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15話
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たいした会話もないままに部屋に戻ってきた。
どうしようかなって考えながらソファに座れば大我は一人でゴソゴソと何かを始めてしまう。
やっぱり、一緒にいるのは嫌なんだろうか?
そう考え始めてしまった。ここの所、俺はネガティブ思考になってるようだ。
大我はなぜ俺と一緒にいてくれるのだろうか?
俺が第2の性に覚醒したときにずっと傍にいてくれたのは大我だが、俺は別に大我に傍にいるようにと強要したわけでもないし、頼んだわけでもない。
だけど、大我はずっと俺の傍にいて、俺の事を甘やかせてくれた。
それがすごく嬉しくて、今までズルズルとそんな関係を続けてきた。
校医に言われて思う。
大我にちゃんとした相手が出来たら俺はどうするんだろうか?と…。
大我にできるってことは俺自身にもそういう相手がちゃんといるわけで…今はまだその相手が誰なのかっていうのがわからないだけで…。
この胸の中にある気持ちを俺は消さなきゃいけないんだろうか?忘れなきゃいけないんだろうか?
そこまで考えてズキリと胸が痛む。
大我が俺じゃない誰かを抱くのは嫌だ。俺じゃない誰かを愛するのは嫌だ。
でも…そんなことを言ってる場合じゃなくなんだろう。
「おい、こら」
急にそんな声をかけられて
「へっ?なに?」
驚いた。大我は苦笑を浮かべてる。
「コンビニに行かないかって声をかけたんだよ。なんか考え込んでるみたいだし」
大我が呼んでることにすら気が付かないほど俺は深く考え込んでたようだ。
「えっと…」
そこまで答えて考えてしまう。
コンビニに行きたくないような行きたいような…でも、もっと別なことも気になるわけで…
「わかった、ちょっとそこで待ってろ」
大我は答えない俺を見るに見かねてかそうとだけ言い残しどこかへ行ってしまった。
「…はぁ…」
ソファの背に深く凭れて溜め息をつく。そのまま天井を眺めた。
校医との会話を思い出せば出すほど悩んでしまう。
俺に反応を示さない大我のこと、自分のこと、これからのこと、本当の相手のこと…考えれば考えるほど答えは見つからなくて…
まさか、自分の発情のことでこんなに悩むことになるなんて思いもよらなかった。
「コーヒーで大丈夫か?」
そんな声をかけられ驚いてみればカップ2つを持って戻ってきた大我がいた。
「コンビニに行くんじゃ…」
てっきり一人でいくのかと思った。
「別に行かなくても大丈夫だ。食料を見に行こうかと思っただけだしな」
テーブルの上にカップを置き隣に座った。
「なぁ…大我…」
名前を呼んで考え込んでしまう。聞いたところでこの男がちゃんと答えてくれるのかと…
名前を呼んで黙り込んだ俺に付き合ってなにも言わない大我。
きっと俺自身が聞くのを待ってるんだろうな。
今聞けばちゃんと答えてくれるんだろうか?
「なぁ…大我…あのな…」
そこまで言いかけてやっぱり言葉が止まってしまう。
聞くのが怖い、答えが怖い、やっぱり今の俺はネガティブになってるようだ。
「答えても大丈夫な話ならちゃんと答えてやるぞ?」
俺の気持ちを察したのかそう告げてくれる。
「えっと…大我は第2の性には目覚めてるのか?」
取り合えず、本人の口から聞きたいと思った。今更と言われそうだけど…。
「俺は覚醒してるぞ。なんなら聖よりも随分と前にな」
俺よりも前に?ってことは…
「もしかして…俺が覚醒した時って大我にとってヤバい状態だったとか?それとも何の問題もなかったのか?」
どの属性かわからないけどそういうことじゃないだろうか?
「そうだな。俺にとってお前の発情は毒になる」
大我のその言葉にえっとなった。
「それって…どういう意味で?」
毒になるって何?どういうことだ?
「俺がアルファでお前がオメガだからだ」
苦笑気味に言われた言葉にポカンとなった。
「えぇぇ!そんな!そんな素振り全然ないし、俺に反応返さないじゃないか!」
そんなことを言われても信じられないし、疑ってしまう。
「別に返してないわけじゃない。お前が気付かないだけでちゃんと反応はしてる」
嘘だ。絶対に嘘だ。
「眉一つ動かさないような男が反応してるって嘘だろ!」
どう見たって反応してないじゃないか!
「一杯一杯だっての。ギリギリじゃなかったら、こんな痕は残さねぇよ」
そういって大我が見せたのは俺の腕にできた痕とシャツの下に散らばった痕たち。
「うぇぇぇぇ!!!」
驚きすぎて変な声が出た。
「い…いつの間に…覚えてない…」
俺が呟き気味に言えば
「お前は大概、最後の方は疲れて記憶が飛ぶからな。この痕見たときも大変だったし…」
溜め息交じり言う大我の言葉は少し疲れてる感じだった。
「…俺が…俺が傍にいない方が…大我はその方が楽なのか?」
やっぱり俺は大我の迷惑になってるんだろう。なら本当に発情期の時は大我に会わないようにした方がいいのかもしれない。
「お前は根本的に勘違いをしてる」
大我の強い言葉に唇を噛み締めた。
「俺がお前に反応をか返さないようにしてるのも、抱かないのも、俺自身に事情があってのことだ。お前に興味がないわけじゃない。迷惑だったら初めっからこんなに付き合ってやるかよ。俺はそこまで優しくはねぇよ」
ハッキリという大我はいつもの大我で、俺に対して嘘を言わない男だった。
「大我は…大我には…その…ちゃんとした相手がいるのか?」
こんなことを聞いてどうするんだろう。
「…あぁ。いることはいるな」
その言葉に目の前が真っ暗になる。
「…じゃぁ…その相手とは…もぉ…」
ホント、何を聞いてるんだろう。
「お前…俺をどんだけヒドイ男にしたいんだ」
少しだけ怒った大我の声。
顔が見れなくて俯いたらソファに押し倒されて押さえつけられた。
あれ?大我のヤツ本気で怒ってる?
なんで?
どうしようかなって考えながらソファに座れば大我は一人でゴソゴソと何かを始めてしまう。
やっぱり、一緒にいるのは嫌なんだろうか?
そう考え始めてしまった。ここの所、俺はネガティブ思考になってるようだ。
大我はなぜ俺と一緒にいてくれるのだろうか?
俺が第2の性に覚醒したときにずっと傍にいてくれたのは大我だが、俺は別に大我に傍にいるようにと強要したわけでもないし、頼んだわけでもない。
だけど、大我はずっと俺の傍にいて、俺の事を甘やかせてくれた。
それがすごく嬉しくて、今までズルズルとそんな関係を続けてきた。
校医に言われて思う。
大我にちゃんとした相手が出来たら俺はどうするんだろうか?と…。
大我にできるってことは俺自身にもそういう相手がちゃんといるわけで…今はまだその相手が誰なのかっていうのがわからないだけで…。
この胸の中にある気持ちを俺は消さなきゃいけないんだろうか?忘れなきゃいけないんだろうか?
そこまで考えてズキリと胸が痛む。
大我が俺じゃない誰かを抱くのは嫌だ。俺じゃない誰かを愛するのは嫌だ。
でも…そんなことを言ってる場合じゃなくなんだろう。
「おい、こら」
急にそんな声をかけられて
「へっ?なに?」
驚いた。大我は苦笑を浮かべてる。
「コンビニに行かないかって声をかけたんだよ。なんか考え込んでるみたいだし」
大我が呼んでることにすら気が付かないほど俺は深く考え込んでたようだ。
「えっと…」
そこまで答えて考えてしまう。
コンビニに行きたくないような行きたいような…でも、もっと別なことも気になるわけで…
「わかった、ちょっとそこで待ってろ」
大我は答えない俺を見るに見かねてかそうとだけ言い残しどこかへ行ってしまった。
「…はぁ…」
ソファの背に深く凭れて溜め息をつく。そのまま天井を眺めた。
校医との会話を思い出せば出すほど悩んでしまう。
俺に反応を示さない大我のこと、自分のこと、これからのこと、本当の相手のこと…考えれば考えるほど答えは見つからなくて…
まさか、自分の発情のことでこんなに悩むことになるなんて思いもよらなかった。
「コーヒーで大丈夫か?」
そんな声をかけられ驚いてみればカップ2つを持って戻ってきた大我がいた。
「コンビニに行くんじゃ…」
てっきり一人でいくのかと思った。
「別に行かなくても大丈夫だ。食料を見に行こうかと思っただけだしな」
テーブルの上にカップを置き隣に座った。
「なぁ…大我…」
名前を呼んで考え込んでしまう。聞いたところでこの男がちゃんと答えてくれるのかと…
名前を呼んで黙り込んだ俺に付き合ってなにも言わない大我。
きっと俺自身が聞くのを待ってるんだろうな。
今聞けばちゃんと答えてくれるんだろうか?
「なぁ…大我…あのな…」
そこまで言いかけてやっぱり言葉が止まってしまう。
聞くのが怖い、答えが怖い、やっぱり今の俺はネガティブになってるようだ。
「答えても大丈夫な話ならちゃんと答えてやるぞ?」
俺の気持ちを察したのかそう告げてくれる。
「えっと…大我は第2の性には目覚めてるのか?」
取り合えず、本人の口から聞きたいと思った。今更と言われそうだけど…。
「俺は覚醒してるぞ。なんなら聖よりも随分と前にな」
俺よりも前に?ってことは…
「もしかして…俺が覚醒した時って大我にとってヤバい状態だったとか?それとも何の問題もなかったのか?」
どの属性かわからないけどそういうことじゃないだろうか?
「そうだな。俺にとってお前の発情は毒になる」
大我のその言葉にえっとなった。
「それって…どういう意味で?」
毒になるって何?どういうことだ?
「俺がアルファでお前がオメガだからだ」
苦笑気味に言われた言葉にポカンとなった。
「えぇぇ!そんな!そんな素振り全然ないし、俺に反応返さないじゃないか!」
そんなことを言われても信じられないし、疑ってしまう。
「別に返してないわけじゃない。お前が気付かないだけでちゃんと反応はしてる」
嘘だ。絶対に嘘だ。
「眉一つ動かさないような男が反応してるって嘘だろ!」
どう見たって反応してないじゃないか!
「一杯一杯だっての。ギリギリじゃなかったら、こんな痕は残さねぇよ」
そういって大我が見せたのは俺の腕にできた痕とシャツの下に散らばった痕たち。
「うぇぇぇぇ!!!」
驚きすぎて変な声が出た。
「い…いつの間に…覚えてない…」
俺が呟き気味に言えば
「お前は大概、最後の方は疲れて記憶が飛ぶからな。この痕見たときも大変だったし…」
溜め息交じり言う大我の言葉は少し疲れてる感じだった。
「…俺が…俺が傍にいない方が…大我はその方が楽なのか?」
やっぱり俺は大我の迷惑になってるんだろう。なら本当に発情期の時は大我に会わないようにした方がいいのかもしれない。
「お前は根本的に勘違いをしてる」
大我の強い言葉に唇を噛み締めた。
「俺がお前に反応をか返さないようにしてるのも、抱かないのも、俺自身に事情があってのことだ。お前に興味がないわけじゃない。迷惑だったら初めっからこんなに付き合ってやるかよ。俺はそこまで優しくはねぇよ」
ハッキリという大我はいつもの大我で、俺に対して嘘を言わない男だった。
「大我は…大我には…その…ちゃんとした相手がいるのか?」
こんなことを聞いてどうするんだろう。
「…あぁ。いることはいるな」
その言葉に目の前が真っ暗になる。
「…じゃぁ…その相手とは…もぉ…」
ホント、何を聞いてるんだろう。
「お前…俺をどんだけヒドイ男にしたいんだ」
少しだけ怒った大我の声。
顔が見れなくて俯いたらソファに押し倒されて押さえつけられた。
あれ?大我のヤツ本気で怒ってる?
なんで?
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