1 / 50
【第一話】
しおりを挟む晩夏光が遠ざかり、濃紺の闇が空を占めた暮夜。アウル・ラミレスは息を引き取った戦友の胸ポケットから煙草を奪い、静かに火を灯す。二時の方向でけたたましい銃の乱射音が立つ中、彼が見上げたのは小さな星々が密やかに瞬く夜空だった。眩しすぎる盈月のせいだろうか、明るい夜は内乱に湧き立つ人々の狂気を煽り、加虐性を加速させた。
金のためと思い参戦した隣国の戦争はかれこれ二年ほど続き、いまだ終息の目処が付いていない。失った友人の数は手元に残っている弾丸数を超過する。死に場所を探して向かったはずが、日を追うごとに回収するドッグタグは増える一方。
なんだかなあっと、吹き出した白い息は風に流されて、最後の別れを告げるように友の匂いを香らせた。
「そろそろいいか、アウル?」
「ああ、待たせて悪かったなエルド」
肩を叩かれて立ち上がると、差し出された手は取らずにアウルはそのまま月明かりの差す方へと歩み進める。大量の血液で泥濘んだ地面を踏み締めて、向かった先は険しく切り立った崖の上。覗き込んだ下には湖なんて洒落たものなどはなく、刺々しい角度で割れた岩屑だけが転がっていた。
「どうした?」
「いや……それで、お前は俺になにをして欲しいんだって?」
再び煙草を口元に運び、最後に小さく吸い込んだ後に崖の下へと投げ捨てる。赤い火はすぐに遠ざかり、その面影の一片も残さずに姿を消した。
口元が寂しく感じたのはもう長いこと水を飲めていなかったことと、この茹だるような気温が原因だろう。
アウルは不要になったレッグホルスターとマガジンポーチを外し、重たいボディアーマーを脱ぎ捨てる。手には四十五口径の拳銃が一つ。残弾を確認して安全装置を外すと、目の前の男の顔が僅かに歪んだ。
「俺のことが好きなんだろ、抱きたいのか?」
「……アウル、聞いてくれ」
「いまさらなにを聞けって言うんだ」
一歩踏み出される度に、同じ分だけ後退する。あれほど長いこと時間を過ごし、身を預けた男はもういない。暗闇の中からこちらを見据える瞳は飢えた獣のそれと同じ。愛を囁く口は牙を持ち、他者を平気で噛み殺すのだろう。
「お前は自分が欲しいたった一人の女のために、この先何人殺せば気が済むんだよ」
木々の影の下で肉片となった屍の山を見据えても、込み上げてくるものはなにもない。人の命や気持ちなど、彼にとっては消え落ちた煙草の灰と同等、もしくはそれ以下なのか。己の酷い行いを前にしても、平然とした表情で笑いかける。狂っていると罵ったところで、この残酷な世界の中、平静を保った人間などいるのだろうか。
ぐっと冷たい鉄の塊を握り締め、アウルは銃口を自身の顳顬に押し当てた。
「男となんて死んでもごめんだ」
ありったけの侮蔑を込めて吐き捨てた言葉。重なるように痛ましい発砲音が響き、不安定な地面を蹴り捨てる。長い落下に身が沈む中、視界にいっぱいに広がったものは美しい星月夜だった。何度と歴史が塗り替えられようと、この空だけは人の欲に染まらない。誰にでも平等で、不変的な傍観者。
アウルは長いこと待ち侘びていた死の痛みを噛み締め、そっと目を閉じた。
* * *
広大な大地を抱くヴィクトリア地方。有り余るほどの土地を所有しながらも内陸部の大半が砂漠に埋もれ、乾いた気候に侵された大陸だった。適正な気温、程よい降雨量を保つ地域は全体の中でもたったの二割。水のある場所に人が集まり、交通の便が良い沿岸都市に人口が集中するのは必然と言える。労働力とは即ち財力。偏った人口密度は国々の格差を産み、邪な人の欲を掻き立てた。脳のない王が統治する国は内乱で荒れ、知恵の回る者がいる国は水面下で小国を飲み込んでいく。
アウルが生まれ育った国も、彼が成人を迎える前に四度も国名が変わっていた。どこもかしこも血と鉄の臭いに埋もれ、今を生きるためには人を殺す以外に術はない。非道な行いが日常の中、希望を失わずにいられる者などいたのだろうか。今日食わなければ明日動けない。飢えて筋力が衰えれば奪われる側に回る。まさに弱肉強食の世界。
安易な考えで金払いの良い国へ流れ、軍に身を置いていたことはむしろ悪手だった。国家のためという大義名分に守られて奪った命は星の数に及ぶ。血溜まりの底へ突っ込んだ足を引く者の中には、古くからの友人や家族も含まれた。これまでもこの先も、人生という長い階段を登り切るために、あとどれほどの死体を踏み台にすればいいのだろうか。
命がいくつあっても足りない戦場の下、親しげに名を呼んでくれる存在はもういない。残されたものは罪深い色に染まったこの身体。そして、争いばかり呼ぶバイオレットの瞳だった。
まず始めに感じたのは頬を撫でる指の感触、その次に熱を帯びた舌の温度。深い眠りからの目覚めというよりかは、茹だるような熱帯夜に水分を欲して飛び起きた状態に近い。機械的な空調の作動音に相反して上昇し続ける体温。肌に浮かんだ汗は引き締まった腹斜筋を通過し、滑らかなベッドシーツを湿らせる。
ぼやけた視界と意識の中、アウルは軽く頭を振って倦怠感を振り払う。あれだけの高さの崖から落ちていながらもまだ息のある身体は随分と打たれ強い。己の悪運の強さに感嘆し、今度は頭部に手を当てて傷の度合いを確認する。不自然なまでに不調を感じないのは、まだ目覚めたばかりだからか。痛みを感じる箇所はなく、銃弾で吹き飛ばしたはずの顳顬には包帯すら巻かれてはいない。
よぼど腕のいい軍医に拾われたのかと、視線を上げたところで自身を見下ろす男と目がかち合った。少し癖のある黒髪、タレ目が印象的な目元と理知的な顔立ち。恐ろしく整った口元は男性ながらも性的な魅力を醸し出している。
欲を言えば最低Fカップ以上の年上ナースからの看護を希望していたが、血生臭い戦場の中でそれは高望みであろう。代わりに投げ付けられたものは、荒い呼吸と共に落とされる低い喘ぎ声。目の前の紅潮した顔はどう見ても情事のそれであり、おそらくは絶頂の真っ只中だった。
「……はあああぁ、くそっ、最悪だ! 目覚め一番に男のイき顔はエグい」
「なんだよ、失礼だな」
「ここは白ニーハイ巨乳ナースが定番だろ」
「おいおい……ナース服着た男に犯されたいって、どんな性癖してんだ?」
「だから男はお呼びじゃないんだって……っ!」
触れ合った箇所から生々しい射精後の身震いが伝わり、アウルは嫌悪に顔を歪める。視界に入った男の身体は健康的な肌色をしながらも日焼けの痕がない。日の下で鍛錬を熟す野良兵士とは違う、管理された肉体美であることが伺えた。百八十を超える高身長は同じ。筋張った腕は太く、なかなか良い身体付きをしていた。自身もそれなりに鍛えていたが、男のそれは実践的な筋肉というよりかは造形美に近い。
性別問わずに魅了する顔と身体。そんな男が、なぜ負傷兵のいる部屋で痴態を晒しているのか。徐々に鮮明になってきた脳が警戒心を強め、アウルは身を強張らせる。
「どうした? こっちでイってから反応変わったな、そんなに良かったのか?」
「はあ? なに言って――……」
身構えるように睨め上げる灰色の瞳を覗き込み、男は緩く腰を揺らせた。その動きに呼応するように持ち上がった下半身。くちゅりと見覚えのない卑猥な水音が立ち、引き寄せられるように視線が下降する。
「う……嘘だろっ! 頼むからそれ挿入ってないって言ってくれ……っ!」
「いや根本までギチギチに挿入っててさすがに無理がある」
悲鳴に近い懇願は間違いなく部屋の外まで響いていただろう。大きく開かされた股の中心に埋め込まれた男性器は見事な太さと硬さを持ち、その威厳を主張してくる。最後まで望みを捨てたくはなかったが、何度瞬きをしようと目前の惨事は消えてくれない。根元まで差し入れられた雄は少しの動きでも敏感にその存在を知らしめ、甘い刺激を下肢に蔓延らせた。
「ほら、ここ好きだろ?」
「ひいいいぃ……っ、う、動くなよ……っ」
「ん……ぅっ、そんなに締めるなって」
「の太い喘ぎの破壊力が凄まじい……っ、自主規制音かけてくれ」
どう足掻いても拭えない異物感。それを解きほぐすように与えられた口付けは甘く、脊髄の深い位置から快感を引き寄せる。舌先から始まり、口蓋や歯肉まで。裏筋を擽るように舐められれば不覚にも湿った吐息が漏れてしまう。それを知ってか、男は薄笑いを浮かべると口を塞いだまま挿入を深めて、腰を揺らし始めた。
「お前、本当にキス好きだよな……ああ、そういえば舌が性感帯なんだっけ?」
「ひっぁ、やだ……っ、やめろって」
場数を踏んだからこそなせる舌遣いはどこまでも貪欲で、悪戯に性欲を誘起する。舌の動きに合わせて繰り返される、肉欲を誘うような腰使い。アウルは眉を寄せて昂りを抑えるも、直接的な刺激が加わればいよいよ声が抑えられなくなった。ねっとりとしたストロークが前立腺を攻め立て、下腹部に溜まった熱が着実に追い立てられていく。
60
あなたにおすすめの小説
「自由に生きていい」と言われたので冒険者になりましたが、なぜか旦那様が激怒して連れ戻しに来ました。
キノア9g
BL
「君に義務は求めない」=ニート生活推奨!? ポジティブ転生者と、言葉足らずで愛が重い氷の伯爵様の、全力すれ違い新婚ラブコメディ!
あらすじ
「君に求める義務はない。屋敷で自由に過ごしていい」
貧乏男爵家の次男・ルシアン(前世は男子高校生)は、政略結婚した若き天才当主・オルドリンからそう告げられた。
冷徹で無表情な旦那様の言葉を、「俺に興味がないんだな! ラッキー、衣食住保証付きのニート生活だ!」とポジティブに解釈したルシアン。
彼はこっそり屋敷を抜け出し、偽名を使って憧れの冒険者ライフを満喫し始める。
「旦那様は俺に無関心」
そう信じて、半年間ものんきに遊び回っていたルシアンだったが、ある日クエスト中に怪我をしてしまう。
バレたら怒られるかな……とビクビクしていた彼の元に現れたのは、顔面蒼白で息を切らした旦那様で――!?
「君が怪我をしたと聞いて、気が狂いそうだった……!」
怒鳴られるかと思いきや、折れるほど強く抱きしめられて困惑。
えっ、放置してたんじゃなかったの? なんでそんなに必死なの?
実は旦那様は冷徹なのではなく、ルシアンが好きすぎて「嫌われないように」と身を引いていただけの、超・奥手な心配性スパダリだった!
「君を守れるなら、森ごと消し飛ばすが?」
「過保護すぎて冒険になりません!!」
Fランク冒険者ののんきな妻(夫)×国宝級魔法使いの激重旦那様。
すれ違っていた二人が、甘々な「週末冒険者夫婦」になるまでの、勘違いと溺愛のハッピーエンドBL。
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
【本編完結】転生先で断罪された僕は冷酷な騎士団長に囚われる
ゆうきぼし/優輝星
BL
断罪された直後に前世の記憶がよみがえった主人公が、世界を無双するお話。
・冤罪で断罪された元侯爵子息のルーン・ヴァルトゼーレは、処刑直前に、前世が日本のゲームプログラマーだった相沢唯人(あいざわゆいと)だったことを思い出す。ルーンは魔力を持たない「ノンコード」として家族や貴族社会から虐げられてきた。実は彼の魔力は覚醒前の「コードゼロ」で、世界を書き換えるほどの潜在能力を持つが、転生前の記憶が封印されていたため発現してなかったのだ。
・間一髪のところで魔力を発動させ騎士団長に救い出される。実は騎士団長は呪われた第三王子だった。ルーンは冤罪を晴らし、騎士団長の呪いを解くために奮闘することを決める。
・惹かれあう二人。互いの魔力の相性が良いことがわかり、抱き合う事で魔力が循環し活性化されることがわかるが……。
異世界にやってきたら氷の宰相様が毎日お手製の弁当を持たせてくれる
七瀬京
BL
異世界に召喚された大学生ルイは、この世界を救う「巫覡」として、力を失った宝珠を癒やす役目を与えられる。
だが、異界の食べ物を受けつけない身体に苦しみ、倒れてしまう。
そんな彼を救ったのは、“氷の宰相”と呼ばれる美貌の男・ルースア。
唯一ルイが食べられるのは、彼の手で作られた料理だけ――。
優しさに触れるたび、ルイの胸に芽生える感情は“感謝”か、それとも“恋”か。
穏やかな日々の中で、ふたりの距離は静かに溶け合っていく。
――心と身体を癒やす、年の差主従ファンタジーBL。
精霊の港 飛ばされたリーマン、体格のいい男たちに囲まれる
風見鶏ーKazamidoriー
BL
秋津ミナトは、うだつのあがらないサラリーマン。これといった特徴もなく、体力の衰えを感じてスポーツジムへ通うお年ごろ。
ある日帰り道で奇妙な精霊と出会い、追いかけた先は見たこともない場所。湊(ミナト)の前へ現れたのは黄金色にかがやく瞳をした美しい男だった。ロマス帝国という古代ローマに似た巨大な国が支配する世界で妖精に出会い、帝国の片鱗に触れてさらにはドラゴンまで、サラリーマンだった湊の人生は激変し異なる世界の動乱へ巻きこまれてゆく物語。
※この物語に登場する人物、名、団体、場所はすべてフィクションです。
ブラコンすぎて面倒な男を演じていた平凡兄、やめたら押し倒されました
あと
BL
「お兄ちゃん!人肌脱ぎます!」
完璧公爵跡取り息子許嫁攻め×ブラコン兄鈍感受け
可愛い弟と攻めの幸せのために、平凡なのに面倒な男を演じることにした受け。毎日の告白、束縛発言などを繰り広げ、上手くいきそうになったため、やめたら、なんと…?
攻め:ヴィクター・ローレンツ
受け:リアム・グレイソン
弟:リチャード・グレイソン
pixivにも投稿しています。
ひよったら消します。
誤字脱字はサイレント修正します。
また、内容もサイレント修正する時もあります。
定期的にタグも整理します。
批判・中傷コメントはお控えください。
見つけ次第削除いたします。
希少なΩだと隠して生きてきた薬師は、視察に来た冷徹なα騎士団長に一瞬で見抜かれ「お前は俺の番だ」と帝都に連れ去られてしまう
水凪しおん
BL
「君は、今日から俺のものだ」
辺境の村で薬師として静かに暮らす青年カイリ。彼には誰にも言えない秘密があった。それは希少なΩ(オメガ)でありながら、その性を偽りβ(ベータ)として生きていること。
ある日、村を訪れたのは『帝国の氷盾』と畏れられる冷徹な騎士団総長、リアム。彼は最上級のα(アルファ)であり、カイリが必死に隠してきたΩの資質をいとも簡単に見抜いてしまう。
「お前のその特異な力を、帝国のために使え」
強引に帝都へ連れ去られ、リアムの屋敷で“偽りの主従関係”を結ぶことになったカイリ。冷たい命令とは裏腹に、リアムが時折見せる不器用な優しさと孤独を秘めた瞳に、カイリの心は次第に揺らいでいく。
しかし、カイリの持つ特別なフェロモンは帝国の覇権を揺るがす甘美な毒。やがて二人は、宮廷を渦巻く巨大な陰謀に巻き込まれていく――。
運命の番(つがい)に抗う不遇のΩと、愛を知らない最強α騎士。
偽りの関係から始まる、甘く切ない身分差ファンタジー・ラブ!
冤罪で追放された王子は最果ての地で美貌の公爵に愛し尽くされる 凍てついた薔薇は恋に溶かされる
尾高志咲/しさ
BL
旧題:凍てついた薔薇は恋に溶かされる
🌟2025年11月アンダルシュノベルズより刊行🌟
ロサーナ王国の病弱な第二王子アルベルトは、突然、無実の罪状を突きつけられて北の果ての離宮に追放された。王子を裏切ったのは幼い頃から大切に想う宮中伯筆頭ヴァンテル公爵だった。兄の王太子が亡くなり、世継ぎの身となってからは日々努力を重ねてきたのに。信頼していたものを全て失くし向かった先で待っていたのは……。
――どうしてそんなに優しく名を呼ぶのだろう。
お前に裏切られ廃嫡されて最北の離宮に閉じ込められた。
目に映るものは雪と氷と絶望だけ。もう二度と、誰も信じないと誓ったのに。
ただ一人、お前だけが私の心を凍らせ溶かしていく。
執着攻め×不憫受け
美形公爵×病弱王子
不憫展開からの溺愛ハピエン物語。
◎書籍掲載は、本編と本編後の四季の番外編:春『春の来訪者』です。
四季の番外編:夏以降及び小話は本サイトでお読みいただけます。
なお、※表示のある回はR18描写を含みます。
🌟第10回BL小説大賞にて奨励賞を頂戴しました。応援ありがとうございました。
🌟本作は旧Twitterの「フォロワーをイメージして同人誌のタイトルつける」タグで貴宮あすかさんがくださったタイトル『凍てついた薔薇は恋に溶かされる』から思いついて書いた物語です。ありがとうございました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる