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第5部 嵐を呼べ オカマ帝国の逆襲!
第20話 うちの生徒会の(お胸が)小さい会長の話
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「ねぇねぇ、そこのやたらとイイ身体をしているマッチョな君ぃ~?」
「ちょっと、お話いいかな?」
「???」
背後から女性の声が聞こえたので振り返ると、そこには中々に扇情的なビキニを着用した、おそらく年上のお姉さん2人が「やほー♪」と言わんばかりに、俺の方に向かって手を振っていた。
うん? 誰だろう、このエロいお姉さんたち?
――って、俺に声をかけたワケじゃないのか。
おそらく、俺のすぐ近くにお友達でも居たのだろう。
そう思い、そのお友達の行方を捜すべく、辺りをキョロキョロしてみると、何故かエロいお姉さんたちが声を出して笑いだした。
「ナニこの子、かわいい~♪」
「君だよ、キ・ミ♥ 腹筋がエッチな感じで割れてる、そこの君♪」
「えっ? ……えっ!?」
パチン☆ と俺に向かって、艶っぽくウィンクを飛ばしてくるエロいお姉さん。
その瞳は妙に熱っぽくて……えぇっ!?
「も、もしかしてっ!? ぼ、ぼぼぼぼぼ、ボキですかっ!?」
「そうそう、君君♪」
「やだぁ~っ♥ 慌てちゃってカワイイ~っ! お持ち帰りした~い♪」
そう口にするや否や、エロいお姉さんたちは、混乱して固まる俺の身体にスススッ! と素早く近寄ってきた。
は、速いっ!?
このお姉さんたち、伊賀の回し者か!?
「実は今日、私たちぃ~、女の子2人でココに来たんだけどぉ~。もうナンパがしつこくってぇ~」
「良かったら、ナンパ除けのついでに一緒に遊ばない?」
「ほひっ!? ぼ、ボキとですか!?」
ピトッ! と俺の両腕に密着しながら、さわさわ♪ と腹筋をフェザータッチしてくる、お姉さんたち。
その触り方が何ともいやらしく、絶妙で……えっ?
今、俺の身に一体何が起こってるの?
「も、ももももっ、もしかしてっ!? ぎゃ、逆ナンですか!?」
「ヤダもぉ~っ! バカ正直に聞いてきたよ、この子ぉ~♪」
「そういうのは、分かっていても言っちゃダメだぞ?」
「どうしよう亜美? アタシ、この子の女の子に慣れてない姿にキュンッ♥ ってしちゃった♪」
キャピキャピ♪ しながら、さらに俺の身体に体重をかけるように、しなだれてくるお姉さんたち。
途端にお姉さんたちの剥き出しの火照った柔肌が、俺の胸板に押しつぶされて、あの、その、アバババババババババッ!?
くそったれめ! 何度もシミュレーションしてきた状況のハズなのに、いざそのときが来ると、女体へのガッツキ方が分からない童貞のようにオロオロしてしまうだなんて、俺はなんてヘタレ野郎なんだ!?
……いやまぁ、俺も童貞なんだけどさ。
「そうだっ! 向こうに私たちの荷物があるからさ、そこで日焼け止め塗ってよ?」
「ふぇっ!? ひ、日焼け止めですか!?」
「うん♪ ねぇ、いいでしょぉ~?」
「ついでに君にも塗ってあげる。塗り合いっこシヨ♪」
俺のエリアBを指先で巧みにコリコリしながら、甘えた猫撫で声を出す、お姉さんたち。
ちょっ、やめて!?
地区Bをコリコリしないで!?
俺のミジンコ並みの理性が死んじゃうからっ!?
ここで重大な性犯罪が起きちゃうから!
豚箱行っちゃうから、俺が!
大丈夫か、俺の理性?
まだイケるか!?
――もう無理だシロウっ! 舌を噛み切るなら、今がラストチャンスだぞ!?
チクショウぉぉぉっ、なんてこったい!?
このままじゃ、夏休みデビューどころか、犯罪者デビューして新学期を迎えちゃうよぉぉぉぉぉっ!?
「それじゃ、向こうで一緒に塗り合いっこ――」
「――お楽しみの所、ちょぉぉぉ~~~~っっっと、失礼しますよぉ~♪」
理性の断末魔がビーチに響き渡るよりも速く、謎の影が俺とお姉さんたちの間に割って入って来た。
その影は、顔に笑顔を張り付けたまま、素早く我がエリアBを蹂躙していたエロいお姉さんたちを、俺の身体から引き離して、番犬よろしく彼女たちの前に立ちはだかった。――ってぇ!?
「うげっ、芽衣!? な、なんでココに!? お昼を食べていたハズじゃ!?」
「士狼の帰りが遅いから、心配して迎え来たのよ。そしたらまぁ、随分と面白い状況になっているじゃないの」
メバチ先輩が居ないからか、素に戻った芽衣が、エロいお姉さんたちの方へと視線を流す。
もちろん顔は笑顔のままなのだが、その瞳は日本刀のように鋭く、明らかにイラっ☆ としているのが簡単に見て取れて……はわわわわっ!?
逃げてぇぇぇっ!?
お姉さんたち、超逃げてぇぇぇっ!?
もちろん、芽衣の静かに放つ怒気に気づいていないお姉さんたちは『誰ぇ?』と言わんばかりに、不思議そうに芽衣を見つめるばかりだ。
「ちょっとぉ? 誰か知らないけど、勝手に割り込まないでよ?」
「この子に声をかけたのは、私たちが先なんだけど?」
「ごめんなさい。でも、これだけは言わせてください」
突然の闖入者の登場に、眉根をしかめるエロいお姉さんたち。
芽衣はそんなお姉さんたちの様子を気にすることなく、宣戦布告するかのように、俺の腰に手を回すと、自分の方に抱き寄せながら、ハッキリと笑顔でこう言った。
「人の彼氏に、手を出さないで貰えます?」
心臓が止まるかと思った。
「……むぅ~。お手付きだったか……」
「せっかくエロい男を見つけたと思ったのに……」
残念、と口にしながら、肩を落としてズコズコと自分たちのベースキャンプに引き換えして行く、エロいお姉さんたち。
そんなお姉さんたちの見送りながら、俺は芽衣の腕の中で、口元を両手で抑えて、少女漫画の天然メインヒロインよろしく「はわわわっ!?」と、唇をパクパクさせていた。
「えっ、あの!? め、芽衣さん!? い、今のって!?」
突然の会長閣下からの『俺の女☆』宣言に、思考がパニック状態。
グツグツと煮えたぎるお鍋のように、物凄い勢いで芽衣との思い出が浮かんでは消えていく。
そんな混乱の極致にいる俺とは対照的に、芽衣はすこぶる面倒くさそうに「うるさいわねぇ~」と口を開いた。
「そんな大きな声を出さなくても、ちゃんと聞こえてるわよ」
「えっ? な、なんでそんなに落ち着いてるの? 今、ハッキリと『人の彼氏』って言ったよね? あれ? もしかして、俺の空耳だった!?」
「空耳じゃないわよ?」
シレっとした表情で俺の言葉を否定する芽衣。
えっ?
えっ!?
ちょっと芽衣ちゃん、何でそんなに冷静なの!?
俺、今、告白されたよね!?
ねっ!?
「あば、あばばばばばっ!?」
「落ち着きなさい、バカ。あれはナンパを断るための口実、真っ赤な嘘よ」
「あば、ばっ? えっ? う、そ……?」
ポカンと大口を開ける俺を尻目に、芽衣は自信満々にその虚乳をプルン♪ と弾ませて『してやったり!』と言わんばかりに、邪悪に微笑んだ。
「そう、嘘♪ なになにぃ~? もしかして士狼、アタシに告白されたかと思って、期待しちゃったぁ~?」
「……メチャクチャしましたけど、何か?」
「ふぅぅぅ~~ん? 期待しちゃったんだぁ~。このスケベ♪」
ニヤニヤと意地の悪い笑みを浮かべて、ウリウリ♪ と、自分の肘を俺の身体に押しつけてくる芽衣。
その顔は実に楽しげで……チクショウ、してやられた!?
「ごめん、ごめん。そんな怒らないでよ士狼?」
「……怒ってないもん」
ガッデム! と、心の中で頭を抱えていると。
――ふにょん。
という柔らかい擬音と共に、芽衣が俺の腕に抱き着いてきた。って!?
「うえぇぇぇっ!? な、なにやってんの芽衣さん!?」
「勘違いさせたお詫びに、ちょこぉ~とだけ、士狼にカップル気分を味わわせてあげようかなぁ~って思って」
どう嬉しい? とコチラの内心を見透かしたように、にしし♪ と小悪魔チックに笑う芽衣。
そのお尻からは、にょろりっ! と悪魔のシッポが覗いていた。
剥き出しの肌と肌が触れ合い、お互いの体温が混じって溶け合う感覚に襲われ、心臓が搾乳機にかけられたようにバクバクッ!? と早鐘を打ち始める。
『女の子の身体って柔らかいなぁ』とか『なんでこんなイイ匂いするんだろう?」とか、色々と言いたい事はあるが、まずコレだけはハッキリと言える。
「ニセ乳すげぇっ!? 本物さながらなのに、温かみを感じないっ! まさに匠の技術により、俺の肘関節がぶっ壊されるぅぅぅぅぅぅっ!?!?」
「ふふふっ♪ ニセ乳いうな、ぶっ殺すぞ?」
流れるように抱き着いていた俺の肘関節を極める会長閣下。
ぴきぴきぴきぴきっ! と、俺の関節が華麗なるセッションを奏で始め……ちょ、無理無理!?
シロウの関節はそっちには曲がらない、曲がらないからっ!
「ほら。バカなこと言ってないで、戻るわよ」
そう言って、極めていた関節を緩めて、俺の腕を引っ張って歩き出す芽衣。
前を歩く芽衣の耳朶が、ほんのりと赤くなっていたのは、夏の日差しのせいに違いない。
「ちょっと、お話いいかな?」
「???」
背後から女性の声が聞こえたので振り返ると、そこには中々に扇情的なビキニを着用した、おそらく年上のお姉さん2人が「やほー♪」と言わんばかりに、俺の方に向かって手を振っていた。
うん? 誰だろう、このエロいお姉さんたち?
――って、俺に声をかけたワケじゃないのか。
おそらく、俺のすぐ近くにお友達でも居たのだろう。
そう思い、そのお友達の行方を捜すべく、辺りをキョロキョロしてみると、何故かエロいお姉さんたちが声を出して笑いだした。
「ナニこの子、かわいい~♪」
「君だよ、キ・ミ♥ 腹筋がエッチな感じで割れてる、そこの君♪」
「えっ? ……えっ!?」
パチン☆ と俺に向かって、艶っぽくウィンクを飛ばしてくるエロいお姉さん。
その瞳は妙に熱っぽくて……えぇっ!?
「も、もしかしてっ!? ぼ、ぼぼぼぼぼ、ボキですかっ!?」
「そうそう、君君♪」
「やだぁ~っ♥ 慌てちゃってカワイイ~っ! お持ち帰りした~い♪」
そう口にするや否や、エロいお姉さんたちは、混乱して固まる俺の身体にスススッ! と素早く近寄ってきた。
は、速いっ!?
このお姉さんたち、伊賀の回し者か!?
「実は今日、私たちぃ~、女の子2人でココに来たんだけどぉ~。もうナンパがしつこくってぇ~」
「良かったら、ナンパ除けのついでに一緒に遊ばない?」
「ほひっ!? ぼ、ボキとですか!?」
ピトッ! と俺の両腕に密着しながら、さわさわ♪ と腹筋をフェザータッチしてくる、お姉さんたち。
その触り方が何ともいやらしく、絶妙で……えっ?
今、俺の身に一体何が起こってるの?
「も、ももももっ、もしかしてっ!? ぎゃ、逆ナンですか!?」
「ヤダもぉ~っ! バカ正直に聞いてきたよ、この子ぉ~♪」
「そういうのは、分かっていても言っちゃダメだぞ?」
「どうしよう亜美? アタシ、この子の女の子に慣れてない姿にキュンッ♥ ってしちゃった♪」
キャピキャピ♪ しながら、さらに俺の身体に体重をかけるように、しなだれてくるお姉さんたち。
途端にお姉さんたちの剥き出しの火照った柔肌が、俺の胸板に押しつぶされて、あの、その、アバババババババババッ!?
くそったれめ! 何度もシミュレーションしてきた状況のハズなのに、いざそのときが来ると、女体へのガッツキ方が分からない童貞のようにオロオロしてしまうだなんて、俺はなんてヘタレ野郎なんだ!?
……いやまぁ、俺も童貞なんだけどさ。
「そうだっ! 向こうに私たちの荷物があるからさ、そこで日焼け止め塗ってよ?」
「ふぇっ!? ひ、日焼け止めですか!?」
「うん♪ ねぇ、いいでしょぉ~?」
「ついでに君にも塗ってあげる。塗り合いっこシヨ♪」
俺のエリアBを指先で巧みにコリコリしながら、甘えた猫撫で声を出す、お姉さんたち。
ちょっ、やめて!?
地区Bをコリコリしないで!?
俺のミジンコ並みの理性が死んじゃうからっ!?
ここで重大な性犯罪が起きちゃうから!
豚箱行っちゃうから、俺が!
大丈夫か、俺の理性?
まだイケるか!?
――もう無理だシロウっ! 舌を噛み切るなら、今がラストチャンスだぞ!?
チクショウぉぉぉっ、なんてこったい!?
このままじゃ、夏休みデビューどころか、犯罪者デビューして新学期を迎えちゃうよぉぉぉぉぉっ!?
「それじゃ、向こうで一緒に塗り合いっこ――」
「――お楽しみの所、ちょぉぉぉ~~~~っっっと、失礼しますよぉ~♪」
理性の断末魔がビーチに響き渡るよりも速く、謎の影が俺とお姉さんたちの間に割って入って来た。
その影は、顔に笑顔を張り付けたまま、素早く我がエリアBを蹂躙していたエロいお姉さんたちを、俺の身体から引き離して、番犬よろしく彼女たちの前に立ちはだかった。――ってぇ!?
「うげっ、芽衣!? な、なんでココに!? お昼を食べていたハズじゃ!?」
「士狼の帰りが遅いから、心配して迎え来たのよ。そしたらまぁ、随分と面白い状況になっているじゃないの」
メバチ先輩が居ないからか、素に戻った芽衣が、エロいお姉さんたちの方へと視線を流す。
もちろん顔は笑顔のままなのだが、その瞳は日本刀のように鋭く、明らかにイラっ☆ としているのが簡単に見て取れて……はわわわわっ!?
逃げてぇぇぇっ!?
お姉さんたち、超逃げてぇぇぇっ!?
もちろん、芽衣の静かに放つ怒気に気づいていないお姉さんたちは『誰ぇ?』と言わんばかりに、不思議そうに芽衣を見つめるばかりだ。
「ちょっとぉ? 誰か知らないけど、勝手に割り込まないでよ?」
「この子に声をかけたのは、私たちが先なんだけど?」
「ごめんなさい。でも、これだけは言わせてください」
突然の闖入者の登場に、眉根をしかめるエロいお姉さんたち。
芽衣はそんなお姉さんたちの様子を気にすることなく、宣戦布告するかのように、俺の腰に手を回すと、自分の方に抱き寄せながら、ハッキリと笑顔でこう言った。
「人の彼氏に、手を出さないで貰えます?」
心臓が止まるかと思った。
「……むぅ~。お手付きだったか……」
「せっかくエロい男を見つけたと思ったのに……」
残念、と口にしながら、肩を落としてズコズコと自分たちのベースキャンプに引き換えして行く、エロいお姉さんたち。
そんなお姉さんたちの見送りながら、俺は芽衣の腕の中で、口元を両手で抑えて、少女漫画の天然メインヒロインよろしく「はわわわっ!?」と、唇をパクパクさせていた。
「えっ、あの!? め、芽衣さん!? い、今のって!?」
突然の会長閣下からの『俺の女☆』宣言に、思考がパニック状態。
グツグツと煮えたぎるお鍋のように、物凄い勢いで芽衣との思い出が浮かんでは消えていく。
そんな混乱の極致にいる俺とは対照的に、芽衣はすこぶる面倒くさそうに「うるさいわねぇ~」と口を開いた。
「そんな大きな声を出さなくても、ちゃんと聞こえてるわよ」
「えっ? な、なんでそんなに落ち着いてるの? 今、ハッキリと『人の彼氏』って言ったよね? あれ? もしかして、俺の空耳だった!?」
「空耳じゃないわよ?」
シレっとした表情で俺の言葉を否定する芽衣。
えっ?
えっ!?
ちょっと芽衣ちゃん、何でそんなに冷静なの!?
俺、今、告白されたよね!?
ねっ!?
「あば、あばばばばばっ!?」
「落ち着きなさい、バカ。あれはナンパを断るための口実、真っ赤な嘘よ」
「あば、ばっ? えっ? う、そ……?」
ポカンと大口を開ける俺を尻目に、芽衣は自信満々にその虚乳をプルン♪ と弾ませて『してやったり!』と言わんばかりに、邪悪に微笑んだ。
「そう、嘘♪ なになにぃ~? もしかして士狼、アタシに告白されたかと思って、期待しちゃったぁ~?」
「……メチャクチャしましたけど、何か?」
「ふぅぅぅ~~ん? 期待しちゃったんだぁ~。このスケベ♪」
ニヤニヤと意地の悪い笑みを浮かべて、ウリウリ♪ と、自分の肘を俺の身体に押しつけてくる芽衣。
その顔は実に楽しげで……チクショウ、してやられた!?
「ごめん、ごめん。そんな怒らないでよ士狼?」
「……怒ってないもん」
ガッデム! と、心の中で頭を抱えていると。
――ふにょん。
という柔らかい擬音と共に、芽衣が俺の腕に抱き着いてきた。って!?
「うえぇぇぇっ!? な、なにやってんの芽衣さん!?」
「勘違いさせたお詫びに、ちょこぉ~とだけ、士狼にカップル気分を味わわせてあげようかなぁ~って思って」
どう嬉しい? とコチラの内心を見透かしたように、にしし♪ と小悪魔チックに笑う芽衣。
そのお尻からは、にょろりっ! と悪魔のシッポが覗いていた。
剥き出しの肌と肌が触れ合い、お互いの体温が混じって溶け合う感覚に襲われ、心臓が搾乳機にかけられたようにバクバクッ!? と早鐘を打ち始める。
『女の子の身体って柔らかいなぁ』とか『なんでこんなイイ匂いするんだろう?」とか、色々と言いたい事はあるが、まずコレだけはハッキリと言える。
「ニセ乳すげぇっ!? 本物さながらなのに、温かみを感じないっ! まさに匠の技術により、俺の肘関節がぶっ壊されるぅぅぅぅぅぅっ!?!?」
「ふふふっ♪ ニセ乳いうな、ぶっ殺すぞ?」
流れるように抱き着いていた俺の肘関節を極める会長閣下。
ぴきぴきぴきぴきっ! と、俺の関節が華麗なるセッションを奏で始め……ちょ、無理無理!?
シロウの関節はそっちには曲がらない、曲がらないからっ!
「ほら。バカなこと言ってないで、戻るわよ」
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