短編ホラー集1

嵯峨

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あるはずのない部屋

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あるはずのない部屋
これは配送している人からきいた
話になるのだがあるアパートで
404号室宛の荷物があったそうだ。
そのアパートにいってみると
下から見ると明らかに部屋が3つしか
ないのだ。
おかしいなと思い4階にいってみると
不自然なところに扉がある。
とりあえずチャイムを押してみると
中から老婆が出てきた。
その日は何事もなく終わった
後日そのアパートで他の住人の
荷物があったので気になってみて
見ることにした。
すると4階の404号室はないのだ。
確かに荷物を渡してそこに部屋はあった
はずなのに。
私の経験はなんだったのだろうか。
私はどうしても気になり不動産会社に
聞いてみた。
不動産会社もきみ悪がっており
ちょうど退去するとのことなので
ついて行くことにした。
するとまたその部屋があるのだ。
不動産会社の人と中を見ていると
私はこれで出ていくがあなたたちは
どうする?私とともにこの部屋は
消滅するというのだ。
私は怖くなり部屋を出たのだが
不明会社の人はもう少しみるといい
残ったのだ。
その男が部屋をでて部屋は無くなった
不動産会社の男はどこに消えたの
だろうか
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