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ひるね
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おでこに傷。
この子のかわいいおでこが好きだ。
ソファーで居眠りをする
幼馴染の前髪をかき分ける。
母に頼まれて届け物にきた。
でもおばさんはいなくて、
鍵は開いていて、
リビングにはいると、
幼馴染はソファーで寝ていた。
寝顔はかわらないな。
かれの頭の横に、ひざをついて
遠慮なく寝顔を眺める。
綺麗な顔。
いつのまにこんなに大きくなっちゃったんだろう。
秋はやだな。
センチメンタルな気持ちになる。
帰ろう。
立ち上がろうと少しかがんだ時、
彼の目があく。
あ、おき・・・
声をかける間もなく起き上がった幼馴染は、
私の後頭部を掌で包むと、
そっとキスをした。
触れるだけの、優しいそれ。
「ごめーん!」
ばたばたという足音とともにおばさんが帰ってくる。
でもおばさんがリビングに入ってきたときにはもう、
幼馴染はまたソファーに横になっていた。
まるでずぅーっと寝ていたみたいに。
「あれ?またねてるの?」
私は何事もなかったみたいに、
おばさんの問いに答える。
「うん。そうみたい。」
「良く寝るのよね。」
「だからか。」
「え?なにが?」
おばさんは不思議そうに私の顔をみる。
「だからこんなに大きくなったんだね。」
よく寝るから。
私の言葉に、おばさんは、あははっと笑った。
この子のかわいいおでこが好きだ。
ソファーで居眠りをする
幼馴染の前髪をかき分ける。
母に頼まれて届け物にきた。
でもおばさんはいなくて、
鍵は開いていて、
リビングにはいると、
幼馴染はソファーで寝ていた。
寝顔はかわらないな。
かれの頭の横に、ひざをついて
遠慮なく寝顔を眺める。
綺麗な顔。
いつのまにこんなに大きくなっちゃったんだろう。
秋はやだな。
センチメンタルな気持ちになる。
帰ろう。
立ち上がろうと少しかがんだ時、
彼の目があく。
あ、おき・・・
声をかける間もなく起き上がった幼馴染は、
私の後頭部を掌で包むと、
そっとキスをした。
触れるだけの、優しいそれ。
「ごめーん!」
ばたばたという足音とともにおばさんが帰ってくる。
でもおばさんがリビングに入ってきたときにはもう、
幼馴染はまたソファーに横になっていた。
まるでずぅーっと寝ていたみたいに。
「あれ?またねてるの?」
私は何事もなかったみたいに、
おばさんの問いに答える。
「うん。そうみたい。」
「良く寝るのよね。」
「だからか。」
「え?なにが?」
おばさんは不思議そうに私の顔をみる。
「だからこんなに大きくなったんだね。」
よく寝るから。
私の言葉に、おばさんは、あははっと笑った。
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