軌跡旅行

2キセイセ

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帰還編

58.白フード

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よく見ると…フードを被った白い魔道士ような高貴なフードをしたをした白髪で紫色の瞳をした人が、獣のような魔族に乗っていた…旅人?…おかしい、荷物がない。

そしてカッテスにこんな住民もいない…

「あのー大丈夫ですか?」

俺は声をかけた。

「……」

なんか言ってるけど…聞こえない…なんだこれ……俺は耳を澄ましてみた

「あ…が…神の魂か?」

ちょいちょいかすれて聞こえない…が、神の魂?ならゼロマジック関係者か。サッチャーさんに伝えよう。

「サッチャーさーん、ゼロマジックの誰かが来ましたよー!」

俺は大声で叫んだ。

「え!?ゼロマジック関係者…今日に誰か来る予定はない、何かの報告かもしれない!」

サッチャーさんの返事が返ってきた。

「……なんか、最悪な事態じゃないといいな…」

スペアが少し怯えながら言った。スペアは結構な心配性だ。

「スペア…怖いこと言わないでよ…」

マリンは不安になってスペアに言った。

「大丈夫だよ!私達が守れば!」

アカリは元気いっぱいだった。

そのフードの人がすこし近づいてきた、その時…サッチャーさんの顔が…絶望の顔になってたんだ。

「……!?あっ…あっ…嘘だ…」

俺はなにか、恐怖を感じた。

「ど、どうしたんですか?」

俺は聞いたが、答えてくれない。すると……

「三魔天と……六魔王だ…」

サッチャーさんが震えた声で言った。

「!?」

まじかよ!!あのフードの人…三魔天だったのか…人間で三魔天…いろいろやばいところはあるが、とにかくピンチだ!!

「獣神…ビトーグルと……グラッドだ…」

サッチャーさんは震えた声で言った。

「……!!」

俺達は言葉を失った。

「三魔天……六魔王を踏み台にできるレベルの権力もってるのかよ…」

「ちがう…ちがう……上に乗ってるのが…六魔王のグラッドなんだ!」

「!?」

サッチャーさんは絶望した顔で言った。

「そんな……どういう意味だ……」

スペアも少し怯えている。

「とにかく!白フードの男、グラッドはやばい!」

……グラッドがなにか言っている…

「さっさと走れよ、四つん這いは獣にふさわしいだろ」

そう言いながら、グラッドは黒い何かで首を絞めたビトーグルの首を絞めた。

「グゥッ……六魔王のくせに…」

ビトーグルは苦しんでいる。

「ああ、そうだな」

さらに強く首を締め始めた、すると……

「グ、ア、ア、アぁ…」

ビトーグルは動かなくなった。

「はぁ……使えない三魔天だ……」

グラッドは吐き捨てるように言った。

「なっ…なんだよ…三魔天を、いとも簡単に…ろっ…六魔王なんだよな?」

俺はグラッドの圧倒的強さに怯えていた。

「あぁ、そうだな。あと殺してない、こいつには猿でもわかる任務が控えてるんだ。」

グラッドはビトーグルを蹴り飛ばした。

「がぁっ……」

蹴られたビトーグルは変な声を出した。

そして、グラッドは俺たちの方を見てこういった。

「さて、お前ら………神の魂だけは見逃す、他の奴らは死ね」
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