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第5部
愛される資格
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「当時のアールネテーム王の汚点については凡そわかっていたが、今更ながら胸糞の悪い先祖だったな」
アシェルナオの話を聞いたベルンハルドが吐き捨てる。
「契約魔法を行使していたのなら、みつ様の存在そのものが隠蔽されていたことも頷けますね」
ローセボームが納得した声を出すと、
「国民からの迫害を黙認していたアールネテーム王ですから、みつ様が消えたことでその身に何が起きたのかはわかっていたはず。どんなに忌避していてもみつ様は愛し子。精霊からの報復を恐れて王都を遷都したのでしょう」
シーグフリードも頷く。
「みつ様は愛し子として立派な方だったようだ。エーリクが慕っていたというから、精霊神殿の者たちはみなみつ様を敬愛したのだろうな」
「うん……みつさんは心の美しい人だった。精霊神殿以外の人たちには受け入れられなかったけど、それを知った上で誰にでも優しくすることができる素晴らしい人だった。……僕、みつさんの日記を読んだんだ」
「みつ様の日記が残っていたのか」
アシェルナオの発言に瞠目したのはオルドジフだけではなかった。エーリクの手記が存在し、それを子孫が受け継いできたことにも驚かされたが、愛し子本人の日記が残されていた事実はそれを上回る驚愕だった。
「エーリクの子孫に、手記と一緒に受け継がれていたんだ。でも、みつさんの日記は誰にも読めなかったから、何が書かれているのか誰もわからなかった」
「読めなかった?」
「みつさんはこの世界の言葉がわからなかったんだ。文字も読めなくて、書けなかった。みつさんの日記は前の世界の言葉で書かれていたから、僕には読めたんだ」
「まさか、そんな……」
初めて聞かされる事実に戸惑う人々の中でヴァレリラルドは比較的冷静にアシェルナオを見つめる。
「17年前にこの世界に落ちて来たナオは、最初から言葉がわかっていたよね」
「うん。最初から話ができたし、読み書きもできた。不思議だとは思っていたけど、もし通じていなかったらとても不自由だったと思う。みつさんにはスーザーがいたから、この国の人たちの言葉はスーザーが教えてくれたけど、スーザーはみつさんにしか見えなかったから、みつさんは自分の気持ちを伝えるのにとても苦労したんだ」
「スーザー?」
「スーザーは夜の精霊だよ」
「ああ。そういえば、隠れていた夜の精霊が戻ってきたと言っていたね」
オルドジフの言葉に、アシェルナオは小さく首を振る。
「隠れていたのは、くー。小さい精霊。スーザーはおっきい夜の精霊なんだ」
みつのことを思うと、どうしても陰鬱な気持ちになってしまうアシェルナオの前に、くーとぴかが手を繋いでやってきた。
『ナオ、だいじょうぶ?』
『ナオ、ぼくたちはもうなかよしだよ』
ねー、と頷きあうくーとぴかの周りでは他の精霊たちもうんうんと頷いている。
「うん。大丈夫」
ナオは精霊たちに儚い笑みを向けると、みつの日記のことを話した。
みつの生まれた時代とその生い立ち。望まない結婚をしなければいけなかったこと。絶望してこの世界にきたこと。スーザーから迎えられた事。スーザー以外とは言葉が通じなかったこと。読み書きもできなかったこと。
文字を覚えながら、頑張ったこと。浄化も進んで行ったこと。心根の美しい人で好かれていたこと。積極的に黒痣病に取り組んだこと。けれど国王や国民からは忌避されていたこと。モンパレ村でもひどい扱いを受けたこと。再度モンパレの村へ行くと書かれていたこと。そこで手記が終わって、みつもスーザーもいなくなったこと。くーは安らぎの家に隠れていたこと。一緒にきたこと。今は他の精霊たちと一緒にそばにいること。
「みつさんはスタンピードのときも神殿騎士しか護衛がつけられなかったけど、恐れずに浄化を頑張ったし、浄化以外でもこの国の役に立とうとしていたんだ。みつさんの貢献は素晴らしかったのに、不遇で精霊神殿の者以外に受け入れられなかった。迫害にあった。最後は消えてしまった。バールス先生の手伝いをして黒痣病を治す薬にも貢献していたのに、特効薬ができたら黒痣病はバールス先生の名前をとってバールス病って名前に変わった。愛し子の特徴である『黒』を、そこまで徹底して隠すなんて……。みつさんが可哀そうで……」
悲し気に伏せられたアシェルナオの瞳から一粒の涙が零れ落ちる。
「ナオ……」
「僕は、落ちて来たときにヴァルと出会って、テュコとアイナとドリーンがこの国での僕の居場所になってくれて。シアンハウスのサミュエルも、ベルっちも優しくて、僕の護衛騎士になったクランツもフォルもみんな優しくて。アシェルナオになってからも父様、母様、兄様、テュコたちに愛されてきた。僕、こんなに愛されていいのかな……。愛される資格、あるのかな……。僕ばかりよくしてもらって、みつさんに申し訳なくて……」
身を切られるような悲しみを吐露するアシェルナオに、ヴァレリラルドは繋いだ手を一旦離して、それから両手で握りなおした。
「私は一目でナオを好きになった。当時の私は子供だったが、ナオと一緒に過ごすうちにナオを愛していること気づいたよ。それはナオに愛される資格があったからじゃない。ナオという人間がとても可愛くて魅力的で素晴らしくて、ナオを愛さずにいられなかったんだ」
「ヴァル……」
「兄様も父様も母様も、アシェルナオを愛そうと思って愛したわけじゃないぞ。アシェルナオの愛くるしい笑顔を見ると、自然と愛情があふれ出るんだ」
普段は冷淡ともとれる表情を見せるシーグフリードも、アシェルナオにだけはとろけるような笑みを見せる。
「アシェルナオの素直で純粋な笑顔は癒しですもの。わからないかもしれないけど、アシェルナオが思っている以上に私たちを幸せにしてくれているのよ」
「父様もたくさんのものをアシェルナオからもらっているよ。愛されることに資格はいらない。資格がいるとしたら、私たちを幸せにしてくれるアシェルナオには十分その資格があるんだよ」
パウラもオリヴェルも悲しみに翻弄されている我が子に心からの思いを伝えた。
「……ありがとう、兄様、母様、父様。くーも、他の精霊たちも、みつさんがこの国に愛されなかったのに自分は愛されていると僕が悩むのは違うと言ってくれるんだ……。それでも、胸が痛い。どうしようもないとわかっているけど、みつさんを救いたかった。そう思ってしまうんだ」
アシェルナオの顔が歪んで、さらに一粒二粒と涙が零れ落ちる。
「そうだね。辛いね……」
ヴァレリラルドは泣いているアシェルナオを自分の胸に飛び込ませて背中を優しく撫でた。
「うん……。だから、兄さま。絶対にメーヴィスとビビアナにひどい罪を科さないで。メーヴィスがこんな方法しか取れなかったのは、みつさんのことをなかったことにした当時の国王と、国王の意向を受け入れて契約魔法を許した精霊神殿のせいなんだ。精霊神殿の神官のメーヴィスは、みつさんのことを表立って言えないから直接僕にだけ伝えたかった。だから僕付の神官になりたいって直談判したけど、僕が断って、キュビエの精霊神殿を出されてしまって、他に手段がなかったんだ。ビビアナは自分の家の宿命だからって、メーヴィスのすることに従っただけなんだ」
「……事情はわかったが、愛し子だとわかった上でアシェルナオを拉致したのだから全てをなかったことにはできない。けれども陛下やマフダル殿とも協議して、重い罪にはしないようにすると約束するよ」
「ありがとう兄様。あとで2人に会える?」
「アシェルナオが元気になったら、な」
シーグフリードの言葉に、ようやくアシェルナオの表情が緩む。
「ここで一旦お開きにしましょう。長時間の面会はナオ様に負担が大きいです」
話の区切りを感じてショトラが宣言した。
「先生、ヴァルともう少し一緒にいたい」
アシェルナオの願いに、ヴァレリラルドも無言でショトラに視線を送る。
「わかりました。ただし私も部屋に残ります」
頷くショトラだが、その胸には一抹の不安が残ったままだった。
※※※※※※※※※※※※※※※※
エール、いいね、ありがとうございます。
今日は四十九日の法要でした。
少しだけ心の区切りがつきました。
アシェルナオの話を聞いたベルンハルドが吐き捨てる。
「契約魔法を行使していたのなら、みつ様の存在そのものが隠蔽されていたことも頷けますね」
ローセボームが納得した声を出すと、
「国民からの迫害を黙認していたアールネテーム王ですから、みつ様が消えたことでその身に何が起きたのかはわかっていたはず。どんなに忌避していてもみつ様は愛し子。精霊からの報復を恐れて王都を遷都したのでしょう」
シーグフリードも頷く。
「みつ様は愛し子として立派な方だったようだ。エーリクが慕っていたというから、精霊神殿の者たちはみなみつ様を敬愛したのだろうな」
「うん……みつさんは心の美しい人だった。精霊神殿以外の人たちには受け入れられなかったけど、それを知った上で誰にでも優しくすることができる素晴らしい人だった。……僕、みつさんの日記を読んだんだ」
「みつ様の日記が残っていたのか」
アシェルナオの発言に瞠目したのはオルドジフだけではなかった。エーリクの手記が存在し、それを子孫が受け継いできたことにも驚かされたが、愛し子本人の日記が残されていた事実はそれを上回る驚愕だった。
「エーリクの子孫に、手記と一緒に受け継がれていたんだ。でも、みつさんの日記は誰にも読めなかったから、何が書かれているのか誰もわからなかった」
「読めなかった?」
「みつさんはこの世界の言葉がわからなかったんだ。文字も読めなくて、書けなかった。みつさんの日記は前の世界の言葉で書かれていたから、僕には読めたんだ」
「まさか、そんな……」
初めて聞かされる事実に戸惑う人々の中でヴァレリラルドは比較的冷静にアシェルナオを見つめる。
「17年前にこの世界に落ちて来たナオは、最初から言葉がわかっていたよね」
「うん。最初から話ができたし、読み書きもできた。不思議だとは思っていたけど、もし通じていなかったらとても不自由だったと思う。みつさんにはスーザーがいたから、この国の人たちの言葉はスーザーが教えてくれたけど、スーザーはみつさんにしか見えなかったから、みつさんは自分の気持ちを伝えるのにとても苦労したんだ」
「スーザー?」
「スーザーは夜の精霊だよ」
「ああ。そういえば、隠れていた夜の精霊が戻ってきたと言っていたね」
オルドジフの言葉に、アシェルナオは小さく首を振る。
「隠れていたのは、くー。小さい精霊。スーザーはおっきい夜の精霊なんだ」
みつのことを思うと、どうしても陰鬱な気持ちになってしまうアシェルナオの前に、くーとぴかが手を繋いでやってきた。
『ナオ、だいじょうぶ?』
『ナオ、ぼくたちはもうなかよしだよ』
ねー、と頷きあうくーとぴかの周りでは他の精霊たちもうんうんと頷いている。
「うん。大丈夫」
ナオは精霊たちに儚い笑みを向けると、みつの日記のことを話した。
みつの生まれた時代とその生い立ち。望まない結婚をしなければいけなかったこと。絶望してこの世界にきたこと。スーザーから迎えられた事。スーザー以外とは言葉が通じなかったこと。読み書きもできなかったこと。
文字を覚えながら、頑張ったこと。浄化も進んで行ったこと。心根の美しい人で好かれていたこと。積極的に黒痣病に取り組んだこと。けれど国王や国民からは忌避されていたこと。モンパレ村でもひどい扱いを受けたこと。再度モンパレの村へ行くと書かれていたこと。そこで手記が終わって、みつもスーザーもいなくなったこと。くーは安らぎの家に隠れていたこと。一緒にきたこと。今は他の精霊たちと一緒にそばにいること。
「みつさんはスタンピードのときも神殿騎士しか護衛がつけられなかったけど、恐れずに浄化を頑張ったし、浄化以外でもこの国の役に立とうとしていたんだ。みつさんの貢献は素晴らしかったのに、不遇で精霊神殿の者以外に受け入れられなかった。迫害にあった。最後は消えてしまった。バールス先生の手伝いをして黒痣病を治す薬にも貢献していたのに、特効薬ができたら黒痣病はバールス先生の名前をとってバールス病って名前に変わった。愛し子の特徴である『黒』を、そこまで徹底して隠すなんて……。みつさんが可哀そうで……」
悲し気に伏せられたアシェルナオの瞳から一粒の涙が零れ落ちる。
「ナオ……」
「僕は、落ちて来たときにヴァルと出会って、テュコとアイナとドリーンがこの国での僕の居場所になってくれて。シアンハウスのサミュエルも、ベルっちも優しくて、僕の護衛騎士になったクランツもフォルもみんな優しくて。アシェルナオになってからも父様、母様、兄様、テュコたちに愛されてきた。僕、こんなに愛されていいのかな……。愛される資格、あるのかな……。僕ばかりよくしてもらって、みつさんに申し訳なくて……」
身を切られるような悲しみを吐露するアシェルナオに、ヴァレリラルドは繋いだ手を一旦離して、それから両手で握りなおした。
「私は一目でナオを好きになった。当時の私は子供だったが、ナオと一緒に過ごすうちにナオを愛していること気づいたよ。それはナオに愛される資格があったからじゃない。ナオという人間がとても可愛くて魅力的で素晴らしくて、ナオを愛さずにいられなかったんだ」
「ヴァル……」
「兄様も父様も母様も、アシェルナオを愛そうと思って愛したわけじゃないぞ。アシェルナオの愛くるしい笑顔を見ると、自然と愛情があふれ出るんだ」
普段は冷淡ともとれる表情を見せるシーグフリードも、アシェルナオにだけはとろけるような笑みを見せる。
「アシェルナオの素直で純粋な笑顔は癒しですもの。わからないかもしれないけど、アシェルナオが思っている以上に私たちを幸せにしてくれているのよ」
「父様もたくさんのものをアシェルナオからもらっているよ。愛されることに資格はいらない。資格がいるとしたら、私たちを幸せにしてくれるアシェルナオには十分その資格があるんだよ」
パウラもオリヴェルも悲しみに翻弄されている我が子に心からの思いを伝えた。
「……ありがとう、兄様、母様、父様。くーも、他の精霊たちも、みつさんがこの国に愛されなかったのに自分は愛されていると僕が悩むのは違うと言ってくれるんだ……。それでも、胸が痛い。どうしようもないとわかっているけど、みつさんを救いたかった。そう思ってしまうんだ」
アシェルナオの顔が歪んで、さらに一粒二粒と涙が零れ落ちる。
「そうだね。辛いね……」
ヴァレリラルドは泣いているアシェルナオを自分の胸に飛び込ませて背中を優しく撫でた。
「うん……。だから、兄さま。絶対にメーヴィスとビビアナにひどい罪を科さないで。メーヴィスがこんな方法しか取れなかったのは、みつさんのことをなかったことにした当時の国王と、国王の意向を受け入れて契約魔法を許した精霊神殿のせいなんだ。精霊神殿の神官のメーヴィスは、みつさんのことを表立って言えないから直接僕にだけ伝えたかった。だから僕付の神官になりたいって直談判したけど、僕が断って、キュビエの精霊神殿を出されてしまって、他に手段がなかったんだ。ビビアナは自分の家の宿命だからって、メーヴィスのすることに従っただけなんだ」
「……事情はわかったが、愛し子だとわかった上でアシェルナオを拉致したのだから全てをなかったことにはできない。けれども陛下やマフダル殿とも協議して、重い罪にはしないようにすると約束するよ」
「ありがとう兄様。あとで2人に会える?」
「アシェルナオが元気になったら、な」
シーグフリードの言葉に、ようやくアシェルナオの表情が緩む。
「ここで一旦お開きにしましょう。長時間の面会はナオ様に負担が大きいです」
話の区切りを感じてショトラが宣言した。
「先生、ヴァルともう少し一緒にいたい」
アシェルナオの願いに、ヴァレリラルドも無言でショトラに視線を送る。
「わかりました。ただし私も部屋に残ります」
頷くショトラだが、その胸には一抹の不安が残ったままだった。
※※※※※※※※※※※※※※※※
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