軌跡旅行

2キセイセ

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第四章 集結編

119.2個目

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さて………マダラさんの方に行くか。
確か、エルフの大陸に行った時にドベルとゾルドと戦った時に、確か「"あれ"をするのはまだ早い」とか言ってたな

その"あれ"を聞きに行くのだ

俺はユダーラさんに言われたところ、下の階へ向かって行った。

1階下に行ってから、隅々まで探したら、誰かの部屋であった場所にマダラさんはいた。

「あっ!マダラさん!」

「……何か用か?」

「はい、前に言ってたあれってなんすか?」

「"あれ"?」

「はい……なんかエルフの大陸にいた時の……神の岩にいたときの…」

俺がそう言うと、マダラさんはなにか思い出したかのような動きをした。

「ああっ、それか。今なら、話しても良さそうだな。ついてこい」

そう言うとマダラさんは、地下3階に向かう階段を下り、奥へ奥へ進んだ。ずーーと奥だ、俺はこの先に何があるか気になって聞いてみた

「ここら辺……なんかあるんですか?」

「ああ、見た方が早い。この奥だ」

マダラさんはそう言って奥にある扉を指さした。
その扉は、鋼鉄出できていて、いかにも重要そうなものが入ってそうだった。

「えっ…えっ…!?」

「知らないのも無理は無い、ここに行くことなんてそうそうないからな。」

そう言ってマダラさんはその扉に近ずいて、仮面の毛の中につけられていた鍵を取り出し、その扉の鍵穴に入れた。

ガチャっと、音がなり、マダラさんは俺の方を振り向いて言った。

「入っていいぞ。」

俺も扉に近ずいて、鋼鉄の扉を手で押した。
案外すぐ開いた。
そして俺は、開けた部屋の中を見た。

その中にはひとつの岩があった。
神々しい岩だ。

「…………なんすか?これ?」

俺は聞いた。そしたら………






「これは……神の岩だ」

…………?
いや、神の岩はエルフのほうにあるはず………
そう思っていると、マダラさんは俺の顔を見て、気づいたかのように言った。

「すまない、言い方が悪かったな。力の神の力が封印されている岩だ」

「えっ………じゃあ、エルフの方のあれは……」

「あれも神の岩、時の神の力が封印されている岩だ」

なっ……なるほど………たしかに言っていたような気がする。
だが、力の神も力を岩に封印していたのか………
となれば邪神や…願いの神もありそうだな

そう考えているとマダラさんは言った

「俺がいった"あれ"って言うのはこれを取り込むことだ」

「取り込む!?どうやって!?」

つい口に出た、えっ……えっ……そんなこと出来んの!?

「祈るんだ。だがまだ遅い。覚醒してからではないと、フレイン自身がもたない。もたなければ神の能力が消えてしまう。だからまだなんだ。あと、神の魂を持っているやつじゃないと取り込んだとしても何も変わりは無い。」

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