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26話目 前衛後衛
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「これルディ君が作ったの!?いいじゃないか!!」
俺が飾りつけたリオル様の祭壇にノーマンさんが食い付きリオル様は頭を抱えていたが、やはりメンバーみんなリオル様を慕っているのに間違いはなかった。ヤスさんと過ごしたリオル様を語り合う数年の楽しかった思い出が蘇る。
「ですよね!!自分でも渾身の出来だと思ってます!!特にこのホーンタンクライノ切り裂いた時の姿がお気に入りです」
いくつも作ってきたリオル様像の中でも特にお気に入りの物を持ち上げた。
「いいねいいね!!他のギルドみたいにうちもグッズ販売しようと何度もリオルさんに進言してるんだけどさ……」
「グッズ!!いいですね!!絶対買います!!」
人気のギルドは商店と契約してギルドマークやギルドロゴのついた装備品や、人形などを販売している。○○モデル……みたいに、人気の配信冒険者の武器を模した物も売られている。ルーウェンとして生きていた時にはなかったが、それらを買うことで推しのギルドも潤い、常に応援の気持ちを形に表せる……いい時代になったなと思っていたのだが、銀月の迷い猫はグッズ販売を一切していなかった。
「……必要ない」
目を細めてノーマンを睨むような表情はグッズ販売をする気は本当に微塵もこれっぽちもなさそうだ。グッズは欲しいがリオル様が必要ないと言うなら諦めて、個人で楽しむ範囲にしておこう。でもギルドの拠点にギルドマスターの像があるぐらいはいいよね?
「ほら……この調子なんだわ。ユマはアイドル配信のトップ目指してるんだから自分のグッズ欲しいだろ?」
「ギルドマスターを差し置いて自分のグッズなんて出せないでしょ。人気は大事だけど私は銀月のメンバーなんだからギルドマスターの意向に従うわよ……それより早く食べようよ!!せっかくのお肉が冷めちゃう!!」
皿に保温機能があるから冷めたりはしないが、確かに食事の時間に行儀悪かったな。
「はいはい、食い意地アイドルさん。それじゃあいただこうかな」
ノーマンさんも席についたところで皆が手を合わせた。
決まりでもなんでもないのに、こうしてみんなが集まった時には先に食べ始めたりする者もおらずに皆を待って『いただきます』をする姿はとてもいいギルドだなと思うよ。
「これ……地灼竜の肉なんですよね」
ごくりと誰かが唾を飲み込む音が聞こえる。
「そんなにクセの強い肉じゃないので大丈夫ですよ」
種類によっては竜種の肉はかなりクセの強い肉もある。カースゾンビドラゴンの肉は毒と臭み抜きを丁寧にしても臭みが強くて俺は苦手だ。リオル様は地灼竜を食べ慣れてるだけあって戸惑いなく一口大にナイフで切ったハンバーグを口へ運んだ……。
「美味いな……懐かしい味だ」
少し微笑んでくれた?それとも俺の強い願望が幻を見せた?ナディルに確認してみようかと思ったが、ナディルはナイフとフォークを握りしめてずっとハンバーグを睨んでいる。
「美味しいっ!!何これ、こんなハンバーグ初めて食べたよ!!ね、ね!?ルディくんこの中からとろっと溢れてくる濃厚なソース何!?」
熱せられた肝が溶けてソースのようになってはいるが、ユマは肝は初めてか。
地灼竜の肝はほとんどがエリクサーの原料のために王宮薬学研究所に回されて食材として消費されることはほとんどないからそれも当たり前なのかもしれない。
「それはソースじゃなくて地灼竜の肝です。滅多に市場に出回らないから狩った者だけが楽しめる特典ですよね。地灼竜に会えて本当に運がよかったですよ。生命力と魔力の含有量が他の部位とは桁違いなんで食べるだけで活力が湧いてきますよ」
「んぐっ!!」
大きめの一口を口にしたユマが急に咽せる。流石に大きすぎたのだろう。そっと水を差し出しておいた。
「き……き、き、き、きもぉっ!?」
「毒じゃないから大丈夫ですよ。ほら、リオル様だって問題なく食べてくれてるじゃないですか」
「ああ、うまい……ユマ、いまさらだ。黙って食べろ」
リオル様の言葉にユマだけじゃなく手が止まっていたみんなも食事を再開させた。一言で皆を動かすなんて流石ですリオル様!!あの無邪気にやんちゃで甘えん坊だったリオル様がこんなに立派に成長なされているなんて……リナが見たら喜ぶだろうなぁ。あの二人は妙に勘がいいから……会うのは怖い。バレてもリナならいいが、マサカズは……バカだからな。隠し事ができない。絶対リオル様にバレる。
「地灼竜食べたいって言ったの俺ですけどね……まさか肝を食べる日が来るなんて……てっきり売るもんだと思ってました」
ナディルの顔色が少し悪い?苦手な味だったろうか?
「美味しいのに売るなんてもったいなくないですか?」
「もったいないですか……この肝を売れば我が拠点が3棟は買えるんですけどね」
向かいに座るリオル様の横でフィラノーラが微笑んだ。柔らかく笑顔で接してくれるけど俺が今一番気を引き締めなければいけない相手だ。ゼノスは明らかな警戒を向けてきているが、俺のことを一番警戒しているのはフィラノーラだ。リオル様の補佐として、銀月の迷い猫の副ギルドマスターとして必要な警戒心だと思うので、俺もフィラノーラの前では特に行儀よく過ごそうと意識をしている。
「このステーキなに!?塩と胡椒だけだよね?美味しいな、マイカ!!」
「口の中で溶けていくように柔らかっ!!口の中に脂の甘さが広がってくるよ、アルカ!!」
マイカとアルカは顔を見合わせて笑ってくれている。この二人は本当に仲が良い。兄弟というわけではないけれど同じ村に生まれてずっと一緒に育ってきたんだったか?配信の中でも二人はいつも共に行動している。ずっと一緒に側にいて共に冒険者として生きているなんて……なんて、なんて羨ましいのだろう。そして微笑ましい。
そんな二人の姿を見ているとふとした疑問が蘇ってナディルに尋ねてみた。
「こういうのを『アルマイ』っていうんですか?」
二人が配信で活躍している時や二人が並んで休んでいたりすると、よくチャットに『アルマイ』という言葉が出てきていた。ファンの中で決められたそういう掛け声なのかと思ってヤスさんにも聞いてみたが「俺にはよくわからんな」とヤスさんも知らないようだった。『アルマイ』だけではなく『ノーガイ』とか……『リオフィラ』や『フィラリオ』とかその決まりがよくわからなかった。
ナディルに至っては『ナディル総受け』と呼ばれていた。受けって?
「あ……あはは……そんな無垢な目で聞かれるとなぁ……まあ、視聴者さんたちが勝手に言ってる呼び名みたいなもん……この連携がいいとか?俺達はほら、誰と誰が組んでも問題なく行動できるようにしてる訳だからさ、俺たち自身はあんまり使わない方がいい言葉って言っておこうかな?」
連携の話か。
視聴者さんの好みの連携プレーがあるってことかな。
『リオフィラ』と『フィラリオ』の違いは前衛と後衛?もっと聞きたかったが使わない方がいいと言われたらもう聞けない。試験の時にずっと『リオフィラ』と呟いていた女性が早々に脱落させられたのはそのせいかもしれないし。
昔『リオルー』と呼ばれていたのは俺とぼっちゃんの連携を誉めてくれていたんだ。
いつかまた……今度は『リオルディ』と視聴者さんから求められるぐらいにリオル様を後方支援ができたらいいな。
俺が飾りつけたリオル様の祭壇にノーマンさんが食い付きリオル様は頭を抱えていたが、やはりメンバーみんなリオル様を慕っているのに間違いはなかった。ヤスさんと過ごしたリオル様を語り合う数年の楽しかった思い出が蘇る。
「ですよね!!自分でも渾身の出来だと思ってます!!特にこのホーンタンクライノ切り裂いた時の姿がお気に入りです」
いくつも作ってきたリオル様像の中でも特にお気に入りの物を持ち上げた。
「いいねいいね!!他のギルドみたいにうちもグッズ販売しようと何度もリオルさんに進言してるんだけどさ……」
「グッズ!!いいですね!!絶対買います!!」
人気のギルドは商店と契約してギルドマークやギルドロゴのついた装備品や、人形などを販売している。○○モデル……みたいに、人気の配信冒険者の武器を模した物も売られている。ルーウェンとして生きていた時にはなかったが、それらを買うことで推しのギルドも潤い、常に応援の気持ちを形に表せる……いい時代になったなと思っていたのだが、銀月の迷い猫はグッズ販売を一切していなかった。
「……必要ない」
目を細めてノーマンを睨むような表情はグッズ販売をする気は本当に微塵もこれっぽちもなさそうだ。グッズは欲しいがリオル様が必要ないと言うなら諦めて、個人で楽しむ範囲にしておこう。でもギルドの拠点にギルドマスターの像があるぐらいはいいよね?
「ほら……この調子なんだわ。ユマはアイドル配信のトップ目指してるんだから自分のグッズ欲しいだろ?」
「ギルドマスターを差し置いて自分のグッズなんて出せないでしょ。人気は大事だけど私は銀月のメンバーなんだからギルドマスターの意向に従うわよ……それより早く食べようよ!!せっかくのお肉が冷めちゃう!!」
皿に保温機能があるから冷めたりはしないが、確かに食事の時間に行儀悪かったな。
「はいはい、食い意地アイドルさん。それじゃあいただこうかな」
ノーマンさんも席についたところで皆が手を合わせた。
決まりでもなんでもないのに、こうしてみんなが集まった時には先に食べ始めたりする者もおらずに皆を待って『いただきます』をする姿はとてもいいギルドだなと思うよ。
「これ……地灼竜の肉なんですよね」
ごくりと誰かが唾を飲み込む音が聞こえる。
「そんなにクセの強い肉じゃないので大丈夫ですよ」
種類によっては竜種の肉はかなりクセの強い肉もある。カースゾンビドラゴンの肉は毒と臭み抜きを丁寧にしても臭みが強くて俺は苦手だ。リオル様は地灼竜を食べ慣れてるだけあって戸惑いなく一口大にナイフで切ったハンバーグを口へ運んだ……。
「美味いな……懐かしい味だ」
少し微笑んでくれた?それとも俺の強い願望が幻を見せた?ナディルに確認してみようかと思ったが、ナディルはナイフとフォークを握りしめてずっとハンバーグを睨んでいる。
「美味しいっ!!何これ、こんなハンバーグ初めて食べたよ!!ね、ね!?ルディくんこの中からとろっと溢れてくる濃厚なソース何!?」
熱せられた肝が溶けてソースのようになってはいるが、ユマは肝は初めてか。
地灼竜の肝はほとんどがエリクサーの原料のために王宮薬学研究所に回されて食材として消費されることはほとんどないからそれも当たり前なのかもしれない。
「それはソースじゃなくて地灼竜の肝です。滅多に市場に出回らないから狩った者だけが楽しめる特典ですよね。地灼竜に会えて本当に運がよかったですよ。生命力と魔力の含有量が他の部位とは桁違いなんで食べるだけで活力が湧いてきますよ」
「んぐっ!!」
大きめの一口を口にしたユマが急に咽せる。流石に大きすぎたのだろう。そっと水を差し出しておいた。
「き……き、き、き、きもぉっ!?」
「毒じゃないから大丈夫ですよ。ほら、リオル様だって問題なく食べてくれてるじゃないですか」
「ああ、うまい……ユマ、いまさらだ。黙って食べろ」
リオル様の言葉にユマだけじゃなく手が止まっていたみんなも食事を再開させた。一言で皆を動かすなんて流石ですリオル様!!あの無邪気にやんちゃで甘えん坊だったリオル様がこんなに立派に成長なされているなんて……リナが見たら喜ぶだろうなぁ。あの二人は妙に勘がいいから……会うのは怖い。バレてもリナならいいが、マサカズは……バカだからな。隠し事ができない。絶対リオル様にバレる。
「地灼竜食べたいって言ったの俺ですけどね……まさか肝を食べる日が来るなんて……てっきり売るもんだと思ってました」
ナディルの顔色が少し悪い?苦手な味だったろうか?
「美味しいのに売るなんてもったいなくないですか?」
「もったいないですか……この肝を売れば我が拠点が3棟は買えるんですけどね」
向かいに座るリオル様の横でフィラノーラが微笑んだ。柔らかく笑顔で接してくれるけど俺が今一番気を引き締めなければいけない相手だ。ゼノスは明らかな警戒を向けてきているが、俺のことを一番警戒しているのはフィラノーラだ。リオル様の補佐として、銀月の迷い猫の副ギルドマスターとして必要な警戒心だと思うので、俺もフィラノーラの前では特に行儀よく過ごそうと意識をしている。
「このステーキなに!?塩と胡椒だけだよね?美味しいな、マイカ!!」
「口の中で溶けていくように柔らかっ!!口の中に脂の甘さが広がってくるよ、アルカ!!」
マイカとアルカは顔を見合わせて笑ってくれている。この二人は本当に仲が良い。兄弟というわけではないけれど同じ村に生まれてずっと一緒に育ってきたんだったか?配信の中でも二人はいつも共に行動している。ずっと一緒に側にいて共に冒険者として生きているなんて……なんて、なんて羨ましいのだろう。そして微笑ましい。
そんな二人の姿を見ているとふとした疑問が蘇ってナディルに尋ねてみた。
「こういうのを『アルマイ』っていうんですか?」
二人が配信で活躍している時や二人が並んで休んでいたりすると、よくチャットに『アルマイ』という言葉が出てきていた。ファンの中で決められたそういう掛け声なのかと思ってヤスさんにも聞いてみたが「俺にはよくわからんな」とヤスさんも知らないようだった。『アルマイ』だけではなく『ノーガイ』とか……『リオフィラ』や『フィラリオ』とかその決まりがよくわからなかった。
ナディルに至っては『ナディル総受け』と呼ばれていた。受けって?
「あ……あはは……そんな無垢な目で聞かれるとなぁ……まあ、視聴者さんたちが勝手に言ってる呼び名みたいなもん……この連携がいいとか?俺達はほら、誰と誰が組んでも問題なく行動できるようにしてる訳だからさ、俺たち自身はあんまり使わない方がいい言葉って言っておこうかな?」
連携の話か。
視聴者さんの好みの連携プレーがあるってことかな。
『リオフィラ』と『フィラリオ』の違いは前衛と後衛?もっと聞きたかったが使わない方がいいと言われたらもう聞けない。試験の時にずっと『リオフィラ』と呟いていた女性が早々に脱落させられたのはそのせいかもしれないし。
昔『リオルー』と呼ばれていたのは俺とぼっちゃんの連携を誉めてくれていたんだ。
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