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第2夜 鉱山探索《こうざんたんさく》
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どんどん、どんどん進んでる。
ここは何処だろ地下の世界。トロッコに乗って走ってる。箱の形の乗りものだ。
ここは何処だろ、君を乗せて進んでる。まわりは土のトンネルだ。どこまで続くのこのトンネル。風をきってゴトゴト走って、だけど乗り心地は悪くない。
このトロッコの端っこ、食べられるよ。
ちぎってごらん。パクっと食べるとどんな味?
だけど、なんだか湿ってる?そらそうさ。土の中は湿気が多いからね。
だけどこれじゃあ、背中の羽の意味がない。飛ぶ必要がないんだもの。
─そんなことはないさ。
いつの間にかおじさんも乗っていた。三角帽子をかぶってる。片手にランタン持っている。そうか、灯りがあるからトンネルの中でも見えたんだね。役にたつおじさんだ。
たけど、ここでは飛ぶ必要がなさそうだ。
─もうすぐ必要になるよ、前を見て。
トンネルの先がなくなっちゃった。
線路が途切れちゃってるどうしよう。
心配しなくて大丈夫。途切れてないよ、下に沿って続いてる。少し崖を下るだけさ。重力のせいで急降下。だけど、君は宙に浮く。落ちる前に宙に浮く。
そうか、ここで羽が必要だったんだ!
羽は体の一部だから、すっかり使いこなせてる。なんにも怖くはなかったね。
─下で待ってるよー。
トロッコとおじさんまっ逆さまに落ちていく。あっと言う間に下に着く。おじさんはよゆうみたいだ、凄いなあ。
あれれ、ちょっとずつ周りが暗くなっている。
そういやおじさんが灯りをもってたんだった!仕方ないから下へ飛ぼう。待って待って、まってー!
はあはあはあ、追い付いた!
おじさんは土の壁を掘っていた。先の尖ったハンマーみたいな道具で掘っていた。
おじさんここで何しているの?
─ここで特別な鉱物を採掘しているんだよ。
さいくつ?この道具で石を掘りだすってこと。おじさんは鉱夫っていうプロの人。
特別なこうぶつって?
─君が使った"飛行の砂"さ。
どうやら飛行の砂に関係があるみたい。
土の洞窟の中にはね、壁にロウソクが並んでる。おじさんが、ランタンの灯りを分けていく。ロウソクの1つ1つに灯してく。だいぶ明るくなったなあ。
─ここは鉱山の一角なんだよ。
ほら見てごらん。壁の土を手で払うと出てきたよ。透明だけど金色の石。これは手にもつと溶けちゃう水晶。それってただの氷じゃないの?どうだろうね。
他にも色々あるみたい。こっちの石は青色にミルクを入れたみたいな波模様。こっちはウニみたいにトゲトゲしてる。恐竜の卵みたいなのもある。
ああ、それは石じゃなくてほんとの卵なんだ。ややこしい。
それよりこれは何の石?
─飛行の砂の材料さ。これを砕いて砂にする。
そうそう君を呼んだのは、ここで材料を採ってきてもらうため。
使ったものは補充しなきゃ無くなっちゃうからね。そんなの聞いてない?
だけど、使ったら足さないと次使う人が困るって誰かが言ってた。誰だったかは知らないけど。それがルール。
仕方ないから分けて貰おう、ここの石。
飛行の砂になる石はどれだろうね。
─ここにある石全部だよ。
それじゃあ、僕のカバンに入れていこう。入れたら勝手に砂になってて便利だよ。それじゃあ、他のものが入れられない?そんなこと、考えたこともなかったなあ。
それじゃあ、見つけたじゅんばんに入れていこう。好きなやつから入れていこう。
マーブル模様もハート型もペラペラの昆布の形のもみつかった。
色んな石をみつけてるうちに、段々眩しくなってきた。
そろそろ出口に来ちゃったみたい。
それじゃあ、僕のカバン渡しておくね。
そのカバンと君の羽があれば、どこに行っても平気だよ!
それじゃあ、また後でね。
行ってらっしゃい→
ここは何処だろ地下の世界。トロッコに乗って走ってる。箱の形の乗りものだ。
ここは何処だろ、君を乗せて進んでる。まわりは土のトンネルだ。どこまで続くのこのトンネル。風をきってゴトゴト走って、だけど乗り心地は悪くない。
このトロッコの端っこ、食べられるよ。
ちぎってごらん。パクっと食べるとどんな味?
だけど、なんだか湿ってる?そらそうさ。土の中は湿気が多いからね。
だけどこれじゃあ、背中の羽の意味がない。飛ぶ必要がないんだもの。
─そんなことはないさ。
いつの間にかおじさんも乗っていた。三角帽子をかぶってる。片手にランタン持っている。そうか、灯りがあるからトンネルの中でも見えたんだね。役にたつおじさんだ。
たけど、ここでは飛ぶ必要がなさそうだ。
─もうすぐ必要になるよ、前を見て。
トンネルの先がなくなっちゃった。
線路が途切れちゃってるどうしよう。
心配しなくて大丈夫。途切れてないよ、下に沿って続いてる。少し崖を下るだけさ。重力のせいで急降下。だけど、君は宙に浮く。落ちる前に宙に浮く。
そうか、ここで羽が必要だったんだ!
羽は体の一部だから、すっかり使いこなせてる。なんにも怖くはなかったね。
─下で待ってるよー。
トロッコとおじさんまっ逆さまに落ちていく。あっと言う間に下に着く。おじさんはよゆうみたいだ、凄いなあ。
あれれ、ちょっとずつ周りが暗くなっている。
そういやおじさんが灯りをもってたんだった!仕方ないから下へ飛ぼう。待って待って、まってー!
はあはあはあ、追い付いた!
おじさんは土の壁を掘っていた。先の尖ったハンマーみたいな道具で掘っていた。
おじさんここで何しているの?
─ここで特別な鉱物を採掘しているんだよ。
さいくつ?この道具で石を掘りだすってこと。おじさんは鉱夫っていうプロの人。
特別なこうぶつって?
─君が使った"飛行の砂"さ。
どうやら飛行の砂に関係があるみたい。
土の洞窟の中にはね、壁にロウソクが並んでる。おじさんが、ランタンの灯りを分けていく。ロウソクの1つ1つに灯してく。だいぶ明るくなったなあ。
─ここは鉱山の一角なんだよ。
ほら見てごらん。壁の土を手で払うと出てきたよ。透明だけど金色の石。これは手にもつと溶けちゃう水晶。それってただの氷じゃないの?どうだろうね。
他にも色々あるみたい。こっちの石は青色にミルクを入れたみたいな波模様。こっちはウニみたいにトゲトゲしてる。恐竜の卵みたいなのもある。
ああ、それは石じゃなくてほんとの卵なんだ。ややこしい。
それよりこれは何の石?
─飛行の砂の材料さ。これを砕いて砂にする。
そうそう君を呼んだのは、ここで材料を採ってきてもらうため。
使ったものは補充しなきゃ無くなっちゃうからね。そんなの聞いてない?
だけど、使ったら足さないと次使う人が困るって誰かが言ってた。誰だったかは知らないけど。それがルール。
仕方ないから分けて貰おう、ここの石。
飛行の砂になる石はどれだろうね。
─ここにある石全部だよ。
それじゃあ、僕のカバンに入れていこう。入れたら勝手に砂になってて便利だよ。それじゃあ、他のものが入れられない?そんなこと、考えたこともなかったなあ。
それじゃあ、見つけたじゅんばんに入れていこう。好きなやつから入れていこう。
マーブル模様もハート型もペラペラの昆布の形のもみつかった。
色んな石をみつけてるうちに、段々眩しくなってきた。
そろそろ出口に来ちゃったみたい。
それじゃあ、僕のカバン渡しておくね。
そのカバンと君の羽があれば、どこに行っても平気だよ!
それじゃあ、また後でね。
行ってらっしゃい→
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