61 / 69
61
しおりを挟む
アルフォンスはずっとソフィアを見つめながら話す。
そして時折愛おしそうにソフィアの手の甲を撫でている。
今更になってワインが回ってきたのか。
いや、今日は全然飲んでいない。
顔が熱くて仕方がない。
「本当はさ、どこかのお店でご飯でもって思ってたんだけど、俺達の話って誓約に引っかかるから外だと話せないことも多いだろう?まぁソフィは、ちょっと警戒感無さすぎだけどね。でも、それはそれでラッキーだなって」
「ラッキー?」
「そうだよ。だってこんな風に隣に座ってソフィの手を握れる」
アルフォンスが甘過ぎる。
供給過多だ。
何だろう、だんだんクラクラしてくる。
「あ、甘過ぎるわ!」
「そうかもね」
クックッとアルフォンスは笑っている。
「陛下はさ、多分“うちの嫁に欲しかった”って言いたかったと思うんだよ」
ジョシュアもそんな事を言っていたが本気ではなかったと思う。多分。
「でも、王家は純潔じゃないといけないだろう?だから記憶を無くす前の俺は本当に良い仕事をしたと思ったよ」
アルフォンスは何て事を言うのだ。
「ソフィを狙う男は他にもいるってキリルが言ってたんだ。侯爵家でも雇えない師匠付きの治癒師だよ、その価値はみんな分かってる。でも北方出身の平民だから表立っては言わないんだって。その上今日、ソフィが北の英雄の娘だってバレた。君も質問攻めにあったんじゃない?厄災で活躍した人物なんて騎士にとっては憧れだからさ。これはもう、ゆっくり関係を深めてなんて悠長な事、言っていられないなって」
アルフォンスがジワリジワリと近づいて来る。
ああ、彼の黒い瞳から目が離せない。
砦で彼と話した時から気づいてた。
自分はアルフォンスに惹かれていることに。
そもそも自分が愛していた相手だ、惹かれない方がおかしい。
彼に沢山の縁談が届いている事を、嫌だと思う自分がいた。
彼の魅力を語る親切な人達に、みんな今更何を言っているんだと思った。記憶が無いのに何を、と自分でも笑ってしまったが。
面倒だと逃げ出したい気持ち以上に、アルフォンスに会いたかった。
「ソフィ、俺は何度だって君に愛を伝えるよ。そして何度だって君に尋ねるから。ねぇ、今のソフィの気持ちを聞かせて?」
コテンと首を傾げるアルフォンスは、絶対にわざとやっているに違いない。
「す、す…」
「す?」
「好き…私はアルが…すーー」
好きだと、最後まで言えなかった。
言い終わる前にアルフォンスに抱きしめられたからだ。
「好きって言ったよね!もう取り消すのは無しだから!」
ギュウギュウと抱きしめるアルフォンスの声は弾んでいる。
「と、取り消さない…」
「うんうん。嬉しい」
アルフォンスはソフィアの髪を撫で、クルクルと指に巻き付けて遊んでいる。
「あ~良かった。これで安心できる。いや、まだ完全にじゃないけど。王都に行っている間中気が気じゃなかったよ。全然会えないし、俺にやたらと縁談が届いてたから。ソフィもお母君みたいに逃げるんじゃないかって」
「あ~…」
正直ちょっと考えた。
北方に戻ってしまおうかと。
「え?本当に考えてたの?」
「…少しだけ。何か色々面倒になって、実家に戻ろうかなって」
ソフィアの言葉を聞いて、アルフォンスが抱きしめる腕に力を込めた。
「危なかった!そんな事されたら北方まで追いかけるよ」
今のアルフォンスならやりかねない。
こんなに積極的な人だったとは。
まるでヒューみたいじゃないか。
混乱するソフィアをよそに、アルフォンスはソフィアの耳や頬に何度も口付ける。
「そ、それでもアルに会いたいって思ったから。ちょっと、ちょっと考えただけ!」
「うん。良かった。ここにいてくれて」
腕に込める力を抜いて、アルフォンスはそっとソフィアの頬に触れた。
そしてソフィアの唇をなぞり、触れるだけのキスをする。
「これはもう、キスしていい流れだよね?」
「もうしてるじゃない」
「うん」
アルフォンスは笑うと、もう一度キスをした。
だんだん深くなるキスに、ソフィアの心臓は破裂しそうなほど鼓動が速くなるのが分かる。
「ねぇ、ソフィ」
「ん、なに?」
唇が離れると、アルフォンスはソフィアの首筋に顔を埋めた。
「俺、思ったんだけどさ」
「うん、ねぇくすぐったい」
「俺達って二人とも付き合っていた時の記憶がないよね?」
「そうね」
「二年も一緒にいたのに、全部無かった事になっちゃってるでしょ?」
「そうね」
「それがすごく悔しいんだよね」
「うん」
確かにソフィアもそう思う。
アルフォンスと過ごした形跡はそこかしこに残っているのに、自分は覚えていない。
周囲の人間から話を聞いても、どこか他人事のように感じたのも確かだ。
対価に取られたのは記憶だから困る事は無いと思っていたが、アルフォンスを好きだと気づいてそれが寂しかった。
「まぁこれからまた二人で沢山思い出を作れば良いんだけど」
「そうね」
アルフォンスはソフィアの肩にグリグリと額を押し付けている。
大型犬のようで可愛いと思ってしまうのは、仕方がない。恋とはそういうものだろう。
「とりあえず王家にソフィアを取られないようにさ」
「ん?」
王家?
アルフォンスは何を言っているのか。
肩に押し当てていた額を離して、アルフォンスはソフィアの顔を見る。
そして一度ニッコリと笑うと、ソフィアの耳元に唇を寄せた。
「二人が覚えておける既成事実、作っておいた方が良くない?」
「~~~~~!」
耳元で囁かれたソフィアはもう限界だ。
記憶を取られる前の自分よ、何故アルフォンスといて平気だったのか。
こんなにドキドキしていたら心臓が持たない。
「ダメ?」
「だ、だ…」
「だ?」
「ダメじゃ…ない…です…」
プシューと音が出そうなほど、赤くなったソフィアが言った。
「良かった」
アルフォンスはもう一度ニッコリと微笑むと、ソフィアに深く口付けた。
そして時折愛おしそうにソフィアの手の甲を撫でている。
今更になってワインが回ってきたのか。
いや、今日は全然飲んでいない。
顔が熱くて仕方がない。
「本当はさ、どこかのお店でご飯でもって思ってたんだけど、俺達の話って誓約に引っかかるから外だと話せないことも多いだろう?まぁソフィは、ちょっと警戒感無さすぎだけどね。でも、それはそれでラッキーだなって」
「ラッキー?」
「そうだよ。だってこんな風に隣に座ってソフィの手を握れる」
アルフォンスが甘過ぎる。
供給過多だ。
何だろう、だんだんクラクラしてくる。
「あ、甘過ぎるわ!」
「そうかもね」
クックッとアルフォンスは笑っている。
「陛下はさ、多分“うちの嫁に欲しかった”って言いたかったと思うんだよ」
ジョシュアもそんな事を言っていたが本気ではなかったと思う。多分。
「でも、王家は純潔じゃないといけないだろう?だから記憶を無くす前の俺は本当に良い仕事をしたと思ったよ」
アルフォンスは何て事を言うのだ。
「ソフィを狙う男は他にもいるってキリルが言ってたんだ。侯爵家でも雇えない師匠付きの治癒師だよ、その価値はみんな分かってる。でも北方出身の平民だから表立っては言わないんだって。その上今日、ソフィが北の英雄の娘だってバレた。君も質問攻めにあったんじゃない?厄災で活躍した人物なんて騎士にとっては憧れだからさ。これはもう、ゆっくり関係を深めてなんて悠長な事、言っていられないなって」
アルフォンスがジワリジワリと近づいて来る。
ああ、彼の黒い瞳から目が離せない。
砦で彼と話した時から気づいてた。
自分はアルフォンスに惹かれていることに。
そもそも自分が愛していた相手だ、惹かれない方がおかしい。
彼に沢山の縁談が届いている事を、嫌だと思う自分がいた。
彼の魅力を語る親切な人達に、みんな今更何を言っているんだと思った。記憶が無いのに何を、と自分でも笑ってしまったが。
面倒だと逃げ出したい気持ち以上に、アルフォンスに会いたかった。
「ソフィ、俺は何度だって君に愛を伝えるよ。そして何度だって君に尋ねるから。ねぇ、今のソフィの気持ちを聞かせて?」
コテンと首を傾げるアルフォンスは、絶対にわざとやっているに違いない。
「す、す…」
「す?」
「好き…私はアルが…すーー」
好きだと、最後まで言えなかった。
言い終わる前にアルフォンスに抱きしめられたからだ。
「好きって言ったよね!もう取り消すのは無しだから!」
ギュウギュウと抱きしめるアルフォンスの声は弾んでいる。
「と、取り消さない…」
「うんうん。嬉しい」
アルフォンスはソフィアの髪を撫で、クルクルと指に巻き付けて遊んでいる。
「あ~良かった。これで安心できる。いや、まだ完全にじゃないけど。王都に行っている間中気が気じゃなかったよ。全然会えないし、俺にやたらと縁談が届いてたから。ソフィもお母君みたいに逃げるんじゃないかって」
「あ~…」
正直ちょっと考えた。
北方に戻ってしまおうかと。
「え?本当に考えてたの?」
「…少しだけ。何か色々面倒になって、実家に戻ろうかなって」
ソフィアの言葉を聞いて、アルフォンスが抱きしめる腕に力を込めた。
「危なかった!そんな事されたら北方まで追いかけるよ」
今のアルフォンスならやりかねない。
こんなに積極的な人だったとは。
まるでヒューみたいじゃないか。
混乱するソフィアをよそに、アルフォンスはソフィアの耳や頬に何度も口付ける。
「そ、それでもアルに会いたいって思ったから。ちょっと、ちょっと考えただけ!」
「うん。良かった。ここにいてくれて」
腕に込める力を抜いて、アルフォンスはそっとソフィアの頬に触れた。
そしてソフィアの唇をなぞり、触れるだけのキスをする。
「これはもう、キスしていい流れだよね?」
「もうしてるじゃない」
「うん」
アルフォンスは笑うと、もう一度キスをした。
だんだん深くなるキスに、ソフィアの心臓は破裂しそうなほど鼓動が速くなるのが分かる。
「ねぇ、ソフィ」
「ん、なに?」
唇が離れると、アルフォンスはソフィアの首筋に顔を埋めた。
「俺、思ったんだけどさ」
「うん、ねぇくすぐったい」
「俺達って二人とも付き合っていた時の記憶がないよね?」
「そうね」
「二年も一緒にいたのに、全部無かった事になっちゃってるでしょ?」
「そうね」
「それがすごく悔しいんだよね」
「うん」
確かにソフィアもそう思う。
アルフォンスと過ごした形跡はそこかしこに残っているのに、自分は覚えていない。
周囲の人間から話を聞いても、どこか他人事のように感じたのも確かだ。
対価に取られたのは記憶だから困る事は無いと思っていたが、アルフォンスを好きだと気づいてそれが寂しかった。
「まぁこれからまた二人で沢山思い出を作れば良いんだけど」
「そうね」
アルフォンスはソフィアの肩にグリグリと額を押し付けている。
大型犬のようで可愛いと思ってしまうのは、仕方がない。恋とはそういうものだろう。
「とりあえず王家にソフィアを取られないようにさ」
「ん?」
王家?
アルフォンスは何を言っているのか。
肩に押し当てていた額を離して、アルフォンスはソフィアの顔を見る。
そして一度ニッコリと笑うと、ソフィアの耳元に唇を寄せた。
「二人が覚えておける既成事実、作っておいた方が良くない?」
「~~~~~!」
耳元で囁かれたソフィアはもう限界だ。
記憶を取られる前の自分よ、何故アルフォンスといて平気だったのか。
こんなにドキドキしていたら心臓が持たない。
「ダメ?」
「だ、だ…」
「だ?」
「ダメじゃ…ない…です…」
プシューと音が出そうなほど、赤くなったソフィアが言った。
「良かった」
アルフォンスはもう一度ニッコリと微笑むと、ソフィアに深く口付けた。
30
あなたにおすすめの小説
【完結】白い結婚成立まであと1カ月……なのに、急に家に帰ってきた旦那様の溺愛が止まりません!?
氷雨そら
恋愛
3年間放置された妻、カティリアは白い結婚を宣言し、この結婚を無効にしようと決意していた。
しかし白い結婚が認められる3年を目前にして戦地から帰ってきた夫は彼女を溺愛しはじめて……。
夫は妻が大好き。勘違いすれ違いからの溺愛物語。
小説家なろうにも投稿中
記憶と魔力を婚約者に奪われた「ないない尽くしの聖女」は、ワケあり王子様のお気に入り~王族とは知らずにそばにいた彼から なぜか溺愛されています
瑞貴◆後悔してる/手違いの妻2巻発売!
恋愛
【第一部完結】
婚約者を邪険に思う王太子が、婚約者の功績も知らずに婚約破棄を告げ、記憶も魔力も全て奪って捨て去って――。
ハイスぺのワケあり王子が、何も知らずに片想いの相手を拾ってきたのに、彼女の正体に気づかずに――。
▲以上、短いあらすじです。以下、長いあらすじ▼
膨大な魔力と光魔法の加護を持つルダイラ王国の公爵家令嬢ジュディット。彼女には、婚約者であるフィリベールと妹のリナがいる。
妹のリナが王太子と父親を唆し、ジュディットは王太子から婚約破棄を告げられた。
しかし、王太子の婚約は、陛下がまとめた縁談である。
ジュディットをそのまま捨てるだけでは都合が悪い。そこで、王族だけに受け継がれる闇魔法でジュディットの記憶と魔力を封印し、捨てることを思いつく――。
山道に捨てられ、自分に関する記憶も、魔力も、お金も、荷物も持たない、【ないない尽くしのジュディット】が出会ったのは、【ワケありな事情を抱えるアンドレ】だ。
ジュディットは持っていたハンカチの刺繍を元に『ジュディ』と名乗りアンドレと新たな生活を始める。
一方のアンドレは、ジュディのことを自分を害する暗殺者だと信じ込み、彼女に冷たい態度を取ってしまう。
だが、何故か最後まで冷たく仕切れない。
ジュディは送り込まれた刺客だと理解したうえでも彼女に惹かれ、不器用なアプローチをかける。
そんなジュディとアンドレの関係に少しづつ変化が見えてきた矢先。
全てを奪ってから捨てた元婚約者の功績に気づき、焦る王太子がジュディットを連れ戻そうと押しかけてきて――。
ワケあり王子が、叶わない恋と諦めていた【幻の聖女】その正体は、まさかのジュディだったのだ!
ジュディは自分を害する刺客ではないと気づいたアンフレッド殿下の溺愛が止まらない――。
「王太子殿下との婚約が白紙になって目の前に現れたんですから……縛り付けてでも僕のものにして逃がしませんよ」
嫉妬心剥き出しの、逆シンデレラストーリー開幕!
本作は、小説家になろう様とカクヨム様にて先行投稿を行っています。
雪とともに消えた記憶~冬に起きた奇跡~
梅雨の人
恋愛
記憶が戻らないままだったら…そうつぶやく私にあなたは
「忘れるだけ忘れてしまったままでいい。君は私の指のごつごつした指の感触だけは思い出してくれた。それがすべてだ。」
そういって抱きしめてくれた暖かなあなたのぬくもりが好きよ。
雪と共に、私の夫だった人の記憶も、全て溶けて消えてしまった私はあなたと共に生きていく。
私の願いは貴方の幸せです
mahiro
恋愛
「君、すごくいいね」
滅多に私のことを褒めることがないその人が初めて会った女の子を褒めている姿に、彼の興味が私から彼女に移ったのだと感じた。
私は2人の邪魔にならないよう出来るだけ早く去ることにしたのだが。
【完結】あなたに抱きしめられたくてー。
彩華(あやはな)
恋愛
細い指が私の首を絞めた。泣く母の顔に、私は自分が生まれてきたことを後悔したー。
そして、母の言われるままに言われ孤児院にお世話になることになる。
やがて学園にいくことになるが、王子殿下にからまれるようになり・・・。
大きな秘密を抱えた私は、彼から逃げるのだった。
同時に母の事実も知ることになってゆく・・・。
*ヤバめの男あり。ヒーローの出現は遅め。
もやもや(いつもながら・・・)、ポロポロありになると思います。初めから重めです。
とまどいの花嫁は、夫から逃げられない
椎名さえら
恋愛
エラは、親が決めた婚約者からずっと冷淡に扱われ
初夜、夫は愛人の家へと行った。
戦争が起こり、夫は戦地へと赴いた。
「無事に戻ってきたら、お前とは離婚する」
と言い置いて。
やっと戦争が終わった後、エラのもとへ戻ってきた夫に
彼女は強い違和感を感じる。
夫はすっかり改心し、エラとは離婚しないと言い張り
突然彼女を溺愛し始めたからだ
______________________
✴︎舞台のイメージはイギリス近代(ゆるゆる設定)
✴︎誤字脱字は優しくスルーしていただけると幸いです
✴︎なろうさんにも投稿しています
私の勝手なBGMは、懐かしすぎるけど鬼束ちひろ『月光』←名曲すぎ
あなたが残した世界で
天海月
恋愛
「ロザリア様、あなたは俺が生涯をかけてお守りすると誓いましょう」王女であるロザリアに、そう約束した初恋の騎士アーロンは、ある事件の後、彼女との誓いを破り突然その姿を消してしまう。
八年後、生贄に選ばれてしまったロザリアは、最期に彼に一目会いたいとアーロンを探し、彼と再会を果たすが・・・。
サバ読み令嬢の厄介な婚約〜それでも学園生活を謳歌します!〜
本見りん
恋愛
療養中の体の弱い伯爵令嬢と、4つ年上の庶子の姉。
シルビア マイザー伯爵令嬢は生まれつき体が弱かった。そんな彼女には婚約者がおり、もうすぐ学園にも通う予定だったが……まさかの駆け落ち。
侯爵家との政略結婚を断れない伯爵家。それまで病弱で顔の知られていなかった妹の代わりに隠された庶子の姉フィーネがその身代わりになり学園に通うことに……。
まさかの4歳もサバを読んで。
───王立学園での昼下がり、昼食の後お喋りに花を咲かせる令嬢たち。
「───シルビア様は、本当に大人びて……いえ、……落ち着いていらっしゃるわねぇ」
「ま、まあ……。そうですかしら? うふふ?」
……そりゃ、そうですわよね。
だって本当は私、貴女方より4歳も年上なんですもの……!
今日もフィーネは儚げな笑顔(演技)で疑惑を躱しつつ、学園生活を楽しむ。しかしそんな彼女の婚約者は……。
サバ読み令嬢の、厄介な婚約の物語
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる