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第5部
ヴァル……
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みつの日記が敷布団の上に滑り落ちる。
「うっ……ううっ……」
こみあげる嗚咽をおさえきれず、アシェルナオは敷布団に突っ伏した。
みつの日記は明日モンパレに行くというところで終わっていた。
そこで何かが起きたのだ。みつが消えてしまうような何かが。エーリクやスーザーが怒りに震えるような何かが。それ以来スーザーが現れなくなったような何かが。
迫害されても健気に前向きに頑張っていたみつが、自分を忌み嫌った村に薬を届けようとして消えてしまったことに、アシェルナオは胸が張り裂けそうだった。
同じ愛し子という立場でありながら最初から言葉が通じ、読み書きができて、周囲に慈しまれてきた自分と、言葉も通じず、文字もわからず、懸命に使命をまっとうしようとして迫害されて消失したみつ。
自分がみつの立場であったなら、と思うと、愛されて護られて生きて来た罪悪感がアシェルナオの胸に押し寄せていた。みつに申し訳がなかった。
甘やかされてきた自分に嫌悪感がわき、吐き気がした。
『ナオのせいじゃない。泣かないで、ナオ』
顔を伏せて泣くアシェルナオを見ながらくーも泣いていた。
『おっきいひとも、いまのナオみたいにくるしんだ。くるしんで、黒くなった。ナオは黒くならないで。いなくならないで。ひとりにしないで』
アシェルナオの髪をくいくいと引っ張って、くーが懇願するが、罪悪感に激しく苛まれているアシェルナオには届かなかった。
「ナオ様、起きていらっしゃいますか?」
ビビアナの声がした。
アシェルナオが顔をあげると、ビビアナが土間に立っていた。
その手には畳まれたパーカーとスウェットがあったが、パーカーの上にヴァレリラルドから貰った指輪のペンダントがのせられているのを見たアシェルナオは、立ち上がるとビビアナに向かって駆け出した。
「お持ちしますから」
走らないで、と言おうとしたビビアナの目の前で、アシェルナオは寝間着の裾を踏んで前のめりに体が傾く。
このままでは土間に落ちる。と、咄嗟に手を伸ばして落ちて来る体を受け止めたビビアナだったが、勢いあまってアシェルナオと一緒に土間に倒れた。
洗濯した服が土間に落ち、チェーンに繋がれた指輪も落ちる。
アシェルナオは土間に手をついて体を持ち上げ、手を伸ばしてヴァレリラルドの瞳の色の石の嵌まる指輪を掴んだ。
「ヴァル……」
「バ……」
「バカではない。今後数日分の仕事はしてきたし、あとのことはテイメンに任せて来た。今回ばかりはテイメンも反対はしなかったぞ」
アシェルナオが攫われてから4日めも日が落ち始めた頃。
古城の、アシェルナオ奪還の捜索本部となっている広間に現れた一行を見てテュコが口を開いたが、ローセボームは可愛くてしかたのない末の子に続きを言わせなかった。
「邪魔……」
「ローセボームに尻を叩かれて私も数日間の手が空くほどの仕事をしてきたんだ。邪魔ならば私のことは空気と思えばいい」
ヴァレリラルドに言われる前にベルンハルドは制する。
「もうす……」
「もう4日が経っている。時間切れだ。明日にはうちの団を投入するぞ」
マフダルの状況説明をケイレブが遮断する。
「もう待てない! アシェルナオが見つかるまでは私もここで待つ!」
オリヴェルは自分を諌めるに違いないシーグフリードに先んじて決意表明した。
王城でアシェルナオ奪還の報告を待ち続けていた者たちは、さすがにこれ以上は待てないと、痺れを切らして王城から転移陣を使ってエンロートの司令本部に乗り込んでいた。
「こういう時ですから挨拶は省かせていただきますわ」
涼やかな声で広間に足を踏み入れたパウラは、シルヴマルク王国の国王と宰相に向かって優雅なしぐさでカーテシーを披露する。
「パウラ、私は」
「みなさまのお気持ちはわかります。誰もお越しになったことを責めてはおりませんわ。ですが、場に入っては場に倣え、です。みなさま同様、いえ、それ以上に、ここにいる者たちの疲弊は激しいのです」
パウラの言葉に、ベルンハルドやローセボームたちは広間の者たちを見回す。
ヴァレリラルドもマフダルも護衛騎士たちもみな、焦燥と疲労の色が濃かった。
そこに物々しく威圧的に乱入したことは、その雰囲気そのものが毒のようなものだった。
「すまない」
現場にいる者こそ進展の見えない状況が長く続いていることが辛い。それを思いやれなかったことをベルンハルドは詫びた。
「いえ、むしろこれまでよく我慢されたかと。私たちもあと一歩のところまで来ています。アシェルナオを奪還するのは時間の問題です」
毅然とした表情でシーグフリードとマフダルはベルンハルドたちの前に進み出る。
「本当か、マフダル」
「ナオ様を拉致したとみられる男女の行方をニレモセ川の上流に絞って捜索中です。その周辺は鍛冶師の集落と、その奥に牧草地帯が広がっている場所。地元の者以外が潜伏するような場所はありません」
「そうか。今日中にナオが見つからない場合、明日から統括騎士団も投入するぞ」
「第三も投入する準備はできてるからな」
ベルンハルドとケイレブがマフダルに決定事項をトップダウンする。
「お前たち、聞いての通りだ。もう秘密裏に捜索する時ではない。明日からは大々的に捜索する。捜索隊が戻ってきたら明日からの編成を組みなおすぞ」
マフダルの喝に、広間にいた者たちも力強い呼応を返す。
「大丈夫かい、パウラ。眠れていないのだろう?」
オリヴェルはパウラの側に来てその肩を抱き寄せる。
「あなたこそ」
オリヴェルの肩口に頭を預けて、パウラは顔を歪める。可愛い我が子が攫われたオリヴェルとパウラは、寄り添って悲痛な思いを共有していた。
「キュイキュイッ」
2人を見て、ヴァレリラルドとリボンで繋がれているふよりんが決意をあらたにする。
「オリヴェル、パウラ。必ずナ……」
ナオを取り戻す。そう言おうとした途中でヴァレリラルドの姿が消えた。
※※※※※※※※※※※※※※※※
エール、いいね、ありがとうございます。
うちにはわんこがいます。わんこ逃走防止のために玄関のところに膝より高いくらいのゲートを設置しています。
ロックをはずしてゲートを開閉して通るのが面倒なので毎回跨いじゃうのですが、本が詰まった重い段ボールを持って跨いだら足が引っかかって大コケしました。右を下にしてコケたので右半身を強打&擦過傷。そして手首と足首捻挫。
面倒くさくても毎回開閉しましょうね。
「うっ……ううっ……」
こみあげる嗚咽をおさえきれず、アシェルナオは敷布団に突っ伏した。
みつの日記は明日モンパレに行くというところで終わっていた。
そこで何かが起きたのだ。みつが消えてしまうような何かが。エーリクやスーザーが怒りに震えるような何かが。それ以来スーザーが現れなくなったような何かが。
迫害されても健気に前向きに頑張っていたみつが、自分を忌み嫌った村に薬を届けようとして消えてしまったことに、アシェルナオは胸が張り裂けそうだった。
同じ愛し子という立場でありながら最初から言葉が通じ、読み書きができて、周囲に慈しまれてきた自分と、言葉も通じず、文字もわからず、懸命に使命をまっとうしようとして迫害されて消失したみつ。
自分がみつの立場であったなら、と思うと、愛されて護られて生きて来た罪悪感がアシェルナオの胸に押し寄せていた。みつに申し訳がなかった。
甘やかされてきた自分に嫌悪感がわき、吐き気がした。
『ナオのせいじゃない。泣かないで、ナオ』
顔を伏せて泣くアシェルナオを見ながらくーも泣いていた。
『おっきいひとも、いまのナオみたいにくるしんだ。くるしんで、黒くなった。ナオは黒くならないで。いなくならないで。ひとりにしないで』
アシェルナオの髪をくいくいと引っ張って、くーが懇願するが、罪悪感に激しく苛まれているアシェルナオには届かなかった。
「ナオ様、起きていらっしゃいますか?」
ビビアナの声がした。
アシェルナオが顔をあげると、ビビアナが土間に立っていた。
その手には畳まれたパーカーとスウェットがあったが、パーカーの上にヴァレリラルドから貰った指輪のペンダントがのせられているのを見たアシェルナオは、立ち上がるとビビアナに向かって駆け出した。
「お持ちしますから」
走らないで、と言おうとしたビビアナの目の前で、アシェルナオは寝間着の裾を踏んで前のめりに体が傾く。
このままでは土間に落ちる。と、咄嗟に手を伸ばして落ちて来る体を受け止めたビビアナだったが、勢いあまってアシェルナオと一緒に土間に倒れた。
洗濯した服が土間に落ち、チェーンに繋がれた指輪も落ちる。
アシェルナオは土間に手をついて体を持ち上げ、手を伸ばしてヴァレリラルドの瞳の色の石の嵌まる指輪を掴んだ。
「ヴァル……」
「バ……」
「バカではない。今後数日分の仕事はしてきたし、あとのことはテイメンに任せて来た。今回ばかりはテイメンも反対はしなかったぞ」
アシェルナオが攫われてから4日めも日が落ち始めた頃。
古城の、アシェルナオ奪還の捜索本部となっている広間に現れた一行を見てテュコが口を開いたが、ローセボームは可愛くてしかたのない末の子に続きを言わせなかった。
「邪魔……」
「ローセボームに尻を叩かれて私も数日間の手が空くほどの仕事をしてきたんだ。邪魔ならば私のことは空気と思えばいい」
ヴァレリラルドに言われる前にベルンハルドは制する。
「もうす……」
「もう4日が経っている。時間切れだ。明日にはうちの団を投入するぞ」
マフダルの状況説明をケイレブが遮断する。
「もう待てない! アシェルナオが見つかるまでは私もここで待つ!」
オリヴェルは自分を諌めるに違いないシーグフリードに先んじて決意表明した。
王城でアシェルナオ奪還の報告を待ち続けていた者たちは、さすがにこれ以上は待てないと、痺れを切らして王城から転移陣を使ってエンロートの司令本部に乗り込んでいた。
「こういう時ですから挨拶は省かせていただきますわ」
涼やかな声で広間に足を踏み入れたパウラは、シルヴマルク王国の国王と宰相に向かって優雅なしぐさでカーテシーを披露する。
「パウラ、私は」
「みなさまのお気持ちはわかります。誰もお越しになったことを責めてはおりませんわ。ですが、場に入っては場に倣え、です。みなさま同様、いえ、それ以上に、ここにいる者たちの疲弊は激しいのです」
パウラの言葉に、ベルンハルドやローセボームたちは広間の者たちを見回す。
ヴァレリラルドもマフダルも護衛騎士たちもみな、焦燥と疲労の色が濃かった。
そこに物々しく威圧的に乱入したことは、その雰囲気そのものが毒のようなものだった。
「すまない」
現場にいる者こそ進展の見えない状況が長く続いていることが辛い。それを思いやれなかったことをベルンハルドは詫びた。
「いえ、むしろこれまでよく我慢されたかと。私たちもあと一歩のところまで来ています。アシェルナオを奪還するのは時間の問題です」
毅然とした表情でシーグフリードとマフダルはベルンハルドたちの前に進み出る。
「本当か、マフダル」
「ナオ様を拉致したとみられる男女の行方をニレモセ川の上流に絞って捜索中です。その周辺は鍛冶師の集落と、その奥に牧草地帯が広がっている場所。地元の者以外が潜伏するような場所はありません」
「そうか。今日中にナオが見つからない場合、明日から統括騎士団も投入するぞ」
「第三も投入する準備はできてるからな」
ベルンハルドとケイレブがマフダルに決定事項をトップダウンする。
「お前たち、聞いての通りだ。もう秘密裏に捜索する時ではない。明日からは大々的に捜索する。捜索隊が戻ってきたら明日からの編成を組みなおすぞ」
マフダルの喝に、広間にいた者たちも力強い呼応を返す。
「大丈夫かい、パウラ。眠れていないのだろう?」
オリヴェルはパウラの側に来てその肩を抱き寄せる。
「あなたこそ」
オリヴェルの肩口に頭を預けて、パウラは顔を歪める。可愛い我が子が攫われたオリヴェルとパウラは、寄り添って悲痛な思いを共有していた。
「キュイキュイッ」
2人を見て、ヴァレリラルドとリボンで繋がれているふよりんが決意をあらたにする。
「オリヴェル、パウラ。必ずナ……」
ナオを取り戻す。そう言おうとした途中でヴァレリラルドの姿が消えた。
※※※※※※※※※※※※※※※※
エール、いいね、ありがとうございます。
うちにはわんこがいます。わんこ逃走防止のために玄関のところに膝より高いくらいのゲートを設置しています。
ロックをはずしてゲートを開閉して通るのが面倒なので毎回跨いじゃうのですが、本が詰まった重い段ボールを持って跨いだら足が引っかかって大コケしました。右を下にしてコケたので右半身を強打&擦過傷。そして手首と足首捻挫。
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