軌跡旅行

2キセイセ

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第四章 集結編

110.支持を集めた王

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俺達は階段を下りきって、エルフ領に着いた。
着いた直後、クァーナさんは1呼吸して、こう叫んだ

「皆の者!!伝えなければならないことがある!!」

そしたら、見える限りのゼロマジック隊員は全員こっちを向いた。

「昨日、本拠地が襲撃にあった。その襲撃があり、ゾルドとビトーグルを殺すことに成功した!」

そう、クァーナさんが言うと、ゼロマジック隊員は歓喜に包まれ叫んでいる者や泣いている者までいた。

「しかし!犠牲は多かった。この襲撃があり、オッゴーン、タイラド、サッチャー、コリザムが犠牲になった。」

そう言うと、歓喜は少し収まり、ゼロマジック隊員は静かになり始めた。

「そして!!この手紙を貰った!」

そう言うと、先程グラッドからもらった手紙を読み始めた。
あの宣戦布告の手紙だ。

読み終えた頃には、隊員たちからは色々な意見が聞こえてきた。罠だから近づくなや、一網打尽のチャンスだや、魔族を助けるのは無理だなど。どれも、間違ってはいなかった。

「私の答えは決まっている。」

クァーナさんはまた一呼吸を置いて、力強くこういった。

「我々は、ダーハッドにて!魔族を殲滅し!もう一度私の政権と平和を取り戻すっ!!命を捨てる覚悟がないものは去れ!!これは、人間、エルフ、ドワーフ、魔族、全ての生物の意思だっ!!」

隊員達の士気は最大限上がった。

「「「「うおおおおおぉ!!!!!」」」」

数多の雄叫びが聞こえてくる、やっぱ王はカリスマ性が段違いだな……

「着いてこいっ!!最期の戦いに!!」

そう言うと、クァーナさんは階段をあがり始めた、それに引っ張られるように隊員達は階段をあがった。

俺達も流れるようにクァーナさんについて行った。
それから、エルフ領を出て、この街を歩いていると……

「なんだなんだ?」
「ゼロマジックじゃないの!?」

市民たちは珍しいものを見ているかのように俺達をみていた。
そうだ珍しい、こんな状況はないんだ。

「さあ、次はどこに行きましょうか?」

ラティーがクァーナさんにそう聞いていた

「次は……ラティーの隊と合流しようか。」

「承知しました。私の隊はおそらく、人間の大陸のウィーダム跡地、そこにいるはずです。」

「ではそこへ向かおう。港まで案内してくれ。」

「はっ!」

そう言うとラティーは大衆の先頭に立ち、港へ行き、船出をすることを伝え、歩いていった。

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