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空ろ木な装束
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「なによ、その目は。どうせこれから全部消費するカロリーよ」
「これから? 運動でもするんですか?」
「そうよぉ、装飾とか思考する時に使うカロリーを先に摂ってるのじゃないと痩せすぎて凄いことになるんだから」
「なんだか大変そうですね。食費とか」
「こう見えて結構お金持ちだから大丈夫よ。さっそろそろ出ましょうか、青園ちゃんが怒ってなければ良いけど」
「え」
さっきまでぼーっとした顔してたのに、青園の名前を出した途端に表情が変わった。面白いくらい分かりやすい子だ。
「早く帰りましょう!」
「大丈夫よ、お昼食べてたって言えば、ついでに買い物して行っちゃいましょ! ほらレッツゴー!」
会計を済ませた鬼灯は町田の手を掴んで車に乗り込んだ。
「ちょ、ちょっと鬼灯さん! 式場逆! そっち高速です!」
「———で、何でこんなに遅れたの?」
「い、いやねぇ、お昼食べてただけよ?」
2人を自動ドアの奥で待っていたのは仁王立ちした青園だった。
「へぇ、食事してただけでこんな時間に?」
青園の目線の先には18:00を指す時計が無機質に時を刻んでいた。
「いやぁ、ゆっくり食べてたからねぇ」
「来那乃?」
「……ごめんなさい」
「はぁ、もういいよ。今度からはせめて連絡してよね? 心配するんだから」
「ごめんね~青園ちゃん、優しい~」
しおらしくしてたと思ったら途端に元気になって青園を抱き上げぐるぐると回し始めた。
「ちょ、ちょっと、やめ。やめなさいって! もう口聞かないよ?」
「冗談よ冗談! さっ仕事に戻りましょうかね」
鬼灯は青園をゆっくり下ろすと、チャペルの方へ足早に向かって行った。
「町田さんは、どうせ来那乃にそそのかされただけでしょ? 怒ってごめんね?」
「い、いえ、断れなかったのは私ですし……」
そう言ってしょんぼりと俯いてしまった。
うーん町田さんは真面目だからなぁ。
「もう、気にしてないから大丈夫よ。そうだ、折角の機会だし木那乃の仕事でも見て来なさい」
「はい、行って来ます」
「これから? 運動でもするんですか?」
「そうよぉ、装飾とか思考する時に使うカロリーを先に摂ってるのじゃないと痩せすぎて凄いことになるんだから」
「なんだか大変そうですね。食費とか」
「こう見えて結構お金持ちだから大丈夫よ。さっそろそろ出ましょうか、青園ちゃんが怒ってなければ良いけど」
「え」
さっきまでぼーっとした顔してたのに、青園の名前を出した途端に表情が変わった。面白いくらい分かりやすい子だ。
「早く帰りましょう!」
「大丈夫よ、お昼食べてたって言えば、ついでに買い物して行っちゃいましょ! ほらレッツゴー!」
会計を済ませた鬼灯は町田の手を掴んで車に乗り込んだ。
「ちょ、ちょっと鬼灯さん! 式場逆! そっち高速です!」
「———で、何でこんなに遅れたの?」
「い、いやねぇ、お昼食べてただけよ?」
2人を自動ドアの奥で待っていたのは仁王立ちした青園だった。
「へぇ、食事してただけでこんな時間に?」
青園の目線の先には18:00を指す時計が無機質に時を刻んでいた。
「いやぁ、ゆっくり食べてたからねぇ」
「来那乃?」
「……ごめんなさい」
「はぁ、もういいよ。今度からはせめて連絡してよね? 心配するんだから」
「ごめんね~青園ちゃん、優しい~」
しおらしくしてたと思ったら途端に元気になって青園を抱き上げぐるぐると回し始めた。
「ちょ、ちょっと、やめ。やめなさいって! もう口聞かないよ?」
「冗談よ冗談! さっ仕事に戻りましょうかね」
鬼灯は青園をゆっくり下ろすと、チャペルの方へ足早に向かって行った。
「町田さんは、どうせ来那乃にそそのかされただけでしょ? 怒ってごめんね?」
「い、いえ、断れなかったのは私ですし……」
そう言ってしょんぼりと俯いてしまった。
うーん町田さんは真面目だからなぁ。
「もう、気にしてないから大丈夫よ。そうだ、折角の機会だし木那乃の仕事でも見て来なさい」
「はい、行って来ます」
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