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第1章
あの夜
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休憩を取りながら街道4号線を行く。もう飽きてきた。転移をしたい。
「次の集落まで行くんだろ?ロゼがそうしようと言い出したんだろう。我慢しろ」
元貴族のくせに我慢強い。伸びがしたい。2人用の椅子でカーテンで仕切っている為、外からは見えない。見えないのをいいことにちょっと浮いて見る。それをバルが引っ張って慌てて戻す。その繰り返しでやっと、集落に着いた。
時刻は昼3の音だ。それぞれ各宿に散っていく。
「おまえ、いい加減にしろよ!浮くな!」
「だって伸びがしたくて、あ~乗っているだけで疲れるな」
ストレッチを始めるロゼ
「おまえ、自由だな!浮けるほど魔力もすごいことなんだぞ。警戒心がなさすぎる。あんな所誰かに見られたどうする!」
「そうだな。ごめん。今度から気を付ける。そんなことより宿どうする?」
「どーでもいいんだな?いいよ、もう。奥の方がちょっといい宿になっている。少し歩こう」
呆れるバルだったが、確かに長い駅馬車は苦手だ。もう乗りたくない。
バルといると楽しい。ついつい甘えてしまう。ちょっと怒られるのもたまにはいい。でもまだ成人していないのだ気を緩めてはいけない。
宿を決め、部屋はファミリー用だ。2部屋とリビングが付いている。北門のホテルの部屋とは大違いだがいい宿だ。宿で夕食を取り、宿の近くに浴場があるので2人で向かう。ロゼは湯浴みと言えばレイジュ様の所に行っていたので、この国の浴場に行ったことがなかった。ちょっと楽しみに浴場に向かう。一回3ベニーだ。広いバスタブがあるのかと思ったが入る前にバルから薄いブラウスを渡された。裸で入るわけではなく白い薄いブラウスに着替え、溜まっている湯を体にかける。その溜まっている所に入るという事はしないようだ。岩を積み重ね深いバスタブの様な物を作っているのだが、誰も入っていない。鉄の桶で体に湯をかけるだけ。
入ったら気持ちがいいのに…
浴場の入り口に戻るとバルが待っていた。
「近いから、先に戻っていてよかったのに…」
すいぶん待たしてしまったようだ。
「女の子を一人に出来ないだろう?」
どっちがタラシなのだ。
宿に戻りリビングでゆったりしていると、バルがお酒を持ってきた。甘いチェリー酒だ。キレイなグラスに赤い果汁を入れていく。甘い香りがする。
一口飲むとほっとした。
ロゼは気になることがあった。
バルはあの夜「明日一緒に北門まで行かないか?」なぜ承諾したのだろう。
あの夜
「は?どこに?なんでだ?」
「ん~なんでかな、…ルキが気にしている。でも本当に誰かと一緒に王都とか無理だし」
「…俺はいいのか」
ちょっとうれしそうだ
「だって叔父だろ?それに私のあれこれよくを知っているし、なんなら出生も知っている」
今更、気を遣わない
少しは気を遣え
こんな会話が楽しい。
「俺も一般人になった。世間に合わせないといけない。貯えはあるが仕事をしなければならないだろうな。でもなにも出来ない。だからロゼと一緒に少し旅をして世間をしろうと思ったんだ。そしたら思った以上おまえの方が世間知らずだな!」
「あはははは、私は下町育ちだぞ。しかも親から育児放棄された。金持ちの世間なんか知らないよ。一般庶民の家庭環境も知らない。スズカさえ作って貰えなかったんだから」
大きな声で笑うロゼ
冗談が話せる相手、友達のような間柄、血も繋がっていないのに叔父だという人、100枚の金貨を奪ったのに一緒に旅をし、ちょっと説教をする。
こんな事を言える相手は今まで作って来なかった。誰も信用しないし、どうでもよかった。ロゼは言葉に出して愚痴を他人に言うことは今までなかったのだ。
ちょっと酔っていたのかもしれない。言葉を出したことで涙が出た。
ポロポロ ポロポロ
今まで泣いたことはなかったな。気持ち悪い子供だったことだろう。
ポロポロ ポロポロ
止まらない
バルは何も言わず静かに胸を貸してくれた。惚れてまうやろ~と思いながら素直に胸を借りた。
辛かった。おばさんだから平気だの、精霊がいるから楽勝だの、そんなのは強がりだ。そう思わないと壊れていた。
あとで知ったが、教会や孤児院などに逃げ込めばよかったんだよね。
全然頭になかった。あのアミという女の子の時に気が付いた。一人で生きなきゃとか思っていた。独りよがりだ。
スズカを作るときも嘘をつかず正直に作っていないと言えていればよかったのだ。もっとこの国の人に頼ればよかった。そうすれば誰かが手を差し伸べてくれたかもしれない。
嘘に嘘を重ねた。何年長く生きていようと私はバカだ。
「…母親と会って見るか?」
泣き疲れて気が付けば朝になっていた。
バルは一晩中、抱き留めてくれていたようだ。疲れただろうに…。
宿にはそのまま次の日も泊めることにした。
バルも寝ていない。移動する気になれなかった。
朝食を食べ終わって、部屋に戻ったときに言われた。
母親、そうだった。私には母親がどこかで生きている。現公爵夫人らしい。
会いたい。でも政治目的でも、ひどい母親でもいいと思ったが、拒否られるかもと思うとやはり怖かった。
「会うだけだ、政略結婚とか一緒に住むとかない。いや、一緒に住みたいのならそれでもいい」
まだ、決心が付かない。成人してからと言ったのは逃げていただけだ。
「冬の間に決めればいい。別にいつでもいいし…」
「ありがとう。泣いて少しすっきりした。母親のことはまだ決心が付かない」
エトに悩むなとか偉そうなことを言っておいて自分のことはブレブレだな
「明日、転移をしよう。今日はバルもちゃんと寝てくれ」
「わかった」
身体が重い。温泉に入りたい。
バルは転移先にいつも使っていた王都近くの馴染みの宿に向かうつもりでいた。
「その前にちょっと付き合ってくれない?」
とロゼに言われた。
「次の集落まで行くんだろ?ロゼがそうしようと言い出したんだろう。我慢しろ」
元貴族のくせに我慢強い。伸びがしたい。2人用の椅子でカーテンで仕切っている為、外からは見えない。見えないのをいいことにちょっと浮いて見る。それをバルが引っ張って慌てて戻す。その繰り返しでやっと、集落に着いた。
時刻は昼3の音だ。それぞれ各宿に散っていく。
「おまえ、いい加減にしろよ!浮くな!」
「だって伸びがしたくて、あ~乗っているだけで疲れるな」
ストレッチを始めるロゼ
「おまえ、自由だな!浮けるほど魔力もすごいことなんだぞ。警戒心がなさすぎる。あんな所誰かに見られたどうする!」
「そうだな。ごめん。今度から気を付ける。そんなことより宿どうする?」
「どーでもいいんだな?いいよ、もう。奥の方がちょっといい宿になっている。少し歩こう」
呆れるバルだったが、確かに長い駅馬車は苦手だ。もう乗りたくない。
バルといると楽しい。ついつい甘えてしまう。ちょっと怒られるのもたまにはいい。でもまだ成人していないのだ気を緩めてはいけない。
宿を決め、部屋はファミリー用だ。2部屋とリビングが付いている。北門のホテルの部屋とは大違いだがいい宿だ。宿で夕食を取り、宿の近くに浴場があるので2人で向かう。ロゼは湯浴みと言えばレイジュ様の所に行っていたので、この国の浴場に行ったことがなかった。ちょっと楽しみに浴場に向かう。一回3ベニーだ。広いバスタブがあるのかと思ったが入る前にバルから薄いブラウスを渡された。裸で入るわけではなく白い薄いブラウスに着替え、溜まっている湯を体にかける。その溜まっている所に入るという事はしないようだ。岩を積み重ね深いバスタブの様な物を作っているのだが、誰も入っていない。鉄の桶で体に湯をかけるだけ。
入ったら気持ちがいいのに…
浴場の入り口に戻るとバルが待っていた。
「近いから、先に戻っていてよかったのに…」
すいぶん待たしてしまったようだ。
「女の子を一人に出来ないだろう?」
どっちがタラシなのだ。
宿に戻りリビングでゆったりしていると、バルがお酒を持ってきた。甘いチェリー酒だ。キレイなグラスに赤い果汁を入れていく。甘い香りがする。
一口飲むとほっとした。
ロゼは気になることがあった。
バルはあの夜「明日一緒に北門まで行かないか?」なぜ承諾したのだろう。
あの夜
「は?どこに?なんでだ?」
「ん~なんでかな、…ルキが気にしている。でも本当に誰かと一緒に王都とか無理だし」
「…俺はいいのか」
ちょっとうれしそうだ
「だって叔父だろ?それに私のあれこれよくを知っているし、なんなら出生も知っている」
今更、気を遣わない
少しは気を遣え
こんな会話が楽しい。
「俺も一般人になった。世間に合わせないといけない。貯えはあるが仕事をしなければならないだろうな。でもなにも出来ない。だからロゼと一緒に少し旅をして世間をしろうと思ったんだ。そしたら思った以上おまえの方が世間知らずだな!」
「あはははは、私は下町育ちだぞ。しかも親から育児放棄された。金持ちの世間なんか知らないよ。一般庶民の家庭環境も知らない。スズカさえ作って貰えなかったんだから」
大きな声で笑うロゼ
冗談が話せる相手、友達のような間柄、血も繋がっていないのに叔父だという人、100枚の金貨を奪ったのに一緒に旅をし、ちょっと説教をする。
こんな事を言える相手は今まで作って来なかった。誰も信用しないし、どうでもよかった。ロゼは言葉に出して愚痴を他人に言うことは今までなかったのだ。
ちょっと酔っていたのかもしれない。言葉を出したことで涙が出た。
ポロポロ ポロポロ
今まで泣いたことはなかったな。気持ち悪い子供だったことだろう。
ポロポロ ポロポロ
止まらない
バルは何も言わず静かに胸を貸してくれた。惚れてまうやろ~と思いながら素直に胸を借りた。
辛かった。おばさんだから平気だの、精霊がいるから楽勝だの、そんなのは強がりだ。そう思わないと壊れていた。
あとで知ったが、教会や孤児院などに逃げ込めばよかったんだよね。
全然頭になかった。あのアミという女の子の時に気が付いた。一人で生きなきゃとか思っていた。独りよがりだ。
スズカを作るときも嘘をつかず正直に作っていないと言えていればよかったのだ。もっとこの国の人に頼ればよかった。そうすれば誰かが手を差し伸べてくれたかもしれない。
嘘に嘘を重ねた。何年長く生きていようと私はバカだ。
「…母親と会って見るか?」
泣き疲れて気が付けば朝になっていた。
バルは一晩中、抱き留めてくれていたようだ。疲れただろうに…。
宿にはそのまま次の日も泊めることにした。
バルも寝ていない。移動する気になれなかった。
朝食を食べ終わって、部屋に戻ったときに言われた。
母親、そうだった。私には母親がどこかで生きている。現公爵夫人らしい。
会いたい。でも政治目的でも、ひどい母親でもいいと思ったが、拒否られるかもと思うとやはり怖かった。
「会うだけだ、政略結婚とか一緒に住むとかない。いや、一緒に住みたいのならそれでもいい」
まだ、決心が付かない。成人してからと言ったのは逃げていただけだ。
「冬の間に決めればいい。別にいつでもいいし…」
「ありがとう。泣いて少しすっきりした。母親のことはまだ決心が付かない」
エトに悩むなとか偉そうなことを言っておいて自分のことはブレブレだな
「明日、転移をしよう。今日はバルもちゃんと寝てくれ」
「わかった」
身体が重い。温泉に入りたい。
バルは転移先にいつも使っていた王都近くの馴染みの宿に向かうつもりでいた。
「その前にちょっと付き合ってくれない?」
とロゼに言われた。
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