幼馴染達が俺の為にハーレムを作るそうです

はるにゃまん

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失われる紳士の称号

第10話 愛衣の告白、彼女は止まらない ☆

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 愛衣が一度深呼吸をし、顔を引き締めて俺に向き直る。
 
「ま、真! あ、あのね!」
「う、うん……」
「あたし、真の事が好き! 大好きなの!」
「お、おう……」
 
 何て言えば正解なんだ?
 何にも頭の中に言葉が浮かんでこない……。
 
「へ、返事は……」
「あぁ……その、なんだ……」
「ダメ……かな?」
 
 愛衣は悲しそうな表情で俺を見る。
 でも流石に夏葉を断った手前、愛衣はオッケーなど言える訳がない。
 
「すまん。俺は、愛衣の事をそう言う目で見てなかったから……」
「そっか……。ご、ごめんね? 変な事言っちゃって」
「いや、その……俺もすまん……」
 
 俺は愛衣に悪く思い、素直に謝る。
 すると、愛衣がその瞳からポロポロと涙を流し始めた。
 
「あ、あれ? 泣くつもりなんて無かったのに……」
「わ、悪い! 泣かせるつもりなんて無かったのに」
「ううん、良いの! はぁ……やっぱりダメだったかぁ……」
 
 愛衣は残念そうに呟く。
 すると、夏葉がそっと愛衣に近付いてギュッと抱きしめた。
 
「な、夏葉?」
「もしかして諦めるの?」
 
 抱きつかれて戸惑う愛衣に、ボソッと夏葉はつぶやく。
 
「だ、だってあたし振られたし……」
「うん、そうだね」
「そ、それに、真は夏葉と付き合ってるんでしょ?」
「何でそう思ったの?」
 
 泣きそうになりながらも、愛衣は一生懸命言葉を紡ぐ。
 
「だ、だって……夏葉は真の……その、おちんちんを舐めたって……」
「確かに舐めちゃったけど、あたしと真くんは付き合ってないよ?」
「え……?」
 
 夏葉の言葉に、愛衣は驚いたように目を開く。
 
「ど、どういう事……?」
「実はあたしも、真くんに振られてるんだよね」
「そう……なんだ……」
「もう! そんな悲しい顔しないでよぉ!
 それでね? 振られた理由も、愛衣ちゃんと同じなんだよね」
 
 夏葉は、愛衣に俺に振られた理由を話しだした。
 
「てな訳で、真くんはあたしと付き合えないってね」
「そうだったんだね……」
 
 昨日の事を全て話し、二人は会話を終える。
 
「でもね? あたし気付いたんだ。
 意識してもらってないのなら、意識させれば良いって事に」
「それで真くんのを……?」
「まぁそれに至ったのは、たまたまなんだけどねぇ~」
 
 確かに、あの時俺がチンコを抑え付けてる場面を見られてさえなければ、あんな事には至らなかっただろう。
 まぁ俺自身は得しかしてないし、嫌な思いもしていないから今となっては構わないけど……。
 
「それでココからが本題!」
『本題?』
 
 夏葉の言葉に、俺と愛衣は声を揃えて頭の中にはてなを浮かべる。
 
「そう! 愛衣ちゃんも、真くんに意識してもらおうって思ってね!」
「い、意識……?」
「おい、夏葉……お前まさか……」
 
 俺はこの後の展開を察してしまった。
 いやいや……まさか……なぁ?
 
「愛衣ちゃんも、真くんにご奉仕しよう!」
「え……えぇぇぇぇぇぇぇえっ!?」
 
 言われて数秒後、夏葉の言葉の意味を察したのだろう。
 その途端に愛衣は顔を真っ赤に染めて、あまりの驚きに大声を上げた。
 
「ご、ご奉仕ってそんな……」
「大丈夫大丈夫! あたしもするからさ!」
「何がどう大丈夫なのか分からないんだけど……」
 
 愛衣は困惑するように言う。
 安心してくれ、愛衣。俺も全く分からん。
 
「でもそうでもしないと、一歩先に行けないよ?」
「そうかも知れないけどさぁ……」
「大丈夫だって! 怖くないよ!」
「別に怖がってないんだってばぁ……」
 
 そう言って愛衣は、チラッと俺の顔を見てくる。
 多分恥ずかしいのだろう……。
 とか、達観してる俺も充分恥ずかしいのだがな……。
 
「恥ずかしいのは初めだけ! あとは流れに任せれば大丈夫だよ!」
「だから何が!?」
「う~ん……ナニがかな!」
「何となく言いたい事は理解したけど、字にしないと全く伝わらないよね」
「おっ! これの意味が分かるなら大丈夫だよ!」
 
 何が大丈夫なのか未だに分からない俺である。
 
「何かもうどうでも良くなってきたよ……」
「じゃあ大丈夫だね! さぁ、ヤろう!」
「絶対エッチな意味だよね」
 
 愛衣は、全てを諦めたような目で俺の方に向き直る。
 
「真、何かもうどうでも良くなったから、行く所まで行っちゃおうか」
「愛衣さん!? 何か毒されてませんか!?」
「何かもう夏葉を見てたら、何か行ける気がしてきた」
「お、お前はそれで良いのか!? もっとこう……何かあるだろ!?」
 
 きっと愛衣なら、まだ正気に戻れる。
 おれはそれを信じて説得を試みた。
 
「もう、うるさいなぁ! 早く出すもの出しなさいよ!」
「ちょっ! お、おい!」
 
 愛衣はカツアゲするかのように俺のズボンをひん剥くと、勢いのままにパンツにまで手を掛ける。
 
「こ、この布の向こうに真のおちんちんが…………ごくり……」
 
 何かを期待するような眼差しで息を呑む愛衣。
 
「愛衣! い、今ならまだ間に合う! もう少し冷静になっ――」
「は~い、真くんは少しの間お口をチャックしましょ~❤」
「夏葉、お前一体なにを――」
 
 夏葉はその言葉と同時に、俺の腕を抑え込み、俺の口に何かを入れて口を塞いだ。
 
 何だこれは!? 布? くそっ! 腕が抑えられてるせいで取れねぇ!
 
あたしの下着・・・・・・のお味はどうかなぁ~?」
「!?」
 
 何だって!? な、夏葉の奴! 何て物を口に入れやがるんだ!
 てか、そもそも何でパンツなんだよ! 他に色々あるだろ!
 あ、やべぇ……そう思ったら、下半身が反応して――。
 
「うわっ! きゅ、急にパンツが膨らんできた!」
「あっ❤ 真くん、あたしの下着に興奮しちゃったのかなぁ?」
「まだおっきくなってる……」
「良い具合におっきくなってきたねぇ」
 
 二人が俺の股間をマジマジと見つめる。
 それと共に、俺の意思とは裏腹に下半身は昂ぶってどんどん大きくなっていた。
 
 は、恥ずかしすぎる……。何か男として――いや、人として何かを失った気がする……。
 
「じゃあいざ、真くんのおちんちん君とのごたいめ~ん❤
 ほら、愛衣ちゃん! 真くんのおちんちん君をパンツから解放してあげて❤」
「う、うん……。え、えい!」
 
 夏葉の言葉に、愛衣はとうとう俺のパンツを下ろしてしまった。
 そしてそれと同時に、俺のチンコが勢いよく飛び出す。
 
「うわぁ……す、すごい……」
「でしょ~? おっきいよねぇ~」
「う、うん……。い、今からこれを舐めるんだよね……?」
 
 愛衣が確認するように、夏葉に尋ねる。
 
「そうだよ! それで気持ち良くしてあげたら、中からびゅびゅ~って精子が出てくるんだよ❤
 真くんとの赤ちゃんの元がね❤」
「ま、真との赤ちゃん……」
 
 夏葉の言葉を聞いて、何かを想像したであろう愛衣が顔を赤く染める。
 
「あっ! 愛衣ちゃん、今真くんとの子供の事考えたでしょ!」
「うん……。真と結婚したら、どうなるかなって……」
「あたしは、子供は三人ぐらい欲しいかな❤ 男の子二人と女の子一人!」
「あたしは一人づつで良いかな……」
 
 何故か俺の目の前で、俺の将来設計が決まっていた。
 
 何か色々早くない……? いや、そんな事より!
 
「じゃあそろそろ、始めよっか!」
「う、うん……」
 
 夏葉はそう言って、愛衣を促す。
 それに従うかのように、愛衣は俺のチンコに顔を近付けた。
  
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