みんなの女神サマは最強ヤンキーに甘く壊される

けるたん

文字の大きさ
148 / 414
第5部 嵐を呼べ オカマ帝国の逆襲!

第7話 トドメの口吸い

しおりを挟む
 キノコヘアーのオカマさんが、よこたんの写真を取り出した瞬間、芽衣の強化外骨格のような笑顔が一瞬だけ崩れた。

 が、すぐさま笑顔を取り繕うのだが、その一瞬があまりにも致命的だったらしい。

 オカマさんは、目を細め、うっそりと微笑みながら、確信したかのように唇を動かした。



「どうやら、このについて何か知っているみたいね? あたしに教えて貰えないかしら?」
「……失礼ですがお客様、コチラの写真のお方とのご関係は?」
「姉よ」



 えっ、兄じゃなくて?

 と出かかったツッコムを無理やり口内で噛み砕き、素早く芽衣にアイコンタクトを飛ばす。



(なぁ芽衣? よこたんに【姉】……ていういか【兄】なんて居たの?)
(まさかっ! あのの上にはアタシしか居ないわ)
(おいおいっ!? じゃあこの自称【姉】のオカマさんは、一体誰なんだよ!? 怖ぇよ!)
(そんなの決まっているでしょ? 森実祭で鷹野くんが言っていたことを、もう忘れたの?)
(鷹野が言っていたこと? ……あっ!)



 瞬間、俺の脳裏に鷹野との保健室での1件がフラッシュバックした。

 そうだ、思い出したっ!

 一体ナニがどうなってそうなったのか、詳細は一切分からないが、よこたんのヤツ【東京卍帝国とうきょうまんじていこく】とかいうワンパク怪獣ちゃんチームに、賞金をけられているんだったわ! 

 しかもその金額、まさかの100万円っ!



(ということは、このオカマさんの目当ては……)
(十中八九、間違いなく、洋子の身柄ね)
(つまり、お金目当てのチンピラもどきか)



 俺はニコニコ♪ 微笑むオカマさんを視界に入れつつ、芽衣に瞳だけで問いかける。



(どうする芽衣? 蹴り返すか?)
(ダメ。普段ならソレでいいけど、今はお店に迷惑がかかっちゃう)
(なら、よこたんの存在を誤魔化しながら、お引き取り願う方向で?)



 芽衣は笑顔を崩さす、小さく首肯しゅこうした。

 俺も「了解」と心の中で首を縦に振ると同時に、オカマさんが「さてっと……」と、どこか俺たちを試すような声を投げかけてきた。



「時間ももったいないし、この娘のこと、教えてくれるかしら?『今、どこに居るのか?』とかね? おそらくアナタ達、この娘の知り合いでしょ?」

「う~ん……? 申し訳ありません、お客様。わたしの友人に似てはいますが、やはり別人でした」

「そうなの? ……って、あら? よく見ればアナタ、この娘によく似ているわね?」
「そうですか? 他人の空似ではないですか?」



 う~ん? と、顔をしかめながら、オカマ姉さんが芽衣の胸元に視線を落とす。

 芽衣の胸元、そこには『めい』と書かれたお手製のネームプレートが鎮座していた。

 オカマさんは、しばし考えるような素振りを見せたが、すぐさま「ふぅ」と柔らかく微笑み。



「まぁ世の中、似たような子は3人ほど居るっていうし、そんなモノかしらね。それじゃ、隣の色男はどう? 知ってる?」

「むむむっ? こんな超絶可愛い女の子、俺の知り合いには居ないなぁ。居たら問答無用で、俺のガールフレンドにしているところだし――いてテテテテテテッ!?」



 むぎゅぅぅぅぅぅっ! と万力が如き力で、芽衣に脇腹をつねられる。

 ちょっ!? なんで俺、今、おまえに脇腹を抓られてんの!?

 意味分かんないんですけど!?



「うわっ!? ビックリしたぁ……どうしたの色男? そんな泣きそう顔をして?」
「お客様があまりにも美しくて、胸が痛いそうですよ?」
「あらヤダッ! もう、お世辞が上手いわね♪」



 シレッ! と芽衣の嘘に踊らされたオカマさんが、上機嫌にカラカラと笑う。

 いや、笑いゴトじゃねぇよっ!?

 というか芽衣ちゃん?

 なんでそんな不機嫌なの?

 情緒不安定なの?

 若年性更年期障害なの?



「じゃあ、あたしの美貌びぼうに免じて、この娘を知ってそうな人が居たら、教えてくれないかしら?」



 オカマさんが、そんな戯言ざれごとをほざく。

 瞬間、俺の脇腹から手を離した芽衣が、チラッと俺に視線を飛ばす。



 ――テキトーに受け流しなさい。
 ――了解。



 俺は心の中で小さく首肯しながら、アメリカの通販番組がごときお気楽さで、声を出し――



「あっ、メイちゃん。店長さんがどこにも居ないんだけど、どこに行ったか知らない?」
「おぉぉぉぉ客さまぁぁぁぁっ! ご一緒にポテトの方はいかがでしょうかぁぁぁぁぁっ!?」
「ぽてと? 別に要らないけど……? というか、声大きいわね?」



 トテトテと、キッチンから無警戒でコチラにやってきたよこたんの声を打ち消すように、腹の底から声を張り上げる。

 オカマさんの視線が俺の釘づけになっている隙に、芽衣が素早くよこたんの身体を反転させ、とっとこハム野郎よろしく、一緒にキッチンへと引き返していく。



「わわっ!? ど、どうしたのメイちゃん?」

「何でもないわよ? 店長なら買い出しに行ったから、しばらく洋子はキッチンの方をお願い。フロアはアタシがやるからっ!」
「う、うん?」



 2人のそんなやり取りを聞きながら、屍となって床に転がっている店長へと意識を向けていると、オカマさんが「あら?」と小首をかしげた。



「奥に誰か居るの? ならちょっと呼んできて――」
「お客様っ! ぼくの反復横跳びを見ていてくださいっ!」
「えっ、いやなんで? って、うっそ!? ソレ横跳びっていうか、もはや影分身じゃないの!?」



 キッチンの方を覗きこもうとするオカマさんの視界を遮るように、ふんふんディフェンスを多用しながら、レジの前で反復横跳びを敢行するナイスガイ、俺。

 俺は……まだ飛べる! と自分を叱責しながら、肉体の限界へと挑みにかかる。



「アナタ、瞬発力が凄いわね? もしかしてスポーツか何か、やってる人なの?」
「いえ運動は得意ですが、とくにスポーツはやってないですね」
「そうなの? 意外ね、そんなに動けるのに。ちなみに、どんな運動が得意なの?」
「ピストン運動です」
「んまっ! 男らしい❤」



 ポッ! と頬を染めるオカマさん。

 心なしかその瞳がギラッ! と獲物を狙う肉食獣のソレに変わった気がしたが、反復横跳びに集中しているせいで、よく分からないや。

 オカマさんは、何故かうっとりしながら俺の躍動する肉体を眺めて、目をアーチ状に歪めると、「ンフッ❤」と鼻息を荒げて、その……なんだ?

 すごく気持ちが悪いです……。



「青い果実はどうしてこう……素敵なのかしら❤」
「芽衣ちゃんっ! はやく帰って来て、芽衣ちゃぁぁぁぁぁぁぁんっ!?」



 キッチンに引っ込んだ我らが虚乳生徒会長さまの名前を連呼していると、床の方から「テメェ?」と妙に敵意のこもった弱々しい声音が耳朶をくすぐった。

 俺とオカマさんの視線が、自然と声のした方向へと引っ張られる。

 そこには息も絶え絶えのタケル君が、今にも死にそうな顔をして、俺を睨みあげていた。

 タケルくんっ!?

 よかった、意識を取り戻したんだねっ!

 一時はどうなるコトかと思ったよ!



「さっきから馴れ馴れしいぞ? このお方を、どなたと心得てやがる?」
「どなたでしょうか?」
「聞いて驚け? この方はなぁ、【猫脚ねこあし】と呼ばれるシックス・ピス――」



 瞬間『お黙り?』と言わんばかりに、オカマさんの唇でタケルくんの唇がチャックされる。

 た、タケルくぅぅぅぅ~~~んっ!?

 先ほどのリプレイでも見ているかのように、タケルくんの身体がどちゃっ! と床にひれ伏した。

 その瞳は完全に廃人のソレで……はわわっ!?



「ぷはぁっ! ――あっ、そういえば自己紹介がまだだったわよね? あたしは獅子本ししもとレオン、どこにでも居るピチピチの18歳のお姉さんよ。気軽に『レオンお姉さん』って呼んでね?」

「はい、オカマねえさん」
「オカマじゃねぇ! オネェだゴルァッ!?」



 実に男らしい、ドスの効いた声で怒鳴り散らすオカマさん。

 どうやらオカマさんに『オカマ』発言は地雷らしい。めんどくせ……。



「えっ? どっちも同じじゃ?」
「失礼ねっ! 全然違うわ、マツタケとシイタケくらい違うわ!」



 オカマさんは「いいこと?」と、子どもに説教するように、ピンッ! と人差し指を立てた。



「『オカマ』って言うのはね? 同性愛者じゃないけど、女性的……つまりフェミニンな立ち振る舞いをする男の子のコトを指すの」

「ふむふむ。それは『見た目』や『容姿』も含めてってことで?」

「もちろん。それを踏まえたうえで、どう? 今のあたし、どこか一か所でも、女らしい格好をしているように見える?」



 俺は改めてオカマさん(仮)の姿を見つめ直してみる。

 黄色い髪のキノコヘアーに、全身が黒のライダースーツで覆われている彼(彼女?)。

 そこには女性らしさは一切なく、長身のオカマさん(仮)によく似合っている、実に男らしい服装と言えよう。



「確かに見えない。見た目だけなら普通に男だ」
「でしょ?」



 オカマさん(仮)は、ニッコリと微笑みながら続ける。



「じゃあ、ここからが本題ね? ――世の中には『男の子』だけど『男の子』に恋しちゃう『男の子』が居るの。知ってる?」
「よく知ってる」



 俺の脳裏に、下半身に獣の……いやケダモノの槍を仕込んだ、1人のハードゲイの姿がフラッシュバックしてきたので、慌てて打ち消す。



「アレだろ? 世間一般的に『ゲイ』って呼ばれている人達だろ?」

「そっ。そのゲイの中には『男の子』のまま『男の子』を愛しちゃう子もいれば、あたしみたいに、心は乙女の『オネェ』を自称する子もいる」

「??? え~と、つまり、見た目は『男』、心は『乙女』な名探偵みたいな人たちを、総じて『オネェ』って呼ぶワケ?」

「ざっくり言ってしまえば、そんな感じね」



 正解♪ と微笑むオカマ(仮)さん。

 んん~?

 ちょっと待てよ?

 今、情報を整理するから。



「ということはだよ? オカマさ――オネェさんは、立ち振る舞いだけが女性的なオカマではなく、もっと純粋に、ガチもんのゲイであると? そういうこと?」

「そういうこと♪ ……あら、どこへ行くの色男?」
「ちょっ、ちょっとキッチンへ」
「ダメよ、店員がお客様を残して引っ込むなんて」
「俺、店員じゃないんでっ!」
「じゃあ誰なのアナタッ!?」



 おいおいおいおい、冗談じゃねぇよ!?

 つまり、今までのあの視線と言動は、そういうコトだろ!?

 俺、狙われてるってことだろ!?

 ふざけんなっ!?

 どうして俺は変態にばっかり好かれるんだ?

 神様はそんなに俺のコトが嫌いなのか!?

 逃げようにもオネェさ――いやもう『オカマ姉さん』でいいや――に手を掴まれて逃げられないし……助けて芽衣ちゃぁぁぁぁぁんっ!?



「あっ、そうだ! ねぇ色男? ちょっと話は変わるんだけど、色男は『喧嘩狼』っていう男の子を知らないかしら?」
「いや、知らないっすね」



 自分でもビックリするぐらい真顔で嘘が飛び出ていった。

 何でかは分からないが、誤魔化してしまった。

 が、理由は後からやって来た。



「あらそう? 残念……あたしのダーリン27号にしようと思ってたんだけどなぁ」



 絶対にバレるワケにはいかなくなった。

 絶対にだっ!



「大丈夫、心配しないで? アナタもちゃ~んと、あたしのダーリン28号に加えてあげるから❤」
「助けてっ!? 誰か助けて!? いやぁぁぁぁぁぁぁっ!?」
「た、隊長……? も、目的が変わってます……」



 床に転がり意識を失っていたタケルくんが、ゆっくりと身体を起こす。

 た、タケルくんっ!?

 よかった、生きてたんだねっ!

 でも、目的ってなぁに?



「自分たちに与えられた任務は『喧嘩狼の抹殺』と、古羊洋子の捕縛――んんっ!?」



 ぶちゅるるるるるるる~~~~♪ と、再びタケル君の唇にオカマさんの唇がドッキングする。

 最後の一撃は、せつない……。

 オカマさんからトドメのキスを喰らい、今度こそ完全沈黙するタケルくん。

 彼の将来に多大な幸福が訪れることを、願ってやまない。



「お待たせしました、お客さま。コチラ、お持ち帰りの『ホットドック・セット』になります」
「あら、もう出来たの?」



 キッチンから袋に包んだホットドックとコーヒーを持って、芽衣が飛んでくる。

 た、助かった……っ!

 多大な犠牲は払ったが、なんとか俺のファーストキスから始まる、オカマさんとの恋のヒストリーだけは死守することが出来たぞっ!

 オカマさんからお代を頂き、ホットドッグ・セットを手渡す芽衣の隣で、人知れず安堵の吐息をこぼす。



「ありがと、仕事が早いわね?」
「それが当店の売りですから」



 そう言って、にこやかに微笑み合うオカマさんと芽衣。

 そんなオカマさんのすぐ足元で「うぅ……? ここは……?」と目を覚まそうとしている店長。



「それじゃ2人とも、チャオ♪ 機会があったら、また会いましょう?」



 パチン☆ とウィンクを飛ばしながら「これはオマケね❤」と言って、目覚めたばかりの店長に再び口吸いをするオカマさん。

 ぶちゅるるるるるるる~♪ と、店長とオカマさんの唇の隙間から爆音が奏でられると同時に、セッションでもするかのように店長の身体が小刻みに震えだす。



 ――緩い人生なんてまっぴらゴメンさ! ハードな生き様こそ俺様の人生さ!


 と言わんばかりに、魂と身体が震えている店長。



「ぷはぁっ! ごちそうさま♪ さぁ、行くわよタケル?」



 ゴトンッ! と、鈍い音を立てながら再び床にひれ伏す店長と入れ替わるように、タケル君の身体が一瞬だけビクンッ!? と震える。

 オカマさんはタケル君の首根っこをむんずっ! と掴むと、ズルズルと彼を引きずって、店の外へと歩いて行く。



「たすけて……おねがい……」



 そんなある種、神々しさすら感じる光景の中、タケル君は口が半開きのままヨダレを垂らして、焦点の定まっていない瞳で俺を見つめながら、つぶやいた。

 果たして当時16歳の俺に、一体どれだけの選択肢があったのだろうか?

 やむなく俺は、泣く泣く……タケル君を見捨てることにした。

「あぁ、あぁあぁぁ……」と弱々しい断末魔をあげながら、引っ張られていくタケル君を、敬礼しながら見守る俺。

 当時の俺に、ハードゲイの相手は、あまりにも荷が重すぎた。

 ……いやまぁ、今でも荷が重いんだけどさ。



「ありがとうございましたぁ~♪」



 芽衣の軽やかな声音とともに、カランコロン♪ と扉が閉まり、オカマさんとタケルくんが姿を消す。

 2人の気配が遠ざかって行ったのを確認し終え……ようやく俺と芽衣は「はぁ~っ!」と盛大にため息をこぼした。



「なんとか無事にやり過ごせたな」
「いや無事じゃないわよ。どうするのよ店長? 完全に廃人1歩手前状態よ、コレ?」
「店長は尊い犠牲になったのさ……」



 俺と芽衣は、床に転がったままピクリともしない店長を見下ろしながら、再び2人同時にため息をこぼした。



「とりあえず、店長を奥へ運びましょうか? ここじゃ他のお客さまの邪魔になるし。士狼、おねがい」
「ガッテン承知の助」



 俺はうつろろな瞳の店長に近づきながら、オカマさんが去って行った扉を見て、軽く肩をすくめた。

 どうやら、今年の夏も騒がしくなりそうだ。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

キャバ嬢(ハイスペック)との同棲が、僕の高校生活を色々と変えていく。

たかなしポン太
青春
   僕のアパートの前で、巨乳美人のお姉さんが倒れていた。  助けたそのお姉さんは一流大卒だが内定取り消しとなり、就職浪人中のキャバ嬢だった。  でもまさかそのお姉さんと、同棲することになるとは…。 「今日のパンツってどんなんだっけ? ああ、これか。」 「ちょっと、確認しなくていいですから!」 「これ、可愛いでしょ? 色違いでピンクもあるんだけどね。綿なんだけど生地がサラサラで、この上の部分のリボンが」 「もういいです! いいですから、パンツの説明は!」    天然高学歴キャバ嬢と、心優しいDT高校生。  異色の2人が繰り広げる、水色パンツから始まる日常系ラブコメディー! ※小説家になろうとカクヨムにも同時掲載中です。 ※本作品はフィクションであり、実在の人物や団体、製品とは一切関係ありません。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

乳首当てゲーム

はこスミレ
恋愛
会社の同僚に、思わず口に出た「乳首当てゲームしたい」という独り言を聞かれた話。

ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話

桜井正宗
青春
 ――結婚しています!  それは二人だけの秘密。  高校二年の遙と遥は結婚した。  近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。  キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。  ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。 *結婚要素あり *ヤンデレ要素あり

鐘ヶ岡学園女子バレー部の秘密

フロイライン
青春
名門復活を目指し厳しい練習を続ける鐘ヶ岡学園の女子バレー部 キャプテンを務める新田まどかは、身体能力を飛躍的に伸ばすため、ある行動に出るが…

処理中です...