【完結!】冤罪かけられて、流刑になったから流刑先の都市を最高にしたいと思います

2キセイセ

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第一章 都市開発

カチコミ先での無双

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「そいつらのアジトに案内してくれる?」

「はい……ありがとう…ございます……」

俺は泣く少女に案内され地獄隊のアジトへ向かった

「ここが……地獄隊の本拠地です……」

そこはボロく、とても大きいとは言えない建物だった。

「あ~君はそこで待っていてくれる?」

「はい……わかりました……」

俺は中に入った。するとそこには、沢山の人が居た。

「お前ら、客人が来たぞ」

「おっ、何許可なく入ってきてんだゴラ?」

俺は無視して、奥に進んだ。

「ちょっと、お前らに話があってな」

「あぁ?!てめぇなんだよ!舐めた口聞いてんじゃねぇぞ!」

「黙れ」

俺は睨みつけた。

「ひっ…」
威圧で怯ませてしまったようだ。

「お前らが、地獄隊とかいう奴らか?」

「おう、そうだ!俺達が地獄隊だ!」

「そうか……今からお前らを潰す」

「はぁ!?」

「お前らには、これから消えてもらう」

地獄隊の下っ端らしき人たちがガヤガヤ騒いでいる
が、それを一人の男が黙らせる

「うるさい下っ端。あんた…面白いことを言うな、そんなに死にてえのか?」

「まあいいよ、かかってこい」

俺は臨戦態勢をとった。

「はっ!雑魚が調子に乗るとこうなるんだぜ」

男は剣を抜いた。そして、そして距離を詰めてくる。

「まずは、一発目だ!」男は俺に向かって斬撃を放った。

「遅いな……」俺はその攻撃を軽々と避けた。

「なっ!?」男は驚いた顔をしている。

「次行くぞ」俺は男に拳を叩き込んだ。

「ぐふぅ……」

「なんだ…一発か」「まだ……終わってないぞ!」

男はまた斬りかかった。

俺は避けることなく、攻撃を受け止めた。

「なっ……なんで……効かない……?」

「終わりだ」

俺は男の腹に蹴りを入れた。

「うがぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

そして俺は、地獄隊のアジトにいた奴らに言う

「こうなりたくなかったら、さっさと悪さなんてやめ
な」

「わかったよ!!もう二度としないから命だけは助けてくれぇ!!」

「わかったよ、じゃあ俺は行くよ」

俺は、外に出ようとした時、後ろから少女の声が聞こえた。

「えっと…本当にありがとうございます。」

「いえいえ、それでは」

こうして俺は酒場に戻った、しかし、何故か少女はついてきた。

「私の名前はアイといいます!」

「………俺はグレイ。」

俺は少女がついてきたことに戸惑った

「先程はありがとうございます。まさか…地獄隊を壊滅させるなんて」

少女の言った一言で、酒場にいる全員が一斉に俺たちに注目した。

「えっ…地獄隊が壊滅した!?」
「マジかよ……」「嘘だろ……?」「あんなに強い奴が……」

「あっ……すいません!変なこと言ってしまって……」

「別にいいよ、事実だしね」

「はい……」

少し沈黙が続いた。

「ありがとう!兄ちゃん!」突然、酒場のマスターが
話しかけてきた。

「ん?どうしたんだ?いきなり」

「実はな……あいつらのせいでうちの店も経営が難しくなってな……」

「そうなのか」

「ああ……だからありがとう!」

「いえいえ、お気になさらず」

「お前らぁ!新しい街の市長の誕生だぜぇ!」さっきの柄の悪い男が言った…いや、言ってしまった。
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