74 / 152
ショック
しおりを挟む
「梅ちゃん、久しぶり。でも残念だね、委員長ちょっと前に出ってたよ~」
部屋の中に顔を出してすぐに言われた。
「急用か?」
何かあったんだろうか?
「えっ?聞いちゃう?デートだって委員ちょ~」
鍋谷の言葉に固まった。
「はっ?デート?誰と?」
声が震えた。
「ちょっ、鍋」
二村が慌ててるってことは本当なんだろうか?
「うん、可愛い子。すごく可愛い子だったよぉ~」
ニコニコの笑みを浮かべて鍋谷が説明してくれる。
目の前が真っ暗になった。
菊池が余所見しないぐらい本気にさせろって言ってたのに、俺は本気にさせれてなかったのか...
あいつ他に好きなヤツが出来たってことなのか?
ショックだった。俺なりに頑張ってるつもりだたんだ。
「あれ?梅ちゃん?本気にしちゃった?冗談だよ?梅ちゃん?」
鍋谷が何か言ってるけど俺の耳には届いていなかった。
俺はもう、菊池と本気で付き合えないってことなんだろうか?
菊池には俺じゃない誰かがいるってことなのか?
俺の中で何かが壊れた音がした。
Fin
部屋の中に顔を出してすぐに言われた。
「急用か?」
何かあったんだろうか?
「えっ?聞いちゃう?デートだって委員ちょ~」
鍋谷の言葉に固まった。
「はっ?デート?誰と?」
声が震えた。
「ちょっ、鍋」
二村が慌ててるってことは本当なんだろうか?
「うん、可愛い子。すごく可愛い子だったよぉ~」
ニコニコの笑みを浮かべて鍋谷が説明してくれる。
目の前が真っ暗になった。
菊池が余所見しないぐらい本気にさせろって言ってたのに、俺は本気にさせれてなかったのか...
あいつ他に好きなヤツが出来たってことなのか?
ショックだった。俺なりに頑張ってるつもりだたんだ。
「あれ?梅ちゃん?本気にしちゃった?冗談だよ?梅ちゃん?」
鍋谷が何か言ってるけど俺の耳には届いていなかった。
俺はもう、菊池と本気で付き合えないってことなんだろうか?
菊池には俺じゃない誰かがいるってことなのか?
俺の中で何かが壊れた音がした。
Fin
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
13
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる