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お風呂は気持ちいいです
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趙子光様とお風呂に入ってます。
趙子光様は常に目線を上に向けて、私の身体が目に入らないようにしてくれてます。私も趙子光様のお顔だけを見るようにしています。
櫂寧さんはさっきからニヤニヤしてます。この人、年下二人を恥ずかしがらせて絶対楽しんでる。
そもそも趙子光様は不思議なお方です。お顔立ちはとても整っていて、ものすごく高い身分で、女性に困ることなんてありえません。
私みたいな農奴なんかもちろん相手にするお方じゃないけど、犯したって殺したって絶対お咎めなんか受けるはずないほどの御身分で、なんでこんなに気を使ってくれるんだろう。女性に興味がないわけじゃないみたいだし、私なんかの裸でも見たくないわけじゃなさそうだし。
そんな疑問から、大胆なイタズラ心が芽生えてくる。
「趙子光、背中を流してくれぬか」
趙子光様がはっとする。と同時に櫂寧さんが噴出した。
「し、失礼いたしました。陛下の思し召しです。私では少々力が足りなかったようです。強めにお願いします。」
櫂寧さんはツボに入ったのかクックと笑いをこらえている。趙子光様が、こんなにドギマキした姿をお見せになることはないんだろう。楽しくてしょうがない様子だ。
私は湯船から立ち上がると、わざと隠さずに趙子光様の目の前を横切って洗い場にでた。
「もうちょっと前まで頼む」
「はい、かしこまりました」
いくら言っても、趙子光様が背中より前にも下にも手を伸ばすことはなかった。考えてみれば3人しかいないんだから趙子光様が怒り出したらどうしよう。なぜかあんまり不安にならなかったのは、これまでずっと優しくされてきたせいだろうか。
「御召替えの準備をいたしますので、少々お待ちください。」
櫂寧さんは唐突にそういうと、湯殿から出て行ってしまった。
これはどういうことだろう。
密室で裸の男女二人。男が圧倒的権力者。犯っていいよってことだよね。
なんだかドキドキする。もちろんイヤじゃない。そんなこと言える立場じゃないし、むしろ光栄だけど、それでも緊張が止まらない。処女だからしょうがないと言えばそうだけど、ちょっと調子にのりすぎたかなという後悔もでてきた。
「陛下」
趙子光様が話しかけてきた。どうしよう。いやどうもしないよ。女なんだから、脚を開いてちょっと痛いの我慢すればいいはず。
「良いお湯でした。某もそろそろあがらせていただきます」
そういうと趙子光様は立ち上がって身体をぬぐいだした。
あれ、しないの。したくないの。いやそんなことはない。立ち上がった時、ちらっと見ちゃった下半身はカチカチだった。多分私の顔が不安で曇ったから気を使ってくれたんだ。
櫂寧さんに怒られるかもしれないけど、今日はほっとした。やっぱり心の準備はいるもんだ。次はちゃんとしますから、その時はよろしくお願いします。
湯殿から上がると櫂寧さんが待っていた。
「お早いお上がりでしたね」
時間から何もなかったことがわかる。面目ない。
「湯につかるだけならこんなものだ」
言い放った後付け加えた。
「すまん、次はちゃんとする」
櫂寧さんはまたクスクスわらいだした。この人下ネタ好きすぎだよ。
まあお互いの利害が一致したにしても、趙子光様にはお世話になっている。本来ならこんな丁寧な扱いを受けるなんて考えられない。ちょっと身分の高い奴は偉ぶってしょうがないけど、ここまで高貴なお方は逆に腰が低いものなのか。
色々考えさせられた一日が終わった。
趙子光様は常に目線を上に向けて、私の身体が目に入らないようにしてくれてます。私も趙子光様のお顔だけを見るようにしています。
櫂寧さんはさっきからニヤニヤしてます。この人、年下二人を恥ずかしがらせて絶対楽しんでる。
そもそも趙子光様は不思議なお方です。お顔立ちはとても整っていて、ものすごく高い身分で、女性に困ることなんてありえません。
私みたいな農奴なんかもちろん相手にするお方じゃないけど、犯したって殺したって絶対お咎めなんか受けるはずないほどの御身分で、なんでこんなに気を使ってくれるんだろう。女性に興味がないわけじゃないみたいだし、私なんかの裸でも見たくないわけじゃなさそうだし。
そんな疑問から、大胆なイタズラ心が芽生えてくる。
「趙子光、背中を流してくれぬか」
趙子光様がはっとする。と同時に櫂寧さんが噴出した。
「し、失礼いたしました。陛下の思し召しです。私では少々力が足りなかったようです。強めにお願いします。」
櫂寧さんはツボに入ったのかクックと笑いをこらえている。趙子光様が、こんなにドギマキした姿をお見せになることはないんだろう。楽しくてしょうがない様子だ。
私は湯船から立ち上がると、わざと隠さずに趙子光様の目の前を横切って洗い場にでた。
「もうちょっと前まで頼む」
「はい、かしこまりました」
いくら言っても、趙子光様が背中より前にも下にも手を伸ばすことはなかった。考えてみれば3人しかいないんだから趙子光様が怒り出したらどうしよう。なぜかあんまり不安にならなかったのは、これまでずっと優しくされてきたせいだろうか。
「御召替えの準備をいたしますので、少々お待ちください。」
櫂寧さんは唐突にそういうと、湯殿から出て行ってしまった。
これはどういうことだろう。
密室で裸の男女二人。男が圧倒的権力者。犯っていいよってことだよね。
なんだかドキドキする。もちろんイヤじゃない。そんなこと言える立場じゃないし、むしろ光栄だけど、それでも緊張が止まらない。処女だからしょうがないと言えばそうだけど、ちょっと調子にのりすぎたかなという後悔もでてきた。
「陛下」
趙子光様が話しかけてきた。どうしよう。いやどうもしないよ。女なんだから、脚を開いてちょっと痛いの我慢すればいいはず。
「良いお湯でした。某もそろそろあがらせていただきます」
そういうと趙子光様は立ち上がって身体をぬぐいだした。
あれ、しないの。したくないの。いやそんなことはない。立ち上がった時、ちらっと見ちゃった下半身はカチカチだった。多分私の顔が不安で曇ったから気を使ってくれたんだ。
櫂寧さんに怒られるかもしれないけど、今日はほっとした。やっぱり心の準備はいるもんだ。次はちゃんとしますから、その時はよろしくお願いします。
湯殿から上がると櫂寧さんが待っていた。
「お早いお上がりでしたね」
時間から何もなかったことがわかる。面目ない。
「湯につかるだけならこんなものだ」
言い放った後付け加えた。
「すまん、次はちゃんとする」
櫂寧さんはまたクスクスわらいだした。この人下ネタ好きすぎだよ。
まあお互いの利害が一致したにしても、趙子光様にはお世話になっている。本来ならこんな丁寧な扱いを受けるなんて考えられない。ちょっと身分の高い奴は偉ぶってしょうがないけど、ここまで高貴なお方は逆に腰が低いものなのか。
色々考えさせられた一日が終わった。
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