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第5部
そんなことを考えていたんですか?
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テュコとキナクを従えたアシェルナオは、王城の転移陣の間でシーグフリードたちの見送りを受けていた。
「申し訳ない、ナオ様。サリアンはまだ本調子じゃないから同行できないんだ」
シーグフリードの横でケイレブが頭を下げる。
2人目を懐妊したサリアンはまだ悪阻が続いているらしい。
「休養しに行くだけだから、そんなに護衛はいらないよ? サリアンにお大事に、って伝えてね」
アシェルナオはまったく気にしていない表情で微笑む。
「護衛は必要だよ、アシェルナオ。今回は私的な休養だからアダルベルトとハヴェルは同行できない。向こうにいるあいだはマフダルがエンロート騎士団から数名を選出してくれるが、身近にいる護衛騎士は休養気分に水を差さない、気安い間柄の護衛騎士が必要だろう?」
「はい、兄様。でもテュコとキナクがいてくれるから大丈夫です」
テュコの後ろに控えるキナクが軽く頭を下げる。
「今回はフォルシウスも同行できないんだ。代わりに同行したいと申し出てる人間がいる」
シーグフリードの言葉を受けて、ケイレブの後ろから前へ進み出たのはクランツだった。
「実はロザーリエが珍しく熱を出して、フォルを離さないんです。フォルの代わりにはならないかもしれませんが、たまたま休暇を取っている私がナオ様の休養に同行させてもらってもよろしいでしょうか」
クランツは人好きのする笑顔で申し出る。
「クランツが一緒なのは嬉しいけど、リィちゃんは大丈夫?」
「むしろロザーリエから、フォルの代わりに同行してほしいと言われました。フォルからもナオ様をお護りするように言われています」
苦笑するクランツは、顔を引き締めて臣下の礼を執る。
「わかった。よろしくね、クランツ」
「では私からも。マロシュとブレンドレルをよろしくお願いします」
イクセルが言うと、遠慮がちにマロシュとブレンドレルが前に進み出て頭を下げる。
「はーい。マロシュ、休養が必要な者同士のんびりしようね」
「同行させてもらって、すみません」
マロシュは殊勝な面持ちでアシェルナオに詫びた。
かつての「おねえちゃん」は、今では精霊の愛し子であり王太子殿下の婚約者なのだ。
その人物と一緒に休養するように言ったシーグフリードを、マロシュは少し恨めしく思っていた。
幽玄の薔薇の館の火事と館主の死により幕を下ろした潜入調査から戻ったマロシュを、半ば強制的にアシェルナオの休養に同行させるよう手配したシーグフリードは、彼にしてみれば慰労のつもりなのだろう。
エンロート観光は魅力的だが、だからといって愛し子で王太子の婚約者と同行するのは、無邪気だった子供の頃と違ってだいぶ緊張するのだ。
人の意見を聞かずに強引に決めてしまうあたり、意外にシーグフリードは不器用なのではないのか? そう思ってしまうマロシュだった。
「準備ができました」
係の合図に、アシェルナオは同行者とともに転移陣の上に乗る。が、その視線は転移陣の間を見回していた。
その視線は誰かを探すためだったが、テュコやシーグフリードたちはアシェルナオが誰を探しているのかを分かっていて、あえて見ないふりをした。
「行ってきます、兄様」
やがて、いないことに諦めがついたアシェルナオはシーグフリードに視線を向ける。
「ああ、ゆっくりしておいで」
手を振るシーグフリードを含めた部屋の様相がぐにゃりと歪む。
次に視界がクリアになったときには、目の前にいたのはマフダルだった。
「ようこそ、ナオ様。お待ちしておりました」
「お言葉に甘えて休養先に選ばせてもらったよ。お世話になります」
深くお辞儀をするマフダルに、アシェルナオもぺこりと頭を下げる。
「お世話になります」
マロシュもアシェルナオの後ろで頭を下げた
「ナオ様にお越しいただいて、マフダルは嬉しいですよ。至らないところがあればなんなりとおっしゃってください。まずはサロンに場所を移しましょう」
マフダルに案内されたサロンには、先に来ていたアイナとドリーン、それに見知った女性がいた。
「ショトラ先生」
17年前にお世話になった女医の姿を見て、アシェルナオは驚きに勝る喜びの表情を浮かべる。
「本当にナオ様なんですね」
ショトラは信じられないと言った顔でアシェルナオを凝視した。
「まずはお掛けください」
マフダルに促されて、アシェルナオは1人がけの椅子に座る。
そのそばの椅子にショトラは腰を下ろした。
「生まれ変わったと言われたって、信じられないよね」
まじまじと自分を見つめるショトラに、アシェルナオは申し訳ない顔をした。
「新聞を読みました。実は以前からアイナとドリーンから育児についての相談を受けていて、お世話をしている子供のことだと聞かされてはいたんですが、あまりに親身な質問が多かったので、私はてっきり2人の子供についての相談だと思っていたんですよ。最近それがナオ様のことだと聞かされたばかりで」
「ナオ様のことは秘密でしたので」
「ナオ様のお世話をするのに、ショトラ先生の助言はすごく参考になりました」
カップをローテーブルに置きながらアイナとドリーンはショトラに恐縮した。
「この世の奇跡を目の当たりにして感動しているだけです。王太子の命と引き換えに消えてしまったままなら、あまりにも惨い。ずっとそう思ってきましたから」
ソーメルスの砦での出来事を乗り越えるために、梛央がどれだけ悲惨な状況を克服したのか。
乗り越えるために梛央を支え続けた周囲の者たちの必死の献身。
そのどちらも尊いものだったが、何より純粋で心根の美しい梛央自身の命は、たとえ一国の王太子のためであろうと投げ出していいものではなかった。
この17年。ショトラも心に昇華できない苦い思いを引きずっていたのだ。
「僕は、ヴァルを庇って死んだことを後悔してないよ? 女神様のおかげで僕はまたこの世界に生まれてきたけど、僕のことはずっと隠されてきたから挨拶できなくてごめんなさい。僕も、10歳で洗礼を受けるまでは僕が僕だってことがわからなかったし、ヴァルに僕のことを教えたのも3年前だったんだ」
「ナオ様に怒ってるわけではありませんよ。女神の采配に感謝しています。またお会いできて嬉しいですとも。お年も、ちょうどあの頃と同じ16歳なんですね」
「うん。ショトラ先生も、17年経ったとは思えないね。この世界の人は前の世界より大人になってから年を取るのがゆっくりだから、びっくりしちゃう。テュコは子供から大人になったから全然違うけど。マロシュも。でもベルっちもサムーもマフダルも、周りの大人の人はあの頃とあまり変わらないんだよね」
「この国の平均寿命は120歳。100歳を越えても現役で仕事してますからね。60歳で子供を産むケースもありますよ」
「前の世界では100歳まで生きる人も増えてたけど、平均寿命は80代だし、健康年齢は70代だった。僕、ヴァルと9歳くらいの差があるんだけど、将来僕の方が早く歳をとって死んじゃうのかな」
アシェルナオは今まで漠然と抱えていた不安を口にした。
「そんなことを考えていたんですか?」
10歳の頃から一緒にいるアシェルナオの初めての吐露に、逆にテュコの方が動揺した。
「ここの人たちは長生きだな、って思ってた。前いた世界でも、僕が住んでいた国の平均寿命は高かったけど、それでも80ちょっとだったし」
「もしナオ様があの時殿下を庇うような事態が起きなかったとしたらナオ様は現在33歳になっておられたはずです。殿下は25歳。それでもナオ様がずっと年下に見えていたと思いますよ」
そうかな、と呟くアシェルナオに、
「そうですとも。それに」
テュコは言葉を続けようとしたが、
「その先は私が言う」
それを遮る声がした。
※※※※※※※※※※※※※※※※
感想、エール、いいね、ありがとうございます(。uωu))ペコリ
今年もよろしくお願いします(。uωu))ペコリ
「第2部の人物紹介とか設定とか」で書いていた設定です。いまさら、ですけど……
「申し訳ない、ナオ様。サリアンはまだ本調子じゃないから同行できないんだ」
シーグフリードの横でケイレブが頭を下げる。
2人目を懐妊したサリアンはまだ悪阻が続いているらしい。
「休養しに行くだけだから、そんなに護衛はいらないよ? サリアンにお大事に、って伝えてね」
アシェルナオはまったく気にしていない表情で微笑む。
「護衛は必要だよ、アシェルナオ。今回は私的な休養だからアダルベルトとハヴェルは同行できない。向こうにいるあいだはマフダルがエンロート騎士団から数名を選出してくれるが、身近にいる護衛騎士は休養気分に水を差さない、気安い間柄の護衛騎士が必要だろう?」
「はい、兄様。でもテュコとキナクがいてくれるから大丈夫です」
テュコの後ろに控えるキナクが軽く頭を下げる。
「今回はフォルシウスも同行できないんだ。代わりに同行したいと申し出てる人間がいる」
シーグフリードの言葉を受けて、ケイレブの後ろから前へ進み出たのはクランツだった。
「実はロザーリエが珍しく熱を出して、フォルを離さないんです。フォルの代わりにはならないかもしれませんが、たまたま休暇を取っている私がナオ様の休養に同行させてもらってもよろしいでしょうか」
クランツは人好きのする笑顔で申し出る。
「クランツが一緒なのは嬉しいけど、リィちゃんは大丈夫?」
「むしろロザーリエから、フォルの代わりに同行してほしいと言われました。フォルからもナオ様をお護りするように言われています」
苦笑するクランツは、顔を引き締めて臣下の礼を執る。
「わかった。よろしくね、クランツ」
「では私からも。マロシュとブレンドレルをよろしくお願いします」
イクセルが言うと、遠慮がちにマロシュとブレンドレルが前に進み出て頭を下げる。
「はーい。マロシュ、休養が必要な者同士のんびりしようね」
「同行させてもらって、すみません」
マロシュは殊勝な面持ちでアシェルナオに詫びた。
かつての「おねえちゃん」は、今では精霊の愛し子であり王太子殿下の婚約者なのだ。
その人物と一緒に休養するように言ったシーグフリードを、マロシュは少し恨めしく思っていた。
幽玄の薔薇の館の火事と館主の死により幕を下ろした潜入調査から戻ったマロシュを、半ば強制的にアシェルナオの休養に同行させるよう手配したシーグフリードは、彼にしてみれば慰労のつもりなのだろう。
エンロート観光は魅力的だが、だからといって愛し子で王太子の婚約者と同行するのは、無邪気だった子供の頃と違ってだいぶ緊張するのだ。
人の意見を聞かずに強引に決めてしまうあたり、意外にシーグフリードは不器用なのではないのか? そう思ってしまうマロシュだった。
「準備ができました」
係の合図に、アシェルナオは同行者とともに転移陣の上に乗る。が、その視線は転移陣の間を見回していた。
その視線は誰かを探すためだったが、テュコやシーグフリードたちはアシェルナオが誰を探しているのかを分かっていて、あえて見ないふりをした。
「行ってきます、兄様」
やがて、いないことに諦めがついたアシェルナオはシーグフリードに視線を向ける。
「ああ、ゆっくりしておいで」
手を振るシーグフリードを含めた部屋の様相がぐにゃりと歪む。
次に視界がクリアになったときには、目の前にいたのはマフダルだった。
「ようこそ、ナオ様。お待ちしておりました」
「お言葉に甘えて休養先に選ばせてもらったよ。お世話になります」
深くお辞儀をするマフダルに、アシェルナオもぺこりと頭を下げる。
「お世話になります」
マロシュもアシェルナオの後ろで頭を下げた
「ナオ様にお越しいただいて、マフダルは嬉しいですよ。至らないところがあればなんなりとおっしゃってください。まずはサロンに場所を移しましょう」
マフダルに案内されたサロンには、先に来ていたアイナとドリーン、それに見知った女性がいた。
「ショトラ先生」
17年前にお世話になった女医の姿を見て、アシェルナオは驚きに勝る喜びの表情を浮かべる。
「本当にナオ様なんですね」
ショトラは信じられないと言った顔でアシェルナオを凝視した。
「まずはお掛けください」
マフダルに促されて、アシェルナオは1人がけの椅子に座る。
そのそばの椅子にショトラは腰を下ろした。
「生まれ変わったと言われたって、信じられないよね」
まじまじと自分を見つめるショトラに、アシェルナオは申し訳ない顔をした。
「新聞を読みました。実は以前からアイナとドリーンから育児についての相談を受けていて、お世話をしている子供のことだと聞かされてはいたんですが、あまりに親身な質問が多かったので、私はてっきり2人の子供についての相談だと思っていたんですよ。最近それがナオ様のことだと聞かされたばかりで」
「ナオ様のことは秘密でしたので」
「ナオ様のお世話をするのに、ショトラ先生の助言はすごく参考になりました」
カップをローテーブルに置きながらアイナとドリーンはショトラに恐縮した。
「この世の奇跡を目の当たりにして感動しているだけです。王太子の命と引き換えに消えてしまったままなら、あまりにも惨い。ずっとそう思ってきましたから」
ソーメルスの砦での出来事を乗り越えるために、梛央がどれだけ悲惨な状況を克服したのか。
乗り越えるために梛央を支え続けた周囲の者たちの必死の献身。
そのどちらも尊いものだったが、何より純粋で心根の美しい梛央自身の命は、たとえ一国の王太子のためであろうと投げ出していいものではなかった。
この17年。ショトラも心に昇華できない苦い思いを引きずっていたのだ。
「僕は、ヴァルを庇って死んだことを後悔してないよ? 女神様のおかげで僕はまたこの世界に生まれてきたけど、僕のことはずっと隠されてきたから挨拶できなくてごめんなさい。僕も、10歳で洗礼を受けるまでは僕が僕だってことがわからなかったし、ヴァルに僕のことを教えたのも3年前だったんだ」
「ナオ様に怒ってるわけではありませんよ。女神の采配に感謝しています。またお会いできて嬉しいですとも。お年も、ちょうどあの頃と同じ16歳なんですね」
「うん。ショトラ先生も、17年経ったとは思えないね。この世界の人は前の世界より大人になってから年を取るのがゆっくりだから、びっくりしちゃう。テュコは子供から大人になったから全然違うけど。マロシュも。でもベルっちもサムーもマフダルも、周りの大人の人はあの頃とあまり変わらないんだよね」
「この国の平均寿命は120歳。100歳を越えても現役で仕事してますからね。60歳で子供を産むケースもありますよ」
「前の世界では100歳まで生きる人も増えてたけど、平均寿命は80代だし、健康年齢は70代だった。僕、ヴァルと9歳くらいの差があるんだけど、将来僕の方が早く歳をとって死んじゃうのかな」
アシェルナオは今まで漠然と抱えていた不安を口にした。
「そんなことを考えていたんですか?」
10歳の頃から一緒にいるアシェルナオの初めての吐露に、逆にテュコの方が動揺した。
「ここの人たちは長生きだな、って思ってた。前いた世界でも、僕が住んでいた国の平均寿命は高かったけど、それでも80ちょっとだったし」
「もしナオ様があの時殿下を庇うような事態が起きなかったとしたらナオ様は現在33歳になっておられたはずです。殿下は25歳。それでもナオ様がずっと年下に見えていたと思いますよ」
そうかな、と呟くアシェルナオに、
「そうですとも。それに」
テュコは言葉を続けようとしたが、
「その先は私が言う」
それを遮る声がした。
※※※※※※※※※※※※※※※※
感想、エール、いいね、ありがとうございます(。uωu))ペコリ
今年もよろしくお願いします(。uωu))ペコリ
「第2部の人物紹介とか設定とか」で書いていた設定です。いまさら、ですけど……
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