
覗きに来た学者先生がそのち密さにちょっと引いていたのが面白かった。
小麦の粉は、工作チームの石臼を作っているおじさん達が試験的に挽いた白い粉をもらってきた。
村のお母さん達が、何度も試行錯誤を繰り返して、1ヶ月後には、ちょっと柔らかいパンが焼けた。
その出来たちょっと柔らかいパンを、歯が悪くて硬いパンが食べられなかったおばあちゃんが食べた時は、みんなで涙を流して喜んだ。
記録の付け方も、配合の具合も大体の要領はわかってきたので、これからは、捗りそうだ。
調味料を探そう班は、塩や砂糖等の調味料を自分達で作ることが役割。
森の中にある岩塩?を見つけたり、自生しているサトウキビって細い木みたいなものから砂糖を作ったりする。
その他にも、森の中にある匂いや味の良い草… ハーブって言うんだっけ を見つけて調味料に出来ないかを考えたりする。
最初、班のメンバーとマサルさんが森に入って岩塩を探してきた。
普通の岩みたいなんだけど、ところどころキラキラしてる。
塩の塊って知らなければ、多分気づかないだろうと思う。
マサルさんが言うには、大昔はこの世界全体が海だったから、海の塩が固まったものが、色々な場所で取れるらしい。
マサルさんって超物知り。
マリーさんもお母さん達もびっくりしていた。
砂糖が取れるサトウキビは、実は森の中にたくさん自生いるのがわかった。
サトウキビを石で砕いて水で煮詰め、水分が無くなったら砂糖になるらしい。
マサルさん曰く、村で食べる分にはこれで充分だが、他のところに売るようになったら足りないので、栽培までする必要があるとの事。
森の中でマサルさんが何かを見つけたようだ。『ペッパー』って言うらしいんだけど、これを加工して肉を焼く時に使うと、無茶苦茶美味しくなるみたい。
凄く興奮してた。
向こうの世界じゃ肉料理には必需品なんだって。
実際に料理してもらって食べたら、別の食べ物かと思うくらい美味しかった。
肉の生臭さが消えピリッとした辛みが食欲をそそる。
こんなのお城でも食べたことがない。マサルさんの世界って本当にすごいんだって思った。
これなら、あの臭くって食べられなかったオドラビットも食べられるかもしれない。
あいつらって、いくら討伐しても際限なく増えるし、畑も荒らすし。
食べられたらって思ってたんだ。
マサルさんに相談しよっと。
米料理を開発しよう班は、米を使ったレシピと米に合うおかずのレシピを考えるのが役割。
マサルさんが米を炊くためのかまどと鍋を用意してくれた。
実際にマサルさんが炊いた米は、柔らかくてふっくらしていて、甘い。冷めてもとっても美味しい。
パンよりこっちの方が断然好きかも。でも柔らかいパンだったら、どうかなあ、迷っちゃう。
早速、領主様に頂いた種籾を使って苗を作る。2ケ月くらいかかったけど、苗ができた。
ちょうど、田んぼ?米を植えるところらしい ができたのでそこに植えに行った。
田んぼには、前からは考えられないくらいに水がいっぱい入っていた。ジョージ様達が引いてきた水と工作チームが作った水車のおかげだ。
ここにどんどん苗を植えていく。
ここでもマサルさんが先頭を切って指導・田植えと奮闘している。
マサルさんは、あんなに知識も力も魔法も持っているのに全然偉そうにしないで、一生懸命働く。
本当にすごい人だと思った。
こんな人のお嫁さんになるんだから、わたしももっと頑張らなくっちゃ。キャッ。
米には醤油?という調味料がよく合うらしい。
醤油を作る過程でできる味噌?も絶品だってマサルさんが力説していた。
ただ、醤油も味噌も作り方が非常に難しいらしいので、今回は残念ながらあきらめるらしい。
ちょっと落ち込んでいた。
もし、白いパン班の酵母がうまくいって、データが取れれば挑戦できるかもって言ってたので、「うまくいけばいいね」って元気づけてあげた。
米は田植えから大体4~5ケ月くらいでできるみたい。
もう少ししたら学校が始まるので帰らなきゃいけないけど、秋の収穫祭休みには、ちょうど出来ている頃だろうから、また絶対来るんだぁ!
<<マリー視点>>
私は、リザベート様やマサル様と一緒に各班を回りながら作業の進捗状況を確認している。
マサル様の指導は的確で上手い。
うるさ型のあの叔母さん達と上手く合わせながら教えていく。
実際に自分でやってみて教えるから分かり易い。
リザベート様も叔母さん達に人気があり、ムードメーカーとして有難いが、それだけじゃなくてよく気が付く。
マサル様の言葉が専門的になったりすると、そこを私達にも分かり易い言葉で置き換えてくれたり、マサル様の作業を手伝って気付いたちょっとしたことを、実際に私達がやる時にアドバイスしてくれる。
リザベート様もマサル様も頭が良すぎて、わたし自身ついていくのが必死な状態だ。
料理研究チームは、庶民だけでなく貴族の舌にも対応させる必要がある。
今後白いパンに必要な小麦や酵母、米や塩、砂糖、香辛料等を現金化するには、市場で購買力の高い貴族に価値を認めて貰わないと安く叩かれてしまうからだ。
マサルさんは、こんな事も教えてくれた。
「最終的に対価を最大限に引き出すには、戦略的に生産調整して、生産物の供給過多にならない様にする事と、宣伝を上手く出して、ブランド力を高める事で商品価値を上げていく事が、継続的な商品開発を支えていく事になる。」
ちょっと難しいけど要約すると、「苦労して作った作物は、良い物だから沢山作り過ぎて値崩れしないようにしよう。
また、良い物なんだから、高くても買って貰えるように、ちゃんと宣伝して価値を認めて貰おう。」って事だね。
そういう意味では、料理研究チームが一番重要で、生産計画や宣伝まで考えなくちゃいけないから、まだまだやる事は沢山ある。
頑張らなくちゃ。
村に到着したわたしは、村人から大歓迎を受けた。
昔この村が大量の魔物に襲われた時に、お父さん達の赤いイナズマが救ってくれたとの事だ。
本当にお父さんお母さんには、いくら感謝してもし足りない。
その晩の歓迎会は物凄く盛り上がって深夜までやっていた。
翌日、二日酔いで頭を抱えるマサルさんを見て、憤慨していたら、マサルさんたら浄化魔法を使って、二日酔いを治しちゃった。
他にも大量の二日酔い患者がいたんだけど、片っ端からマサルさんが治していく。
高級な浄化魔法をこんな使い方するのは、マサルさんだけだろうと、ちょっと呆れちゃった。
ただ、マサルさんを見るみんなの目が変わっていったので、これはこれで良かったのだろうけどね。
わたしは、料理研究チームに入った。
行商でいろんなところに行っていろんな物を食べてきた経験もあるし、貴族が食べる物もちょっとだけ知ってるからって、村長の娘さんであるマリーさんが誘ってくれたの。
マリーさんは、まだ若いのに村の女性を上手くまとめているみたい。
頭も良くって、今回のプロジェクトでの役割をしっかり理解していた。
自分のお母さんの様な人達を3チームに分けて作業を割り振っている。
白いパンを焼こう班は、パンを柔らかくする為に必要な 『酵母』?よくわからないけどマサルさんが教えてくれたものを見つけるのが役割。
リンゴを水に浸けて、砂糖を少し入れるらしいんだけど、量と時間の加減が難しいらしい。
気温や湿度によっても出来具合いが変わってくるので、その辺りも記録して欲しいってマサルさんが言ってた。
気温や湿度ってよくわからないけど、測る為の機械をマサルが作ってくれた。
砂糖は、高級品なので、領主様から大量にもらってきたけど、無駄使いは出来ない。
少しづつ分量を計りながら確実にサンプルを作っていく。
覗きに来た学者先生がそのち密さにちょっと引いていたのが面白かった。
小麦の粉は、工作チームの石臼を作っているおじさん達が試験的に挽いた白い粉をもらってきた。
村のお母さん達が、何度も試行錯誤を繰り返して、1ヶ月後には、ちょっと柔らかいパンが焼けた。
その出来たちょっと柔らかいパンを、歯が悪くて硬いパンが食べられなかったおばあちゃんが食べた時は、みんなで涙を流して喜んだ。
記録の付け方も、配合の具合も大体の要領はわかってきたので、これからは、捗りそうだ。
調味料を探そう班は、塩や砂糖等の調味料を自分達で作ることが役割。
森の中にある岩塩?を見つけたり、自生しているサトウキビって細い木みたいなものから砂糖を作ったりする。
その他にも、森の中にある匂いや味の良い草… ハーブって言うんだっけ を見つけて調味料に出来ないかを考えたりする。
最初、班のメンバーとマサルさんが森に入って岩塩を探してきた。
普通の岩みたいなんだけど、ところどころキラキラしてる。
塩の塊って知らなければ、多分気づかないだろうと思う。
マサルさんが言うには、大昔はこの世界全体が海だったから、海の塩が固まったものが、色々な場所で取れるらしい。
マサルさんって超物知り。
マリーさんもお母さん達もびっくりしていた。
砂糖が取れるサトウキビは、実は森の中にたくさん自生いるのがわかった。
サトウキビを石で砕いて水で煮詰め、水分が無くなったら砂糖になるらしい。
マサルさん曰く、村で食べる分にはこれで充分だが、他のところに売るようになったら足りないので、栽培までする必要があるとの事。
森の中でマサルさんが何かを見つけたようだ。『ペッパー』って言うらしいんだけど、これを加工して肉を焼く時に使うと、無茶苦茶美味しくなるみたい。
凄く興奮してた。
向こうの世界じゃ肉料理には必需品なんだって。
実際に料理してもらって食べたら、別の食べ物かと思うくらい美味しかった。
肉の生臭さが消えピリッとした辛みが食欲をそそる。
こんなのお城でも食べたことがない。マサルさんの世界って本当にすごいんだって思った。
これなら、あの臭くって食べられなかったオドラビットも食べられるかもしれない。
あいつらって、いくら討伐しても際限なく増えるし、畑も荒らすし。
食べられたらって思ってたんだ。
マサルさんに相談しよっと。
米料理を開発しよう班は、米を使ったレシピと米に合うおかずのレシピを考えるのが役割。
マサルさんが米を炊くためのかまどと鍋を用意してくれた。
実際にマサルさんが炊いた米は、柔らかくてふっくらしていて、甘い。冷めてもとっても美味しい。
パンよりこっちの方が断然好きかも。でも柔らかいパンだったら、どうかなあ、迷っちゃう。
早速、領主様に頂いた種籾を使って苗を作る。2ケ月くらいかかったけど、苗ができた。
ちょうど、田んぼ?米を植えるところらしい ができたのでそこに植えに行った。
田んぼには、前からは考えられないくらいに水がいっぱい入っていた。ジョージ様達が引いてきた水と工作チームが作った水車のおかげだ。
ここにどんどん苗を植えていく。
ここでもマサルさんが先頭を切って指導・田植えと奮闘している。
マサルさんは、あんなに知識も力も魔法も持っているのに全然偉そうにしないで、一生懸命働く。
本当にすごい人だと思った。
こんな人のお嫁さんになるんだから、わたしももっと頑張らなくっちゃ。キャッ。
米には醤油?という調味料がよく合うらしい。
醤油を作る過程でできる味噌?も絶品だってマサルさんが力説していた。
ただ、醤油も味噌も作り方が非常に難しいらしいので、今回は残念ながらあきらめるらしい。
ちょっと落ち込んでいた。
もし、白いパン班の酵母がうまくいって、データが取れれば挑戦できるかもって言ってたので、「うまくいけばいいね」って元気づけてあげた。
米は田植えから大体4~5ケ月くらいでできるみたい。
もう少ししたら学校が始まるので帰らなきゃいけないけど、秋の収穫祭休みには、ちょうど出来ている頃だろうから、また絶対来るんだぁ!
<<マリー視点>>
私は、リザベート様やマサル様と一緒に各班を回りながら作業の進捗状況を確認している。
マサル様の指導は的確で上手い。
うるさ型のあの叔母さん達と上手く合わせながら教えていく。
実際に自分でやってみて教えるから分かり易い。
リザベート様も叔母さん達に人気があり、ムードメーカーとして有難いが、それだけじゃなくてよく気が付く。
マサル様の言葉が専門的になったりすると、そこを私達にも分かり易い言葉で置き換えてくれたり、マサル様の作業を手伝って気付いたちょっとしたことを、実際に私達がやる時にアドバイスしてくれる。
リザベート様もマサル様も頭が良すぎて、わたし自身ついていくのが必死な状態だ。
料理研究チームは、庶民だけでなく貴族の舌にも対応させる必要がある。
今後白いパンに必要な小麦や酵母、米や塩、砂糖、香辛料等を現金化するには、市場で購買力の高い貴族に価値を認めて貰わないと安く叩かれてしまうからだ。
マサルさんは、こんな事も教えてくれた。
「最終的に対価を最大限に引き出すには、戦略的に生産調整して、生産物の供給過多にならない様にする事と、宣伝を上手く出して、ブランド力を高める事で商品価値を上げていく事が、継続的な商品開発を支えていく事になる。」
ちょっと難しいけど要約すると、「苦労して作った作物は、良い物だから沢山作り過ぎて値崩れしないようにしよう。
また、良い物なんだから、高くても買って貰えるように、ちゃんと宣伝して価値を認めて貰おう。」って事だね。
そういう意味では、料理研究チームが一番重要で、生産計画や宣伝まで考えなくちゃいけないから、まだまだやる事は沢山ある。
頑張らなくちゃ。
12
あなたにおすすめの小説
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
『異世界ごはん、はじめました!』 ~料理研究家は転生先でも胃袋から世界を救う~
チャチャ
ファンタジー
味のない異世界に転生したのは、料理研究家の 私!?
魔法効果つきの“ごはん”で人を癒やし、王子を 虜に、ついには王宮キッチンまで!
心と身体を温める“スキル付き料理が、世界を 変えていく--
美味しい笑顔があふれる、異世界グルメファン タジー!
最底辺の転生者──2匹の捨て子を育む赤ん坊!?の異世界修行の旅
散歩道 猫ノ子
ファンタジー
捨てられてしまった2匹の神獣と育む異世界育成ファンタジー
2匹のねこのこを育む、ほのぼの育成異世界生活です。
人間の汚さを知る主人公が、動物のように純粋で無垢な女の子2人に振り回されつつ、振り回すそんな物語です。
主人公は最強ですが、基本的に最強しませんのでご了承くださいm(*_ _)m
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
異世界に転生したら?(改)
まさ
ファンタジー
事故で死んでしまった主人公のマサムネ(奥田 政宗)は41歳、独身、彼女無し、最近の楽しみと言えば、従兄弟から借りて読んだラノベにハマり、今ではアパートの部屋に数十冊の『転生』系小説、通称『ラノベ』がところ狭しと重なっていた。
そして今日も残業の帰り道、脳内で転生したら、あーしよ、こーしよと現実逃避よろしくで想像しながら歩いていた。
物語はまさに、その時に起きる!
横断歩道を歩き目的他のアパートまで、もうすぐ、、、だったのに居眠り運転のトラックに轢かれ、意識を失った。
そして再び意識を取り戻した時、目の前に女神がいた。
◇
5年前の作品の改稿板になります。
少し(?)年数があって文章がおかしい所があるかもですが、素人の作品。
生暖かい目で見て下されば幸いです。
神様の忘れ物
mizuno sei
ファンタジー
仕事中に急死した三十二歳の独身OLが、前世の記憶を持ったまま異世界に転生した。
わりとお気楽で、ポジティブな主人公が、異世界で懸命に生きる中で巻き起こされる、笑いあり、涙あり(?)の珍騒動記。
捨て子の僕が公爵家の跡取り⁉~喋る聖剣とモフモフに助けられて波乱の人生を生きてます~
伽羅
ファンタジー
物心がついた頃から孤児院で育った僕は高熱を出して寝込んだ後で自分が転生者だと思い出した。そして10歳の時に孤児院で火事に遭遇する。もう駄目だ! と思った時に助けてくれたのは、不思議な聖剣だった。その聖剣が言うにはどうやら僕は公爵家の跡取りらしい。孤児院を逃げ出した僕は聖剣とモフモフに助けられながら生家を目指す。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる