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9:手作りレモンタルト
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約束の日はあっという間に訪れた。特に今日のお茶会には、先日話題になった王都の人気カフェ『フェリシタード』から、例のふわふわとした軽やかな口当たりのケーキが取り寄せられているのだ。リンダ曰く、普段は店の外にまで行列ができるほど人気で、侯爵家の伝手を使ってようやく手に入れたらしい。
執事に案内されたジュリウスが応接室へ入って来る。どこか緊張したような面持ちの彼に、アリシアは小首を傾げた。
「ジュリウス様、今日はガゼボでお茶にしないか? 薔薇が咲いているんだ」
「え、はい。行きましょう」
ジュリウスはアリシアの提案に頷いた。彼の緊張は、まだ慣れないお茶会の場への物なのか、それとも何か別の事があるのか。アリシアは首を傾げつつも、彼が誘いに乗ってくれたことに小さく安堵した。
庭へと続く通路は、既に満開の薔薇の甘い香りに満ちていた。色とりどりの花が、風にそよいでジュリウスを歓迎するように揺れる。薔薇のアーチをくぐり抜けると、その先に侯爵家が誇る美しいガゼボが見えてきた。日差しは高く、木々の葉の間から差し込む光が、きらきらと降り注いでいる。心地よい風が吹き抜け、応接室とは異なる開放的な空気が二人を包み込んだ。
ガゼボの中央に設えられたテーブルには、既にティーセットと、見るからに繊細で美しいケーキが並べられていた。それはまさに、ジュリウスが前回、目を輝かせていた『フェリシタード』の甘味だ。
「さあ、ジュリウス様どうぞ」
アリシアが席を勧める。ジュリウスの視線がテーブルの上のケーキに注がれ、その瞳に、期待の光が宿るのをアリシアは見逃さなかった。
「ん、ふわふわ! どうして、これほどまでに柔らかなんでしょうか。まるで雲を食べているかのような心地です」
喜色満面のジュリウスを愛らしく思ってしまい、アリシアは首を傾げた。
「そうか、ふわふわか」
「はい、ふわふわです! 一緒に添えられているフルーツのソースがまた美味しくて!」
「美味しいか、それならば用意した甲斐があるというものだ。この甘味はシフォンケーキというらしい。『柔らかな』という意味を持っているそうだ」
そう言うと、ジュリウスは手を口元にやりながら頷いた。
「分かります、とっても柔らかいですから」
「こっちのシフォンケーキは、紅茶の茶葉を練り込んだものだそうだ。また違った風味で美味しいのではないかと思う」
「茶葉を!」
「そのような発想は僕には無かった」と、ケーキを口にやる手を止めないまま驚いている。決して品があるとは言えない行為だが、少し距離が縮まったような気がして、アリシアは嬉しく思った。
小動物のように夢中でケーキを食べるジュリウスを見ていると、リンダが声をかけてくる。
「ご歓談中失礼いたします。ジュリウス様が持参されたタルトのご用意が整いましたので、お持ちしたしました」
「タルト?」
アリシアは驚いてジュリウスに目をやる。彼が菓子を持参する事は聞いていなかったのだ。ましてや、甘味は苦手だと言っているのに何故わざわざと。
非難するような視線が向かったと察したのか、ジュリウスはやや気まずそうに視線を逸らした。
リンダが差し出したのは、鮮やかな黄色が目を引く小さなタルトだった。レモンクリームの上にはレモンの砂糖煮が乗せられている。見た目にも美しい。甘い香りの漂うガゼボの中で、そのタルトからは清々しい柑橘の匂いが微かに香っていた。
「アリシア様が、僕の為にクッキーを作ってくれたと聞いたので。僕も、アリシア様が食べられる甘味は無いかと思って……その、お返しに、何かと思いまして」
「な、何故それを!」
ジュリウスがぶち込んできた爆弾発言に、アリシアは飛び上がるように驚いた。あの日、アリシアはそのような発言はしなかった。なのに、なぜ彼はその事を知っているのだろうか。顔が熱くなるのを必死に抑えながら、アリシアは彼に詰め寄った。
「え、アリシア様の侍女のリンダさんが……」
赤く染まっていた頬の赤みがすっと引いていく。言ってはいけなかったのだろうかと、アリシアの鬼気迫るような顔にジュリウスは目を瞬かせた。
「そうか、わざわざお気遣い痛み入る」
アリシアは動揺を悟られまいと、努めて冷静に返した。ジュリウスの純粋な好意と、自身の恥ずかしさが入り混じって、どうにも居た堪れない気持ちになったのだ。
ジュリウスは、彼女の言葉に込められた感情を測りかねつつも、「え、いえ。どういたしまして?」と戸惑うように呟いた。
アリシアはフォークで一口すくい、口に運んだ。甘いだろうと思い込んでいたアリシアの舌に、爽やかな酸味が押し寄せてきた。普段甘い物を口にすると感じる舌の奥の痺れや鈍い頭痛が一切ない。確かにそれなりの甘さはあるものの、レモンの酸味によって甘さによる不快さを感じさせず、後味にはレモンの清々しい香りが残るだけだった。 普段の甘すぎると感じるデザートとは全く異なり、とても食べやすい。
「これは……! 美味しい! 私でも美味しいと思えるなんて! 今までこのような菓子があったなんて知らなかった」
アリシアの素直な感想に、ジュリウスがほっとしたような顔をする。
「このタルトは……どこのお店のものなんだ? 王都にこんな素晴らしい場所があったのか!」
アリシアの瞳が輝き、心からの賞賛の言葉を口にする。ジュリウスは、アリシアの純粋な喜びを前に、一瞬躊躇するような表情を見せたが、やがて少し頬を染め、ぽつりと告げた。
「あの……その、これは……実は、僕が作りました」
「ジュリウス様が?」
アリシアは、ジュリウスが作ったという事実に息を呑んだ。ラグダン家の男児でありながら木登りも出来ないというから、体が弱いか、目も当てられない程の運動音痴かもしれないとは思っていた。しかし、まさか店に出しても恥ずかしくないタルトを作れるほどの腕を持っているとは微塵も思っていなかったのだ。
「は、はい。お恥ずかしながら」
「す」
「す?」
「凄いじゃないか! 貴方がこんな素晴らしい物を作れるなんて知らなかった! 私が頭痛もせずに食べられるものがあるなんて!」
アリシアは「貴方は店を出すべきだ」と、興奮冷めやらない様子でジュリウスへと言い募る。
アリシアは無意識にジュリウスの手を取り、距離を縮めていた。
「え、あ、アリシア……様?」
「貴方の才能を皆は知るべきだ!」
「あ、あ、あの、アリシア様。ち、ちちち近いです」
二人の距離は掌一枚分まで縮まっていた。ジュリウスの声で我に返ったアリシアが、顔中を真っ赤にすると瞬時に距離を取った。
執事に案内されたジュリウスが応接室へ入って来る。どこか緊張したような面持ちの彼に、アリシアは小首を傾げた。
「ジュリウス様、今日はガゼボでお茶にしないか? 薔薇が咲いているんだ」
「え、はい。行きましょう」
ジュリウスはアリシアの提案に頷いた。彼の緊張は、まだ慣れないお茶会の場への物なのか、それとも何か別の事があるのか。アリシアは首を傾げつつも、彼が誘いに乗ってくれたことに小さく安堵した。
庭へと続く通路は、既に満開の薔薇の甘い香りに満ちていた。色とりどりの花が、風にそよいでジュリウスを歓迎するように揺れる。薔薇のアーチをくぐり抜けると、その先に侯爵家が誇る美しいガゼボが見えてきた。日差しは高く、木々の葉の間から差し込む光が、きらきらと降り注いでいる。心地よい風が吹き抜け、応接室とは異なる開放的な空気が二人を包み込んだ。
ガゼボの中央に設えられたテーブルには、既にティーセットと、見るからに繊細で美しいケーキが並べられていた。それはまさに、ジュリウスが前回、目を輝かせていた『フェリシタード』の甘味だ。
「さあ、ジュリウス様どうぞ」
アリシアが席を勧める。ジュリウスの視線がテーブルの上のケーキに注がれ、その瞳に、期待の光が宿るのをアリシアは見逃さなかった。
「ん、ふわふわ! どうして、これほどまでに柔らかなんでしょうか。まるで雲を食べているかのような心地です」
喜色満面のジュリウスを愛らしく思ってしまい、アリシアは首を傾げた。
「そうか、ふわふわか」
「はい、ふわふわです! 一緒に添えられているフルーツのソースがまた美味しくて!」
「美味しいか、それならば用意した甲斐があるというものだ。この甘味はシフォンケーキというらしい。『柔らかな』という意味を持っているそうだ」
そう言うと、ジュリウスは手を口元にやりながら頷いた。
「分かります、とっても柔らかいですから」
「こっちのシフォンケーキは、紅茶の茶葉を練り込んだものだそうだ。また違った風味で美味しいのではないかと思う」
「茶葉を!」
「そのような発想は僕には無かった」と、ケーキを口にやる手を止めないまま驚いている。決して品があるとは言えない行為だが、少し距離が縮まったような気がして、アリシアは嬉しく思った。
小動物のように夢中でケーキを食べるジュリウスを見ていると、リンダが声をかけてくる。
「ご歓談中失礼いたします。ジュリウス様が持参されたタルトのご用意が整いましたので、お持ちしたしました」
「タルト?」
アリシアは驚いてジュリウスに目をやる。彼が菓子を持参する事は聞いていなかったのだ。ましてや、甘味は苦手だと言っているのに何故わざわざと。
非難するような視線が向かったと察したのか、ジュリウスはやや気まずそうに視線を逸らした。
リンダが差し出したのは、鮮やかな黄色が目を引く小さなタルトだった。レモンクリームの上にはレモンの砂糖煮が乗せられている。見た目にも美しい。甘い香りの漂うガゼボの中で、そのタルトからは清々しい柑橘の匂いが微かに香っていた。
「アリシア様が、僕の為にクッキーを作ってくれたと聞いたので。僕も、アリシア様が食べられる甘味は無いかと思って……その、お返しに、何かと思いまして」
「な、何故それを!」
ジュリウスがぶち込んできた爆弾発言に、アリシアは飛び上がるように驚いた。あの日、アリシアはそのような発言はしなかった。なのに、なぜ彼はその事を知っているのだろうか。顔が熱くなるのを必死に抑えながら、アリシアは彼に詰め寄った。
「え、アリシア様の侍女のリンダさんが……」
赤く染まっていた頬の赤みがすっと引いていく。言ってはいけなかったのだろうかと、アリシアの鬼気迫るような顔にジュリウスは目を瞬かせた。
「そうか、わざわざお気遣い痛み入る」
アリシアは動揺を悟られまいと、努めて冷静に返した。ジュリウスの純粋な好意と、自身の恥ずかしさが入り混じって、どうにも居た堪れない気持ちになったのだ。
ジュリウスは、彼女の言葉に込められた感情を測りかねつつも、「え、いえ。どういたしまして?」と戸惑うように呟いた。
アリシアはフォークで一口すくい、口に運んだ。甘いだろうと思い込んでいたアリシアの舌に、爽やかな酸味が押し寄せてきた。普段甘い物を口にすると感じる舌の奥の痺れや鈍い頭痛が一切ない。確かにそれなりの甘さはあるものの、レモンの酸味によって甘さによる不快さを感じさせず、後味にはレモンの清々しい香りが残るだけだった。 普段の甘すぎると感じるデザートとは全く異なり、とても食べやすい。
「これは……! 美味しい! 私でも美味しいと思えるなんて! 今までこのような菓子があったなんて知らなかった」
アリシアの素直な感想に、ジュリウスがほっとしたような顔をする。
「このタルトは……どこのお店のものなんだ? 王都にこんな素晴らしい場所があったのか!」
アリシアの瞳が輝き、心からの賞賛の言葉を口にする。ジュリウスは、アリシアの純粋な喜びを前に、一瞬躊躇するような表情を見せたが、やがて少し頬を染め、ぽつりと告げた。
「あの……その、これは……実は、僕が作りました」
「ジュリウス様が?」
アリシアは、ジュリウスが作ったという事実に息を呑んだ。ラグダン家の男児でありながら木登りも出来ないというから、体が弱いか、目も当てられない程の運動音痴かもしれないとは思っていた。しかし、まさか店に出しても恥ずかしくないタルトを作れるほどの腕を持っているとは微塵も思っていなかったのだ。
「は、はい。お恥ずかしながら」
「す」
「す?」
「凄いじゃないか! 貴方がこんな素晴らしい物を作れるなんて知らなかった! 私が頭痛もせずに食べられるものがあるなんて!」
アリシアは「貴方は店を出すべきだ」と、興奮冷めやらない様子でジュリウスへと言い募る。
アリシアは無意識にジュリウスの手を取り、距離を縮めていた。
「え、あ、アリシア……様?」
「貴方の才能を皆は知るべきだ!」
「あ、あ、あの、アリシア様。ち、ちちち近いです」
二人の距離は掌一枚分まで縮まっていた。ジュリウスの声で我に返ったアリシアが、顔中を真っ赤にすると瞬時に距離を取った。
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