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2:悪魔ベルフェゴール
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「ミッシェル」
私はミッシェルに抱かれながら、彼の名を呼んだ。
ミッシェルは私に視線を落とし、その場で歩みを止めた。
「あの女の人、さっき明日火に焼かれるって」
ミッシェルは表情を変えず、さも当然のことのように“仕方ない”と続けた。
「悪魔に捕まったんだ」
「ミッシェルは、私を悪魔から助けてくれたよね」
ミッシェルは少し考えたようにしてから、首を傾げた。
「レヴィを助けたんじゃなくて、悪魔の所にレヴィが居ただけ。レヴィの事は知らなかった」
私は思わず、ミッシェルの服を掴み、顔を近付けていた。
「私、怖かったの。でも、ミッシェルが助けてくれた。私はミッシェルが少し怖いけど、でも逃げたりしない。だって、助けてくれたんだもの。ミッシェルは、怖い存在ではないはずよ」
ミッシェルは、目を丸くした。
「俺が、怖い?」
「そうよ! だって、私も貴方も……」
私は、苦しい言葉を続けた。幼い頃から吐き続けられた、呪いの呪文だ。
「恐れられるべき異端であり、魔女ですもの」
私には、この時のミッシェルが悲しんでいるように見えた。
「レヴィも俺も同じ?」
私は頷いた。
「お願い、ミッシェル。あの女の人を、女将さんを、この村を救って。魔女ではなく、救世主(メシア)と呼ばれる存在になって」
ミッシェルがこの時どんな感情で、何を考え、何を思ったのかまでは分からない。
ただ、私はこの時。何故かミッシェルを信じて、最後まで旅を続けようと決心したのは確かだ。その理由は、わからないのだが。
「明日の朝、ベルフェゴールは集会の場に現れる。あの女を燃やしに。だからその時、俺はベルフェゴールを煉獄へと送ろう」
「ミッシェル、ありがとう」
メタトロンが教えたのであろう。ミッシェルはこの村の悪魔の事を、ベルフェゴールであると知っていた。
この時の私がまだ知り得なかった悪魔ベルフェゴールとは、人間の結婚生活を覗き見る悪魔であり、女性に性的で不道徳な心を芽生えさせるのだという。
そのせいか、何故か女性に成りすましているくせに、酷く人間の女性を嫌い、幸せな結婚生活等は存在しないと強く主張する悪魔なのだそうだ。
そして、この悪魔は、ミッシェルの怠惰と勤勉の心であった。
今思えば、人形のようにただ言われたままに悪魔を取り込むミッシェルが、自分の感情に意志を持ち始めたのは、この悪魔の後からだったと思う。同時に、そのせいか一気に人間らしく感じるようになったのだ。
めんどくさい、がんばろう、いやだ……そんな感情は誰しもが持ち合わせており、私にも少なからずあった。それでこそが、人間である。
私達の会話から存在に気付いた女将さんが、こちらに向かってきた。
私とミッシェルを見ながら涙を拭い、無理に笑って見せた。
「嫌だねえ、年を取ると涙脆くて。どうしたんだい?」
「あの女は?」
ミッシェルが聞いた。私は彼の服を引き、それは駄目だと首を左右に振った。しかし、私の思いはミッシェルに届かなかった。
「ベルフェゴールに死の宣告をされていた」
女将さんは顔を伏せた。
「ああ、あんたも見たのね。そうさ、私の娘さ。腹に子供までいる。旦那は幼馴染で、本当に良い子でねえ。あの子は幸せになる筈だったんだ」
そこまで言うと、女将さんはその場に泣き崩れてしまった。
後から、娘が追ってきた。
「母さん、どうしたの?」
宿の部屋からは見えなかった、彼女の姿が見られた。栗色の髪に、女将さんと同じグリーンの眼が綺麗な人だった。
「お客さんの前なのに。ごめんなさいね、母さんが」
彼女は、女将を支えて立ち上がらせると、私達に困ったように詫びを入れた。
ミッシェルは、彼女に告げた。
「あんたが、もし死なずにベルフェゴールが消えたら。あんたは、ありがとうという気持ちになるのか?」
娘は答えた。
「そうね。私だけじゃなくて、夫や母さん、村の人達は皆そのことに感謝をするでしょう。でも無理よ。もしかしたら、貴方が言うように、あの領主は本当に悪魔ベルフェゴールなのかもしれないけれど。ある日突然現れ、結婚を前にした女性を焼き殺し、それを阻止しようとした家族や恋人、友人達も皆殺されてしまった。誰もあの人を阻止できないのだから」
私は思わず声を出していた。
「そんな」
娘は、私の頭を撫でた。
「だから、私に出来るのは、この命をもって主張すること。他の人達が、そうしたように」
そして、娘は私の服を改めて見た。
「これ、私が小さな頃に着ていたものよ。母さんが仕立ててくれたの。この服が大好きだったのよ。レヴィちゃん、 ありがとうね」
私はあの時、娘に伝えたかった。きっと、ミッシェルが助けてくれるって。けど、そんな無責任で他人任せな事は言えず、私は無力感に打ちひしがれていた。
「お姉さんの、名前。聞いてもいい?」
「クララ」
クララは、今でも忘れられないくらいとびっきりの笑顔を見せてくれた。
翌朝早く、ミッシェルは支度を済ませると、出掛ける準備を始めた。
私もそれに続こうとしたが、彼はそれに警告を示した。
「レヴィは、来ない方がいい」
ミッシェルなりの、優しさなのだろう。
「ミッシェル、私は貴方とこの物語の結末を見届けるって決めたの。お願い、連れて行って」
ミッシェルの後ろから、メタトロンが現れた。そして、メタトロンは私にその手を伸ばした。
「わかった」
ミッシェルがそう言い、私は彼の後に続いた。
宿のすぐ下になるのであろう、広場には大勢の野次馬が群がっていた。
その中心に、火刑の準備がされており、領主のフリをしたベルフェゴールが立っていた。相変わらず、燃えるようなドレスを纏っている。
そして、既にクララはその場に居て、鎖に繋がれた状態で跪かされていた。
その近くに、恋人であろう若い男性と女将さんが泣き崩れている。
「幸せな結婚があると、信じるか?」
昨日と変わらない質問を、恨みったらしく悪魔ベルフェゴールはクララに投げ付ける。
「はい。この身が燃やされても、私は彼と私自身に誓います」
「火刑にせよ」
と、ベルフェゴールが叫んだ時である。
なんの躊躇もせず、ミッシェルは人集りを抜けて、その中心に歩み出た。
周りからすれば彼の奇怪な行動に、どよめきが巻き起こる。
私は、彼の服にずっとしがみついて従った。
ミッシェルは、跪くクララを追い越し、ベルフェゴールの前で足を止めた。
私はこの時、ミッシェルが天使に愛されている事を思い知らされた。
その場にいた群衆達も、私と同じように感じた事であろう。
そうでなければ、ミッシェルはかの魔女よろしく蔑まれ、群衆により石を投げられ、その場で火刑にされたのかもしれない。
群衆の前で、メタトロンが姿を現したのだ。
人々はその美しき奇跡に言葉を失い、泣き崩れる者さえいた。
刹那、ベルフェゴールが顔色を変えたように振り返ると同時に走り、逃げようとしたのだ。
メタトロンの羽根が光と共に、群衆を巻き込みながらベルフェゴールを包むと、ベルフェゴールは人の姿から醜い本来の悪魔へと姿を変えた。
それは、炎のような羽根を持ち、牛のような角を生やし、牛の蹄のような脚と鋭い爪の手をしていた。顔は、獣とも人とも判別できないものであった。
先程までメタトロンの姿に恍惚と虜を覚えていた群衆達が、恐怖と嫌悪感で悲鳴を上げ始めた。
ミッシェルは、ベルフェゴールに向かって再び歩みを進めた。
私は、その場でミッシェルの服を離すと、近くにいたクララの元に走り寄った。彼女が私を抱きしめてくれた。
けれど、私はミッシェルから目が離せず、同時に見届けねばならないと思った。だから、抱きしめるクララの腕の間から、じっとミッシェルとメタトロンを見続けた。
メタトロンは、ミッシェルの顔に手をやると、彼の顔をベルフェゴールに向け、片目を見開きさせた。
「ベルフェゴール、煉獄の炎で魂まで焼き尽くされるといい」
ミッシェルが言ったのか、メタトロンが言ったのか、はては二人が同時にそう言ったのであろうか。
脳味噌を切り裂き潰すような断末魔の悲鳴が辺り一面にこだましたかと思うと、無数の斧が左右に揺らめき、ベルフェゴールを切り裂き続ける映像が目の前に広がった。
それは一瞬であった。
はっとして現実に戻った時、目の前にはミッシェルしか立っていなかったのだ。
私は周りを見渡し様子を伺うも、ベルフェゴールが刻まれる姿を見たのは私だけだったようで、その時の私は、これは夢だったのだと思う事にした。それ程に、恐ろしかったのだ。
ミッシェルは振り向くと、私にらしからぬ事を呟いた。
「ダルい」
「え?」
ミッシェルも自分自身の言葉に驚いたようで、私と共に驚いていた。
私はミッシェルに抱かれながら、彼の名を呼んだ。
ミッシェルは私に視線を落とし、その場で歩みを止めた。
「あの女の人、さっき明日火に焼かれるって」
ミッシェルは表情を変えず、さも当然のことのように“仕方ない”と続けた。
「悪魔に捕まったんだ」
「ミッシェルは、私を悪魔から助けてくれたよね」
ミッシェルは少し考えたようにしてから、首を傾げた。
「レヴィを助けたんじゃなくて、悪魔の所にレヴィが居ただけ。レヴィの事は知らなかった」
私は思わず、ミッシェルの服を掴み、顔を近付けていた。
「私、怖かったの。でも、ミッシェルが助けてくれた。私はミッシェルが少し怖いけど、でも逃げたりしない。だって、助けてくれたんだもの。ミッシェルは、怖い存在ではないはずよ」
ミッシェルは、目を丸くした。
「俺が、怖い?」
「そうよ! だって、私も貴方も……」
私は、苦しい言葉を続けた。幼い頃から吐き続けられた、呪いの呪文だ。
「恐れられるべき異端であり、魔女ですもの」
私には、この時のミッシェルが悲しんでいるように見えた。
「レヴィも俺も同じ?」
私は頷いた。
「お願い、ミッシェル。あの女の人を、女将さんを、この村を救って。魔女ではなく、救世主(メシア)と呼ばれる存在になって」
ミッシェルがこの時どんな感情で、何を考え、何を思ったのかまでは分からない。
ただ、私はこの時。何故かミッシェルを信じて、最後まで旅を続けようと決心したのは確かだ。その理由は、わからないのだが。
「明日の朝、ベルフェゴールは集会の場に現れる。あの女を燃やしに。だからその時、俺はベルフェゴールを煉獄へと送ろう」
「ミッシェル、ありがとう」
メタトロンが教えたのであろう。ミッシェルはこの村の悪魔の事を、ベルフェゴールであると知っていた。
この時の私がまだ知り得なかった悪魔ベルフェゴールとは、人間の結婚生活を覗き見る悪魔であり、女性に性的で不道徳な心を芽生えさせるのだという。
そのせいか、何故か女性に成りすましているくせに、酷く人間の女性を嫌い、幸せな結婚生活等は存在しないと強く主張する悪魔なのだそうだ。
そして、この悪魔は、ミッシェルの怠惰と勤勉の心であった。
今思えば、人形のようにただ言われたままに悪魔を取り込むミッシェルが、自分の感情に意志を持ち始めたのは、この悪魔の後からだったと思う。同時に、そのせいか一気に人間らしく感じるようになったのだ。
めんどくさい、がんばろう、いやだ……そんな感情は誰しもが持ち合わせており、私にも少なからずあった。それでこそが、人間である。
私達の会話から存在に気付いた女将さんが、こちらに向かってきた。
私とミッシェルを見ながら涙を拭い、無理に笑って見せた。
「嫌だねえ、年を取ると涙脆くて。どうしたんだい?」
「あの女は?」
ミッシェルが聞いた。私は彼の服を引き、それは駄目だと首を左右に振った。しかし、私の思いはミッシェルに届かなかった。
「ベルフェゴールに死の宣告をされていた」
女将さんは顔を伏せた。
「ああ、あんたも見たのね。そうさ、私の娘さ。腹に子供までいる。旦那は幼馴染で、本当に良い子でねえ。あの子は幸せになる筈だったんだ」
そこまで言うと、女将さんはその場に泣き崩れてしまった。
後から、娘が追ってきた。
「母さん、どうしたの?」
宿の部屋からは見えなかった、彼女の姿が見られた。栗色の髪に、女将さんと同じグリーンの眼が綺麗な人だった。
「お客さんの前なのに。ごめんなさいね、母さんが」
彼女は、女将を支えて立ち上がらせると、私達に困ったように詫びを入れた。
ミッシェルは、彼女に告げた。
「あんたが、もし死なずにベルフェゴールが消えたら。あんたは、ありがとうという気持ちになるのか?」
娘は答えた。
「そうね。私だけじゃなくて、夫や母さん、村の人達は皆そのことに感謝をするでしょう。でも無理よ。もしかしたら、貴方が言うように、あの領主は本当に悪魔ベルフェゴールなのかもしれないけれど。ある日突然現れ、結婚を前にした女性を焼き殺し、それを阻止しようとした家族や恋人、友人達も皆殺されてしまった。誰もあの人を阻止できないのだから」
私は思わず声を出していた。
「そんな」
娘は、私の頭を撫でた。
「だから、私に出来るのは、この命をもって主張すること。他の人達が、そうしたように」
そして、娘は私の服を改めて見た。
「これ、私が小さな頃に着ていたものよ。母さんが仕立ててくれたの。この服が大好きだったのよ。レヴィちゃん、 ありがとうね」
私はあの時、娘に伝えたかった。きっと、ミッシェルが助けてくれるって。けど、そんな無責任で他人任せな事は言えず、私は無力感に打ちひしがれていた。
「お姉さんの、名前。聞いてもいい?」
「クララ」
クララは、今でも忘れられないくらいとびっきりの笑顔を見せてくれた。
翌朝早く、ミッシェルは支度を済ませると、出掛ける準備を始めた。
私もそれに続こうとしたが、彼はそれに警告を示した。
「レヴィは、来ない方がいい」
ミッシェルなりの、優しさなのだろう。
「ミッシェル、私は貴方とこの物語の結末を見届けるって決めたの。お願い、連れて行って」
ミッシェルの後ろから、メタトロンが現れた。そして、メタトロンは私にその手を伸ばした。
「わかった」
ミッシェルがそう言い、私は彼の後に続いた。
宿のすぐ下になるのであろう、広場には大勢の野次馬が群がっていた。
その中心に、火刑の準備がされており、領主のフリをしたベルフェゴールが立っていた。相変わらず、燃えるようなドレスを纏っている。
そして、既にクララはその場に居て、鎖に繋がれた状態で跪かされていた。
その近くに、恋人であろう若い男性と女将さんが泣き崩れている。
「幸せな結婚があると、信じるか?」
昨日と変わらない質問を、恨みったらしく悪魔ベルフェゴールはクララに投げ付ける。
「はい。この身が燃やされても、私は彼と私自身に誓います」
「火刑にせよ」
と、ベルフェゴールが叫んだ時である。
なんの躊躇もせず、ミッシェルは人集りを抜けて、その中心に歩み出た。
周りからすれば彼の奇怪な行動に、どよめきが巻き起こる。
私は、彼の服にずっとしがみついて従った。
ミッシェルは、跪くクララを追い越し、ベルフェゴールの前で足を止めた。
私はこの時、ミッシェルが天使に愛されている事を思い知らされた。
その場にいた群衆達も、私と同じように感じた事であろう。
そうでなければ、ミッシェルはかの魔女よろしく蔑まれ、群衆により石を投げられ、その場で火刑にされたのかもしれない。
群衆の前で、メタトロンが姿を現したのだ。
人々はその美しき奇跡に言葉を失い、泣き崩れる者さえいた。
刹那、ベルフェゴールが顔色を変えたように振り返ると同時に走り、逃げようとしたのだ。
メタトロンの羽根が光と共に、群衆を巻き込みながらベルフェゴールを包むと、ベルフェゴールは人の姿から醜い本来の悪魔へと姿を変えた。
それは、炎のような羽根を持ち、牛のような角を生やし、牛の蹄のような脚と鋭い爪の手をしていた。顔は、獣とも人とも判別できないものであった。
先程までメタトロンの姿に恍惚と虜を覚えていた群衆達が、恐怖と嫌悪感で悲鳴を上げ始めた。
ミッシェルは、ベルフェゴールに向かって再び歩みを進めた。
私は、その場でミッシェルの服を離すと、近くにいたクララの元に走り寄った。彼女が私を抱きしめてくれた。
けれど、私はミッシェルから目が離せず、同時に見届けねばならないと思った。だから、抱きしめるクララの腕の間から、じっとミッシェルとメタトロンを見続けた。
メタトロンは、ミッシェルの顔に手をやると、彼の顔をベルフェゴールに向け、片目を見開きさせた。
「ベルフェゴール、煉獄の炎で魂まで焼き尽くされるといい」
ミッシェルが言ったのか、メタトロンが言ったのか、はては二人が同時にそう言ったのであろうか。
脳味噌を切り裂き潰すような断末魔の悲鳴が辺り一面にこだましたかと思うと、無数の斧が左右に揺らめき、ベルフェゴールを切り裂き続ける映像が目の前に広がった。
それは一瞬であった。
はっとして現実に戻った時、目の前にはミッシェルしか立っていなかったのだ。
私は周りを見渡し様子を伺うも、ベルフェゴールが刻まれる姿を見たのは私だけだったようで、その時の私は、これは夢だったのだと思う事にした。それ程に、恐ろしかったのだ。
ミッシェルは振り向くと、私にらしからぬ事を呟いた。
「ダルい」
「え?」
ミッシェルも自分自身の言葉に驚いたようで、私と共に驚いていた。
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