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第2章
緑の男の話
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ジョセフは拘束され今までなにをしていたのか聞かれた。なぜこんなに取り締まりが厳しいのか理解出来ない。女の金を奪っただけなのに。
ジョセフはしぶしぶ質問に答える。
リタを愛していたから再婚しなかったのか?は?大きなお世話だろ!しかもなぜリタのことを知っている?フンっ美しい女ではあったがそれ以上でもそれ以下でもない。子供?子供に関しては血も繋がらないとしばらくして気が付いた。大人になったら妻にして存分にあの女の分まで利用してやろうと思っていたのだ。
リタが居た頃はなにか自分で稼いでいたらしく金があって、いい暮らしが出来ていた。金払いのいい女だった。しかし、あの女と暮らすようになってから次第に体調不良が続くようになっていた。食べても寝てもポーションを飲んでも治らない。あの女が毒でも飲ませているかとも疑った。
子供を追ってイージュレンに来たのか?いや、違う。自分の血が通ってもいない子供などもうどうでもよかった。王都まで遠いし広い見つけようとは思っていなかった。ただ女の同情を買うには子供が攫われたと言った方が都合がよかっただけだ。
ユロランからイージュレンに向かう途中、知らぬ女から声を掛けられた。自分は農場を親と営んでいるが、最近夫が病気で死んだ。うちで働かないかと、住み込みで働かせてもらっているうち男女の関係になった。それから数年ほどそこで暮らしたが、しばらくするとその女は緑の精霊付きの男と結婚をした。女は俺が緑の精霊付きだと思って声を掛けたようだ。しかし精霊なしだとわかってがっかりはしていたが、追い出されることはなく仕事を貰って女も抱けていい関係だった。しかし女に夫が出来て環境が変わった。お払い箱だ。ただ精霊なしと言うだけで。少しの金を貰ってイージュレンに来たのだ。
イージュレンに着いてまた娘捜しにと言って同情してもらおうとしたが、さすがに数年経っていたので変に思われた。しかしギルドのアパートを借りられたことでまた女が出来た。その女も捨てられたのだといい、すぐにいい関係になった。
その女が働いている宿屋の馬番がやめたと聞いたのでそこで働かせて貰うことが出来た。ちょうど、冒険者ギルドに登録した後だったのですぐに仕事に就けた。
女が離縁金をやっと払ってもらえたと喜んでいた。結婚資金にと預かった。金を見て集落に宿を営んでいる親の所に行こうと思ったのだ。結婚の報告に行こうとしたんだ。詐欺じゃない。金は移動に使った。もうない。アミの金を返せばいいんだろう?あんなはした金いつでも働いて返すよ。
は?リタが捕まった?子供を攫った罪で?リタの子供じゃなかったのか?でも俺には関係ないだろう?俺は知らん。え?なにどういうことだ?俺の魔力をリタが?金に換えていた?だから身体がだるかったのか…魔石にそんな値段が?じゃあ、その金は俺のだろう?どこにある?何アミに渡った?なんでだ!俺が被害者だろう!俺の魔力の魔石だろう!俺によこせ!
ジョセフは調書取りの時に暴れだした。ちょうどキースが居合わせた所、拳でぶん殴られてぶっ飛んだ。
本当は調書の間、隣の部屋でジョセフの話を聞いていたキースは、あまりの卑劣な言動に飛び出そうとしていた。同僚に羽交い絞めをされ止められていたが、ジョセフが暴れたことにより解放されたのだ。
キースは調書のことをリエに話したがリリスには伝えないでおこうと2人で決めた。そんな気持ち悪い報告はいらないだろうと思う。
「私にも殴らせてほしかったわ!」
リエも怒りが収まらず郊外の邸の庭にある岩を魔法でぶっ壊していた。
ジョセフは集落にある両親の宿に潜伏していた。金を奪ったくらい何年か過ぎたら忘れられると思ったのだそうだ。
集落はココイス3号のオズの宿。オレンジ屋根のこぢんまりした宿だ。そこの主人と女将こそがジョセフの両親だった。そうロゼが冬の間泊まっていた宿だ。
花屋をジョセフに任せて女将の両親がやっていた宿を継いだのだ。ジョセフは昔から女性にモテていたがなぜか結婚しようとしなかった。精霊なしだから自分をバカにしていると言っては見合いを断っていた。
そんな時に女将の親が倒れて夫婦で様子を見に行った。そのまま宿を継いだのだと言う。ジョセフは結婚こそしていなかったがもう独立してもいいような歳だった。あの花屋はオズの親から継いだもので息子に任せたのだと言う。
結婚して子供が出来ていたのは手紙で知っていた。そのうち遊びに行こうと思っていたが宿が忙しく好評で休めなかったのだと言う。。
ロゼはイージュレンといい、集落の宿といい2回もニアミスをしたことになる。
たくさんある集落の中からなんでジョセフの両親の家を選んだんだろう…可愛いお家だなって思っただけだったんだけど…。
しかしおじいとおばあだったわけか…もちろん血は繋がっていないが、生きていることも知らなかったな。優しそうな人たちだった。そういえば、息子の話も少ししていたな。…全然覚えてないけど、ちょっとうわの空ではあったな。色々あったあとだったし…
ジョセフは結局、結婚詐欺罪とした。金もアミに戻されているためこれ以上の拘束は出来ない。キースは反論したが子供の扱いや仕打ちは証拠がないの上、注意喚起しか出来ない。ユロランで被害届も出されているため戻される。ジョセフは10年の王都出入り禁止となった。
ジョセフはしぶしぶ質問に答える。
リタを愛していたから再婚しなかったのか?は?大きなお世話だろ!しかもなぜリタのことを知っている?フンっ美しい女ではあったがそれ以上でもそれ以下でもない。子供?子供に関しては血も繋がらないとしばらくして気が付いた。大人になったら妻にして存分にあの女の分まで利用してやろうと思っていたのだ。
リタが居た頃はなにか自分で稼いでいたらしく金があって、いい暮らしが出来ていた。金払いのいい女だった。しかし、あの女と暮らすようになってから次第に体調不良が続くようになっていた。食べても寝てもポーションを飲んでも治らない。あの女が毒でも飲ませているかとも疑った。
子供を追ってイージュレンに来たのか?いや、違う。自分の血が通ってもいない子供などもうどうでもよかった。王都まで遠いし広い見つけようとは思っていなかった。ただ女の同情を買うには子供が攫われたと言った方が都合がよかっただけだ。
ユロランからイージュレンに向かう途中、知らぬ女から声を掛けられた。自分は農場を親と営んでいるが、最近夫が病気で死んだ。うちで働かないかと、住み込みで働かせてもらっているうち男女の関係になった。それから数年ほどそこで暮らしたが、しばらくするとその女は緑の精霊付きの男と結婚をした。女は俺が緑の精霊付きだと思って声を掛けたようだ。しかし精霊なしだとわかってがっかりはしていたが、追い出されることはなく仕事を貰って女も抱けていい関係だった。しかし女に夫が出来て環境が変わった。お払い箱だ。ただ精霊なしと言うだけで。少しの金を貰ってイージュレンに来たのだ。
イージュレンに着いてまた娘捜しにと言って同情してもらおうとしたが、さすがに数年経っていたので変に思われた。しかしギルドのアパートを借りられたことでまた女が出来た。その女も捨てられたのだといい、すぐにいい関係になった。
その女が働いている宿屋の馬番がやめたと聞いたのでそこで働かせて貰うことが出来た。ちょうど、冒険者ギルドに登録した後だったのですぐに仕事に就けた。
女が離縁金をやっと払ってもらえたと喜んでいた。結婚資金にと預かった。金を見て集落に宿を営んでいる親の所に行こうと思ったのだ。結婚の報告に行こうとしたんだ。詐欺じゃない。金は移動に使った。もうない。アミの金を返せばいいんだろう?あんなはした金いつでも働いて返すよ。
は?リタが捕まった?子供を攫った罪で?リタの子供じゃなかったのか?でも俺には関係ないだろう?俺は知らん。え?なにどういうことだ?俺の魔力をリタが?金に換えていた?だから身体がだるかったのか…魔石にそんな値段が?じゃあ、その金は俺のだろう?どこにある?何アミに渡った?なんでだ!俺が被害者だろう!俺の魔力の魔石だろう!俺によこせ!
ジョセフは調書取りの時に暴れだした。ちょうどキースが居合わせた所、拳でぶん殴られてぶっ飛んだ。
本当は調書の間、隣の部屋でジョセフの話を聞いていたキースは、あまりの卑劣な言動に飛び出そうとしていた。同僚に羽交い絞めをされ止められていたが、ジョセフが暴れたことにより解放されたのだ。
キースは調書のことをリエに話したがリリスには伝えないでおこうと2人で決めた。そんな気持ち悪い報告はいらないだろうと思う。
「私にも殴らせてほしかったわ!」
リエも怒りが収まらず郊外の邸の庭にある岩を魔法でぶっ壊していた。
ジョセフは集落にある両親の宿に潜伏していた。金を奪ったくらい何年か過ぎたら忘れられると思ったのだそうだ。
集落はココイス3号のオズの宿。オレンジ屋根のこぢんまりした宿だ。そこの主人と女将こそがジョセフの両親だった。そうロゼが冬の間泊まっていた宿だ。
花屋をジョセフに任せて女将の両親がやっていた宿を継いだのだ。ジョセフは昔から女性にモテていたがなぜか結婚しようとしなかった。精霊なしだから自分をバカにしていると言っては見合いを断っていた。
そんな時に女将の親が倒れて夫婦で様子を見に行った。そのまま宿を継いだのだと言う。ジョセフは結婚こそしていなかったがもう独立してもいいような歳だった。あの花屋はオズの親から継いだもので息子に任せたのだと言う。
結婚して子供が出来ていたのは手紙で知っていた。そのうち遊びに行こうと思っていたが宿が忙しく好評で休めなかったのだと言う。。
ロゼはイージュレンといい、集落の宿といい2回もニアミスをしたことになる。
たくさんある集落の中からなんでジョセフの両親の家を選んだんだろう…可愛いお家だなって思っただけだったんだけど…。
しかしおじいとおばあだったわけか…もちろん血は繋がっていないが、生きていることも知らなかったな。優しそうな人たちだった。そういえば、息子の話も少ししていたな。…全然覚えてないけど、ちょっとうわの空ではあったな。色々あったあとだったし…
ジョセフは結局、結婚詐欺罪とした。金もアミに戻されているためこれ以上の拘束は出来ない。キースは反論したが子供の扱いや仕打ちは証拠がないの上、注意喚起しか出来ない。ユロランで被害届も出されているため戻される。ジョセフは10年の王都出入り禁止となった。
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