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嘘をつかせて
しおりを挟む早朝の屋上でキスしてた。
「嘘つかせて」
俺は凪にそうお願いをする。
「何で?」
凪は不満げに聞いてくる。
「別れたって言っちゃったから・・・」
俺はそう答える。友達に言っちゃったんだよね。恋人と別れたって。
だから嘘をつかせて。
「まぁいいか。後でラーメン食いに行こう」
凪羽の言葉に頷いた。
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