そのステップは必要ですか?  ~精霊の愛し子は歌を歌って溺愛される~

一 ことり

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第4部

番外編 ちゅこが来た日

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 ナオは、アシェルナオっておなまえだよ。エルランデルこうしゃくけのじなん。かっこいいおなまえだけど、たまにべろをかんじゃうよ。

 かんじゃうと、べろがいたいけど、いつもしゃきんとしているにたまが、にこっとしてくれるんだ。

 ナオ、このまえ6さいになったよ。

 おたんじょうびに、たくさんのひとがおいわいにきてくれたんだ。はじめてみるひともいたよ。みんなおとなのおおきいひとで、びっくりしたおかおでナオをみてたんだ。ちょっとこわくて、おなまえをいったときにかんじゃった。でも、かたまがにこっとしてくれたよ。

 プレゼントだよ、って、ベルっちから、おおきなぬいぐるみをもらったんだ。リンたんだよ。リンたんはもふもふで、ぎゅっとしても、リンたんのせなかまでてがとどかないよ。リンたん、おおきいねぇ。


 リンたん、リンたん、きいてきいて? きょうね、ちゅこがくるんだよ? ちゅこはナオのじじゅうなんだって。じじゅうって、ずっといっしょにいてくれるひとなんだよ?

 うれしいねぇ。たのしみだねぇ。

 ちゅこはかっこいいおにいさんだけど、このまえナオをみてないてたよ。だからナオは、アーナとドリのうしろから、ちゅこをなかせないようにごあいさつしようとおもうんだ。

 ちゅこ、はやくこないかなぁ。




 
 王立学園での生活は有意義ではあった。だが、ナオ様との学園生活を夢見てしまった身には、あまりにも味気なかった。

 7年前。

 シモンの凶刃に倒れたナオ様に駆けつけた時、洗礼の儀式のために誂えた白い衣装は血で赤く染まっていた。

 大丈夫。怪我ならフォルシウスが治してくれる。

 大丈夫。ここは王城だから他にも癒し手や医師もいる。

 だが、願いも虚しくフォルシウスが癒す前にナオ様の顔から生気が失われていき、かわりに弱い光がナオ様を包み込んだ。

 光はまるでナオ様の存在そのものが幻だったと言わんばかりに空に舞い上がり、消えてしまった。

 光に包まれる前のナオ様は、血の気はないものの少しも美しさを損なわない顔に幸せそうな笑みを浮かべていた。

 殿下を護ることができた喜びと安堵に包まれた、極上の笑みを浮かべていた。

 あの日から7年。

 突然届いた招待状を訝しみながらも、父上と共に招待主のエルランデル公爵家を訪れた。

 公爵家の次男の6歳の誕生日に招待されたようだった。

 なぜ私が公爵家の次男の誕生日に? 私は緊張と疑問と、不思議な高揚感に包まれていた。それは他の招待客が見知った顔ばかりだったからだ。

 陛下、父上、ケイレブ、サリアン、オルドジフ、フォルシウス、サミュエル。このメンバーを見ると締め付けられるような心の痛みが、後悔とともに湧いてくる。

 王家の傍流でもあるエルランデル公爵と陛下は気心の知れた間柄で、気安い会話をしている。やがて現れた公爵夫人の後ろから現れたのは、誕生日を迎えた公爵家次男だった。

 その姿は小さく、6歳というが3歳か4歳くらいにしか見えなかった。

 だが、問題はそこではなかった。目の前にいるその存在に、頭が真っ白になった。理解ができなかった。

 横ではケイレブたちも同じく身を乗り出して驚愕している。

 小さいそのお方は艶のあるサラサラの黒髪に黒曜石の瞳という、この国には他に存在しない色を持っていた。

 何よりも将来相当の美人になることを約束されたその顔立ち。ナオ様の面影を濃く残した愛くるしい顔立ち。

 キラキラとした生気に満ちた愛らしい表情は、ずっと胸に張り付いていた、儚い笑みを浮かべたナオ様の最期の表情を打ち砕くほど衝撃的だった。

 失ったと思っていた大切なものが、目の前にいた。ときめかずにいられなかった愛しい人が、胸を掴まれるほど愛らしい姿になって目の前に存在していた。

 小さいナオ様の後ろに控えるのは、かつてナオ様の側にいると誓いあったアイナとドリーンだった。

 2人はこのことを隠していて申し訳ないという表情をしていたが、同時に自分たちはずっとナオ様と一緒にいたという優越感に浸っているようにも見えた。
 
 ナオ様が生まれ変わったことは、私が学園を卒業するまでは秘密にしようと決めていたらしい。確かにナオ様の存在を知っていたら学園には通わずにずっとお側にいただろう。騎士科の訓練に没頭することもなかっただろう。

 だが、知らせてくれてもいいのではないか。その憤懣は、ナオ様が生まれ変わっている事実をヴァレリラルド殿下はまだ知らないと聞かされたことで解消した。

 私の方が殿下より先にナオ様の存在を知り、殿下の知らないナオ様を目に焼き付けられる。それだけでアイナとドリーンの抜け駆けを許せた。

 
 いよいよ今日は卒業式。今日からナオ様のお側にいられる。

 去年は在校生代表として出たが、卒業式はこんなに長かっただろうか。

 あれほど来るなと言っていた父上と2人の兄上が家族席で涙を流しながら手を振っていたような気がするが、目を合わせないようにしていたのでダメージはない。

 赤の他人を装いたかったが、家族そろって同じ髪色の家系なのでそれは難しい。髪の色で家を特定されるなんて、なんの呪いだ?

 卒業式が終わると数名の卒業生から呼びかけられたが、振り向かずに迎えの馬車に飛び乗る。

 できればこのままエルランデル公爵家に向かいたかったが、制服のまま行くのは憚られるので一旦自宅へ戻った。

 ローセボーム家の屋敷は王城に近い貴族街の中でも一等地に位置する。馬車が屋敷に着くと同時に玄関ホールに駆け込み、二階にある自室に飛び込む。急いで制服を脱ぎ、侍従に相応しい服を身に着けた。

 今日でこの屋敷ともお別れだと思うと何の感情もないわけではないのだが、今日からまたナオ様の側にいられるという胸の高鳴りには勝てなかった。

 急いで玄関に向かうと、

 「間に合った!」

 「やっぱり黙って行こうとしてただろう!」

 「せめて挨拶はしてくれ」

 あと少しで、というところで馬車が到着し、父上たちがこけつまろびつ玄関に入ってきた。

 「卒業祝いは昨晩していただきましたが? だから今日の卒業式にも来なくていいと言いましたよね? 最前列で泣いてましたよね?」

 どうしても卒業祝いをすると言われたので昨夜の晩餐は祝いの席になった。だが3人ともに食事より酒が進み、進むうちに泣き上戸になり、行かないで、ずっとうちにいてくれ、なんなら引きこもってもいいんだよ、と縋りつかれたのだ。昨晩のうちに出て行かなかっただけでも褒めてもらいたい。

 「可愛いテュコの晴れ姿を見ないという選択肢はない」

 「可愛いテュコの立派な姿を目に焼き付けたかったんだ」

 「テュコが可愛すぎて他が全く目に入らなかった!」

 きっぱりと断言するいい年をした男と、ガタイのいい男2人。

 「可愛い可愛い、って。よく人が生れてからこのかた飽きずに言い続けられますね」

 つい呆れ混じりの声が漏れてしまう。

 「何を言う。テュコが生れてからたった18年しか経ってないんだぞ。なのにもう独り立ちとか、兄は悲しいぞ!」

 鬱陶しく泣き出す次兄のティスはこれでも近衛騎士団の団長の座に近い人間だと言われている。大事なことなので二度言う。

 「ティスが騎士団の宿舎に入る時には全く感じなかったが、これが娘を嫁に出す親の気持ちか」

 しみじみと呟く長兄のテイメン。

 「私は息子だし、そもそも兄上の子ではありません」

 「テュコがこの日をどれだけ待っていたかを知っている。知っているが、父は悲しい。毎日手紙を書くんだぞ」

 ハンカチで涙を拭いている父上に、

 「同じ王都にいるのに手紙を書く必要がありますか?」

 つい抑揚のない口調になってしまった。

 「さあ、テュコの卒業祝い兼送別会をするぞ」

 「秘蔵の酒があったんだ」

 「朝まで飲み明かそう。テュコも学園を卒業したんだ。今日から酒も解禁だ」

 「父上、兄上、いい加減にしてください。私はもう出発します」

 まったくもって大の大人の男とは思えない者たちには付き合っていられない。強引に出て行こうとすると、

 「今日からテュコはエルランデル公爵家に住み込みになる。次に兄弟揃って会えるのは父上の葬儀の場だろう」

 ティス兄上がしみじみと泣き出した。なんて縁起でもないことを言うんだ。

 「なんと、その場に私はいないのか・・・」

 あなたの葬儀の場だからいないでしょうね、父上。

 「なんだかんだ言いながら、いい父上だったな」

 まだ生きていますよ、テイメン兄上。

 「立ち話はなんだから、サロンに移ろう」

 「画家を呼んで家族水入らずの絵を描いてもらうのはどうだろう」

 「いいですね、早速呼びましょう」

 玄関ホールで右往左往する父と兄2人に、

 「きりがないでしょう! 私は自分の望む人生を歩みに行くんです。つべこべ言わずに見送ってください。じゃないとこのまま行きますよ」

 一喝するように怒鳴ってから、馬車に向かう。

 「わかったから見送らせてくれ。たまに帰ってくるんだぞ」

 「体に気を付けるんだぞ。困ったことがあったらすぐに言うんだぞ」

 「私たちはいつまでもお前を愛してるからな」

 振り向くと父上、テイメン、テイスが扉の前に並んでいた。

 私は馬車の前で立ち止まると深く頭を下げた。

 「父上、兄上たち。今までお世話になりました」

 決して嫌いではないですよ、あなたたちの愛情表現。でも私には、一生をかけて仕える方がいるんです。

 私はさらに深く頭を下げ、馬車に乗り込んだ。





 「アーナ、ちゅこはまぁだ?」

 ホールの奥にある、テラスに面した大窓の側で遊んでいたアシェルナオは、何度訊いたかわからない質問を口にした。

 大窓の外は少しずつ暗くなり始めていて、朝からずっと楽しみにしていたアシェルナオの目には涙が浮かんでいた。

 「遅くなっていますが、テュコ様はもうすぐおいでになりますよ。おねむですか?」

 「ねむねむじゃない」

 アシェルナオは首を振る。

 「おなかすきましたか? もう食堂に行きますか? パウラ様をお呼びしますよ?」

 ドリーンがアシェルナオの側に寄る。

 「ごはん食べたら、お風呂はいって、そしたらねんねでしょ? 今日はちゅこ来ないの?」

 瞳に浮かんだ涙が盛り上がり、今にも零れ落ちそうになる。

 「来ますよ。テュコ様はお約束を破る方ではありません」

 「うぅぅぅ、ちゅこぉ」

 我慢できずにアシェルナオが泣き出した時、本館とつながる扉が開かれた。



 

 エルランデル公爵家に着くと、すでに日が傾いていた。

 「すみません、遅くなりました。今日からお世話になります」

 公爵家のエントランスホールで待ち受けていたデュルフェルに礼をする。長いこと公爵家の執事を務めるデュルフェルにはこれから多くのことを学ばせてもらうつもりだ。

 「待っていたよ、テュコ。すでに荷はアシェルナオ様のいる別館に運んでいるから早速案内しよう。アシェルナオ様がお待ちかねのようだ」

 「はい」

 デュルフェルに案内されて公爵邸の表玄関から一番遠い場所に位置するアシェルナオの居室へ向かう。

 「アシェルナオ様の容姿は、使用人といえどあまり人目に触れさせたくはないとご当主様はお考えだ。冷たいと思うかもしれないが、ご当主様も奥様も、アシェルナオ様を深く慈しんでおられるのだよ」

 「わかっています。エルランデル公爵家ともなれば政敵も多いでしょうし、ナオ様の容姿はいろいろな意味で隠さなければいけないものですから」

 デュルフェルと話をしているうちにナオ様のいる居室につながる扉の前に着いた。

 本館とつながっている別館だが、別館と呼ぶにふさわしく扉を隔てた先は独立した空間になっていた。

 扉には常に守衛の者が立っている。

 その者に扉を開けてもらい中に入ると、奥の空間にいたアイナとドリーンの視線が向いた。その足元には毛足の長い白い絨毯の上に座り込む小さな主人がいた。

 「うぅぅぅ、ちゅこぉ」

 愛くるしい顔を悲し気に歪ませて泣いているナオ様に、思わず駆け寄る。

 「どうされました? ナオ様」

 瞳に涙をいっぱいに溜めているナオ様をそっと抱き上げると、小ささにもだがその軽さに驚かされた。

 胸にすっぽりとおさまるナオ様の背中を優しく叩いて自分の肩口にもたれさせる。

 体温が服越しに伝わって来て、ナオ様が生きてここにいるという実感に、心が震えた。体温以上に温かいものが胸にしみた。

 「ちゅこおそいから、来ないと思った」

 「心配させてしまいましたね。申し訳ありません。でも、テュコが来たからにはもう大丈夫ですよ。ご安心ください。これからはテュコが誠心誠意愛し子様のお世話をいたします」

 自然と口から出た言葉は、7年前の、初めてナオ様に会った時に言った言葉だった。

 自分の言葉で不意打ちを食らうなんて……。けれど誠心誠意お世話をしますと誓った16歳のナオ様の顔が浮かんできて、胸が詰まった。

 「いっしょ? ずぅぅっといっしょ?」

 胸の中で小さいナオ様が涙の浮かんだ瞳をきらめかせる。

 「私とアイナとドリーンは、ずっとナオ様のお側にいますよ。もうお側を離れませんよ」

 もう二度と離れません。そう心に刻む。

 「きゃぁぁぁっ。ずぅぅっといっしょ。ずぅぅっといっしょ」

 小さい体をじたばたさせて、ナオ様が喜びを表現する。その瞳に溜まっていた涙がポロリと頬に落ちた。

 「ええ、これからはずっと一緒です」

 いつしか私の瞳からも涙が零れ落ちていた。




 
 薄明るい部屋の清潔な白いシーツに埋もれるように、ナオ様が眠っている。

 口元には笑みが浮かんでいるのを見ると、楽しい夢を見ていらっしゃるようだ。

 「ようやく揃いましたね」

 同じくナオ様の寝顔を眺めているアイナの口元にも笑みが浮かんでいる。

 「さんざん『待て』をさせられましたが、今日からは私も一緒ですよ。こんなに愛くるしいナオ様をずっと見ていたとか、羨ましすぎます」

 「本当に、こんなに愛らしいお子様がこの世に存在するのかと自問するくらい、可愛かったのですよ」

 ふふふ、とドリーンが笑う。

 その笑顔の奥には、幾百幾千の愛らしいナオ様の思い出があるのだろう。本当に羨ましい。

 「ここは、本館とは一線を引かれている感じがどうしてもしてしまうのでしょう。お部屋はたくさんあって、広くて、ナオ様が遊ぶには十分すぎる環境ですが、自分だけ別館にいることを感じていらっしゃるようで、ナオ様は寂しそうだったんですよ。だからテュコ様が来るとわかったときのお喜びようはとても微笑ましかったです」

 「来るのが遅い、って、べそをかかれて」

 アイナとドリーンは思い出しながら微笑みあう。

 「それにしても、6歳にしてはお小さいですよね?」

 私の入る隙間のないコンビネーションを見せる2人に疑問を口にしてみた。

 6歳と言えば、平民の子なら働いている子も珍しくない。その子たちと比べると小さすぎるのではないか、生育に問題があるのではないかと心配になるのだ。

 「体に問題はありません。知能は高いと思いますよ。成長具合いは……。以前、ナオ様が16歳でこちらの世界にいらした時も、こちらの世界の16歳には見えませんでした。12歳だったテュコ様の身長の方が高くなりましたよね。ナオ様のいらした世界はこちらより成長速度がゆっくりなのかもしれません」

 「体が小さいことと、お口があまり上手ではないことは、可愛いのミルフィーユです。毎日キュンキュンしています。明日からテュコ様もそうなりますよ」

 ナオ様が可愛くて仕方ないと言いたげにドリーンが幸せそうな顔をした。

 「いいわね、可愛いのミルフィーユ。可愛さの積み重ねってことね」

 アイナもふふふと笑う。

 明日から私もナオ様の成長を見れるのだと思うと口元が緩むのをとめられなかった。



 ※※※※※※※※※※※※※※※※
 
 エール、いいね、ありがとうございます。

 テュコがアシェルナオの侍従に戻った日のことを書いてみました。

 これからテュコには6歳のアシェルナオの可愛さにメロメロになる日々が待っています〃⌒ー⌒〃
 

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