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目を覚ます。
俺は何時間寝たんだろう。ふと窓に目をやると外は真っ暗になっていた。時計を見ると夜の10時。
本来ならこれから寝る時間なのだが、たっぷり寝た俺にはもう十分だ。
暇なので、と言っても常に暇な俺だが。リモコンを探し、意味もなくテレビをつける。
深夜なのにニュースなんてやってるんだ。一体誰が見るんだろう。俺みたいな生活時間が狂った奴のためにやっているのだろうか。いや、こんな奴がニュースを見る必要性なんてない。
そんなことを思いながらチャンネルを変える。
次は恋愛ドラマ。深夜だからかちょっと過激なシーンがある。成人男性ならこんなシーンを見て独りで妄想したりするんだろうけど俺には…そんなことも出来ない。
アリサの件があったからだ。
つくづく思うよ、いつまで彼女のことを引きづってるんだって。ただでさえ忘れられないのに記憶が薄れてきたと思ったのに。今更、彼女を街で見かけてしまうなんて。彼女の姿が記憶にハッキリと焼き付けられてしまった。
男の人と笑いあってる姿。俺の大好きな笑顔で。
俺は何時間寝たんだろう。ふと窓に目をやると外は真っ暗になっていた。時計を見ると夜の10時。
本来ならこれから寝る時間なのだが、たっぷり寝た俺にはもう十分だ。
暇なので、と言っても常に暇な俺だが。リモコンを探し、意味もなくテレビをつける。
深夜なのにニュースなんてやってるんだ。一体誰が見るんだろう。俺みたいな生活時間が狂った奴のためにやっているのだろうか。いや、こんな奴がニュースを見る必要性なんてない。
そんなことを思いながらチャンネルを変える。
次は恋愛ドラマ。深夜だからかちょっと過激なシーンがある。成人男性ならこんなシーンを見て独りで妄想したりするんだろうけど俺には…そんなことも出来ない。
アリサの件があったからだ。
つくづく思うよ、いつまで彼女のことを引きづってるんだって。ただでさえ忘れられないのに記憶が薄れてきたと思ったのに。今更、彼女を街で見かけてしまうなんて。彼女の姿が記憶にハッキリと焼き付けられてしまった。
男の人と笑いあってる姿。俺の大好きな笑顔で。
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