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第3章〜人助け〜
第22話
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船に戻ったヴィンは、ミュフィと共にサーシェスの元へ。
ジェイとイクスもついてきた。
地下の一室がサーシェスの部屋、ヴィンがドアを軽くノックする。
コンコン
「サーシェス、俺だ。今いいか」
「…どうぞ」
中から僅かに返事が。
ヴィンがドアを開け、中を覗き込んだミュフィは思わず声を漏らした。
「わぁ…!」
室内の壁は全て本棚になっており、様々な本が並んでいる。
様々な国の言葉で書かれたタイトルや、表紙に絵が描いてある物も。
床は足の踏み場もないくらいに紙や本が積み上げられていた。
「入るぞ」
ヴィンとミュフィは、人一人分もないくらいのスペースに足を入れて部屋の奥へ。
四人も入れる部屋ではないため、ジェイとイクスは部屋の外で待つことに。
書類の山で入口からは見えなくなっていたが、部屋の隅に机がありそこに老人の姿が。
「訪ねてくるとは珍しい…どうしたんだ、ヴィン」
「聞きたいことがある」
事情を説明するヴィン。
ミュフィはその後ろにピッタリくっつきながら、よく船の揺れで雪崩が起きないものだなと感心していた。
「…なるほど。」
目を閉じて話を聞いていたサーシェスは、少しの間考え込む。
そして目を開き、もしかしたらと一人の人物について話し始めた。
「十一年前、ここから西に行った島で会った男かも知れんなあ」
「覚えがあるのか」
「ああ…あれは嵐が開けた日のことだ」
順調に航海していた一行だったか、激しい嵐に見舞われ沖で一夜を過ごした。
そして翌日、急遽近くの島に立ち寄ったのだ。
停泊し船の修繕などをしていると、一人の男が船に近づいてきて声をかけてきた。
「なあ!あんたたち、ジーナ島から来たんじゃないか?!」
その男は暗めの茶髪で、前歯が一本欠けているようだ。
「誰だお前」
見張りの船員が警戒しながら聞くと、
「俺はマルクス!ジーナ島出身なんだが、ワケありでここにいる!」
マルクスと名乗った男は話し始めた。
男によると、ジーナ島に妻子を残して出稼ぎに来ている。
長く連絡を取っておらず家族のことが心配だが顔向けできない。
嫁は綺麗な金髪を持つ美人で、娘は7歳くらいになったはず。
何か情報がないか。
尋ねる男に、見張りがジーナ島には寄っていないと答えていると先代船長が顔を見せた。
ジェイとイクスもついてきた。
地下の一室がサーシェスの部屋、ヴィンがドアを軽くノックする。
コンコン
「サーシェス、俺だ。今いいか」
「…どうぞ」
中から僅かに返事が。
ヴィンがドアを開け、中を覗き込んだミュフィは思わず声を漏らした。
「わぁ…!」
室内の壁は全て本棚になっており、様々な本が並んでいる。
様々な国の言葉で書かれたタイトルや、表紙に絵が描いてある物も。
床は足の踏み場もないくらいに紙や本が積み上げられていた。
「入るぞ」
ヴィンとミュフィは、人一人分もないくらいのスペースに足を入れて部屋の奥へ。
四人も入れる部屋ではないため、ジェイとイクスは部屋の外で待つことに。
書類の山で入口からは見えなくなっていたが、部屋の隅に机がありそこに老人の姿が。
「訪ねてくるとは珍しい…どうしたんだ、ヴィン」
「聞きたいことがある」
事情を説明するヴィン。
ミュフィはその後ろにピッタリくっつきながら、よく船の揺れで雪崩が起きないものだなと感心していた。
「…なるほど。」
目を閉じて話を聞いていたサーシェスは、少しの間考え込む。
そして目を開き、もしかしたらと一人の人物について話し始めた。
「十一年前、ここから西に行った島で会った男かも知れんなあ」
「覚えがあるのか」
「ああ…あれは嵐が開けた日のことだ」
順調に航海していた一行だったか、激しい嵐に見舞われ沖で一夜を過ごした。
そして翌日、急遽近くの島に立ち寄ったのだ。
停泊し船の修繕などをしていると、一人の男が船に近づいてきて声をかけてきた。
「なあ!あんたたち、ジーナ島から来たんじゃないか?!」
その男は暗めの茶髪で、前歯が一本欠けているようだ。
「誰だお前」
見張りの船員が警戒しながら聞くと、
「俺はマルクス!ジーナ島出身なんだが、ワケありでここにいる!」
マルクスと名乗った男は話し始めた。
男によると、ジーナ島に妻子を残して出稼ぎに来ている。
長く連絡を取っておらず家族のことが心配だが顔向けできない。
嫁は綺麗な金髪を持つ美人で、娘は7歳くらいになったはず。
何か情報がないか。
尋ねる男に、見張りがジーナ島には寄っていないと答えていると先代船長が顔を見せた。
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